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クエリ検索: "クローネ"
1,243件中 1-20の結果を表示しています
  • Thorstein Franche, 吉原 正志
    マリンエンジニアリング
    2018年 53 巻 5 号 657-662
    発行日: 2018/09/01
    公開日: 2018/11/09
    ジャーナル フリー
  • 都築 尊
    日本補綴歯科学会誌
    2010年 2 巻 3 号 177-180
    発行日: 2010/07/10
    公開日: 2010/07/28
    ジャーナル フリー
    症例の概要:57歳の女性.上顎延長ブリッジの動揺を主訴に来院した.抜歯により臼歯の咬合支持が喪失し,部分床義歯の装着が適応と考えられたが,違和感のために口蓋を被覆する設計が受け入れられなかった.そこで大連結子を使用しないコーヌステレスコープ義歯を装着し,口腔内諸機能の改善がみられた.
    考察:装着感を考慮した義歯設計により,患者が違和感なく義歯装着できた.また,コーヌステレスコープ義歯で補綴することにより,臼歯部咬合支持を得ることができ,清掃性が向上した.これらのことが咬合崩壊の防止につながったと考えられた.
    結論:咬合崩壊を防ぐために,患者の装着感を考慮した義歯設計を行うことは重要である.
  • 第1報内冠の形態が維持力に及ぼす影響
    城戸 寛史, 守川 雅男, 竹屋 克昭, 千草 隆治, 豊田 静夫
    日本補綴歯科学会雑誌
    1993年 37 巻 2 号 256-260
    発行日: 1993/04/01
    公開日: 2010/08/10
    ジャーナル フリー
    In using the conic telescope crown for anterior teeth, it is necessary for the inner crown to have a larger taper and chamfered margin on the labial surface in order to keep sufficient space for facing material. Although there are a lot of reports on the relationship between the retention of the outer crown and the taper of the inner crown, the effect of the chamfer depth on the retention has been unknown. In this study, the retention of the outer crown was examined in relation to the chamfer depth or knife-edge diameter of the inner crown.
    The results were as follows:
    1. The retention of the outer crown was significantly larger with the chamfer type inner crown than with the knife-edge type.
    2. The retention increased with increase in the chamfer depth.
  • 呉本 晃一
    日本補綴歯科学会雑誌
    1999年 43 巻 1 号 179-180
    発行日: 1999/02/10
    公開日: 2010/08/10
    ジャーナル フリー
  • 切削作用と機械的破壊磨耗との關聯性
    竹山 秀彦
    精密機械
    1948年 14 巻 166-167 号 107-112
    発行日: 1948年
    公開日: 2010/02/16
    ジャーナル フリー
    鑢の切削作用の研究に於て,先づ問題となることは,鑢の切削作用が果して單一バイトの切削作用そのものであるか,或ひは破壊磨耗であるかと云ふ問題である.そこでその兩者の間の關聯性を理論的に考察し,且二三の實驗事實に徴し,併せてその應用に就いて述べんとするものでるあ.
  • 外冠の厚み, 使用金属の変化と維持力との関係について
    小六 英斗, 塚崎 弘明, 丸谷 善彦, 大森 悠, 椎名 幸恵, 芝 〓彦
    昭和歯学会雑誌
    2004年 24 巻 2 号 160-171
    発行日: 2004/06/30
    公開日: 2012/08/27
    ジャーナル フリー
    コーヌス
    クローネ
    の外冠金属の厚さ (0.4, 0.6, 0.8mm) を変化させ, また硬さの異なる2種類の金属 (白金加金・デグロールM, チタン含有コバルトクロム合金・デンチタン) を外冠に適用してコーヌス角 (4°, 6°, 8°, ), 内冠の高径 (2, 4, 6, 8, 10mm), 荷重量 (5, 10, 15kgf) の組合せを変化させて, コーヌス
    クローネ
    の維持力への影響を検討することを目的として基礎的実験を行った.その結果, デグロールMはすべてのコーヌス角, 荷重条件下において, 外冠の厚さが厚くなるに従って維持力は小さくなる傾向を示したが, その減少率は荷重量が増えるに従って各コーヌス角ともに一定の値を示した.また, いずれの厚さの外冠においても, コーヌス角が大きくなるに従って維持力の平均値および標準偏差が減少する傾向を示し, また荷重量の増加に伴って維持力が増加する荷重依存性を示した.デンチタンの維持力は, デグロールMと同様コーヌス角が小さくなるに従ってまた高径が高くなるに従って維持力が増大する傾向を示した.しかしデグロールMと比較して各コーヌス角および各高径による維持力の差は小さく, 低い高径および大きいコーヌス角にもかかわらず高い維持力を示した.またすべての外冠は荷重増加に従って維持力が増加する荷重依存性を示した.デンチタンはすべての高径においてデグロールMと比較して強い荷重依存性を示した.また金属の違いにより維持力の発現傾向は異なった.デンチタンは歪みそのものに関わってくる荷重量の影響を大きく受けたが, コーヌス角や高径などの影響はデグロールMほど端的には現れなかった.
  • 福田 紳一, 野谷 健治, 三木 敬一
    日本補綴歯科学会雑誌
    1988年 32 巻 5 号 1154-1163
    発行日: 1988/10/01
    公開日: 2010/08/10
    ジャーナル フリー
    It is clinically well known that the secondary splinting is as effective as the primary splinting, using the konus-telescope crown. The purpose of this study is to investigate and to evaluate the displacement of the konus-telescope outer crown under the lateral loads of them, changing angles, heights and shapes of konus-telescope inner crowns.
    The results were as follows:
    1. The horizontal and vertical displacement of the outer crown were influenced by not so much the angle as the height of inner crown.
    2. As for inner crown shape, the displacement of c.s.c. type outer crown was larger than that of konus-type.
  • 第2報内冠直径と維持力との関係について
    木山 美和子, 芝 樺彦, 高柳 育行, 鈴木 満, 池田 増夫
    日本補綴歯科学会雑誌
    1997年 41 巻 1 号 71-79
    発行日: 1997/02/01
    公開日: 2010/08/10
    ジャーナル フリー
    Recently conical telescopic denture has been used in many clinical treatments, but it has many problems with retentive force of conical double-crown that need to be solved. The purpose of this study was to elucidate the correlation between retentive force and various factors of conical telescopic double-crown. Various factors such as fabricating material, taper angle, height of cone and load were considered as problems in report 1. In this experiment, retentive force related to the diameter of the cone was examined.
    The results were as follows:
    1. Retentive force was greater as the diameter was decreased compared with retentive forces for two diameters of cone. This effect was greater as the height of the cone and load were increased and the taper angle was decreased.
    2. Retentive force decreased as the taper angle of any diameter of cone was increased and this effect was greater as the height of the cone and load were increased. Retentive force depends on the taper angle strongly in any diameter.
    3. Retentive force had a tendency to increase slightly as the height of the cone of any diameter of cone was increased and it was greater as the taper angle was decreased and the load was increased. But the increasing rate was less compared with any other factors.
    4. Retentive force increased in proportion to the load on any diameter of cone, and this effect was greater as the diameter and taper angle were decreased and the height of the cone was increased.
  • 三谷 裕子
    日本補綴歯科学会誌
    2023年 15 巻 4 号 583-856
    発行日: 2023年
    公開日: 2023/10/19
    ジャーナル フリー

    症例の概要:患者は49歳女性,複数歯の脱落,上顎前歯部の冷水痛と審美不良,咀嚼困難を主訴に来院した.残存歯すべての歯に未処置齲蝕を認め咬合崩壊による審美障害ならびに咀嚼障害を呈していた.歯周基本治療後,治療用義歯を用いて咬合挙上量と下顎位を決定し,テレスコープ義歯を製作した.

    考察:咬合再構成にあたり,挺出歯や傾斜歯の削除量と残存歯にかかる側方力を可及的に少なくすることを重視した.治療用義歯を用いることで,適正な下顎位を最終補綴装置に反映させることができた.

    結論:咬合崩壊した片側性低位咬合患者に,咬合挙上により適正な下顎位とアンテリアガイダンスを与えたテレスコープ義歯を装着し,咀嚼機能や審美性が改善された.

  • 山本 真由
    日本補綴歯科学会誌
    2021年 13 巻 3 号 273-276
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/07/30
    ジャーナル フリー

    症例の概要:患者は68歳の女性.上下顎部分床義歯の不適合による咀嚼困難および審美不良が主訴であった.義歯のクラスプが目立つことに対する患者の抵抗が大きかったため下顎にハイブリッド型コンポジットレジン前装ブリッジを,上下顎にコーヌステレスコープ義歯を装着し,審美性と咬合支持の回復を行った.

    考察:コーヌステレスコープ義歯により,審美性,機能性の向上が得られ,歯周組織状態も改善されたと考える.

    結論:ハイブリッド型コンポジットレジン前装ブリッジとコーヌステレスコープ義歯を装着することで,審美性と咬合支持回復を得た.

  • アタッチメント・テレスコープシステムの応用
    堀田 康記
    日本口腔インプラント学会誌
    1988年 1 巻 1 号 118-125
    発行日: 1988/03/25
    公開日: 2021/07/05
    ジャーナル フリー
    When superstructures of dental implants are made,careful consideration is necessary when deciding how to connect them with the abutments of natural teeth.
    Many researchers recommend the rigid-removable(the operator removable)superstructure for dental implants1,2). These systems were utilized on 28 patients in the past 4 years with no complications.It is possible to do repairs, reduce occlusal stress,replace superstructures, and independently palpate implants with these superstructures. These systems can function as partial dentures with rigid-support after removal of implants.
  • 金田 恒
    日本補綴歯科学会誌
    2011年 3 巻 2 号 154-157
    発行日: 2011/04/10
    公開日: 2011/04/21
    ジャーナル フリー
    症例の概要:患者は73歳女性.全顎的に慢性歯周炎があり,上顎前歯部に動揺歯が認められた.患者は審美的な治療も望んでいたが,抜歯などの外科処置に対し恐怖心があったため動揺歯は保存し,上顎欠損部に対して,コーヌス義歯による補綴処置を行った.
    考察:8年経過した現在も補綴物・歯周組織ともに問題なく,安定している.これはコーヌス義歯のリジットサポートによる義歯の安定,それによる咀嚼能力の改善だけでなく,二次固定効果によるものと考えられる.
    結論:動揺歯を含む慢性歯周炎をもつ症例に対してコーヌス義歯による補綴治療が非常に効果的であった.
  • 家持 剛
    日本補綴歯科学会誌
    2022年 14 巻 1 号 89-92
    発行日: 2022年
    公開日: 2022/01/19
    ジャーナル フリー

    症例の概要:患者は73歳女性.右下中切歯の動揺による咀嚼困難を主訴に来院した.義歯の適合不良,全顎的な水平性骨吸収,クラウン辺縁の二次齲蝕,下顎前歯部の叢生,咬合平面の乱れが認められた.矯正治療とプロビジョナルレストレーションによる咬合平面の修正を行ったうえで,上顎はコーヌス

    クローネ
    義歯,下顎は陶材焼付冠ブリッジを製作し,咬合再構成を行った.

    考察:強固な二次固定効果が得られるコーヌス

    クローネ
    義歯により良好な義歯の維持・安定が得られた.

    結論:矯正治療,ブリッジおよびコーヌス

    クローネ
    義歯を組み合わせて咬合再構成を行い,安定した予後を得ることができた.

  • 兎川 嘉隆, 熊坂 久雄, 児玉 信之, 岡部 俊一, 島田 友宏, 大石 尭史, 稲葉 繁
    日本顎咬合学会誌 咬み合わせの科学
    2001年 22 巻 1 号 60-65
    発行日: 2001/09/30
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
    無歯顎患者における上下顎同時印象は, 口腔内のすべてを印象することにより, 床外形の決定, 咬合床による咬合高径の決定, ゴシックアーチによる顎位の決定, 顔面正中基準面を決定するフェースボウトランスファーをすべて同時に行う画期的なシステムである.
    この方法を応用すれば, 上下顎のどちらか一方が無歯顎であったり, 少数歯残存症例や, すれ違い咬合など, いわゆるアイヒナーの分類Cに属するような咬合位が確立されていない症例に対しても有効であると考えられる.
    今回われわれは緩衝型テレスコープ義歯の適応症に対して上ド顎同時印象を用い, 良い結果が得られたので, その有効性を報告する.
  • 力德 史朗
    日本補綴歯科学会誌
    2024年 16 巻 2 号 303-306
    発行日: 2024年
    公開日: 2024/04/26
    ジャーナル フリー

    症例の概要:患者は70歳男性.歯の動揺による咀嚼困難を主訴に来院した.重度慢性歯周炎による全顎的な骨吸収や多数歯の動揺,クラウン辺縁に不適合および二次齲蝕が認められた.治療用義歯を装着後,歯周基本治療を行い,残存歯の保存可否を判断したうえで,上顎はチタン床総義歯,下顎はコーヌス

    クローネ
    義歯を製作し,咬合再構成を行った.

    考察:コーヌス

    クローネ
    義歯の二次固定効果や容易な清掃性により,残存歯は良好な歯周組織状態が維持されている.

    結論:歯周治療後,総義歯およびコーヌス

    クローネ
    義歯を用いて咬合再構成を行い,安定した予後を得ることができた.

  • 髙井 智之
    日本補綴歯科学会誌
    2016年 8 巻 3 号 317-320
    発行日: 2016年
    公開日: 2016/10/15
    ジャーナル フリー

    症例の概要:患者は66歳女性.|3 補綴装置の脱離を主訴として来院した.その他に,上顎前歯部から小臼歯部の補綴装置不適合による審美障害,また,上顎両側遊離端欠損による咀嚼障害を認めた.上顎前歯部はフルジルコニアクラウン,上顎両側遊離端欠損部はコーヌステレスコープ義歯により補綴した.装着後,|2 は歯根破折により抜歯となり陶材焼付鋳造冠のブリッジに変更した.

    考察:歯根破折により抜歯となったが,審美性に優れた歯冠修復と欠損補綴処置を併用したことにより良好な経過を得たものと考える.

    結論:フルジルコニアクラウンとコーヌステレスコープ義歯による補綴治療は,審美的,機能的な問題を解決するのに有効な治療方法である.

  • 原川 良介
    日本補綴歯科学会誌
    2024年 16 巻 1 号 127-130
    発行日: 2024年
    公開日: 2024/02/07
    ジャーナル フリー

    症例の概要:73歳の女性,義歯の動揺と審美不良を主訴に来院した.診断の結果,すれ違い咬合に伴う咬合高径の低下を認め,旧義歯と咬合高径挙上副子により咬合高径を挙上した.支台歯と義歯の連結強度を考慮して補綴前処置として歯冠補綴処置後,金属床義歯を装着した.

    考察:挙上により,上下顎義歯の補綴スペースが改善され,審美性を改善した義歯を製作することができた.支台歯と義歯の連結強度を高めた設計により,咬合力分散と義歯の動揺の抑制を図り,良好な予後を得ることができた.

    結論:咬合高径の低下を伴うすれ違い咬合である本症例は,咬合高径挙上と連結強度を高めた最終補綴装置の装着により,主訴を改善させることができた.

  • 黒田 昌彦
    日本補綴歯科学会雑誌
    2004年 48 巻 1 号 20-29
    発行日: 2004/02/10
    公開日: 2010/08/10
    ジャーナル フリー
    コーヌステレスコープに取り組んでほぼ25年になる. 筆者は今でもコーヌステレスコープを適用している. あれほど多くの方々に使われていたコーヌステレスコープが, 近年めっきり減少してきたのが不思議に思える. 導入しはじめのトラブルは, 当然どんな臨床技法にもあるものだ. その後の改善策や配慮などで十分に長期適用できると考えている. 筆者の経験した症例の10~15年後の臨床経過がそのことを如実に物語っている. コーヌステレスコープのトラブルにはいろいろなものがあるが, トラブルの防止策は,(1) 維持力に関与する要因の整理,(2) 維持力のコントロール,(3) 支台歯数を多くしない,(4) 噛めすぎる弊害の回避,(5) 技工士とのチームワーク, などに要約できる. コーヌステレスコープと磁性アタッチメントとは, 適応が異なるし, 目標とするところが大きく異なる. 欠損補綴の目標を, 総義歯までの移行義歯とするか, 支台歯の長期的保存や咬合安定の長期的維持におくか, で異なってこよう. 総義歯までの移行義歯という認識ならば, 臨床的簡便さを優先しても仕方がない. 両者の具体的な差異を挙げながら, コーヌステレスコープの適応幅の広さと優位性を述べる.
  • 田中 雅章
    日本補綴歯科学会誌
    2023年 15 巻 4 号 603-606
    発行日: 2023年
    公開日: 2023/10/19
    ジャーナル フリー

    症例の概要:患者は60歳の女性.歯の動揺による咀嚼困難および上顎正中離開による審美不良が主訴であった.下顎に固定性のハイブリッド型コンポジットレジン前装ブリッジを,上顎に内冠および外冠に金合金を使用し,前装材としてハイブリッド型コンポジットレジンを使用した可撤性ブリッジによる補綴を行った.

    考察:審美性および機能性を両立するため,ハイブリッド型コンポジットレジン前装ブリッジと可撤性ブリッジを装着することで,審美性と咬合支持の回復を図り良好な清掃性を得ることで高い患者満足度を得たと考えられる.

    結論:歯周病患者に対して可撤性ブリッジは有効な補綴装置であると考えられた.

  • 佐藤 明彦, 山田 昌彦, 三谷 宣仁, 河野 淳, 伴 雄介, 上野 俊人, 白石 美樹夫, 尾上 典之, 岩波 宏, 東 暁史, 吉岡 美加乃, 間瀬 誠子, 伊藤 隆男
    農研機構研究報告
    2021年 2021 巻 7 号 47-61
    発行日: 2021/07/30
    公開日: 2022/02/01
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    ‘グロース

    クローネ
    ’は,1998 年に‘藤稔’に‘安芸クイーン’の交雑を行い,そこから得た実生から選抜された,紫黒色の大粒ブドウである.2010 年からブドウ第13 回系統適応性検定試験に供試し,2017 年2 月の果樹系統適応性・特性検定試験成績検討会で新品種候補にふさわしいとの合意が得られ,2020 年8 月14 日に第28086 号として種苗法に基づき品種登録された.樹勢は強い.発芽期は‘巨峰’より1 日,開花期は‘巨峰’より2 日遅い.満開~満開3 日後と満開 10 ~15 日後にジベレリン25ppm に花(果)穂を浸漬処理することにより無核果生産できるが,安定した無核果生産にはストレプトマイシンの利用が望ましい.花穂整形労力は‘巨峰’並み,摘粒労力は‘巨峰’より少ない.果実成熟期は‘巨峰’とほぼ同時期であり,‘ピオーネ’より4 日程度早い.果粒重は19g 程度,糖度は18.4% 程度,酸含量は0.46g/100ml 程度である.裂果性は‘巨峰’や‘ピオーネ’よりやや多い.無核栽培における含核数は0.10 個/ 粒で,‘巨峰’と同程度である.果皮色は紫黒色で,気温が高い夏秋季の西南暖地においても‘巨峰’や‘ピオーネ’と比較して安定して良好な着色が得られる.高温下でも着色が容易なため,‘巨峰’や‘ピオーネ’において着色不良が発生しやすい西南暖地での普及が見込まれる.

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