インターンシップ研究年報
Online ISSN : 2433-1996
Print ISSN : 1881-1663
21 巻
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  • 2019 年21 巻 p. Cover1-
    発行日: 2019年
    公開日: 2020/06/19
    ジャーナル フリー
  • 2019 年21 巻 p. i
    発行日: 2019年
    公開日: 2022/04/14
    ジャーナル フリー
  • 古田 克利
    原稿種別: 研究ノート
    2019 年21 巻 p. 1-10
    発行日: 2019年
    公開日: 2020/06/19
    ジャーナル フリー
    本研究の目的は、インターンシップ体験の意味深さをコーリングの指標を参考に測定し、インターンシップの期間、地域(国内/海外)、内容(業務経験/集合研修/プロジェクト学習)、および学生生活(勉強/サークル/アルバイト)の意味深さとの関連を明らかにすることである。地方の文系私立大学(A大学)で実施した2017年度夏季インターンシップの事前・事後アンケート調査の結果を用いて、縦断的な定量分析をおこなった。A大学における2017年度夏季インターンシップの派遣先企業数は186社で、参加者数は456名である。回収されたアンケートのうち、記入の不備等のあったデータを除く、224名のデータを分析対象とした。分散分析および重回帰分析をおこなったところ、次の4点の結果が得られた。すなわち、1)インターンシップの期間が10日以上よりも9日以下の場合にインターンシップ体験の意味深さが高く、2)国内よりも海外インターンシップを経験した方が、インターンシップ体験の意味深さが高かった。また、3)インターンシップの内容に着目すると、業務経験や集合研修はインターンシップ体験の意味深さを高めるが、プロジェクト学習ではその効果がなかった。さらに、4)勉強の意味深さが高いほど、インターンシップ体験の意味深さが高かった。
  • ― 職場の他者からの支援と自ら学ぶ意欲との関連性 ―
    岩井 貴美
    原稿種別: 研究ノート
    2019 年21 巻 p. 11-19
    発行日: 2019年
    公開日: 2020/06/19
    ジャーナル フリー

    本研究では、近畿大学におけるインターンシップに参加した大学生低学年を対象に、インタビューならびにアンケート調査を行い、インターンシップにおける職場の他者からの支援と自ら学ぶ意欲の関連性を検討した。予備調査として、近畿大学で「ビジネスインターンシップ」を受講しており、インターンシップを修了した16名にインタビュー調査を行った。さらに、本調査として同じく「ビジネスインターンシップ」の受講生168名にアンケート調査を行った。データ分析の結果、インターンシップにおける職場の他者(研修担当者、従業員など)からの「仕事支援」や「精神的支援」が強いほど、大学生の自ら学ぶ意欲に正の相関が示された。さらに、職場の他者(研修担当者、従業員など)からの「仕事支援」や「精神的支援」が強いほど、大学生活を見直そうとする意識は正の相関を示すことが分かった。本研究の成果は、低学年にみられる大学生の意欲低下状態、学業離れの問題などへの支援として、さらに低学年におけるインターンシップの必要性を考えている大学が徐々に増えている中、インターンシップの有効性について示唆を与えるものである。

  • 2019 年21 巻 p. App1-
    発行日: 2019年
    公開日: 2020/06/19
    ジャーナル フリー
  • 2019 年21 巻 p. Cover4-
    発行日: 2019年
    公開日: 2020/06/19
    ジャーナル フリー
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