[はじめに]要支援・軽度要介護高齢者におけるフレイルの有症率と要介護度に関係するフレイル項目を明らかすること.[対象と方法]通所リハビリテーション利用の要支援1・2,要介護1 の要介護高齢者68 名を対象に,基本チェックリストを用いたフレイル調査を行った.[結果]介護度の違いによるフレイルの有症率に差は認められなかったが,要介護度に関係するフレイル項目として,25 項目では3 項目,7 領域では2 領域が抽出された.[考察]要介護度に,日常生活と口腔機能がフレイル項目として関係している.[結論]要支援・軽度要介護高齢者において,要介護度と基本チェックリストによるフレイル項目の関係が示唆された.
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