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近代教育フォーラム
Online ISSN : 2423-8570
Print ISSN : 0919-6560
ISSN-L : 0919-6560
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表紙
原稿種別: 表紙
2007 年 16 巻 p. Cover1-
発行日: 2007/09/16
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.16.0_Cover1
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(1283K)
近代教育フォーラム(標題紙)
原稿種別: 付録等
2007 年 16 巻 p. App1-
発行日: 2007/09/16
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.16.0_App1
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(154K)
巻頭言
藤川 信夫
原稿種別: 本文
2007 年 16 巻 p. i-
発行日: 2007/09/16
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.16.0_i
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(137K)
目次
原稿種別: 目次
2007 年 16 巻 p. Toc1-
発行日: 2007/09/16
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.16.0_Toc1
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(74K)
死者への負い目と贈与としての教育 : 教育の起源論からみた戦後教育学の課題と限界点(会長就任論文)
矢野 智司
原稿種別: 本文
2007 年 16 巻 p. 1-10
発行日: 2007/09/16
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.16.0_1
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本論文は、教育の起源の問題を、一切の見返りを求めない純粋贈与と共同体の犠牲者(死者)への負い目という二つの観点から問い直すことから、戦後教育学の吟味を試みるものである。ここでは「出来事としての贈与」(純粋贈与)と「贈与の物語」(死者への負い目の物語)とを区別することが重要である。「出来事としての贈与」が溶解体験をもたらし、共同体の有用な掟を侵犯し、共同体の秩序を揺さぶり、贈与のリレーを生みだすのにたいして、「贈与の物語」は、現実には不平等や搾取があるにせよ「われわれ」共同体-ネーション成員間の連帯感や同胞愛、あるいは国民国家という個人の有限な生を超えた歴史的実在への献身を強化し、そのことによって共同体-ネーションの秩序を聖化し、負い目に基づく教育を駆動する。「出来事としての贈与」から、死者への負い目に基づく(戦後)教育と教育学を吟味し、そこから再び贈与としての教育の不可能性と可能性を論じる。
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(1026K)
近代教育学の脱構築はいかに : エピソード「かさこじぞうのテクスト空間」の射程(報告論文,近代教育学の脱構築に向けて-エピソード「かさこじぞうのテクスト空間」の射程-,Forum 1)
西岡 けいこ
原稿種別: 本文
2007 年 16 巻 p. 11-24
発行日: 2007/09/16
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.16.0_11
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認識論の次元を重視してエクリチュールを伝授するマニュアル開発を中心に発展してきた近代教育学を脱構築して、新たな教育学を語り直すためには、教育の可能性の根拠である意味生成をとらえる存在論の次元に降りなければならない。その用に適するのはメルロ=ポンティの「肉(chair)」の存在論である。この存在論のなりたちを、筆者自身が参与観察で知るある授業のエピソード及びその教材「かさこじぞう」の内容に重ねて論述する。意味生成は「テクスト空間」の再構成にして「リテラシー」の拡張であるが、子どもに見られ尽くしてその先に送りだす媒体として授業者の身体が在ることにおいて、間-身体的現場に呼び込まれる。そのしくみを、人間の身体は見るものであると同時に見られるものであること、そして、見るという出来事は、見えるものをささえて作動する見えないものの表出にまみえる意味生成であることの指摘をもって、論じる。
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(1350K)
臨床的教育理論と近代教育批判の射程(司会論文,近代教育学の脱構築に向けて-エピソード「かさこじぞうのテクスト空間」の射程-,Forum 1)
田中 毎実
原稿種別: 本文
2007 年 16 巻 p. 25-32
発行日: 2007/09/16
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.16.0_25
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大会初日冒頭におこなわれた西岡会員の発表は、意図も論理展開も明快でわかりやすかった。そのせいか、これを受けてさまざまな意見が交わされた。ただし、議論は、発表内容そのものの検討というよりも、むしろ、発表を手がかりに近代教育批判の在り方と臨床的な事例研究の在り方について考える集団的思索となった。私は、司会者として、これらの議論が教育の理論にとってかなり重要で生産的な論点を含んでいると受け取ったが、これを十分に導きまとめることはできなかった。本報告では、「近代教育(学)の脱構築」、「事例研究」、「全体的リテラシー」の三つに焦点づけて、現在考えるところを、司会者という職分を幾分か超えてきわめて私的にではあるが、記しておきたい。
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現象学的授業論が拓く地平 : 「教室の生成」をめぐって(コメント論文,近代教育学の脱構築に向けて-エピソード「かさこじぞうのテクスト空間」の射程-,Forum 1)
高橋 勝
原稿種別: 本文
2007 年 16 巻 p. 33-42
発行日: 2007/09/16
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.16.0_33
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もともとは子どもに世界=現実を提示するための教授法として構成された近代教育学は、その世界と現実が乖離する状況が進行するに従って、アクチュアリティを失いつつある。教授法が戦略的な技術学の様相を深めれば深めるほど、教室における子どもの間-身体性を帯びた学びの世界は硬直を強いられていくからだ。「かさこじぞうのテクスト空間」を主題とした西岡論文は、メルロ=ポンティの現象学とワロンの心理学を下敷きにした参加観察法によって、教室におけるテクスト空間の生成の可能性を開示しようとしたものである。教室における子ども達の世界の変成プロセスを現象学的手法で記述しようとする姿勢は斬新で注目に値するが、今回の教室の記述は、その意図を十分に達成しているのだろうか。西岡氏の著書『教室の生成のために』の内容をも参照しながら、「かさこじぞうのテクスト空間」の記述の説得性と問題点を検証する。
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(929K)
肉の隠喩と教育(コメント論文,近代教育学の脱構築に向けて-エピソード「かさこじぞうのテクスト空間」の射程-,Forum 1)
米村 まろか
原稿種別: 本文
2007 年 16 巻 p. 43-49
発行日: 2007/09/16
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.16.0_43
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西岡けいこ氏の発表論文および報告論文について、いくつかの困難を率直に述べる。第一は、教室や教師を他から区別する本質的な規定における困難である。第二に、教室のエピソードの分析の視点について、メルロ=ポンティにおける肉の隠喩との関係が不明確である。そこでまず、肉の隠喩が表現する、身体による媒介の可能性と不可能性について、また言語の肉の隠喩から、転換可能性や否定性が意味理解の奥行きといった次元を構成することを明らかにする。この視点から西岡氏が示した二つのエピソードの可能性についてコメントする。メルロ=ポンティはつねに両義性に定位して思索した。精神は肉の裏面にあって肉をとおして世界の肉に触れる、という肉の隠喩も、可能性と不可能性の両義性を持つ。西岡氏は身体の共鳴や共感などポジティブな可能性を中心にして論点を立てたために、ネガティブな可能性を、授業の可能性の中に位置づける視点を逸してしまったと考える。
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大人の教育としての哲学 : デューイからカベルへ(報告論文,大人の教育としての哲学-デューイからカベルへ-,Forum 2)
齋藤 直子
原稿種別: 本文
2007 年 16 巻 p. 51-66
発行日: 2007/09/16
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.16.0_51
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本稿は、デューイの民主主義と教育の思想を今日に再生させるために、デューイの終わりなき成長の思想を、スタンリー・カベルによる「エマソンの道徳的完成主義」と対話させる試みである。これにより、彼らの思想がアメリカ実践哲学・教育哲学としてもつ可能性を拓くことを目指す。第一に、デューイの終わりなき成長の思想の可能性と限界の境界を、ハンセンとノディングスのデューイ解釈を批判的に考察することによって明らかにする。第二に、終わりなき成長の意味を発展させる代替的視点として、カベルによるエマソンの道徳的完成主義の意義、および、エマソンの「内なる光」の思想を吟味し、この観点からデューイのプラグマティズムを再構築する。最後に、デューイ、エマソン、カベルの「教育としての哲学」の可能性をさらに拓き続けるために、カベルの『センス・オブ・ウォールデン』における「大人の教育としての哲学」の意義を論ずる。
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齋藤、デューイ、カベル、ウィトゲンシュタイン : 道徳的完成主義から治療的展望へ(司会論文,大人の教育としての哲学-デューイからカベルへ-,Forum 2)
丸山 恭司
原稿種別: 本文
2007 年 16 巻 p. 67-74
発行日: 2007/09/16
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.16.0_67
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本論は齋藤論文の批判的注釈として、まず、齋藤論文が何を問題と見なし、何を目指しているのかを明示した。齋藤が懸念するのは、早急な答えと「わかりやすさ」を教育実践に求める現在の生活情況であり、この情況を乗り越えるために、デューイの構想をカベルの「エマソンの道徳的完成主義」によって再構成することが目指されていることを確認した。続いて、「デューイからカベルへ」という齋藤論文の論証の意義を確認した。齋藤は、デューイとカベルがエマソンという基盤を共有していることを指摘し、デューイの構想がカベルにおいていかに展開されているのかを、諸要素に分けて論じている。この論証は、手続きとしても主張内容としても優れている点を、シュスターマンのカベル論を通じて示した。最後に、カベルの求ある「大人の教育としての哲学」がエリート主義に陥りやすいことを指摘し、ウィトゲンシュタイン哲学に代案を求めた。
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完全性への敢然性 : 何が人を闘争に向わせるのか?(コメント論文,大人の教育としての哲学-デューイからカベルへ-,Forum 2)
田中 智志
原稿種別: 本文
2007 年 16 巻 p. 75-83
発行日: 2007/09/16
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.16.0_75
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キリスト教的な完全性という概念は、西欧教育思想史の中心的な概念であるにもかかわらず、その特質について充分な考察が行われてこなかった。本稿の目的は、人間に到達不可能であるにもかかわらず、すでに人間によって到達されているという、キリスト教的な完全性概念の背反性という特質を確認するとともに、ティリッヒ、デリダの完全性論にふれながら、その含意を提示することである。教育思想史にとってのこの完全性概念の含意は、二つにまとめられる。第一に、この概念が理不尽なものへの敢然たる抵抗・闘争の姿勢を暗示していることである。第二に、この敢然たる抵抗・闘争の姿勢が近代教育学の深層に見いだせるのではないかという推論である。もしもこの推論が正しければ、問われるべき問いは、近代教育学の何がこの抵抗・闘争の姿勢を看過させることになったのか、という問いとなるだろう。
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(839K)
ジョン・デューイの教育思想に対する反-反基礎づけ主義の再解釈?(コメント論文,大人の教育としての哲学-デューイからカベルへ-,Forum 2)
生澤 繁樹
原稿種別: 本文
2007 年 16 巻 p. 85-94
発行日: 2007/09/16
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.16.0_85
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齋藤直子氏の報告は、カベルによるエマソン再解釈との対話をとおして、デューイのプラグマティズムの積極的意味・可能性を構成しなおそうとするものである。だがなぜ、デューイの再読なのか。なぜ、カベルによるエマソン再解釈との対話なのだろうか。この報告の意義を点検するために、私たちはいま一度、齋藤氏によるカベル=エマソン的読みなおしの企てがデューイの終わりなき成長に対する反-反基礎づけ主義の再解釈への応答として提示されていたことに着目しよう。デューイの成長の思想は、単一の固定した最高善、外在的に設定される究極的目的に安住してならないことを教示する。けれども、何に向けての成長か? こうした反-反基礎づけ主義の懸念に応答する道筋を拓くのが、カベル=エマソン的読解である。しかし反-反基礎づけ主義とその不満の核心は、もう少し別のところにあるのではないか。それは基礎への渇望や相対主義への反動というよりも、教育の希望の裏側にひそむ不可逆な悲劇への素朴な不安・恐れである。
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18世紀末のイングランドにおけるモラル・リフォームと教育 : サラ・トリマーを事例として(報告論文,子どもの本とモラル・リフォーム-ジョン・ロック教育思想の受容と転用の一側面-,Forum 3)
岩下 誠
原稿種別: 本文
2007 年 16 巻 p. 95-110
発行日: 2007/09/16
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.16.0_95
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1780年代から90年代のイギリスでは、モラルの強調や改善を掲げ、奴隷貿易廃止・監獄改革・動物愛護などの社会改良運動が、中間層を主たる担い手として高揚した。この危機感は、アメリカ独立革命からフランス革命にかけて名誉革命体制が大きく動揺する中で、精神的な統合の担い手であった国教会の機能不全が教会の内外から認識されたことに起因する。同時期の日曜学校運動や教訓的な子どもの本の執筆や出版といった事態も、このようなモラル・リフォーム運動の一環として理解しなおされる必要があるだろう。本稿では、教訓派作家兼日曜学校運動家のサラ・トリマーを主たる対象とし、彼女が執筆した子どもの本や彼女の教育思想そして具体的な教育実践を、モラル・リフォームを担う中間層女性の政治的および文化的戦略行為として把握し、その特質と教育史上の意義を明らかにする。
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(1531K)
<子どもの本>と<教育的なるもの>をめぐって : 過渡期としての18世紀(司会論文,子どもの本とモラル・リフォーム-ジョン・ロック教育思想の受容と転用の一側面-,Forum 3)
森田 伸子
原稿種別: 本文
2007 年 16 巻 p. 111-119
発行日: 2007/09/16
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.16.0_111
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18世紀イギリスの教訓派作家とは、歴史的にどのように位置づけられるのだろうか。それは、児童文学史、社会運動史、そして教育史が交差するところに位置づけられる特異な存在である。このフォーラムはこうした対象を扱うことの困難とともにその可能性をも指し示している。子ども観の変化、中産階級の勃興と階級意識の発達、女性の自己変革とその社会的位置の変化、そして、社会経済的コードからは一定程度の独立と自律性を有する「教育的なるもの」の萌芽とその展開、これらの多様で多層にわたる動きが重なり合うところに、あの、独特な「児童文学」とは呼びがたい、しかし紛れもなく子どものための文学であるところの教訓的物語が成立するのである。そしてそれは、ほかならぬ18世紀という時代に成立し、19世紀が進むにつれて速やかに消えていくべく運命づけられた存在であった。
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(918K)
テクストとコンテクスト : 思想史研究のあらたな可能性(コメント論文,子どもの本とモラル・リフォーム-ジョン・ロック教育思想の受容と転用の一側面-,Forum 3)
坂倉 裕治
原稿種別: 本文
2007 年 16 巻 p. 121-128
発行日: 2007/09/16
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.16.0_121
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近年、古典作品を読み解く際に、作家・思想家の天才的な個性よりも、彼らを取り巻いていた歴史的コンテクストに関心を寄せる研究が盛んになってきており、いわゆる大思想家・文豪が書いたものではない資料にも目が向けられるようになってきた。たとえば、ある時期に爆発的に消費され、すぐに歴史の中に消えていった著作群や、定期刊行物に掲載された記事などが研究の素材として活用されはじめている。いわゆる大思想家の著作と、ある時代に消費され忘れ去られた作品群を、単に「知識人」と「大衆」といった対立図式で捉えるにとどまるのではなく、むしろ両者の間を往復することを通じて、テクストを取り巻いている歴史的コンテクストに光をあてることで、豊かな成果が期待できる研究テーマを発掘できるかもしれない。
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(814K)
教育思想史研究における文化史の可能性(コメント論文,子どもの本とモラル・リフォーム-ジョン・ロック教育思想の受容と転用の一側面-,Forum 3)
岡部 美香
原稿種別: 本文
2007 年 16 巻 p. 129-136
発行日: 2007/09/16
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.16.0_129
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本稿は、岩下誠氏のフォーラム報告論文に関するコメント論文である。本稿では、まず岩下氏の問題意識が、アナール学派・第4世代の歴史家R.シャルチェの提唱する文化史の問題意識と多くの点で共通していることを考察する。次に、氏の報告論文で導出された2つの結論について、それぞれの論証過程をいま一度、検討する。この検討を通して、氏が、文化史の視座と方法を導入することによって、教育思想(史)研究の一つの新たな試みを提示していることを指摘する。
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(783K)
文字の<拡張> : 文字と教育の思想史 pt.2(Colloquium 1)
柴山 英樹, 渡辺 哲男, 杉本 卓
原稿種別: 本文
2007 年 16 巻 p. 137-149
発行日: 2007/09/16
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.16.0_137
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(1192K)
型・生活・文化 : 身体のモノローグ/ダイアローグ(Colloquium 2)
弘田 陽介, 石田 泰史, 池田 文一
原稿種別: 本文
2007 年 16 巻 p. 151-162
発行日: 2007/09/16
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.16.0_151
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(1471K)
シュタイナー教育思想の現代的意義を問う(Colloquium 3)
今井 重孝, 西平 直, 衛藤 吉則, 矢野 智司
原稿種別: 本文
2007 年 16 巻 p. 163-173
発行日: 2007/09/16
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.16.0_163
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(1057K)
宮寺晃夫著『教育の分配論-公正な能力開発とは何か』を読む : 得体の知れない「能力」をめぐるウロボロス的格闘、あるいは教育に対する社会哲学の限界, 勁草書房, 2006年3月
野平 慎二
原稿種別: 本文
2007 年 16 巻 p. 175-179
発行日: 2007/09/16
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.16.0_175
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(491K)
山名淳著『夢幻のドイツ田園都市-教育共同体ヘレラウの挑戦』を読む : 「生活改革/新教育運動」の教訓と歴史家の使命, ミネルヴァ書房, 2006年5月, A5サイズ, 全336頁
山崎 洋子
原稿種別: 本文
2007 年 16 巻 p. 181-186
発行日: 2007/09/16
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.16.0_181
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(663K)
ピーター・カニンガム著, 山崎洋子・木村裕三監訳, 『イギリスの初等学校カリキュラム改革-1945年以降の進歩主義的理想の普及』, つなん出版, 2006年
米 典子
原稿種別: 本文
2007 年 16 巻 p. 187-191
発行日: 2007/09/16
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.16.0_187
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鈴木晶子著, 『イマヌエル・カントの葬列-教育的眼差しの彼方へ』, 春秋社, 2006年6月20日発行, 3,000円
高谷 亜由子
原稿種別: 本文
2007 年 16 巻 p. 193-196
発行日: 2007/09/16
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.16.0_193
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Naoko Saito, The Gleam of Light: Moral Perfectionism and Education in Dewey and Emerson, New York, Fordham University Press
スタンディッシュ ポール, 高柳 充利
原稿種別: 本文
2007 年 16 巻 p. 197-208
発行日: 2007/09/16
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.16.0_197
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新井保幸・高橋勝編, 『教育哲学の再構築』, 学文社, 2006年3月
新井 保幸
原稿種別: 本文
2007 年 16 巻 p. 209-213
発行日: 2007/09/16
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.16.0_209
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J. A. コメニウス著, 藤田輝夫訳, 相馬伸一監修, 『地上の迷宮と心の楽園』, 東信堂, 2006年8月
相馬 伸一
原稿種別: 本文
2007 年 16 巻 p. 215-219
発行日: 2007/09/16
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.16.0_215
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政治学と教育学は出会えるか : アーレントの「統合教育」批判を読む(アゴラ)
宮寺 晃夫
原稿種別: 本文
2007 年 16 巻 p. 221-231
発行日: 2007/09/16
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.16.0_221
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プラトンの『国家』、アリストテレスの『政治学』は、政治学と教育学にまたがる古典とみなされるし、シュライエルマッハーの『教育学講義』には、教育学を政治学と並ぶ倫理学の一部門とする発想がみられる。そうした政治と教育を重ね合わせて論じる構想が、今日どうして萎えてしまったのか。それには、政治の介入を許さない、教育学の側の理由-「オフリミット」論などといわれるだけではなく、政治学の側にも理由があるように思われる。本稿では、政治哲学者ハンナ・アーレント(1906-75)の所論を読みながら、政治学が教育学を遠ざけてきた/いる理由にふれ、両者のリユニオンの難しさの一端を明らかにしたい。
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寄贈文献
原稿種別: 付録等
2007 年 16 巻 p. 233-
発行日: 2007/09/16
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.16.0_233
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(29K)
教育思想史学会規則
原稿種別: 付録等
2007 年 16 巻 p. 235-236
発行日: 2007/09/16
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.16.0_235
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(162K)
編集規定
原稿種別: 付録等
2007 年 16 巻 p. 236-
発行日: 2007/09/16
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.16.0_236_1
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(81K)
投稿要領
原稿種別: 付録等
2007 年 16 巻 p. 236-
発行日: 2007/09/16
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.16.0_236_2
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(81K)
Colophon
原稿種別: 付録等
2007 年 16 巻 p. 237-
発行日: 2007/09/16
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.16.0_237_1
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(Editorial Board)
原稿種別: 付録等
2007 年 16 巻 p. 237-
発行日: 2007/09/16
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.16.0_237_2
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奥付
原稿種別: 付録等
2007 年 16 巻 p. 238-
発行日: 2007/09/16
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.16.0_238_1
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理事会・編集委員会
原稿種別: 付録等
2007 年 16 巻 p. 238-
発行日: 2007/09/16
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.16.0_238_2
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裏表紙
原稿種別: 表紙
2007 年 16 巻 p. Cover2-
発行日: 2007/09/16
公開日: 2017/08/10
DOI
https://doi.org/10.20552/hets.16.0_Cover2
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