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クエリ検索: "ちらし寿司"
153件中 1-20の結果を表示しています
  • 支部調査:中国・四国9県における郷土料理に対する考えと寿司の喫食状況
    *嶋田 さおり, 住田 尚子, 小川 眞紀子, 加藤 奈々, 岡本 洋子
    日本調理科学会大会研究発表要旨集
    2025年 36 巻 P-k9
    発行日: 2025年
    公開日: 2025/08/30
    会議録・要旨集 フリー

    【目的】広島県の食文化の伝承と発展を目的として,中国・四国地方在住者の郷土料理に対する考えと喫食状況について検討した。【方法】 中国・四国地方9県の学生を対象にWeb調査を実施した。調査期間は2022年12月~2023年4月で、調査内容は、中国・四国9県の寿司・郷土料理の喫食状況、郷土料理に対する考えであった。データを仮名化・コード化した後,欠損値を除いた745名を集計し、郷土料理に対する考えごとに寿司の喫食状況を比較した。統計処理はIBM SPSS Statistics Ver.29を用いてFisherの正確確率検定を行った。有意水準は5%未満とした。【結果・考察】郷土料理の考え方8項目のうち,選択割合の最も多かったのは,「日本の食文化を守ることは大切だと思う」であった。この回答者では,

    ちらし寿司
    を家で作って食べる者が多く外食が少なかったが,各県特有の一合寿司,金時豆の押し寿司については,知らない者が多かった。「手間や時間がかかる郷土料理は時代に合わない」と回答した者は,
    ちらし寿司
    の外食が多く,一合寿司,金時豆入りかき混ぜ寿司,金時豆の押し寿司,たちうおのかいさま寿司を親戚等からもらうことが多かった。「昔の料理は自分の嗜好に合わない」と回答した者は,
    ちらし寿司
    の調理済品購入が少なかった。「時代に合った料理を考えることが大切だ」と回答した者は,
    ちらし寿司
    をほとんど食べない者が多く,いなり寿司を家で作って食べる・もらうが少なく,外食が多かった。郷土料理について肯定的な考えであっても,そうでない考えの人に比べて家で調理して食べる割合が多いのは,
    ちらし寿司
    のみという実態が明らかになった。

  • 米料理の実態と特徴
    *村上 知子, 菅原 久美子, 菊地 和美, 石澤 恵美子, 鵜飼 光子, 木下 教子, 坂本 恵, 酒向 史代, 高橋 セツ子, 土屋 律子, 中澤 留美, 芳賀 みづえ, 村田 まり子, 山岸 未穂, 山口 敦子, 山塙 圭子
    日本調理科学会大会研究発表要旨集
    2008年 20 巻 1P-12
    発行日: 2008年
    公開日: 2008/08/29
    会議録・要旨集 フリー

    【目的】
     前報1)では、北海道居住者を対象に米の嗜好や食頻度、米に対する意識等を調査し、年代間にみられる共通性や差異について明らかにした。本研究は、従来、行事食・伝統食として用いられてきた「炊き込みご飯、混ぜご飯、
    ちらし寿司
    」の調理手法の変化や米料理の最近の摂取動向等を把握し、家庭における米料理の実態と特徴について検討した。
    【方法】
     前報1)で行った調査を基に、米料理の調理手法や摂取動向等について、年代別に比較検討した。データは、単純集計およびクロス集計を行い、χ2検定により分析した。
    【結果】
     炊き込みご飯、混ぜご飯、
    ちらし寿司
    の家庭における調理状況は、全体では「作る」が各々82.8%、64.5%、68.0%であり、年代別に比較すると、炊き込みご飯、
    ちらし寿司
    は年代が高くなるほど家で作る割合が増加しているのに対して、混ぜご飯は年代が低くなるほど増加し、年代間に有意差がみられた(p<0.01)。具の作り方は、50代以上の場合、いずれも「主に手作り」が90%以上を占め、「主に市販品を利用」は10・20代に多くみられた(p<0.01)。よく用いる具材の種類数についても、概ね、年代が高いほど多い傾向がみられ、これら3品については10・20代の調理法に簡便化の実態が認められた。さらに、5年前に比べて「食べなくなった米料理」は10・20代が
    ちらし寿司
    、赤飯に対して、30代以上は炒飯が多く、「最近良く食べるようになった米料理」は10・20代では炒飯、40代以上は雑炊とすしが上位にあげられる等、年代による違いがみられた。得意な米料理はいか飯や貝類を用いた炊き込みご飯が多かった。「作り方を教わった人」では母親(38.0%)が多くあげられ、地域の産物を活用した米料理が伝承されている実態と特徴を把握できた。
    1)日本調理科学会平成19年度大会研究発表要旨集、p.82(2007)
  • 山下 律也, 古屋 愼一郎, 半田 由美子
    美味技術研究会誌
    2011年 2011 巻 17 号 41-49
    発行日: 2011/03/31
    公開日: 2019/04/30
    ジャーナル フリー
  • *楠瀬 千春
    日本調理科学会大会研究発表要旨集
    2012年 24 巻 2D-p3
    発行日: 2012年
    公開日: 2012/09/24
    会議録・要旨集 フリー
    【目的】咀嚼は食べ物の消化・吸収を助け、顎の成長発育、脳を活性化させるなどの重要な役割を果たす。しかし、高齢者は、歯牙の欠損や口腔内疾患のため咀嚼機能の低下が起こりやすい。その結果、摂食可能な食品が減少し栄養的に偏る傾向となる。本研究では、治療中などの咀嚼機能低下時に食べ易い食事の検討を行った。食べやすさの評価は、咀嚼回数を指標とした。食品の煮熟時間の長短や、切った食品のサイズの大小などを指標として、咀嚼回数の増減と調理方法との関連性を検討した。さらにこれらの食材を用いて、高齢者に好まれやすい「
    ちらし寿司
    」を作り、1食あたりの咀嚼回数を測定した。【方法】被験者は、口腔内に疾患のない女子学生9名(平均年齢21.8±0.7歳)。白飯は、米に対する加水比を1.3~2.5倍(w/w)とした。用いる食品は人参、蓮根、絹さや、干椎茸、えびを用いた。調理方法は、加熱時間(1~30分)と切り方(せん切り・みじん切り2種)とした。被験者が各々の食材を同重量ずつ食し、同時に咀嚼回数計(かみかみセンサー(株)日陶科学)を用いて咀嚼回数と咀嚼が終了までの時間を測定した。これらの結果から得た調理法を用いて
    ちらし寿司
    を調理し、咀嚼回数を測定した。同時に表点法による官能評価を実施した。【結果】野菜類は、加熱時間の延長により咀嚼回数が低下した。蓮根と干椎茸は、みじん切りにすることで有意に咀嚼回数が減少した。絹さや、人参及びえびは、みじん切りよりも千切りの方が咀嚼回数が有意に減少した。卵は炒り卵よりも錦糸卵の方が咀嚼回数は減少した。米は炊飯時の加水比を増加するのに従い咀嚼回数が減少した。2.5倍の加水比の飯は粒が認められなかったが、加水比2.3倍で炊飯した飯は、すし酢を混合しても飯粒が形状を保持しており、すし飯としての調整が可能であった。これらの調理方法を用いた
    ちらし寿司
    の咀嚼回数はは、一般的な調理方法を用いた
    ちらし寿司
    よりも有意に減少した。
  • 村松 紘一
    食品衛生学雑誌
    1986年 27 巻 5 号 602-603
    発行日: 1986/10/05
    公開日: 2009/12/11
    ジャーナル フリー
  • -家庭料理における調理機器・器具等の使用状況-
    *三木 章江, 後藤 月江, 佐賀 啓子, 松下 純子, 髙橋 啓子
    日本調理科学会大会研究発表要旨集
    2025年 36 巻 P-k8
    発行日: 2025年
    公開日: 2025/08/30
    会議録・要旨集 フリー

    【目的】現在、簡単・簡便な調理法の志向や調理済み品を購入する等、食生活が変化しているなかで様々な調理機器・器具が利用されている。本報告では各料理の家庭での調理頻度に焦点をあて調理機器・器具等の使用状況を明らかにすることを目的とした。

    【方法】2022年12月~2023年2月、中国・四国9県に在住する学生1902名を対象にWebによる家庭料理の伝承状況についてアンケート調査を実施した(有効回答1062名:有効回答率55.8%)。住居形態別(自宅生、自宅外生)に、それぞれの料理の家庭内での調理頻度について「おもに家で作る(G1)」、「家で作ることが多いが調理済み品を購入したり外食することもある(G2)」、「家で作ることは少なく調理済み品を購入したり外食することが多い(G3)」の3つのカテゴリー別に使用する調理機器・器具等の違いを比較した。統計処理はクロス集計(χ2検定,IBM SPSS Statistics Ver. 29)を行い、有意水準は5%未満とした。

    【結果・考察】炊飯は自宅生、自宅外生ともにG2が電子レンジの使用割合が高かった(p<0.05)。

    ちらし寿司
    は自宅生ではG1が飯台の使用割合が他群より高く、
    ちらし寿司
    の素はG2が他群より有意に高かった(p<0.05)。焼き魚は自宅生G2でフライパンの割合が高く(p<0.05)、自宅外生G2は電子レンジの割合が高かった(p<0.05)。青菜のごま和えは「すりごまを使う」が自宅生G1よりG2が有意に高く、G3は「市販の和え衣を使う」が高かった(p<0.05)。家庭内での調理頻度が少なくなるほどフライパンや電子レンジ、
    ちらし寿司
    の素、すりごまや市販の和え衣の使用割合が高く、家庭内調理の減少が従来の調理器具等の使用低減に繋がることが示唆された。

  • —行事食の調理状況と食生活の意識との関連—
    *本田 智巳, 安藤 真美, 伊藤(藤村) 知子, 久保 加織, 山本 奈美, 橘 ゆかり
    日本調理科学会大会研究発表要旨集
    2023年 34 巻 P-k19
    発行日: 2023年
    公開日: 2023/09/09
    会議録・要旨集 フリー

    【目的】日本調理科学会特別研究の『多様な調理法と家庭料理の伝承』の一環として,近畿の大学,短期大学の学生を対象として「家庭料理の調理法および調理器具等に関する調査」のwebアンケートを行った。全国版の質問項目に加えて,近畿の家庭料理の喫食状況と調理法についての質問項目を加えて調査を行った。本研究では,調査対象者の住形態(自宅生,自宅外生)や居住地域と「もち,雑煮,赤飯,

    ちらし寿司
    ,巻き寿司,押し寿司や箱寿司,柿の葉寿司」といった行事食の調理状況および食生活の意識との関係について比較,検討を行った。

    【方法】滋賀県,京都府,奈良県,大阪府,兵庫県および和歌山県の大学と短期大学の学生を対象にGoogle Formを使用し,webアンケートを行った。アンケートは2022年12月~2023年2月に2,020名の学生に無記名のwebアンケートを配信した。回答数は893人(自宅生732名・自宅外生16名)で,回収率は44%であった。

    【結果・考察】自宅生と自学外生では,「もちを通過儀礼で食べる」,「もちの食べ方_焼く」に有意差が認められ,また,自宅外生は自宅生に比べ,雑煮,

    ちらし寿司
    および巻き寿司を「主に家で作る」者の割合が低く,「ほとんど食べない」者の割合が高かった。雑煮の味つけは,居住地域(近畿6府県)全体で「白味噌」が多く,さらに大阪,兵庫では「すまし汁」も多かった。行事食の調理状況と食生活の意識との関係は,「我が家の味を伝承したい」,「小さいころ家族と調理することがよくあった」に「あてはまる」者は,「あてはまらない」者に比べ「もちの入手方法」および赤飯,
    ちらし寿司
    ,巻き寿司および押し寿司や箱寿司を「おもに家でつくる」者の割合が有意に高かった。

  • 中原 左貴子
    生活協同組合研究
    2007年 381 巻 60-68
    発行日: 2007/10/05
    公開日: 2024/11/11
    ジャーナル フリー
  • 山下 律也, 古屋 愼一郎, 半田 由美子
    美味技術学会誌
    2013年 12 巻 1 号 21-26
    発行日: 2013/07/31
    公開日: 2018/10/15
    ジャーナル フリー
  • —大村寿司給食の導入と実施可能性—
    山王丸 靖子, 鍋島 しのぶ, 山口 鏡子, 藤原 ヒロ子, 石森 光恵, 中谷 友美, 武藤 慶子, 岩瀬 靖彦
    日本食生活学会誌
    2008年 19 巻 1 号 60-68
    発行日: 2008/06/30
    公開日: 2008/09/02
    ジャーナル フリー
      長崎県の郷土料理である大村寿司を学校給食で提供することを目的とし, 学校栄養職員に対する郷土料理および大村寿司に対する意識調査を実施した。さらに大村寿司給食を実施し喫食者に対する嗜好調査を行った。
      学校栄養職員のほとんどが, 郷土料理に興味があり, 食文化の継承・普及への意欲は高く, 大村寿司に対する継承意欲も高かったが, 給食における実施率は低かった (12.5%)。「大村寿司給食を実施したい (30.3%)」と積極的な回答が得られた理由で最も多かったのは「行事食・食文化教育として利用できる」であった。一方, 「大村寿司給食を実施したくない・どちらでもない (69.7%)」理由としては,「調理器具がない」「作業工程が複雑」「衛生管理ができない」等であった。そこで, これらの問題点を検討し, 大村寿司給食の作業工程表を作成した。
      大村寿司給食を実施し, 嗜好調査を行ったところ, 喫食した児童・生徒のうち, 57.6%が「美味しい」, 38.8%が「また食べたい」と回答し, 特に低学年で食意欲が高かった。さらに, 教員からも郷土料理および大村寿司給食に対する肯定的な意見を多数得た。これらの結果から, 実施が困難であると考えられている郷土料理であっても学校給食への導入可能性が示唆された。今後も, 多くの郷土料理が学校給食で提供され, 「食」を通じた幅広い教育に活用されることが期待される。
  • 村上 知子, 會田 久仁子
    日本調理科学会誌
    2010年 43 巻 5 号 319-321
    発行日: 2010年
    公開日: 2014/10/03
    ジャーナル フリー
  • Look Think Act
    武田 以知郎, 田井 義彬, 豊田 綾子, 嶋田 雅子
    月刊地域医学
    2017年 31 巻 5 号 46-
    発行日: 2017/05/10
    公開日: 2024/10/25
    解説誌・一般情報誌 フリー
  • -米料理の実態と特徴-
    *早坂 千枝子, 宮下 ひろみ, 川村 奎子, 大出 京子, 佐藤 玲子, 和泉 眞喜子, 千葉 元子, 阿部 由希, 瀬戸 由布子
    日本調理科学会大会研究発表要旨集
    2008年 20 巻 1P-1
    発行日: 2008年
    公開日: 2008/08/29
    会議録・要旨集 フリー

    【目的】
     前報において、宮城県在住の調理担当者の米の摂取・調理状況と米に対する意識についてのアンケート調査結果の一部を報告した。今回はその中の自由記述式による回答から、米料理の作り方と意識、地域や年齢層間の動向を検討した。
    【方法】
     「炊き込みご飯」「混ぜご飯」「
    ちらし寿司
    」は、その具材と作り方を、「最近作らなくなった米料理、最近よく食べるようになった米料理」「得意な米料理・めずらしい米料理」は、その理由や伝承方法について、県北部・県中央部・県南部と全県で集計した。
    【結果】
     「炊き込みご飯」はどの地域でも5種類の具材(にんじん・油揚げ・しいたけ・鶏肉・たけのこ)の使用頻度が高かった。県南部ではさけの使用が多く、煮たさけを炊きあがりの飯に加え、いくらを飾る、“はらこ飯”を作っているものと考えられる。「混ぜご飯」では具材の地域差はみられず、使用頻度の高い具材は炊き込みご飯と同じであった。「
    ちらし寿司
    」では各地域ともに市販合わせ酢を使用し、手作りの具で作っていた。上に飾る具は錦糸卵・のり・でんぶが多かった。また、県北部・県南部は中央部より
    ちらし寿司
    を作る割合が高かった。「最近作らなくなった米料理」は変わりご飯44%、餅類14%が多かった。家族構成の変化や、高カロリー・食べすぎ・血糖値が気になるなどが理由に挙げられた。「最近よく食べるようになった米料理」は変わりご飯33%、粥・雑炊類18%が多く、仙台市を含む中央部では多種類の雑穀などの入手が容易なため、玄米・雑穀などの炊飯が他地域より多かった。「得意な米料理・めずらしい米料理」では変わりご飯、餅類、粥・雑炊類の合計がいずれの地域でも80%を越えた。伝承方法の57%は祖母や姑等世代間であった。
  • *高橋 秀子, 岩根 敦子, 菅原 悦子, 魚住 惠, 村元 美代, 板垣 千尋, 安部 恵
    日本調理科学会大会研究発表要旨集
    2007年 19 巻 P-32
    発行日: 2007年
    公開日: 2007/08/30
    会議録・要旨集 フリー

    【目的】
     近年は米の消費が低迷している。また、食品加工産業が発達し食材・調理品の購入が手軽になり、外食産業の浸透により外食の頻度も高くなった。米の摂取および調理に関する意識は、食品加工と外食産業の発達を受けて変化してきていることが予想される。岩手県の米の摂取と調理の現況を把握するためアンケート調査を実施した。
    【方法】
     平成19年1月に調査を行った。岩手県内の大学1校と短大2校の学生、卒業生および学生の家庭の調理担当者を調査対象とした。調査内容は対象者の属性、米料理の嗜好および頻度、白飯の摂取状況、おにぎり・いなり寿司・炊き込みご飯・混ぜご飯および
    ちらし寿司
    の調理法、米に対する意識等であった。質問用紙を配布し、1ヶ月後に回収した。
    【結果】
     回答者数は133であった。内訳は女性が130(97%)、40代が50(38%)、食事調理経験21~30年が64(48%)を占めた。最も好まれた米料理は白飯で123(92%)が好きと回答した。おにぎり・炊き込みご飯・
    ちらし寿司
    等多くの米料理が好まれ、好きが最も少ない米料理はおかゆ57(43%)であった。それぞれの米料理の最も高い摂取頻度は、白飯は毎日121(91%)、おにぎりは週に1回程度、炊き込みご飯と炒飯は月に1・2回、
    ちらし寿司
    、赤飯等の米料理は年に数回であった。朝・昼・夕の食事の米料理の摂取量はいずれも茶碗1杯が最も多かった。おにぎりの具材は、多かった順に、梅干し、鮭、こんぶ、かつおぶしであった。いなり寿司は、味付けの皮を購入し俵形に作っていた。炊き込みご飯の具材は人参、油揚げ、ごぼう、鶏肉、しいたけが多く、ほたて、うに、あわび、鮭等の魚介類もあった。回答者の多くは、米は日本人の主食であり、色々な料理にも合い、毎日米を食べたいと考えていた。
  • 住吉 雅子, 寺崎 太二郎, 畑江 敬子, 島田 淳子
    日本家政学会誌
    1992年 43 巻 4 号 277-284
    発行日: 1992/04/15
    公開日: 2010/03/10
    ジャーナル フリー
    米飯料理のおいしさを示す要因を, 消費者の意識調査により明らかにすることを目的とした.
    予備調査により選んだ一般的な5種の米飯料理, チャーハン,
    ちらし寿司
    , ピラフ, カレーライス, おにぎりおよび白飯を対象とし, 米飯料理のおいしさを表す表現として, 米に関するもの, 飯の外観, 風味, テクスチャー, 温度および食卓の状態の六つのカテゴリーに属する15種の要因を同じく選んだ.
    調査対象は関東在住の年齢および性別のかたよらない823名の消費者であり, 以下の結果を得た.
    (1) 選出した15の要因項目の平均値は, 有名銘柄をのぞくすべての項目において4の「どららでもない」より上位の高得点となり, いずれも米飯料理のおいしさに必要な項目であることが認められた.とくに, つや, ふっくら感および味は六つの米飯料理に共通して高い必要度を示した.
    (2) 6種類の米飯料理は (被験者数× 対象の数) ×15, すなわち74,070のマトリックスにより, 白飯, おにぎりおよびその他の料理の三つのグループに大別でき, 各グループの特徴は以下のようであった.
    1) 白飯のおいしさにおける各要因項目の必要度の全平均は5.3と対象料理中もっとも高く, 標準偏差1.4以上の項目は3項目と少なかった.とくに, ふっくら感, つや, 香りおよび甘味に関する項目の必要度が高かった.
    2) おにぎりは白飯と同様の傾向にあったが有名銘柄, 高価格に関する項目の必要度が高いことが特徴的であった.
    3) チャーハン,
    ちらし寿司
    , ピラフにおけるおいしさの各要因項目の必要度は, 類似したパターンを示し, とくに盛りつけ, 硬さ, つやおよびふっくら感において高い必要度を示した.カレーライスの飯については全要因項目ともに必要度が低かった.
    (3) 各要因項目の必要度は, 年齢および性別に関して有意差のあることが認められた.白飯は7項目に年齢による有意差がみられ, すべての要因項目において高年層の者ほど高い必要性を示した.
    6種の米飯料理に関して要因項目別にみると, とくに香りに対して若年層ほど高い必要性を示した.
    各要因項目の性別による有意差も若干認められた.
  • —米を用いた料理を中心に—
    *田原 美和, 井口 直子, 大西 竜子, 古賀 貴子, 山口(荒木) 彩
    日本調理科学会大会研究発表要旨集
    2023年 34 巻 P-k30
    発行日: 2023年
    公開日: 2023/09/09
    会議録・要旨集 フリー

    【目的】日本調理科学会特別研究「多様な調理法と家庭料理の伝承」に関するWEB調査より,九州支部8県の大学に在学する学生を対象として,主に米を用いた料理に着目し,その調理方法,喫食状況,調理器具類の使用状況等について分析することを目的とした。

    【方法】2022年10月~2023年2月にGoogleフォームによる調査を行った。配布総数は2,127,有効回答数は1,075(回収率50.5%)であった。調査項目が多岐にわたるため,ご飯,おにぎり,

    ちらし寿司
    ,巻き寿司,赤飯を中心に単純集計及びクロス集計を行った。統計処理には,SPSS ver.28.0を使用した。

    【結果】米を用いた料理5品目の単純集計の結果から,主に家で作ると回答した割合が最も高かったのはご飯91.9%であった。ご飯を炊くのに使用するのは炊飯器94%で,他の調理器具よりも顕著に高かった。おにぎりは,主に家で作る54.6%,次いで,家でも作るが調理済み品も購入・外食する23.9%であった。作る時には,ラップを使用79.3%,素手33.3%,型を使用10.1%であった。

    ちらし寿司
    は,主に家で作る41.9%で,その際使用するのは,ボウル30%,飯台24.5%であった。巻き寿司は,主に家で作る29.3%であった。赤飯を家で作ると回答した割合は17.9%,ほとんど食べないが40%と高く調査項目の中で赤飯の喫食状況が最も低い。作る時の器具類については,ほとんど作らない,わからないと回答した割合が調査項目の中で65.6%と最も高かった。このことから,特に赤飯の伝承については,食教育による何らかの取り組みが必要ではないかと推察する。住居形態別でみると,自宅生は自宅外生に比べ,巻き寿司以外は主に家で作ると回答した割合に高い傾向がみられた。

  • 會田 久仁子, 村上 知子
    日本調理科学会誌
    2010年 43 巻 6 号 374-377
    発行日: 2010年
    公開日: 2014/08/22
    ジャーナル フリー
  • 宮下 ひろみ
    仙台白百合女子大学紀要
    2012年 16 巻 119-132
    発行日: 2012年
    公開日: 2018/07/20
    ジャーナル フリー
  • -代表的な米料理の実態と特徴-
    *会田 久仁子, 中村 恵子, 和泉 眞喜子, 宮下 ひろみ, 齋藤 寛子, 高橋 秀子, 松本 祥子, 大野 智子, 中野 つえ子, 北山 育子, 菅原 久美子, 菊地 和美, 村上 知子
    日本調理科学会大会研究発表要旨集
    2009年 21 巻 1P-2
    発行日: 2009年
    公開日: 2009/08/28
    会議録・要旨集 フリー

    【目的】東北・北海道地方の穀物自給率は、東北南部の宮城県と福島県を除いて、いずれも100%を越えている。しかし、本地方でも食生活の多様化、嗜好の変化などにより米の消費量は減少している。このような背景を基に、東北6県および北海道地方における米の摂取量と調理法、米に対する意識調査を行い、その現状を明らかにし、各県・道の共通性と特性を明らかにすることを目的として本調査を行った。
    【方法】前報、同様である。
    【結果】各県・道の代表的な米料理について検討を加えた。その結果は以下の通りである。1.いなり寿司: 北海道と福島県は、味付けした皮を手作りする割合が50%以上と他県より高かった。形はいずれも俵型が多かった。青森県では紅生姜でご飯を赤く染めて作るのが特徴であった。2.炊き込みご飯:魚の具材として、福島県はほっきがい、ほたてがい、うに、宮城県は鮭、いくら、岩手県はうに、あわび、鮭の使用が多かった。具材に用いる野菜と魚の数は北海道51種、福島県50種と多かった。一方、青森県、山形県は上記地方の半数以下であり、野菜および魚介類の使用度と具材数に顕著な地方差が見られた。3.混ぜご飯:いずれもにんじん、しいたけ、油揚げ、ごぼう、鶏肉が使用されていた。4.
    ちらし寿司
    :いずれも卵、しいたけ、かんぴょう、のり、にんじんの使用度が高かった。5.おはぎ:家庭で作る割合は山形県が最も高く、北海道では低かった。あんはいずれもつぶあんが多かった。6.赤飯・おこわ:全体的には小豆が73.7%と最も多く、山形県で98.4%が小豆使用であった。なお、北海道で54.8%、青森県で33.2%甘納豆を使用しているのが特徴であった。
  • 大家 千恵子
    日本調理科学会誌
    1998年 31 巻 1 号 15-23
    発行日: 1998/02/20
    公開日: 2013/04/26
    ジャーナル フリー
    The results of a survey on general images for Japanese, Western, and Chinese dishes by SD method and factor analysis are as follows:
    (1) Five basic factors were sampled as the general image for Japanese dishes; “quality and familiarity,” “relish,” “dignity,” “nostalgia,” and “sex distinction and sweetness,” and for Western dishes; “quality and familiarity,” “dignity and taste,” “cheerfulness and invigoration,” “sweetness”and “tastefulness.”
    Four basic factors were sampled as the general image for Chinese dishes: “quality,” “relish,”“dignity,” and “nostalgia.”
    Five factors were sampled as the basic images for the three styles of dish: “quality,” “relish,”“dignity, warmth and coolness,” “nostalgia,” and “sex distinction and sweetness.”
    (2) The study revealed how the factors above relate to Japanese, Western, and Chinese dishes, and as a result made it possible to classify the three cuisines.
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