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クエリ検索: "やまだようこ"
921件中 1-20の結果を表示しています
  • やまだ ようこ
    老年看護学
    2008年 12 巻 2 号 10-15
    発行日: 2008/03/15
    公開日: 2017/11/20
    ジャーナル フリー
  • 教育心理学者のための学校現場の歩き方
    奈須 正裕, 市川 伸一, やまだ ようこ, 秋田 喜代美, 箕浦 康子, 下山 晴彦, 佐藤 博樹, 秋山 弘子, 豊田 秀樹, 南風原 朝和
    教育心理学年報
    2001年 40 巻 27-31
    発行日: 2001/03/30
    公開日: 2012/12/11
    ジャーナル フリー
  • -臨床美術アートプログラムを通して-
    安齋 章子, 上村 佳世子
    臨床美術ジャーナル
    2023年 12 巻 1 号 41-53
    発行日: 2023年
    公開日: 2023/11/14
    ジャーナル フリー

    本研究では,大学生を対象に臨床美術アートプログラムを個別に行い,快の感情の変化と相互交渉における自発的な語りの特徴について,探索的に検討したものである。その結果,感情の変化については対象者すべてに「親和」の感情が増加する傾向が見られた。快については,1)「非活動的快」が増加する,2)「非活動的快」「活動的快」が増加する,3)「活動的快」が増加する,の3つのグループが見られた。語りについては,対象者すべてにおいて共通する流れが見られたが,彩色部分における語りの内容は,①自己と他者(家族),②自己と他者(友人),③自己と感覚(感じ方・自然など),④自己(好きなこと・考え),に分岐した。内容が①自己と他者(家族)であった対象者では,快の変化において「非活動的快」が増加していた。語りの内容が④自己であった対象者では「活動的快」が増加していた。語りにおいては,五感の感覚想起をきっかけに想起される感覚記憶について焦点が当てられた直後に,日常で特に言語化されなかった曖昧な気持ちや感情に関する発話が見られることが示された。

  • 往復書簡と実践の跡づけによる長期重層的協働省察記述の試み
    佐野 香織, 兵藤 智佳, 小泉 香織
    言語文化教育研究
    2021年 19 巻 264-280
    発行日: 2021/12/24
    公開日: 2022/02/14
    ジャーナル フリー

    私たちは,言語文化教育研究学会第5回年次大会のフォーラムにおいて,早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンターが提唱する「体験の言語化」実践の問い直しを行った。本稿は,このフォーラム開催後,フォーラム発表者である私たちがどのように「体験の言語化」を考え,その後の実践の展開をしていったのか,電子メールを用いた往復書簡のやりとりにおけるあらたな「問い直し」と,このやりとり後,約2年間のそれぞれの跡づけを記述するものである。私たち教員の「個人」の学びを社会に拓く試みとして,(1)メールのやりとり(往復書簡),(2)このメールのやりとりを基にした,フォーラム発表後の「体験の言語化」にかかわるそれぞれの展開についての記述,の2つの方法で重層的に省察を行った。

  • ―臨床美術アートプログラムを通しての事例報告―
    安齋 章子
    臨床美術ジャーナル
    2024年 13 巻 1 号 43-49
    発行日: 2024年
    公開日: 2024/11/07
    ジャーナル 認証あり

    本研究では,ASD児とTD児を対象に臨床美術アートプログラムを個別に行い,快の感情の変化と相互交渉における自発的な語りの特徴について,探索的に検討した事例研究である。その結果,感情の変化についてはASD児とTD児も「親和」の感情が増加する傾向が見られた。この結果は,安齋・上村(2023)1)の大学生を対象にした臨床美術アートプログラムを通した感情の変化について対象者すべてに「親和」の感情が増加する傾向が見られたことと同様であった。安齋・上村(2023)では,大学生における語りの内容と快の変化において,1)①自己と他者(家族)の語りのグループにおいて「非活動的快」の増加,2)②自己と他者(友人),③自己と感覚(感じ方・自然など)の語りのグループにおいて,「非活動的快」「活動的快」の増加,3)④自己(好きなこと・考え)の語りのグループにおいては「活動的快」の増加,の3つのグループに分けられた。本研究においては,TD児では,大学生で多く見られたグループである,2)②自己と他者(友人)「非活動的快」「活動的快」の増加が見られた。ASD児では,大学生では稀に見られたグループである,3)④自己(好きなこと・考え)「活動的快」の増加が見られた。尚,ASD児においては継続的な介入により,語りの内容に変化が見られた。

  • 母語話者を含む多様な対象者と向き合ってきた教員の語りから
    志賀 玲子
    言語文化教育研究
    2023年 21 巻 153-170
    発行日: 2023/12/23
    公開日: 2024/01/15
    ジャーナル フリー

    学習者の多様化に伴い一層の現場対応力が日本語教師に求められると同時にフィールドを跨いだキャリア形成にも注意が向けられている。また,日本語教育学を多くの人に開かれた存在として据え,日本語教育の知見を利用した活動の対象者として母語話者を含む動きも出てきている。日本語教育が関わる場は広がっていると言える。本稿は,様々なフィールドを体験し多様な学習者と向き合う中で,非母語話者のみならず母語話者への働きかけをも行った経験をもつ日本語教員の,自身の姿勢や価値観の変容等についての語りを記したものである。語りから,学習者を多面的に捉える姿勢の獲得により,フィールドや対象者が変わろうとも現場対応がスムーズにできるようになった様子が明らかになった。学習者を社会的な存在として捉え,自らの理念を守りつつも学習者に寄り添い現実的な対応をする姿も認められた。また,開かれた日本語教育学に携わる中で,社会的な視野や見地を深めていく様子も語られた。

  • ―発達時期に応じた支援と切れ目のない支援とに関連させて―
    坪井 寿子
    未来の保育と教育 ― 東京未来大学保育・教職センター紀要 ―
    2019年 6 巻 123-130
    発行日: 2019/09/30
    公開日: 2022/08/26
    研究報告書・技術報告書 フリー
  • 伊藤 智明
    情報知識学会誌
    2021年 31 巻 4 号 434-439
    発行日: 2021/12/18
    公開日: 2022/02/19
    ジャーナル フリー

     研究者は,自らのキャリア形成と共に,研究データを組織化し,研究成果を上げて,さらには,研究データを活用し,研究成果を社会実装する,という緩やかな循環をつくることになる.したがって,研究データの組織化と活用は,自らがいかに,どのような研究成果を上げて,研究コミュニティに貢献し,研究者として生存していくかを構想する上での重要な論点の一つとなる.また,研究成果の社会実装を目指す上でも,研究データの組織化と活用は,外せない論点の一つである.本発表では,私がこれまでに行ってきた起業家との対話の逐語記録の作成と蓄積を事例に,研究データの組織化と活用の取組みを紹介する.事例の紹介にあたっては,起業家との対話の逐語記録の作成と蓄積についての現状と課題を提示する.

  • 東村 知子
    実験社会心理学研究
    2005年 44 巻 2 号 122-144
    発行日: 2005年
    公開日: 2006/02/18
    ジャーナル フリー
    本研究では,就学前障害児の通園施設において,卒園児の親が自らの語る「物語」を通して,通園児の親を支援するという試みを行った。具体的には,かつて施設に在籍した子どもの母親のメッセージを,現在通園している親に伝えることによって通園児の親に対して心理的な支援を行い,世代を超えた親同士のネットワークを作り出すことを目指した。第1部では,この試みを行った背景として,長期にわたるフィールドワークをもとに,障害児をもつ親の抱える問題を通園開始から卒園まで時間軸に沿って詳述し,施設における支援の意義と課題を明らかにした。第2部では,やまだ(2000a)のライフストーリー論にもとづいて筆者が行った具体的な試みについて考察した。その際,物語の「内容」に着目するのではなく,語られた物語と「物語る―聴く」という相互行為が,語り手である卒園児の親と聞き手である通園児の親,および両者の関係性に対してもつ意義に焦点をあてて分析を行った。その結果,語られた物語が,語り手と聞き手の間での行き来を通して,両者にとって自らを映し出す「鏡」のような役割を果たしていること,そのように他者を通して自らの姿を見つめることが,親が障害のあるわが子をしっかりと受けとめ,自信をもって育てていくために必要なプロセスであることを見出した。さらに,通園施設におけるこうした試みを,障害児を育てる親のネットワークづくりのプロセスとして位置づけた。
  • なぜライフストーリー研究か?
    やまだ ようこ
    教育心理学年報
    2000年 39 巻 146-161
    発行日: 2000/03/30
    公開日: 2012/12/11
    ジャーナル フリー
    この論文では, 最近のライフストーリー研究を展望し, 特に生涯発達心理学の観点から, 理論的・方法的問題を論じる。第1に, 「物語」は「2つ以上の出来事をむすびつけて筋立てる行為」と定義される。人生の物語とは, 意味づける行為であり, 人生経験の組織化である。第2に, 人生の物語は, 静態的構造ではなく, 物語の語り手と聴き手によって共同生成されるダイナミックなプロセスとしてとらえられる。特に, 物語の「語り直し」は, 人生に新しい意味を生成する行為として重要だと考えられる。私たちは, 過去の出来事を変えることはできないが, 物語を語り直すことによって, 過去の出来事を再構成することが可能になるからである。第3に, 「物語としての自己」の概念は, アイデンティティやジェネラティヴィティ (生成世代性) の概念と関連づけられる。人生の物語を語ることは, 現世代から, 次の世代や未来世代へのコミュニケーションの重要な道具となる。
  • —Arts-Based Research の視点から—
    和久井 智洋
    初等教育カリキュラム研究
    2022年 10 巻 49-58
    発行日: 2022年
    公開日: 2025/06/06
    ジャーナル フリー

    本論文は,探究をベースにした学習活動に焦点を当て,図画工作科における芸術的な探求に基づく学習の可能性を明らかにすることである。そこで,近年の美術研究の新たな動向でもあるArts-Based Research(ABR)に着目し,その概念や実践方法を取り入れることで,従来の図画工作科の学習がどのように変容可能かを考察した。検討の結果として,芸術的探求に基づく学習活動は,主体的な学びや自己省察的な学びを実現する一つの方法であることや,子どもと教師が互いに探求的な視点に基づく対話的で生成的な学習活動の枠組みであることが明らかとなった。また,その評価の在り方としてビジュアル・ナラティヴに基づくアセスメントを提起した。

  • 最近の動向を通して
    寺田 晃, 藤永 保, 吉田 章宏, 坂野 登, 松田 惺, 田畑 治, 曽我部 和広, 伊藤 武彦, 波多野 誼余夫
    教育心理学年報
    1988年 27 巻 20-29
    発行日: 1988/03/30
    公開日: 2012/12/11
    ジャーナル フリー
  • ―離島・山間部高校における学習者が抱える課題に寄り添う授業実践事例から―
    丸山 範高
    教師学研究
    2016年 18 巻 13-21
    発行日: 2016年
    公開日: 2017/02/28
    ジャーナル フリー
    本研究では、4名の国語科教師たちの教科内容観が授業実践されるプロセスについて、教師間での共通性と教師ごとの固有性とを解明した。その特色は、離島および山間部高校における、学習者の抱える課題解消を見通した実践事例を取り上げた点にある。ナラティヴ・アプローチを研究方法とし、教師たちの語りを分析した。その結果、国語科教材文のことばを尊重した読みを通して、学習者の世界観の偏狭性を解消しようと志す点に教師間の共通性が見出された。他方で、学習者が抱える課題のうち、どの側面を重視するかによって、認識内容を重視する教師、あるいは、思考様式を重視する教師というように、各教師らしさの象徴としての教科内容観に差異が生じていた。本研究は、学習者が抱える課題を起点とした授業づくりに励む教師たちの、実践的思考の軌跡を描いた点に特徴がある。
  • ―対話的場所(トポス)と宛先
    木戸 彩恵, やまだ ようこ
    パーソナリティ研究
    2013年 21 巻 3 号 244-253
    発行日: 2013/03/30
    公開日: 2013/05/24
    ジャーナル フリー
    本研究では,ナラティヴ・アプローチを用いて化粧をする行為者にとっての場所性と化粧行為の対話性について検討する試みを行った。4名の美容職従事者(23~61歳)を対象に,複数回のライフ・ストーリー・インタビューを行い,各々の場所性と化粧行為の連関をモデル化した。第一段階では,調査協力者の語りから,宛先となる場所と化粧プロセスの相違をモデル化し,次に,宛先となる場所を人生の年輪モデル(やまだ・山田,2009)を用いてモデル化した。結果として,1)化粧行為のプロセスと宛先となる場所のあり方は他者との複合的な関係において多重に構成されること,2)化粧行為の意味は個別の経験に基づき組織化され、行為者のあり方とともに変容していくことを明らかにした。これらの結果から,化粧行為の重要な役割は行為者のあり方に変容をもたらすことであるという新たな化粧研究への示唆が得られた。
  • ―主要な心理的支援の分野からの検討―
    坪井 寿子
    未来の保育と教育 ― 東京未来大学保育・教職センター紀要 ―
    2021年 7 巻 59-68
    発行日: 2021/03/15
    公開日: 2022/08/26
    研究報告書・技術報告書 フリー
  • 佐々木 加奈子
    社会情報学
    2018年 6 巻 2 号 1-14
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/05/19
    ジャーナル フリー

    東日本大震災後に開始された地域情報のアーカイブ活動には,以前から複数の問題が指摘されてきた。これに加えて,近年,多くの震災アーカイブが「あの時,どう避難したのか」という被災上の教訓の伝達に焦点を当てすぎており,その土地に生きた人々の多元的なライフストーリーが省略されているとする指摘が現れた。先行研究の分析は,しかしながら,多元的なライフストーリーの生成プロセスの理論化がまだ十分ではない。佐々木(2016)では,福島県双葉郡浪江町民に焦点をあてて多元的なライフストーリーの生成を実際に試みており,「協働」の場を設定することで,その中での相互行為の中から多元的なライフストーリーが語られうることを実証的に示している。しかし,なぜその結果が得られるのか等は明らかにされていない。本論文では,行為を演技として捉えるゴフマンの演劇論的アプローチの役割概念を用いて,その仕組みを明らかにした。協働の場では,多層的なオーディエンス構造とオーディエンス・パフォーマー間の親密な関係性によって,チームパフォーマンスが促された。その際,参加者たちは自由に自身の役割を見出すことができ,メディアが設定する避難者像から距離を取ることができ,これにより新たな語りの発現に至った。

  • やまだ ようこ
    社会言語科学
    2016年 19 巻 1 号 221-223
    発行日: 2016/09/30
    公開日: 2017/04/12
    ジャーナル フリー
  • 小野 千沙子, 砂賀 道子, 石下 綾乃, 石田 順子
    北関東医学
    2024年 74 巻 4 号 305-310
    発行日: 2024/11/01
    公開日: 2024/12/26
    ジャーナル フリー

     術後補助化学療法を受けている中年期乳がん患者の語りから仕事の意味について分析した.その結果,「仕事は生きがい」,「職場の人たちとのつながり」,「病気のことを忘れる時間」という仕事が生活において重要な位置を占め仕事に充実感を感じるという意味があった.また治療による多種多様な副作用により退職を考えるという危機的状況のなかで,仕事は「自身の生き様を子どもに残す」,「築き上げた成果に責任を持つ」,「職場の人たちの役に立つ」ことであった.これは中年期の発達課題である生成継承性(generativity)や,それにより獲得される世話(care)に相当するものであった.対象者3名の語りから明らかにされた仕事の意味は医療従事者の新たな気づきとなるため報告する.

  • ―ケアの視点から―
    渡邉 照美, 岡本 祐子
    家族心理学研究
    2003年 17 巻 2 号 83-96
    発行日: 2003/11/30
    公開日: 2023/04/27
    ジャーナル フリー

      The purposes of this study were (1) to clarify the acceptance process of death and dying for cancer patients and (2) to examine the relationship between the factors to promote acceptance and enhance care.

      Subjects were 24 cancer patients. We analyzed 36 books written by these patients, their families, doctors, or writers.

      The main results were as follows:

      1. The following acceptance process of death and dying was found: “shock,”“resistance,” “anxiety / fear,” “depression,” “thanks,” “acceptance,” “sublimation,” and “hope.”

      2. There were three levels of “acceptance,” which were: ① intellectual acceptance, ② coexistence and ③ acquired acceptance after deep consideration about life and death, and the experience of cancer.

      3. Two levels of “acceptance,” “coexistence,” and “acquired acceptance after deep consideration about lifemd aeath, and the experience of cancer” were related to the guality of care which the patients received.

  • 吉川 肇子
    シミュレーション&ゲーミング
    2009年 19 巻 1 号 1-8
    発行日: 2009/08/25
    公開日: 2020/09/14
    ジャーナル フリー

    すごろくは日本人にとっては,なじみのあるゲーム形式である.本稿では,大学生に自分自身の人生の物語(ライフストーリー)を,すごろくを使って語らせる試みについて報告する.まず第1に,すごろくによって語られているライフストーリーについて概観した.第2に,大学の授業において,すごろくを作成させる手続きを紹介した.第3に,作成されたすごろくの中から,大学生のライフストーリーの内容を検討した.エピソードとしては大学合格が,また,将来の物語の多くに「分岐」が現れているという共通の特徴が見られた.さらに,自分自身へのメッセージが含まれているものも見られた.すごろくの制作が,学生の自己認識および自己受容につながっていることが示唆された.第4に,この試みの将来の展望を,(1)手法の洗練,(2)研究ツールとしての活用,(3)心理臨床場面での活用,の3分野について検討した.

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