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クエリ検索: "子宮"
79,186件中 1-20の結果を表示しています
  • 伊吹 順章,
    子宮
    啓義, 木村 寛
    日本物理学会年会講演予稿集
    1968年 23.3 巻
    発行日: 1968/04/02
    公開日: 2018/03/23
    会議録・要旨集 フリー
  • 坂井 邦裕, 小山 祐之介, 有馬 典子, 上平 謙二, 倉野 彰比古, 自見 昭司
    医療
    1993年 47 巻 7 号 515-518
    発行日: 1993/07/20
    公開日: 2011/10/19
    ジャーナル フリー
    1972年から1990年までの19年間に, 当科で診断, 治療を行った
    子宮
    頸部初期癌(0期417例, Ia期269例)を対象とし, 治療, 予後について検討を行った. 0期417例中診断的円錐切除術が施行され, その後
    子宮
    摘出が行われた症例は328例, 円錐切除術のみで
    子宮
    を保存された症例は83例, 放射線治療が行われた症例は6例であった. Ia期では269例中8例は円錐切除術のみ, 5例は合併症などのため放射線治療が行われた. 256例に
    子宮
    摘出が行われ, 手術術式は単純性
    子宮
    全摘術109例, 準広汎性
    子宮
    全摘術139例, 広汎性
    子宮
    全摘術8例であった. 骨盤リンパ節郭清を行った症例の中ではリンパ節転移は認めなかった. 予後は0期では断端再発を1例に認めたが放射線治療により治癒し, 再発による死亡例は認めなかった. Ia期では再発は4例に認められ, 癌死したのは1例のみであった. 再発のうち3例は腟壁および腟断端再発であった.
  • 長谷川 壽彦
    医療
    1996年 50 巻 9 号 601-606
    発行日: 1996/09/20
    公開日: 2011/10/19
    ジャーナル フリー
    妊娠中を契機に発見される
    子宮
    頸癌例について, 細胞診の異常や
    子宮
    頸癌発見頻度, 発見時期, 妊娠の成り行き, 診断, 治療などについて最近各種データを示し, 考え方の変遷や現代での問題点などを解説した.
    妊娠中の
    子宮
    頸癌は確実に増加していて, それも過去癌が多いといわれた多産婦優位での発生ではなく, 未産婦にも多く認められるのを特徴としている.
    診断に関しては, 細胞診の過小評価が多いなどの問題点はあるが, 非妊時同様有効な診断法といえる.
    治療は, 上皮内癌や微小浸潤癌例の多くは
    子宮
    頸部円錐切除術を実施している. 手術の時期については, 妊娠中に行うべきとする考えと, 一部を除けば分娩後に行うとの考えがある.
  • 唐沢 哲郎, 柴田 金光, 後藤 濬二, 戸谷 良造
    医療
    1995年 49 巻 10 号 826-830
    発行日: 1995/10/20
    公開日: 2011/10/19
    ジャーナル フリー
    閉経後出血148例を対象として, 経腟超音波による
    子宮
    内膜厚(腫瘍径)測定後,
    子宮
    内膜癌検診を行い, 内膜癌検出率, および
    子宮
    内膜厚別内膜癌検出率を検討した. また, 術前に
    子宮
    内膜厚を測定した42例の内膜癌について,
    子宮
    内膜厚と筋層浸潤の関係を検討した.
    内膜癌は148例のうち13例, 検出率は8.8%であった. 内膜厚別内膜癌検出率は0~5mm1.4%, 6~10mm2.5%, 11~15mm18.8%, 16~20mm25.0%, 21~25mm75.0%, 26mm以上50%であり, 検出率は内膜厚の上昇に伴い著しく増加した.
    子宮
    内膜厚と筋層浸潤の関係では, 内膜厚20mm以下の内膜癌16例のうち15例(93.8%)が内膜限局および0~1/3未満の浸潤であった.
    以上の成績は, 経腟超音波による
    子宮
    内膜厚測定が内膜癌検出の指標となるばかりでなく, 内膜癌の早期診断にも有用であることを示唆した.
  • 横沢 秀一, 赤松 泰次, 村木 崇, 三澤 倫子, 伊東 一博, 金子 靖典, 井上 勝朗, 小見山 祐一, 進士 明宏, 清澤 研道, 太田 浩良
    日本消化器内視鏡学会雑誌
    2005年 47 巻 12 号 2658-2663
    発行日: 2005/12/20
    公開日: 2011/05/09
    ジャーナル フリー
    症例は40歳の女性.2003年7月28日下腹部痛,下痢,体重減少を主訴に某病院を受診した.大腸内視鏡検査にて盲腸に隆起性病変を指摘され,精査加療目的にて同年10月14日当科へ紹介された.盲腸の虫垂開口部に一致して粘膜下腫瘍様隆起と,終末回腸の拡張を認め,各種画像診断を行なったが,確定診断には至らなかった.症状が一旦軽快したため,外来で経過観察したところ,2004年2月15日に腸閉塞を発症した.本人に改めて問診したところ,月経の時期に一致して腹痛が出現することが判明し,回盲部
    子宮
    内膜症を疑って,回盲部切除術を行ったところ,病理組織所見で
    子宮
    内膜症と診断された.
  • ―1959~1971年治療例の追跡調査―
    佐藤 秀生, 松田 修典, 生田 稔, 久松 和寛, 羽田 良洋, 楠本 五郎
    医療
    1977年 31 巻 9 号 934-938
    発行日: 1977/09/20
    公開日: 2011/10/19
    ジャーナル フリー
    国立呉病院・中国がんセンターにおいて1956年より1971年までの期間に初回治療を実施した
    子宮
    頸癌467例について, その遠隔成績を調査した.
    5年生存率は手衛群と放射群を通じて, I期84.5%, II期60.3%, III期33.0%, IV期18.2%であり, 1-IV期全体では64.2%であつた. 上記の期間を1965年までと, 1966年以後とに分けると, 手術群と放射群のいずれにおいても, 後半の成績が有意にすぐれており, 1966~1971年の治療例全体の5年生存率は71.6%(I期91.9%, II期70.7%, III期41.7%, IV期1/4)であつた.
    1959~1969年治療例全体の7年生存率は57.1%, 1959~1966年治療例全体の10年生存率は48.1%であつた.
    5, 7, 10年経過後の行方不明率は3.9%, 4.7%, 6.4%であった.
  • 藤井 恒夫, 浜岡 秀樹, 生田 稔, 松田 修典, 佐藤 秀生, 羽田 良洋, 楠本 五郎, 桐本 孝次
    医療
    1981年 35 巻 5 号 423-428
    発行日: 1981/05/20
    公開日: 2011/10/19
    ジャーナル フリー
    国立呉病院において, 1970年より1979年までに治療した
    子宮
    体癌37例について検討した. 0期を含む全
    子宮
    癌559例に対する体癌の頻度は6.6%であるが, 1970~71年には3.9%であるのに対し, 1978~79年には11.6%と直線的に増加している.
    平均年令は58.8才で50才以上が86.5%を占める.
    臨床進行期は0期1, Ia期17, Ib期9, II期4, III期4, IV期2である. 組織型は腺癌32, 腺棘細胞癌3, 腺扁平上皮癌1, 異型増殖1である.
    治療は手術療法を主とするもの32, 放射線療法を主とするもの3, 化学療法のみのもの2で, 0期を除く5年生存率は92.9%である.
    筋層浸潤, 頸管侵襲,
    子宮
    外蔓延, 予後などの間の関係についても検討を加えた.
  • 安部 宏, 津田 裕文, 下村 雅伯, 長末 直樹, 西尾 紘明, 畑瀬 浩樹, 梅津 純也, 井手 信
    医療
    1977年 31 巻 9 号 939-945
    発行日: 1977/09/20
    公開日: 2011/10/19
    ジャーナル フリー
    最近3年間における婦人癌早期診断の実態を調査し各のもつ問題点について検討した.
    子宮
    頸部では上皮内癌18例, 初期浸潤癌16例, 浸潤癌120例を検出した. 異形成上皮を含むこれらいわゆる境界病変は集団または施設検診で発見されたものが多く, Screeningの意義が明らかに認められた. 最終決定診は術後検索あるいは円錐切除によつたが, 初回生検と対比の結果, 円錐切除が初期頸部病変の診断上最も合理的と考えられた.
    子宮
    体部では腺癌15例, 異型増殖2例を検出した. I期は8例で過半数を占めたが, 衛後検索の結果かなりの拡がりを認めるものも多く, 今後の積極的検診対策の必要性が示唆された. 卵巣癌では中間群4例, 悪性群17例(単純性癌13, 転移性癌4)で, そのほとんどが進行例で予後不良であり, 今後診断面の再検討が望まれた. 膣, 外陰に関しては共に症例数が少なく, 早期診断面での資料に乏しいが, 体癌あるいは卵巣癌と同様, 今後の積極的な検診体制の向上, 並びに診断法の開発が望まれる.
  • 瀬嵩 万貴, 豊見山 麻未, 田里 裕子, 馬渕 仁志, 金城 譲, 仲地 紀哉, 島尻 博人, 豊見山 良作, 新垣 京子, 外間 昭
    日本消化器内視鏡学会雑誌
    2024年 66 巻 8 号 1596-1602
    発行日: 2024年
    公開日: 2024/08/20
    ジャーナル フリー HTML

    症例は43歳,女性.粘血便のため施行された大腸内視鏡検査で盲腸底部に粘膜下腫瘍様隆起を認め,当院に紹介された.大腸内視鏡検査を再検すると,同部位にⅠ型pitを呈しvolcano signを呈する隆起性病変を認めた.腹部CTでは虫垂壁に層状構造を認めたが,明らかな腫瘍性病変は認めず,虫垂重積症と診断した.悪性腫瘍による重積が否定できなかったため,腹腔鏡下回盲部切除術を行った.病理組織学的検査で虫垂

    子宮
    内膜症と診断した.虫垂重積症の原因として
    子宮
    内膜症を鑑別に挙げる必要がある.

  • 唐沢 哲郎, 後藤 濬二, 柴田 金光
    医療
    1992年 46 巻 9 号 697-703
    発行日: 1992/09/20
    公開日: 2011/10/19
    ジャーナル フリー
    子宮体癌および子宮
    内膜増殖症のスクリーニング検査として, 通常の体癌検査前に, 経腟超音波による
    子宮
    内膜厚測定を月経周期正常群98例, 月経周期延長群39例, 閉経群152例に施行した.
    子宮
    体癌,
    子宮
    内膜増殖症,
    子宮
    内膜ポリープの病的所見例の内膜厚は, 3群ともに対象良性
    子宮
    内膜厚に比し, 有意に高値を示した(p<0.001, p<0.001, p<0.001). また, 病的所見例の検出は, 月経周期正常群sensitivity 0.6~0.67, accuracy 0.84, 延長群sensitivity 0.71, accuracy 0.84. 閉経群sensitivity 0.86, accuracy 0.9の評価を示し, スクリーニング検査としての有用性が認められた.
    子宮
    体癌の検出率は, 閉経前40%, 閉経後87.6%であった. 壁内浸潤との関係では, 閉経前内膜限局群0%, 壁内浸潤1/2以下群33%, 壁内浸潤が1/2を超える群100%であった. 閉経後では, 同様にそれぞれ50%, 85.7%, 100%であった. 経腟超音波による
    子宮
    体癌の検出は, 閉経後例では非常に有用であるが, 閉経前の軽度壁内浸潤体癌例には不十分な検査であった.
  • 太田 剛夫, 岩川 孝憲
    医療
    1970年 24 巻 9 号 715-720
    発行日: 1970/09/20
    公開日: 2011/10/19
    ジャーナル フリー
    Public education and collective examinations beginning in December, 1966, have been supported by Public Sanitation Bureau of Prefecture Anti-Cancer Association and public hospitals.
    Nineteen cases of carcinoma in situ (0.10%) and 13 of invasive cancer (0.07%) were found among 17, 444 cases during three years, from October, 166 to December, 1969.
    The author would like to suggest the following necessities through the experience.
    1. Planning of the collective examination Registration might be legally established and the listed indivisual must be examined once a year. According to the registration, the planning should be made by the prefectural office.
    2. Public education:
    A medical lecture on cancer should be held in each community.
    3. Screening tests:
    The laboratory should be equipped with colposcope, biopsy and cytological apparatus.
    4. Further examination:
    The doubtful individuals should be referred to a specialist and reported to a case-worker who will follow the cases.
    5. Follow-up:
    An individual who showed atypical dysplasia should be examined in every three months thereafter.
    The collective examination of the uterine cancer is subjected to find a cancer from a woman who has no complaints before examination. The effective result of the collective examination could be obtained when these five problems have completely resolved.
  • 藤原 葉一郎, 藤田 誠司, 楠木 泉, 土屋 宏
    医療
    1994年 48 巻 10 号 864-869
    発行日: 1994/10/20
    公開日: 2011/10/19
    ジャーナル フリー
    子宮
    頸癌患者IIb期5例に対して, NACとして左右の内腸骨動脈の
    子宮
    動脈分岐部付近より, CDDP 70~80mg, ADMもしくはEpi-ADM 40~50mg, MMC 20mg, 5-FU 500mgによる動注療法を2kur施行した. 年齢は58歳から77歳までで, 組織型は扁平上皮癌4例(LNK 3例, SNK 1例), 腺癌1例(clear cell type)であった.
    結果として内診, 画像診断上, 腫瘍の縮小ならびに傍
    子宮
    結合織への浸潤の縮小ないし消失が認められ, 腫瘍マーカーの異常値はほぼ正常化した. その後に広汎
    子宮
    全摘術もしくは放射線療法を行った.
    これらより
    子宮
    頸癌進行例に対して, NACとしての動注化学療法を施行することは, その後の手術や放射線療法をよりcurativeなものとし, さらにその予後を向上させ得る可能性が示唆された.
  • 内藤 博之, 絹谷 正之, 木岡 寛雅, 藤井 恒夫, 占部 武, 岡本 悦治, 大濱 紘三
    医療
    1991年 45 巻 12 号 1153-1158
    発行日: 1991/12/20
    公開日: 2011/10/19
    ジャーナル フリー
    治療前のCA 125値が40U/ml以上の高値を示す
    子宮
    内膜症例を対象として, ダナゾール, 酢酸ブセレリン投与を行い, CA 125値の推移と治療効果の相関を検討した. 月経痛を主訴とした症例では月経痛は消失し, CA 125値も低下したので, CA 125値と治療効果は相関したが, 不妊を主訴とした症例では, CA 125値は低下したが, 妊娠例は1例のみで, 治療効果と相関はみられなかった. 術前のCA 125値でRe-AFS分類による病期を推測することは困難であった. Re-AFS分類でIV期, 134点の症例において, 治療によるCA 125値の低下はscoreの改善と相関しなかったが, チョコレート嚢胞例において, 治療によるCA 125値の低下と超音波検査による嚢胞径の変化には相関がみられた. 以上より症例によっては, CA 125値は
    子宮
    内膜症の治療効果や診断に有用であるが, すべての症例に普遍性のある客観的な検査とは言いがたいと考えられた.
  • 松隈 則人, 松尾 義人, 鶴田 修, 池田 英雄, 井上 林太郎, 佐々木 英, 豊永 純, 谷川 久一, 清水 正彦, 大北 亮, 白水 和雄, 磯本 浩晴, 日高 令一郎, 中野 道泰, 吉田 晃治
    日本消化器内視鏡学会雑誌
    1989年 31 巻 6 号 1577-1584_1
    発行日: 1989/06/20
    公開日: 2011/05/09
    ジャーナル フリー
    S状結腸に発生した腸管
    子宮
    内膜症の2例を経験したので本邦報告例78例の検討を加え報告する.症例1は右下腹部痛を主訴として入院した39歳の女性で,注腸造影と大腸内視鏡検査により大腸粘膜下腫瘍が考えられた.生検では確診は得られなかったが腸管
    子宮
    内膜症を疑い手術を施行し,組織学的検索によりS状結腸の固有筋層内に
    子宮
    内膜組織を認めた.症例2は月経時の血便を主訴として入院した34歳の女性で,注腸造影と大腸内視鏡検査によりS状結腸に頂部に発赤した陥凹を有する隆起性病変を認め,生検により粘膜内に
    子宮
    内膜症類似の腺管を認めた.術後の組織学的検索ではS状結腸粘膜内および固有筋層内に
    子宮
    内膜組織を認めた.本邦報告例78例を集計し年齢,症状,部位,大きさ,形態,診断および治療に関して検討した.生検により確診が得られたものは6例にしかすぎず,月経前期および月経時に生検を施行するべきだと考えられた.
  • 平林 光司
    医療
    1980年 34 巻 10 号 911-915
    発行日: 1980/10/20
    公開日: 2011/10/19
    ジャーナル フリー
    癌患者における癌のひろがりの実態を追求することは予後を推測するのみならず, 治療法の個別化についても有益な示唆を与えると考えられる. 今回我々は広汎性
    子宮
    全剔出術をうけた678例の別出物について組織学的検索を行い5年予後との関連から治療上有益な知見を得ようと試みた. まず癌の側方へのひろがり, リンパ節転移及び転移経路の問題, 腟壁や
    子宮
    体部への浸潤, また膀胱,
    子宮
    付属器へのひろがりを検索することによつて頸癌における癌のひろがりの実態及び予後因子としての重要性の評価を行つた. 更に色々な組織学的因子の検索, 臨床進行期と実際の癌のひろがりとのギヤツプ, 再発の実態などを検索し, これらを総括して頸癌治療のあり方について考察を加えた. その結果, 同程度に根治能力のある手術及び放射療法はその特性に応じて用いるべきであること, 更に治癒率と障害の両面からみて個別化治療を行うべきであると結論された.
  • 丹後 正紘, 川原 領一, 松山 毅, 長柄 一夫, 岡部 三郎
    医療
    1982年 36 巻 12 号 1163-1168
    発行日: 1982/12/20
    公開日: 2011/10/19
    ジャーナル フリー
    子宮
    頸癌Ia期検討委員会の診断基準は該当した微小浸潤癌72例について, その細胞所見, 組織所見と治療成績について検討した. 微小浸潤癌の細胞診の正診率は72例中52例(72.2%)であつた. 細胞像は深層型悪性細胞に混じて中表層型悪性細胞が出現し, 多彩である. 悪性細胞の出現には大きな集塊をなすものが70%の症例にみられた. クロマチンの粗顆粒状, 不均等分布やindian ink様の濃縮核の増加, 核小体の出現なども特徴的であつた. 背景は悪性細胞の出現に比して比較的きれいで, 出血は84%の症例に, tumor diathesisは36%の症例に認められた. 微小浸潤癌の診断には, 頸部円錐切除による頸部全域の組織検査で, 浸潤の深さのみてなく, 脈管侵襲, 癒合浸潤などを除外し, 発育先端に退行変性の所見があれば, 単純
    子宮
    全摘術でよい. 根治手術を行つた52例中, リンパ節転移例はなかつた. 微小浸潤癌の再発例も経験していない.
  • 高野 昇, 園田 俊雄, 吉田 哲夫, 桧垣 康二
    医療
    1980年 34 巻 3 号 253-258
    発行日: 1980/03/20
    公開日: 2011/10/19
    ジャーナル フリー
    最近外来診療における
    子宮
    内膜症の存在は, 炎症性疾患の減少に伴いクローズアツプされ, これらの診断, 治療に関心が持たれるようになつた.
    子宮
    内膜症の診断については, 各種臨床的事項の総合判定によらねばならず, 特有な診断方法はない. そこで
    子宮
    内膜症診断能向上に資するを目的として, 組織学的に
    子宮内膜症と診断された開腹症例の術前子宮
    卵管造影(HSG)像を分析, 臨床所見ならびに開腹所見との相関につき検討を行つた.
    HSG撮影については, 高電圧, New SS高感度増感紙を利用, 被曝線量を減少きせ, TV観察のもと, (1)
    子宮
    卵管陰影確認(2)腹膜陰影確認直後(3)側面像(4)造影剤注入終了5分後の4枚撮影方法を採用した.
    子宮
    内膜症にみられるHSG像, とくに卵管陰影(側面像を含め)の走行方向, 走行形態, 側面像におけるDouglas窩の所見, 腹膜陰影などに特徴的ともいえる所見がみられ, また
    子宮
    内膜症臨床的進行度分類(Beecham)との間にも相関がみられた.
  • 丹後 正紘, 瀬戸 俊夫, 渡辺 駅七郎
    医療
    1998年 52 巻 9 号 534-538
    発行日: 1998/09/20
    公開日: 2011/10/19
    ジャーナル フリー
    子宮頸部に子宮
    以外の臓器に原発した癌が転移することはまれとされているが, 当科で扱った
    子宮
    頸部腺癌69例中12例(17.4%)が転移性腺癌であった. 原発巣は12例中胃癌4例, 乳癌, S状結腸癌, 卵巣癌, 直腸癌がそれぞれ2例ずつであった. 胃原発の4例は原発巣がすべて印環細胞癌であり, その細胞像は比較的きれいな背景に粘液を有し, レース状の細胞質からなる印環細胞が集団を形成していた. 大腸原発例では汚い背景に高円柱状の細胞の柵状配列がみられた. 乳癌原発例では腫瘍性背景のなかに小型類円形細胞が乳頭状に出現していた. 細胞診で原発性か転移性かの鑑別は難しいが, 頸部腺癌では転移性を考慮に入れておく必要がある.
  • 長谷川 道子, 倉石 夏紀, 田村 敦志
    日本皮膚科学会雑誌
    2014年 124 巻 12 号 2291-2297
    発行日: 2014/11/20
    公開日: 2014/11/27
    ジャーナル 認証あり
    症例1:29歳,女性.帝王切開分娩1年後より手術瘢痕部に皮下結節が出現.下腹部正中の手術瘢痕上端に45×35 mmの淡紅褐色の硬い腫瘤あり.全身麻酔下に腹直筋鞘前葉を含めて摘出した.症例2:31歳,女性,帝王切開分娩7年後に左下腹部の皮下腫瘤に気づいた.下腹部横切開による手術瘢痕の左側やや頭側に径50 mmの皮下腫瘤あり.生検で確定診断した.最近26年間の本邦報告58例を集計すると,手術内容の記載がある30例中, 癒着や浸潤のため腹直筋鞘を中心とする筋膜を含めて摘出した例が11例,さらに筋肉,腹膜を含めて摘出した例も5例ずつみられた.正中付近に生じた腹壁腫瘍では術前に十分な検討が必要である.
  • 太田 剛夫, 岩川 孝憲
    医療
    1968年 22 巻 5 号 599-604
    発行日: 1968年
    公開日: 2011/10/19
    ジャーナル フリー
    Since Romberg demonstrated his first work in 1952, it has been published many articles on the cytological diagnosis of the functional uterine bleedings, however, much still remains to be investigated. Cytological diagnosis of the endometrium has been made on the finding of the various cells which were naturally free from the endometrium. It usually follows the endometrial changes caused by hormonal environment and occasionally gives the most important clue to suggest a cancer of the uterine body.
    The author demonstrated a correlationship between histology and cytological findings. The results of observation on 91 cases of the endometrial bleeding excluding the menstrual and organic bleeding were as follows:
    1. Prolif erative phase:
    Hyperchromatic nuclei with scanty cytoplasm were observed in 27 cases.
    2. Secretory phase:
    Less nucleic variety in rather large size having finely divided chromatin and definite cytoplasm were found in 8 cases.
    3. Atrophic phase:
    Gathered small round-shaped nuclei with rather hyperchromic trends and none of the cytoplasm were seen most likely to be a sheet of nucleous in 13 cases.
    4. Irregular shedding phase:
    8 cases of cytologic finding were based on the mixtured type of the secretory and proliferative phase.
    5. Hyperplastic phase:
    So-called hyperplastic endometrial cells, rich in cytoplasm and irregular in nucleic size, could be seen in some of 25 cases. Others showed a similar figure of proliferative phase. Malignancy could not be ruled out in some dyskaryotic cells. These results apparently indicated that pathology of the functional bleeding was complicated and mainly affected by the hormonal environment. The full significance of these were differenciation of malignancy from the functional bleeding especially in menopause.
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