日本原燃株式会社では、放射線による被ばくや放射性物質による汚染を伴う傷病者が万一発生した場合に備え、青森県内の初期、二次、三次被ばく医療機関と診療に係る覚書を締結しており、定期的に訓練を行っている。また、これとは別に放射線や緊急被ばく医療に関する知識習得の一助として看護学校、消防機関(救急搬送)での出前講習等にも積極的に取り組んでいる。
ここでは、2009年2月に実施した八戸市立高等看護学院での緊急被ばく医療に関する出前講習の取り組み及びアンケート結果から出前講習の成果を紹介する。
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