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35,217件中 1-20の結果を表示しています
  • ―保育者間の話し合いを土台に―
    福﨑 淳子, 佐々木 恵美子, 清水 やす子, 鈴木 君栄, 佐々木 章江
    東京未来大学研究紀要
    2014年 7 巻 251-261
    発行日: 2014/03/21
    公開日: 2018/12/15
    ジャーナル フリー

     日々の保育実践を振り返りながら、保育者が記録した

    エピソード
    をもとに、保育者間で話し合うことによって新たに見えてくる子どもの姿を通して、子どもの心の世界を紐解きながら、子ども理解を深めていく過程を明らかにした。また、
    エピソード
    記録の継続的な取り組みにより、何気ない日常的な保育の積み重ねの重要性が検証されるとともに、
    エピソード
    記録の話し合いは、小グループごとの話し合いや園内交流保育を取り入れることにより、保育者間の共通理解がより深められることが認められた。さらに、意見交換の意義を保育者自身が自覚化しながら受け止めることで、次の保育実践に向けての課題を意識化し、保育の質をさらに高めていくための深い学びとなっていることが考察された。

  • 早瀬 満, 大谷 信夫
    CHEMOTHERAPY
    1986年 34 巻 Supplement4 号 580-583
    発行日: 1986/11/20
    公開日: 2011/08/04
    ジャーナル フリー
    Clavulanic acidとTicarcillinの合剤であるBRL 28500を呼吸器感染症7例8
    エピソード
    に投与したところ著効1
    エピソード
    , 有効2
    エピソード
    , やや有効2
    エピソード
    , 無効1
    エピソード
    , 判定不能2
    エピソード
    の臨床効果を得た。起炎菌はS. aureus 1, S. pneumoniae 2, H. influenzae 3, P. aeruginosa 1, 計7
    エピソード
    P. aeruginosaH. influenzae それぞれ1株以外は除菌しえた。副作用は1例もなく, 臨床検査値異常はS-GPT上昇3
    エピソード
    , 血小板減少・S-GPT上昇・BUN上昇・クレアチエン上昇を1
    エピソード
    と計4
    エピソード
    にみられたが, S-GPT上昇の1
    エピソード
    は本剤投与との因果関係が疑われたが, その程度は軽微で, 本剤投与中止で速やかに正常域に復した。残りの3
    エピソード
    はすべて基礎疾患のためと判断した。
  • *内城 裕希
    日本認知心理学会発表論文集
    2007年 2007 巻 p3-038
    発行日: 2007年
    公開日: 2007/10/01
    会議録・要旨集 フリー
    ある事象を考えないようにすると、その事象やそれに関連する事象がかえって頭に浮かぶという抑制の逆説的効果が注目を浴びている。本研究では、参加者自身が経験した
    エピソード
    に対して想起の抑制を求め、
    エピソード
    の数が逆説的効果の生起に影響を及ぼすかどうかを検討した。56人の参加者は、自分自身が経験した
    エピソード
    を1つ、あるいは3つ想起し、その後、
    エピソード
    の想起を抑制する、あるいは特別な教示がなされない条件にランダムに割り当てられた。
    エピソード
    の想起回数の合計を指標として分析した結果、抑制群は統制群の想起回数よりも多く、逆説的効果が生じたが、
    エピソード
    数による違いは見られなかった。また、3
    エピソード
    条件において、
    エピソード
    ごとの想起回数を指標として分析した結果、すべての
    エピソード
    において逆説的効果が生じた。これらの結果から、逆説的効果は
    エピソード
    の数にかかわらず生じる可能性が示唆された。
  • 早瀬 満, 大谷 信夫
    CHEMOTHERAPY
    1984年 32 巻 Supplement4 号 288-292
    発行日: 1984/06/25
    公開日: 2011/08/04
    ジャーナル フリー
    β-lactamase inhibitorであるSulbactam (以下SBT) と第3世代セフェム系抗生物質Cefoperazone (以下CPZ) の合剤Sulbactam/Cefoperazone (以下SBT/CPZ) を呼吸器感染症10例11
    エピソード
    に投与し, 有効10
    エピソード
    , やや有効1
    エピソード
    , 有効率91%の結果を得た。やや有効の1
    エピソード
    は, 両側胸膜癒着を基礎にもつ気道感染でCO2ナルコーシスを併発した例で, 種々の抗生物質投与でも軽快せず, 長期の本剤投与にて軽快傾向を示した重症例であった。
    11
    エピソード
    のうち起炎菌を断定し得たのは10
    エピソード
    で, Haeemophilus influemae7
    エピソード
    , Staphylococcus aureus2
    エピソード
    , Streptococcus pnenmoniae+Haemophilus influenzae 1
    エピソード
    であった。β-lactamase産生菌はS. amus2株, H. influenzae3株の計5株であった。本剤投与でS. aurens以外は除菌し得た。
    副作用としてはGOT, GPT上昇を2例認めたがごく軽微で, 本剤投与中止後速かに正常域に復した。
  • 三澤 信一, 津田 昌一郎, 谷脇 雅史, 堀池 重夫, 有山 由布子, 平川 浩一, 植田 豊, 兼子 裕人, 中尾 誠, 加嶋 敬, 中川 均, 藤井 浩, 大川原 康夫, 中井 浩之, 横田 昇平
    日本化学療法学会雑誌
    1995年 43 巻 11 号 1062-1068
    発行日: 1995/11/25
    公開日: 2011/08/04
    ジャーナル フリー
    造血器腫瘍の抗癌剤使用後における穎粒球減少時に腸管殺菌と感染予防をかねてciprofloxacin (CPFX) の内服を開始し, その後に発症した感染症に対してimipenem/cilastatin sodium (IPM/CS) を単独投与する初期治療を行い, 有効性と安全性を検討した。全体の有効率は80.9%(38/47
    エピソード
    ) で, 敗血症では62.5%(5/8
    エピソード
    ), 敗血症の疑いでは83.3%(30/36
    エピソード
    ) に有効性が認められた。本療法による治療期間中, 末梢血の顆粒球数100/μl未満が続く症例においても76.9%(10/13
    エピソード
    ) に有効であった。また, G-CSF併用群と非併用群における有効率はそれぞれ74.1%(20/27
    エピソード
    ) と90.0%(18/20
    エピソード
    ) で, 有意差はなかった。敗血症8
    エピソード
    を含む10
    エピソード
    から10株の細菌が分離され, 6
    エピソード
    に臨床効果がみられた。副作用, 臨床検査値異常は60
    エピソード
    中11
    エピソード
    (18.3%) に出現した。悪心, 堰吐, 食欲不振などの消化器症状が7
    エピソード
    (11.7%) に, 肝機能の一時的な上昇やタンパク尿が4
    エピソード
    (6.7%) にみられた。3
    エピソード
    でIPM/CSが中止, 1
    エピソード
    で他の抗菌薬に変更された。これらの成績からCPFXを先行予防投与し, IPM/CSを追加投与する初期治療は血液疾患における著明な顆粒球減少時の感染症に有用であることが示された。
  • 宍戸 春美, 永井 英明, 川上 健司, 山領 豪, 高野 智子, 林 孝二
    日本化学療法学会雑誌
    1995年 43 巻 Supplement4 号 267-270
    発行日: 1995/11/30
    公開日: 2011/08/04
    ジャーナル フリー
    注射用セフェム剤cefluprenam (CFLP) の臨床的有用性を呼吸器感染症16患者18
    エピソード
    において検討した。結果として感染症とは確定できなかった2
    エピソード
    と基礎疾患重篤のため除外された1
    エピソード
    を除く15
    エピソード
    での臨床効果は, 著効4
    エピソード
    (肺炎1例, 気管支拡張症1例, び慢性汎細気管支炎2例), 有効7
    エピソード
    (肺炎3例, 肺膿瘍1例, 気管支拡張症3例), 無効3
    エピソード
    (肺炎1例, 肺膿瘍1例, び慢性汎細気管支炎1例) および判定不能1
    エピソード
    (気管支拡張症) であった。細菌学的効果は消失7株 (Staphylococcus aureus1株, Streptococcus pneumoniae3株, Pseudomonas aeruginosa2株, Pseudomonas stutzeri1株), 不変3株 (Pseudomonas aeruginosa2株, Pseudomonas sp.1株) であった。副作用は発疹1例, 嘔気と下痢の併発1例であった。臨床検査値異常は認められなかった。
  • *豊田 弘司
    日本認知心理学会発表論文集
    2011年 2011 巻 P5-15
    発行日: 2011年
    公開日: 2011/10/02
    会議録・要旨集 フリー
     記銘語から想起される
    エピソード
    の情動価を評定させる方向づけ課題を用いた2つの実験を行い,
    エピソード
    の情動を処理する能力である情動知能の下位能力(情動の認識と理解,情動の表現と命名,情動の制御と調節)のいずれが偶発再生率を規定するのかを検討した。実験_I_では,過去の
    エピソード
    を想起させ,情動の認識と理解が,
    エピソード
    の情動価が中立の場合に再生率を規定する可能性の高いことが示された。実験_II_では,未来の
    エピソード
    を想起させ,情動価が不快である場合において,情動の認識と理解が再生率を規定していることが明らかになった。これらの結果は,
    エピソード
    の情動の強さが中程度の場合に,情動処理の個人差が反映されやすいこと,そして,情動知能の違いによって,記銘語に関する
    エピソード
    の情動の差異性が異なり,それが検索手がかりの有効性に反映される可能性を示した。
  • ―鯨岡峻と大宮勇雄の場合―
    安部 高太朗, 吉田 直哉
    敬心・研究ジャーナル
    2022年 6 巻 2 号 75-84
    発行日: 2022年
    公開日: 2023/01/25
    ジャーナル フリー

    本稿は、鯨岡峻の

    エピソード
    記述と大宮勇雄の学びの物語に着目し、保育記録が記録対象として何を残すのかを決める前提には、その記録論に固有の発達観があることを示す。
    エピソード
    記述の背景には、従来の保育記録が子どもの発達の能力面にのみ焦点化しており、子どもの発達における心の面が取り上げられてこなかった、という批判がある。それゆえ、
    エピソード
    記述では、子どもが変容する様子が、保育者に心の揺れ動きとして間主観的に感じ取られた場面が記録される。発達の本質を心の育ちに見るのである。学びの物語は、一人の子どもの行動を継続的に記録する。発達の本質は文化的な実践への参加だとする、ロゴフらの社会文化的アプローチに基づく発達観に立ち、子どもの行動の変化を保育者が学び・発達として意味づけていく。二つの記録論の前提となる発達観が著しく相違するように、記録方法の選択は、記録対象・目的等の前提を考慮してなされるべきである。

  • 加藤 はる, 加藤 直樹, 渡辺 邦友, 上野 一恵, 坂田 葉子, 藤田 晃三
    環境感染
    1995年 10 巻 2 号 12-17
    発行日: 1995/10/20
    公開日: 2010/07/21
    ジャーナル フリー
    3回の再発が認められた11歳のClostridium difficile性腸炎例の計4回の
    エピソード
    におけるC.difficile分離株について, ウェスタンプロッティング (WB), パルスフィールドゲル電気泳動 (PFGE), およびpolymerase chain reaction (PCR) によるタイピングを用いて検討した.
    エピソード
    2の際の分離株はどの3つのタイピング法を用いても
    エピソード
    1の際の分離株と同じタイプであり,
    エピソード
    2は
    エピソード
    1と同じ株による再燃と考えられた.しかし,
    エピソード
    3の際の分離株は3つのタイピング法で
    エピソード
    1および2の分離株と異なるタイプを示したことから, 新しい菌株による再感染であると考えられた.
    エピソード
    4の際に分離された菌株はWBタイピングでは
    エピソード
    1と2の際に分離された菌株と異なり, さらに
    エピソード
    3からの分離株とも異なるタイプであった.しかし,
    エピソード
    4からの菌株はPFGEタイピングでは細菌のDNAが抽出過程で破壊されタイピングができず, PCRタイピングでは
    エピソード
    1および2からの分離株とはminor bandに違いが認められたのみで,
    エピソード
    1と2の分離株と同じタイプに分類された.これらのことから
    エピソード
    4はさらに新しい菌株による感染と考えられた.Cd顔ae起因性腸炎では治療にいったん反応しても, 再発が多いことが治療上大きな問題となっている.タイピング法は, このような再発が同じ菌株による再燃なのか, 新しい菌株による再感染なのかの検討を可能にし, C.difficile感染の治療や予防を行ううえで非常に有用であると考えられた.
  • 米澤 嘉康
    智山学報
    2016年 65 巻 0165-0176
    発行日: 2016年
    公開日: 2019/02/22
    ジャーナル オープンアクセス
        仏伝の記述において、五比丘に対する初転法輪の直前に、異教徒であるウパカとの邂逅
    エピソード
    が挿入されている。本稿は、特にパーリ『律蔵』「大品」において、その
    エピソード
    にどのような意義があるかを明らかにすることを目的とする。その
    エピソード
    ついては、ウパカに対して釈尊の説得が失敗した、と解釈される場合が多い1)。すなわち、釈尊自身も順風満帆な伝道活動を送っていたのではないのであるから、仏教教団の出家者たちも失敗に落胆することなく、伝道活動に従事せよというメッセージが含まれているというものである。
     この
    エピソード
    自体は、仏伝資料の成立と発展という観点では、決して最古層に属するプロットではないようである2)。であるならば、初転法輪の直前に、あえて失敗例としての
    エピソード
    を挿入したという解釈を見直す必要があるのではないか? そこで、本稿では、このウパカとの邂逅
    エピソード
    が初転法輪の直前に置かれているというその意義について、テキスト編纂の意図に顧慮しながら、検討することとしたい。
     本稿の概要は以下のとおりである。まず、パーリ『律蔵』「大品」における、ウパカとの邂逅
    エピソード
    直前までのプロット構成を確認する。そして、当該パーリ語テキストならびに『南伝』の和訳を引用し、その内容について検討する。さらに、ウパカとの邂逅
    エピソード
    が他のテキストでは、どのように取り扱われているかを概観しつつ、パーリ『律蔵』「大品」との差異等を指摘する。そして、最後に、ウパカとの邂逅
    エピソード
    の意義について、私見を述べることとする。
  • 坪井 寿子
    日本認知心理学会発表論文集
    2017年 2017 巻 P4-02
    発行日: 2017年
    公開日: 2017/10/16
    会議録・要旨集 フリー
    お菓子の自伝的記憶について懐かしさや食育などの社会文化的側面に関する検討(坪井 2016)を踏まえ、幼児期及び児童期に経験したお菓子に関する最も印象に残る
    エピソード
    の想起について調べた。幼児期については大学生133名を対象とした結果、家族と一緒に食べた
    エピソード
    が比較的多く見られた。また、
    エピソード
    の各評定値の平均値は、鮮明度は4.0、重要度は3.9、頻度は3.5、当時の気持ちは4.9、現在の気持ちは4.7であった。一方、児童期についても大学生126名を対象に同様に調べた。その結果、友達と一緒に食べた
    エピソード
    が比較的多く見られた。同じく、
    エピソード
    の各評定値の平均値は、鮮明度は4.2、重要度は3.6、頻度は2.8、当時の気持ちは4.9、現在の気持ちは4.8であった。更に、お菓子の種類や
    エピソード
    時の感情状態なども検討し、お菓子の自伝的記憶に意義に関して幼児期と児童期との比較検討を行った。
  • 中野 敦, 河村 仁, 三浦 枝里子, 星野 准一
    芸術科学会論文誌
    2007年 6 巻 3 号 145-153
    発行日: 2007年
    公開日: 2008/05/27
    ジャーナル フリー
    近年,能動的に行動するキャラクタの生き生きとした反応を見て楽しむインタラクティブな創発型コンテンツが見られるようになってきた.これらのコンテンツでは,ユーザが仮想世界に干渉すると,それをキャラクタが知覚して反応する様子が見られる.しかし,その反応したキャラクタがさらに他のキャラクタの行動に影響を与えて新たな話に展開するといった現実世界では容易に起こりえる連鎖的な
    エピソード
    の発生はあまり見られない.このような連鎖的な
    エピソード
    を能動的に行動するキャラクタによって生じさせることができれば,より創発性の高いコンテンツとなることに加えて,ユーザは仮想世界のキャラクタがより生き生きと行動していると思えるようになり,コンテンツへの没入感を高められるはずである.そこで我々は,ストーリーの断片である
    エピソード
    を階層的なAND/ORの達成条件を持つツリー構造のイベントの流れ(
    エピソード
    ツリー)として表現し,連鎖的な
    エピソード
    を生じる創発的なストーリーを生成するための手法を提案する.提案手法では,キャラクタがユーザからの干渉を知覚しながら複数の
    エピソード
    ツリーから現在の状況に適していて,かつ優先度の高いイベントを動的に選択し,実行していくことによって,多数の
    エピソードが連結されたストーリーやエピソード内にその他のエピソード
    が途中挿入されたストーリー,そして複数のキャラクタが同時に異なる
    エピソードツリーを実行していくことによって並列的にエピソード
    が進行するストーリーを生成する.実験として,ユーザがオブジェクトを仮想世界へ追加したり,仮想世界のオブジェクトに触れたりすることで,多様な
    エピソード
    の連鎖を鑑賞できるゲームコンテンツ(Spilant World)を制作した.このコンテンツを通して手法の有効性について評価を行った.
  • ―4,5歳児を対象としたパイプを使用した題材から―
    村田 透
    美術教育学研究
    2016年 48 巻 1 号 385-392
    発行日: 2016年
    公開日: 2017/03/31
    ジャーナル フリー
    本稿の目的は,保育の場における子どもの造形表現行為の「事象そのもの」を明らかにすることである。そのために筆者は,幼稚園でパイプを使用した題材を実践した。そして子どもの様子をビデオやカメラに記録して,子どもの表現行為を分析・考察した。明らかになったことの1つ目として,造形表現行為を通して,子どもは身の周りの環境にかかわり,材料や出来事の固有の意味をつくり,自分のアイデンティティをつくるということである。明らかになったことの2つ目として,子どもの造形表現行為は,重要な他者(保育者)との関係の次元と,外界(ヒト・モノ・コト)との関係の次元と,社会文化環境との関係の次元が相互に規定する関係性によって成り立つ。保育の場における造形表現活動は,この3つの次元の関係性を背景にして,子どもの〈自分の心〉をはぐくむ場となっている。
  • 杉本 良一, 松元 俊一
    日本科学教育学会年会論文集
    1994年 18 巻
    発行日: 1994年
    公開日: 2018/05/16
    会議録・要旨集 フリー
    高校生を対象に,過去の理科実験に関する
    エピソード
    記憶を調査した。その結果否定的な
    エピソードよりも肯定的エピソード
    を持つものが多いことが分かった。子どもは理科実験に関する過去の
    エピソード
    を長期記憶に多く貯蔵しており,教師が子どもの既有の概念のみならず,彼らの既有の
    エピソード
    を十分知ることで,実験の意義や目的,価値性などを再確認させたり,認知的方略を育成したりするのに役立つと考える。
  • 杉本 良一
    日本理科教育学会研究紀要
    1995年 35 巻 3 号 23-31
    発行日: 1995年
    公開日: 2023/06/20
    ジャーナル フリー

    大学生を対象に,過去の理科実験に関する

    エピソード
    を調査した。その結果,小学校の理科実験の記憶は数多く保持されていることが分かった。また,否定的な
    エピソードよりも肯定的エピソード
    を持つものが多いことが分かった。小学校及び中学校では,特に化学分野の気体に関する実験をよく記憶しており,また,否定的
    エピソード
    を持つ実験・観察に,薬品を用いたものや生物の解剖を挙げている。子どもは理科実験に関する過去の
    エピソード
    を長期記憶に多く貯蔵しており,教師が子どもの既有の概念のみならず,彼らの既有の
    エピソード
    を十分知ることで,実験の意義や目的,価値性などを再認識させたり,認知的方略を育成したりするのに役立つと考える。

  • 想起した出来事の時点が時間的距離概念に与える影響
    *伊藤 友一, 服部 陽介, 川口 潤
    日本認知心理学会発表論文集
    2011年 2011 巻 O4-1
    発行日: 2011年
    公開日: 2011/10/02
    会議録・要旨集 フリー
    エピソード
    記憶を想起する能力と未来の出来事をイメージする能力には深い関連があるとされている.我々はこれまで,異なる記憶想起が時間概念活性に与える影響について,
    エピソード
    記憶あるいは意味記憶想起後に時間的距離に関する単語の語彙判断課題を用いて検討した.その結果,
    エピソード
    記憶想起後にのみ遠い未来語よりも近い未来語へのRTが速くなっていた.これは,過去の
    エピソード
    情報が未来の時間概念活性に影響する可能性を示している.しかし,過去の時間概念活性には差が見られなかった.その原因として,想起した出来事の時間的距離に大きな分散が想定されたため,明確な結論は得られていなかった.そこで今回は,想起
    エピソード
    が近い過去と遠い過去で違いが見られるか分析した.その結果,両条件で過去語へのRTに違いがみられた.これは,
    エピソード
    記憶想起により,未来だけでなく過去の時間概念も活性化されていたことを示すものと考えられる.
  • 神谷 俊次
    日本認知心理学会発表論文集
    2019年 2019 巻 P1-02
    発行日: 2019年
    公開日: 2019/10/28
    会議録・要旨集 フリー

    本研究では,自伝的記憶の意図的想起と無意図的想起事態で類似した自伝的記憶の収集方法を用いることで,記憶を想起しようとする検索意図が想起される

    エピソード
    の特定性(出来事がいつどこで生起したかといった時空間的情報が,ある一時点に限定されるのか否か)に差異をもたらすかどうかを検討した。手がかり語とライフイベント年表を用いて,言語刺激を手がかりとして,意図的想起データと無意図的想起データを収集した。想起された
    エピソード
    の特定性を2種類の想起事態で比較した結果,無意図的想起事態の
    エピソードのほうが特定エピソード
    の割合が高かった。この結果から,無意図的想起事態では,情報の生成過程がなく,階層構造をした自伝的記憶知識ベース内から,個別・具体的な
    エピソード
    が直接検索されると考えられた。

  • *伊藤 友一, 服部 陽介, 川口 潤
    日本認知心理学会発表論文集
    2010年 2010 巻 P1-29
    発行日: 2010年
    公開日: 2010/09/01
    会議録・要旨集 フリー
    近年の
    エピソード
    記憶研究において,それが単に過去の出来事を想起する基礎になっているだけではなく,未来の出来事をシミュレーションする上で重要な役割を担っていることが主張されている(episodic simulation of future events).そのような機能は,ちょうど過去の想起が最近のことは詳細で昔のことはやや曖昧に思い出されると同様に,時間的距離に敏感であると考えられる.このような観点から,本研究は,
    エピソード
    記憶へのアクセスの有無が時間的距離概念の活性化に影響を及ぼすことを検討したものである.
    エピソード
    記憶,意味記憶をプライミングあるいはプライミングなし条件で時間に関する単語の語彙判断課題を行った結果,
    エピソード
    記憶群でのみ時間的距離の違いが見られた.このことは
    エピソード
    記憶想起が時間情報処理に影響を与えていることを示している.
  • 近藤 康博, 谷口 博之, 谷澤 誠, 西山 理, 水野 裕文, 伊藤 理, 若山 英雄, 中川 拓, 高木 健三
    日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌
    1997年 7 巻 2 号 136-140
    発行日: 1997/12/19
    公開日: 2019/10/15
    ジャーナル フリー

    慢性呼吸不全の急性増悪における非侵襲的陽圧換気(NPPV)の有効性と限界を検討した.対象は32例(男性24例,女性8例,平均年齢71.8歳),38

    エピソード
    .挿管回避28
    エピソード
    ,挿管8
    エピソード
    ,死亡4
    エピソード
    であった.挿管回避例においては,NPPV導入2時間のうちにはpH,PaCO2,呼吸数の有意な改善をみとめた(p<0.05).NPPV離脱25
    エピソード
    の検討では,NPPVの使用時間は平均82.9時間,5.9日であった.NPPV失敗例は,成功例と比べ有意に炭酸ガス分圧の高値をみとめ(p<0.05),より重症の高炭酸ガス血症を呈していた.

  • 杉本 良一
    日本科学教育学会年会論文集
    1996年 20 巻 F311
    発行日: 1996年
    公開日: 2018/05/16
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    子供は理科実験に関する
    エピソード
    を長期記憶に多く貯蔵している。小学生の理科実験観察の
    エピソード
    を調査した結果, 中・高校生より数多く記憶しており, その肯定度も高いことが分かった。また, 昆虫や人の体の単元で否定的な
    エピソード
    を持っていることが分かった。これらの保持された
    エピソード
    は概念構成やメタ認知形成に役立つと考える。
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