日本デジタル教科書学会発表予稿集
Online ISSN : 2432-6127
日本デジタル教科書学会第8回年次大会
選択された号の論文の61件中51~61を表示しています
2G-3A
2G-3B
2G-3C
  • 花田 経子
    セッションID: 2G-3C-1
    発行日: 2019年
    公開日: 2019/10/16
    会議録・要旨集 オープンアクセス

     教育活動におけるICTの利活用を促進し、子どもたちの情報活用能力を高めることが学習指導要領で求められている一方で、低年齢の子どもたちのスマートフォン所有率があがり、SNSをはじめとしたインターネットの利用が急増している。小学校や中学校の教育現場では、SNS利用の問題については、いじめ問題への対応が急務であるとして道徳教科の枠組みの中で実施されている。一方で、ICT機器の安全利用についての教育は総合的な学習の時間の中で、警察署や外部ベンダー企業に委託した安全講話の一環で実施していることが多い。本稿では、この安全講話を委託される側の警察(愛知県警察:サイバー犯罪対策課啓発係)からの依頼をもとに、小学校高学年向けの情報モラル用のすごろく型ゲームを共同開発した。この教材では、ゲーミフィケーションの要素を活かして教材導入のハードルを下げるとともに、子どもたちの話し合いを促す工夫を含め、教諭自身が指導案を作成しやすい工夫をいれている。

  • 齋藤 裕一
    セッションID: 2G-3C-2
    発行日: 2019年
    公開日: 2019/10/16
    会議録・要旨集 オープンアクセス

     新潟市には,研究組織として,70年の歴史を誇る「新潟市小学校教育研究協議会」が組織されている。市内の小学校の全教職員が,20ある教科・領域の研究部のいずれかに所属し,年9回の「市小研の日」において,主体的に研究に取り組んでいる。また,その成果を発表する場として,「研究発表会」を開催し,各研究部の取組を共有している。 齋藤が部長を務める情報教育部において,昨年度の研究発表会で,「子どもの学びを支える授業づくり~タブレットPCの活用を通して~」の研究主題のもと,4実践を発表した。どの実践も,教科のねらいに迫るべくタブレットPCが学習ツールとして効果的に活用することができ,「一つ進歩した道具として」「自然な存在として」「コミュニケーションツールとして」の役目があることが明らかになった。 今回,学習ツールとしてのタブレットPCの活用法を紹介すると共に,新潟市には,主体的に学ぶことができる研究組織の市小研があること,さらに,情報教育部が新潟市の情報教育をリードしていることも伝える。

  • 小野 功一郎
    セッションID: 2G-3C-3
    発行日: 2019年
    公開日: 2019/10/16
    会議録・要旨集 オープンアクセス

     プログラミングを通じて本当に教えるべきことは何なのか?どのように教えればよいのかを当研究のデジタル教科書でその指導方法を示す。プログラミング未経験の小学校教員が即座に小学校でプログラミング教育が行える、小学校教員であれば誰もが欲しいと思うデジタル教科書を開発提供する。

6/8研究会
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