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(2)トリチウムシステム設計
小西 哲之, 山本 靖, 登尾 一幸, 伊庭野 健造, 興野 文人
セッションID: G12
発行日: 2011年
公開日: 2011/10/19
会議録・要旨集
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バイオマス核融合ハイブリッドプラントの概念設計、特にトリチウムプラントについて報告する。核融合エネルギーはLiPbブランケットよりセラミック製熱交換器を経て熱交換型反応器において廃棄物バイオマスの吸熱分解反応に使用される。トリチウム回収システムと各プロセスのトリチウム透過量が、最終的に製品となる水素燃料のトリチウム濃度を法定限度以下とするために満たすべき条件を求め、工学的に成立可能であることを示した。
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松浦 秀明, 河内 昌平, 中屋 裕行, 安元 孝志, 中尾 安幸, 島川 聡司, 後藤 実, 中川 繁昭, 西川 正史
セッションID: G13
発行日: 2011年
公開日: 2011/10/19
会議録・要旨集
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高温ガス炉は、第四世代原子力システムの有力候補と位置づけられている。その耐熱設計は、核変換炉としても、高い性能を提供する。著者らは、高温ガス炉にLi を装荷し、核融合炉用トリチウムの外部供給源として活用することを提案している。モンテカルロ炉心燃焼コードMVP-BURN用いた炉心燃焼計算に基づき、他の原子炉システムとの炉内スペクトルの相対評価を通して、ガス炉の性能を評価した。解析結果に基づき、ガス炉の長所・短所、性能向上のための手法について議論を行う。
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河内 昌平, 松浦 秀明, 中屋 裕行, 中尾 安幸, 島川 聡司, 後藤 実, 中川 繁昭, 西川 正史
セッションID: G14
発行日: 2011年
公開日: 2011/10/19
会議録・要旨集
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高温ガス炉の炉内にLi2O を装荷し中性子核反応を起こすことで初期核融合炉用のトリチウム燃料を製造することが検討されている。Li2Oを制御棒として用いることで、原子炉の運転を制御しつつ更なるT生産量を得ることができるか検討した。炉心外側の制御棒にLi2Oを充填することで余剰反応度を抑え、T生産量を有意に増加させることができた。
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松木 覚, アーメド モスタファ, 平尾 茂一, 森泉 純, 山澤 弘実
セッションID: K21
発行日: 2011年
公開日: 2011/10/19
会議録・要旨集
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ラドン壊変生成物による内部被ばく線量の評価には、AMAD(空力学的放射能中央径)及びσg(標準偏差)が必要になるが、従来の測定ではAMADとσgを得るまでに多大な時間を要する欠点がある。そこで、空気中エアロゾル濃度を測定するパーティクルカウンターを用いエアロゾル濃度とAMADの関係を評価することで測定の簡易化を目指した。
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近藤 大祐, 劉 行, 平尾 茂一, 森泉 純, 山澤 弘実
セッションID: K22
発行日: 2011年
公開日: 2011/10/19
会議録・要旨集
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空間ガンマ線線量率を上昇させるラドン壊変生成物の湿性沈着機構の定量的な解明が必要とされている。既往研究で使用されてきた雨中放射能測定装置を改良し、雨水中のPb-214とBi-214の濃度を核種別に測定した。
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廣内 淳, 平尾 茂一, 森泉 純, 山澤 弘実, 鈴木 敦雄
セッションID: K23
発行日: 2011年
公開日: 2011/10/19
会議録・要旨集
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モニタリングステーション(MS)で測定される降雨時の空間ガンマ線線量率上昇は周辺環境の違いによって測定サイト毎に異なる。各サイトの周辺環境を把握し、降雨後の線量率変動を解析することで、各サイトのラドン壊変生成物(Pb-214、Bi-214)の地面上濃度を推定した。
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劉 行, 近藤 大祐, 山澤 弘実, 森泉 純, 平尾 茂一
セッションID: K24
発行日: 2011年
公開日: 2011/10/19
会議録・要旨集
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降水する時に、地面で収集した雨水サンプル中の放射能濃度が測定された。降水強度の時間変動を用いた雨滴中のラドン壊変生成物濃度のモデルを開発した。濃度の時間変動を再現され、雲中主な洗浄メカニズムを推測された。
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森泉 純, 森 嘉貴, 江川 紗矢香, 平子 貴大, 平尾 茂一, 山澤 弘実
セッションID: K25
発行日: 2011年
公開日: 2011/10/19
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14C比放射能の高い水田土壌中有機物の分解により発生する
14CO
2の水稲による再固定について、有機物分解過程と大気輸送過程を考慮して考察する。
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太田 雅和, 永井 晴康, 小嵐 淳
セッションID: K26
発行日: 2011年
公開日: 2011/10/19
会議録・要旨集
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大気-植生-土壌複合系内14C移行モデルを開発し, 耕作地の表層土壌への14C蓄積の数値実験を行った。落葉・枯死に伴う土壌への14C供給と有機物分解に伴う土壌から大気への14CO2放出は蓄積開始後数10年程度で平衡となること及び平衡時の植生の14CO2取り込み量は土壌中14C蓄積が無い場合に比べ1割程度増加することが明らかになった。
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市川 毅, 竹腰 直樹, 岡林 正訓, 作田 陽佑, 住吉 孝, 岡本 一将, 藤吉 亮子
セッションID: K27
発行日: 2011年
公開日: 2011/10/19
会議録・要旨集
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EDXRFを用いて、スロベニア森林土壌における鉛の定量を行い、鉛および鉛同位体(210Pb)の深度分布を求めた。
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竹腰 直樹, 市川 毅, 岡林 正訓, 作田 陽佑, 岡本 一将, 住吉 孝, 藤吉 亮子
セッションID: K28
発行日: 2011年
公開日: 2011/10/19
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スロベニア森林土壌において、カリウム同位体比(K-40/K)の深度分布を求めた結果、一般に用いられている同位体比0.0117%という一定値を示さず、深さにより変動していた。同様に苫小牧森林土壌においても深度分布を求め、比較した。
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柿内 秀樹, 赤田 尚史, 島 長義, 久松 俊一
セッションID: K29
発行日: 2011年
公開日: 2011/10/19
会議録・要旨集
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アクティブ試験中の青森県六ヶ所村の大型再処理施設において平成18年4月から実際の使用済み核燃料を使った試験が行われた。その平成18年から22年にかけて環境中の有機結合型トリチウム(OBT)の測定を行った。OBT濃度に顕著な濃度上昇は認められなかった。
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柴田 敏宏, 登尾 一幸, 山本 靖, 小西 哲之
セッションID: K30
発行日: 2011年
公開日: 2011/10/19
会議録・要旨集
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核融合炉の運転には、事前に運転に伴い放出されるトリチウムの影響評価が必要である。本研究では食品中トリチウムから遺伝子中OBTへの移行評価を目的として、大腸菌をモデル生物とし培地中のトリチウムから遺伝子内OBTへの移行を実験的に測定した。また併せて、同条件下培地から細胞全体のOBTへの移行の測定も行った。
さらに、実験結果をふまえトリチウム取込経路とそれぞれの寄与を、遺伝子の損傷に至るスキームを考慮に入れながらモデル計算により評価した。
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川端 一史, 長谷川 英尚, 塚田 祥文, 高久 雄一, 久松 俊一
セッションID: K31
発行日: 2011年
公開日: 2011/10/19
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植物葉面に固体エアロゾルで沈着したCs、Sr及びIの霧によるウェザリングに及ぼす霧水量と霧ばく露時間の影響について検討した結果を報告する。
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牧永 あや乃, 松本 琢磨, 椿原 康介, 山本 一幸, Odsuren Myagmarjav, 立石 謙太, 合川 正幸, 古立 直也, ...
セッションID: K32
発行日: 2011年
公開日: 2011/10/19
会議録・要旨集
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福島第一原子力発電所における事故の発生以降,放射線に関する風評被害等が発生するなど社会問題化しつつある現状を踏まえ,北海道(道央)の広い範囲で環境放射線量の測定システムを構築し測定を行った。また情報公開システムの整備状況について報告を行う。
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(その1)MEASURESの概要
渡辺 長深, 糠塚 重裕, 工藤 清一, 佐藤 晃祥, 足立 武司, 早川 信博
セッションID: K33
発行日: 2011年
公開日: 2011/10/19
会議録・要旨集
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三菱重工で開発した原子力緊急時対応システム(MEASURES - Multiple Radiological Emergency Assistance System for Urgent Response)に関し、MEASURESを構成する情報収集・判断システム(AIPS)、事象進展予測システム(ACIS)及び周辺被ばく予測システム(EDPS)、及び並列計算機による高速かつ高精度な非定常流の気流解析及び拡散解析について報告する。
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(その2)MEASURESの改良(線量同化)
早川 信博, 渡辺 長深, 糠塚 重裕, 佐藤 晃祥, 足立 武司
セッションID: K34
発行日: 2011年
公開日: 2011/10/19
会議録・要旨集
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現在MEASURESの改良の一つとして、実測線量が与えられた場合の放出量の推定による予測解析精度の向上を目的として実施してきている線量同化計算機能について報告する。
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(その3)MEASURESの改良 (遠方拡散解析)
糠塚 重裕, 渡辺 長深, 佐藤 晃祥, 足立 武司, 早川 信博
セッションID: K35
発行日: 2011年
公開日: 2011/10/19
会議録・要旨集
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MEASURESのEDPS(周辺被ばく予測システム)における拡散解析には粒子法が用いられ、その解析範囲はEPZをカバーするように設定している。一方、精度よくEPZを越えた遠方に対する拡散評価を行う必要性から実施してきている遠方拡散解析について報告する。
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(I) 線量再構築における防護措置の考え方と判断基準
本間 俊充, 木村 仁宣, 高原 省五, 飯島 正史, 木名瀬 栄
セッションID: K36
発行日: 2011年
公開日: 2011/10/19
会議録・要旨集
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福島第一原子力発電所事故では、避難、屋内退避及び安定ヨウ素剤配布の緊急防護防護措置、飲食物摂取制限及び出荷制限措置、計画的避難の長期的措置がとられた。本シリーズでは実施された防護措置を考慮して、公衆被ばくの線量再構築を行った。本発表では防護措置の考え方と判断基準、線量再構築の方法について概括する。
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(2) 吸入摂取による公衆の内部被ばく線量評価
木村 仁宣, 木名瀬 栄, 高原 省五, 飯島 正史, 本間 俊充
セッションID: K37
発行日: 2011年
公開日: 2011/10/19
会議録・要旨集
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福島第一原子力発電所事故に伴う公衆の被ばく線量再構築の一環として、環境モニタリングデータである空気中濃度の測定結果等を用いて、
吸入摂取による公衆の内部被ばく線量を評価した。
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(3)地表沈着核種による公衆の外部被ばく線量評価
高原 省五, 飯島 正史, 木村 仁宣, 木名瀬 栄, 本間 俊充
セッションID: K38
発行日: 2011年
公開日: 2011/10/19
会議録・要旨集
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福島第一原子力発電所事故に伴う今後の政策決定や防護戦略の検討に資するため、環境モニタリングデータを基に地表に沈着した放射性核種の組成を算出して、地表沈着核種から公衆が受ける外部被ばく線量を予測的又は遡及的に評価した。
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(4)食物摂取経路からの公衆の被ばく線量に関する検討
飯島 正史, 本間 俊充, 木村 仁宣, 高原 省五, 木名瀬 栄
セッションID: K39
発行日: 2011年
公開日: 2011/10/19
会議録・要旨集
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今後の食物摂取制限解除の基準策定検討に資するため、福島第一原子力発電所事故によって汚染された食物中の放射性核種濃度の変化を調べるとともに、これらの食物の摂取制限による公衆の回避線量を検討した。
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(5)水道水摂取制限による公衆の回避線量評価
木名瀬 栄, 木村 仁宣, 高原 省五, 飯島 正史, 本間 俊充
セッションID: K40
発行日: 2011年
公開日: 2011/10/19
会議録・要旨集
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本研究では、今後の水道水摂取制限解除の基準策定検討に資するため、福島第一原子力発電所事故に直接影響した、福島県、茨城県、東京都の水道水中131Iの濃度変化を調べるとともに、水道水の摂取制限による公衆の回避線量を評価した。
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永井 晴康, 堅田 元喜, 寺田 宏明, 古野 朗子, 小林 卓也, 中山 浩成, 茅野 政道
セッションID: K41
発行日: 2011年
公開日: 2011/10/19
会議録・要旨集
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福島第一原発事故に伴い環境中に放出された放射性核種について、周辺住民の被ばく線量や環境汚染状況を把握し中長期的な対策を検討する上で数値シミュレーションによる拡散解析は有効である。本報告では、原子力機構で実施している局地から東日本域の大気拡散解析と海洋拡散解析について概要を述べる。
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堅田 元喜, 永井 晴康, 寺田 宏明, 茅野 政道, 古野 朗子, 中山 浩成
セッションID: K42
発行日: 2011年
公開日: 2011/10/19
会議録・要旨集
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緊急時大気拡散予測システムWSPEEDI-IIを用いて、2011年3月15日に福島第一原発から放出された放射性物質の大気拡散シミュレーションを実施した。放射性プルームの動きと地表沈着を計算し、福島県の中央部と原発から北西方向の線量上昇のメカニズムを解析した。
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寺田 宏明, 永井 晴康, 堅田 元喜, 古野 朗子, 中山 浩成, 茅野 政道
セッションID: K43
発行日: 2011年
公開日: 2011/10/19
会議録・要旨集
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緊急時大気拡散予測システムWSPEEDI-IIを用いて、福島第一原発から放出された放射性核種の東日本域を対象とした広域大気拡散シミュレーションを実施し、各地の環境モニタリング結果との比較により計算結果の妥当性を確認した。
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小林 卓也, 川村 英之, 石川 洋一, 淡路 敏之, 印 貞治, 中山 智治, 島 茂樹
セッションID: K44
発行日: 2011年
公開日: 2011/10/19
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福島第一原子力発電所から海洋へ放出された放射性核種について、放出量を推定するとともに福島沖海域近傍から北西北太平洋規模における拡散挙動を予測した。
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平尾 茂一, 山澤 弘実
セッションID: K45
発行日: 2011年
公開日: 2011/10/19
会議録・要旨集
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地震に伴う福島第一原子力発電所の事故により、大気中へと放出された核分裂生成物の放出率を推定することを目的とする。推定手法には、環境モニタリングで得られた空間線量率および大気中濃度の観測値と広域の大気拡散モデルによる計算値を組み合わせる方法を用いた。放出時の核種組成、大気から地表面への沈着などの仮定に不確かさがあるものの、事故の進展と対応した結果が現在得られつつある。
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山澤 弘実, 平尾 茂一, 長江 拓哉, 森泉 純
セッションID: K46
発行日: 2011年
公開日: 2011/10/19
会議録・要旨集
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福島第一原子力発電所事故で放出された放射性セシウムの沈着量分布を、放出率の大きい期間について大気拡散モデルにより計算し、環境汚染の状況を概算した。特に、海洋沈着量について議論する。
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芳原 新也, 稲垣 昌代, 小島 清, 山西 弘城, 若林 源一郎, 伊藤 哲夫
セッションID: K47
発行日: 2011年
公開日: 2011/10/19
会議録・要旨集
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GPS連動型の可搬型放射線位置測定装置を用いて、福島県福島市、福島県郡山市および栃木県那須塩原市の市街地における空間線量率分布の移動測定を行なった。その結果、測定を行なった市街地では、舗装地に比べて非舗装地の空間線量率が高くなる現象が観測された。また、各市街地の非舗装地における表層から0-1cmの土壌の比放射能を測定した結果、福島市内および郡山市内の公園では福島第一原発事故後1ヶ月経過した時点において数量告示に定める放射性同位元素の濃度を超えていた事がわかった。
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(1)調査の概要と土壌中の放射性物質
伊藤 哲夫, 古川 道郎, 杉浦 紳之, 山西 弘城, 堀口 哲男, 芳原 新也, 若林 源一郎, 稲垣 昌代, 小島 清, 村田 祥之
セッションID: K48
発行日: 2011年
公開日: 2011/10/19
会議録・要旨集
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福島県川俣町で環境放射線調査を行なった。NaI(Tl)シンチレーションサーベイメータを用いて空間線量率の状況を把握するとともに、空間線量率の成因を分析するために、土壌を深さ毎に採取した。土壌試料について、ガンマスペクトロメトリで放射性物質濃度を定量した。その主な成分はCs-134とCs-137で、ほぼ同濃度であり、全量の90%以上が、地表面から1cmまで深さにあった。表土除去による空間線量率の低減効果についても確認した。
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(2)表土除去による空間線量率の低減
若林 源一郎, 山西 弘城, 杉浦 紳之, 伊藤 哲夫, 堀口 哲男, 芳原 新也, 稲垣 昌代, 小島 清, 村田 祥之, 古川 道郎
セッションID: K49
発行日: 2011年
公開日: 2011/10/19
会議録・要旨集
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福島県川俣町で環境放射線調査を行なった。学校の校庭や広場においてNaI(Tl)シンチレーションサーベイメータを用いた空間線量率の測定を行って線量の分布を把握した後、地表から約5 mmの表土を除去することにより、空間線量率の低減効果を調べた。学校校庭では半径2 m及び5 m、広場では半径2.4 mの表土を除去した結果、表土を除去した領域の中心で線量率は70~80%に減少した。
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泉 雄一, 柴田 匡通, 酒井 章司, 稲垣 博光, 野川 憲夫, 江原 真司
セッションID: K50
発行日: 2011年
公開日: 2011/10/19
会議録・要旨集
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タービン機器内における放射性ヨウ素挙動を把握することを目的とした研究を実施した。この結果、復水器に付着している水相の乾固過程がヨウ素濃度に大きく影響していること、ヨウ素は乾固過程で飛散することが分かった。これらを反映した3次元モデルにより、水相から飛散するヨウ素の時間変化が指数関数的に減少することを確認した。
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