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瀬尾 拡史
セッションID: Q-1
発行日: 2016年
公開日: 2022/01/10
会議録・要旨集
認証あり
3Dプリンタによる臓器模型出力,ヘッドマウントディスプレイを用いた臓器立体構造の把握など,3DCGが関連する話題のテクノロジーの医学への応用が注目されているが,3DCGの利点・欠点,得意な部分・苦手な部分を,具体例を交えながら出来るだけ中立的な立場で紹介し,3DCGが医療に本当に役立つのかの議論を行う.
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吉廻 脩登, 森 浩太郎, Raytchev Bisser, 玉木 徹, 金田 和文, 三鴨 道弘
セッションID: P1-1
発行日: 2016年
公開日: 2022/01/10
会議録・要旨集
認証あり
輝度ダイナミックレンジの大きな周囲景観に対し,見る方向により輝度変化の大きさをリアルに知覚することができる両眼表示法について研究を行った.周囲景観を記録したHDRパノラマ画像を用いて,異なる手順によりトーンマッピング処理を施した画像を両眼に表示し,評価実験を行った.その結果,見る方向を変えながら周囲景観を観察する場合,両眼に同一の処理を施した場合よりも,左右異なる処理を施した場合が大きな輝度変化を知覚するために有効であることがわかった.
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久保 慶祐, 玉木 徹, Raytchev Bisser, 金田 和文, 菅沼 孝吉
セッションID: P1-2
発行日: 2016年
公開日: 2022/01/10
会議録・要旨集
認証あり
LED レンズはテレビや看板の内照に使用されており,光を均等に照射することで省エネルギー化や器具の薄型
化を実現している.本研究では,LED レンズの形状をBezier 曲線を用いてモデリングし,照射面での照度が均一となるよ
う遺伝的アルゴリズムを用いてレンズ形状の最適化を行った.
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武藤 大将, 吉田 大海, 飯國 洋二
セッションID: P1-3
発行日: 2016年
公開日: 2022/01/10
会議録・要旨集
認証あり
舗装種類や路面状態といった道路状況が自動 車の走行に与える影響は大きい。近年注目されている自
動運転システム の実現においても、これらの道路状況の自動的な把握 が求められている。本研究では、車載カメ
ラ画像から、舗装種類を判別するための新たな指標についての検討を行う。車載カメラ による撮影を考慮した、
舗装ごとの画像特徴とその変化の差に着目し、舗装画像を複数の領域に分割してテクスチャ解析する方法を提案
する。アスファルト舗装とブロック舗装の解析から画像特徴を確認し、提案法の有効性を示す。
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鈴木 壮史, 小杉 将史, 内田 理
セッションID: P1-4
発行日: 2016年
公開日: 2022/01/10
会議録・要旨集
認証あり
スマートフォンやタブレット端末においては,機密情報を含むドキュメントファイルの閲覧やダウンロードが日常的に行われており,従来型の携帯電話よりセキュリティの向上が必要とされる.そのような背景のもと,小杉らはユーザ自身が撮影した画像やWEBから取得した画像を認証に利用するタッチスクリーン端末向け画像認証方式SWIPASSを提案した.小杉らが提案した認証方式は,タッチスクリーン端末において深刻な問題となる覗き見攻撃や録画攻撃に対する耐性を有しているが,認証時に必ずスワイプ対象となるフェイク画像が,端末の不正利用を目的とする攻撃者によって特定されやすいという問題点があった.そこで本研究では,認証画面に出現する画像に対して不鮮明化処理を施し,攻撃者によるフェイク画像の特定を防止する手法を提案する.また,実験によりその有用性を検証する.
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有正 太一, 吉田 大海, 飯國 洋二
セッションID: P2-2
発行日: 2016年
公開日: 2022/01/10
会議録・要旨集
認証あり
近年、監視カメラが広く普及している。カメラを屋外に設置すると、保護ガラスに雨や泥が付着して、それらがノイズとなって撮影画像に現れる ことがある。本研究では、このように発生したノイズを、良好に除去できる方式を提案する。従来研究では、カメラを回転させながら複数枚の画像を取得して、撮影角度と撮影対象の関係からノイズを検出し、修復する方法が報告されていた。しかしながら、この方法は撮影対象とノイズが似た輝度値を持つ場合、それらの判別を誤ってしまう問題があった。そこで提案法では、色情報とクラスタリングを用いることで、この問題を改善する。
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藤倉 伊織, 柿崎 俊道, 舛本 和也, 白井 暁彦
セッションID: P2-3
発行日: 2016年
公開日: 2022/01/10
会議録・要旨集
認証あり
デジタルペイントによるアニメーション制作手法が注目されているが,現存する商用アニメーションのワークフローにおいては,紙と鉛筆による手描きを中心としたアニメーション制作も依然として多く残っている.また,紙と鉛筆ならではの画像表現や,ワークフローの利点もあるが,学術的な評価がされているとはいいがたい.本研究は,紙と鉛筆による手描きを中心としたアニメーション制作を支援するツール開発に注目し,まず基礎的なデータとして,市場において入手可能なスキャナ製品を利用した特性評価に取り組んだ.結果として,画質と速度でピクセルサイズ誤差においては,シートフィード型スキャナが良好な結果を得たが,原画を痛める可能性,鉛筆粉がスキャナ内部に残る可能性,画像面は極力触らないという現場の作業倫理から,業務用途では利用できないという判断となった.一方で画像評価では十分ではない結果を得た非接触式のスタンドスキャナにおいては,作業のシンプルさによる速さ,原画を痛めないといった特徴が高く評価された.
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児玉 明
セッションID: R1-1
発行日: 2016年
公開日: 2022/01/10
会議録・要旨集
認証あり
本研究では,複数品質映像配信システムにおける優先度推定法を利用した映像管理法において,アクセス数変動時の効率低下について考察し,その改善手法を提案した.特に,アクセス数減少推定時におけるキャッシュ順位降下によるキャッシュ効率低下の課題に対して,2次関数と指数関数による近似推定法を導入し,キャッシュ最下位の映像の前区間の優先度と比較判定する方法を示した.評価実験によりその有効性を示した.
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植西 一馬, SANDOVAL Jaime, 岩切 宗利, 田中 清
セッションID: R1-2
発行日: 2016年
公開日: 2022/01/10
会議録・要旨集
認証あり
近年,3次元点群の形状分析はコンピュータビジョンの重要な研究テーマとなりつつある.これは,モデリング,オブジェクト認識,位置推定等への応用が期待されているが,3次元点群のデータ量の多さから,処理時間が長くなることが多い.この課題に対しては,再現性かつ弁別性のある少数の特徴点を少数個だけ抽出し,計算量を削減するアプローチが有効である.しかしながら,従来の特徴点は実在の点から特徴点を選択するため,その性能はセンサのノイズや解像度に強く依存する.我々は過去に,実在の点から選択せず,複数の平面方程式から仮想の位置に特徴点を配置する方式を提案した.本稿では,検討が不十分であった仮想特徴点のための特徴量について,新たに回転不変性を付与した記述法を提案する.さらに,特徴点および特徴量の性能評価を実施し,従来の実在点から選択する方式よりも高性能であることを確認した.
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鶴崎 真理子, 阿倍 博信
セッションID: R1-3
発行日: 2016年
公開日: 2022/01/10
会議録・要旨集
認証あり
ソフトウェアの回帰試験や環境のリプレース時のGUI試験において、表示画面の確認作業による工数が大きいという課題がある。従来は、ビットマップチェック等により画面の完全一致/不一致を自動判定する手法が一般的であった。このとき、不一致と判定された画面については目視で確認する必要がある。本発表では、不一致と判定された画面の差異の傾向から不具合原因を分析する手法を提案し、その評価結果について述べる。
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白岩 秀也, 菅生 隆仁, 井ノ上 寛人, 鉄谷 信二
セッションID: S1-1
発行日: 2016年
公開日: 2022/01/10
会議録・要旨集
認証あり
本研究では,拡大する円画像に対する周辺視の認識の基本的な特性について明らかにすることを目的とし,ディスプレイに提示された円画像の拡大に,被験者が気づくまでの時間についての 実験を行った. 拡大に気づくまでにかかる時間は,水平方向 と比べて, 垂直方向の方が長いことが分かった.垂直方向では,特に,上部領域の方が下部領域と比べて認識時間が長いことが分かった.
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藤川 紘平, 大村 彩乃, 鉄谷 信二
セッションID: S1-2
発行日: 2016年
公開日: 2022/01/10
会議録・要旨集
認証あり
本研究では,人・文字の出現,カット数、画角について、視聴時の視線挙動を分析した.使用したコンテンツは,短時間に画面を切り替えるTVCMを用いた.研究目的は、大画面コンテンツ作成時の作成指針を求めることである.実験では,カット数が増加するほど画面の中央に視線が留まることがわかった.視線は中央から上に動かすことの方が多いということが分かった.視角度が大きくなるほど,視線移動量も多くなった.
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奥山 真仁, 吉田 大海, 飯國 洋二
セッションID: S1-3
発行日: 2016年
公開日: 2022/01/10
会議録・要旨集
認証あり
本論文では,衛星画像から都市 山 川などといった領域に分類するために,領域境界に着目しつつ,事例ベースに基づき分類する方式を提案する.衛星画像において,分類する各領域をテクスチャ領域とみなすことができる.そこで,局所フラクタル次元を用いてテクスチャ解析することで各領域の特徴モデルを作成し,これを用いて事例ベース型分類を行う.しかしながら,この方式では領域境界での分類精度に問題がある.この問題を解消するために,領域境界の検出を行う必要がある.境界検出には, Canny オペレータとモルフォロジー演算を適用する.こ の結果と,事例ベース型分類結果画像とを統合することで領域境界の分類精度が向上した出力画像を得る.この出力画像を入力画像からマニュアルで作成した正解画像に対して精度評価することで有効性を示す.
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チナ ルカス ヒデユキ, 滝沢 穂高
セッションID: S2-1
発行日: 2016年
公開日: 2022/01/10
会議録・要旨集
認証あり
The purpose of this paper is to introduce a Kinect goggle syste m that helps a visually impaired user detect
obstacles and recognize objects, such as chairs or elevator doors, from daily indoor environments. Through a keypad,
the user can specify which object the system should search for. If the object is found, audio feedback will be provided.
Therefore, the output can be restrained only to the chosen object, which means a more efficient way of identifying the
desired object. The system was evaluated through object recognition tests in real office environments.
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Yan LI, Ye LI, Jun OHYA
セッションID: S2-2
発行日: 2016年
公開日: 2022/01/10
会議録・要旨集
認証あり
Road vanishing point could be used as clues to driving directions in automatic driving system. Therefore, we proposed a novel data-driven method based on convolutional neural network in order to detect the location of vanishing point of either straight or curved roads on each single given image input. Our mainly contributions are: 1. We bring advantages of deep learning technologies to vanishing point localization problem instead of using traditional manually designed texture filters; 2. a coarse-to-fine approach is proposed through cascaded heat map output CNNs. For evaluation purpose, we manually collect and annotate about 2100 road images. The experiment result on this dataset proves the robustness of our approach on almost any kinds of road type. Next we are going to integrate and test our implementation on an on-borad camera in order to perform precise navigation for robotic system such as unmanned aerial vehicle (UAV).
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Jaime SANDOVAL, Kazuma UENISHI, Munetoshi IWAKIRI, Kiyoshi TANAKA
セッションID: S2-3
発行日: 2016年
公開日: 2022/01/10
会議録・要旨集
認証あり
3D Plane Detection in Point Clouds has many important applications, such as Object Recognition and Robot Navigation. The state-of-the-art approaches are namely RANSAC and Randomized Hough Transform, although, due to their non deterministic nature, the finishing conditions have to be chosen carefully, hence, these approaches tend to not have a defined processing time . Therefore, we propose a method that speeds up the plane detection process in a deterministic way by looking at the centroids of individual patches of the Point Cloud. Then, a refinement of the decision is made by looking at the eigenvalues of each patch. Consequently, Hough voting is performed to the plane calculated from the coplanar patch. The experiment results have demonstrated that this method outperforms state-of-the-art approaches while being deterministic.
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松原 洋一, 白井 啓一郎, 田中 清
セッションID: S3-1
発行日: 2016年
公開日: 2022/01/10
会議録・要旨集
認証あり
被写体の奥行き計測法として、焦点の異なる複数枚の画像集合から奥行きを推定するDepth from Focus法(DFF)がある。この方法は、被写体表面の模様の鮮鋭さから合焦度合いを評価するが、正しい奥行き推定のためには,模様に応じて処理を施す窓サイズを適切に定める必要があり、輝度変化の大きい模様が周囲に与える影響を低減する必要がある。本稿では、模様に応じて適応的に窓サイズを選択するDFF法を提案する。
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相原 大地, 富岡 洋一, 北澤 仁志
セッションID: S3-2
発行日: 2016年
公開日: 2022/01/10
会議録・要旨集
認証あり
近年,駅や繁華街などに監視カメラが多数設置されるようになったが,それでも広範な領域を監視するには,カメラ視野に入らない死角が生じる.そこで視野が重複しないように設置された複数カメラ(疎分散カメラ) 環境における移動物体の対応を求める必要がある.疎分散カメラ環境での移動物体追跡では照明変動などにより見た目が大きく変化する場合がある.そこで本研究では視覚的特徴量に加えて,いつ,どこに現れたかなどの時空間的な情報も合わせて用い,観測された物体間の対応を混合整数計画法を用いて定式化し,種々の環境変化の下で頑健な移動物体の対応の推定ができることを示す.
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兪 哲人, 坂井 滋和
セッションID: S3-3
発行日: 2016年
公開日: 2022/01/10
会議録・要旨集
認証あり
これまでの研究において,ユーザーの操作を時系列に序列化することが可能なデータ構造を提案し,ネットワーク上で AR(拡張現実)や MR(複合現実) 技術を用いた協調型の CG モデリングシステムの提案を行った.本研究ではジェスチャーセンサーを利用して,指と手の位置座標や動き(ジェスチャー)を獲得した上で直感的なデータ操作のためのインターフェイスを提案する
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奥屋 武志, 重藤 祐紀, 坂井 滋和
セッションID: S3-4
発行日: 2016年
公開日: 2022/01/10
会議録・要旨集
認証あり
ノンフォトリアリスティックレンダリングにおける輪郭線描画では画像処理と形状処理を併用することによって線の検出精度と誇張表現を両立させつつリアルタイムレンダリングが可能となった.本研究では併用輪郭線手法におけるG-Buffer内のデータ型に関する検討を行うことによって,従来の検出精度を維持しつつ高速化を実現した.
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滝沢 穂高, 松永 佑太
セッションID: R2-1
発行日: 2016年
公開日: 2022/01/10
会議録・要旨集
認証あり
本論文では,高齢者や障害者(すなわち使用者)が自宅にいながら仮想的に散歩を楽しむことができる福祉レクリエーションシステムを提案する.まず,使用者自身もしくは家族などの支援者が散歩しながら動画を撮影する.散歩コースに分岐点がある場合には,それぞれの分岐点から動画を撮影する. 使用者はマウスボタンを押下することでビデオの再生を進め,仮想散歩を楽しむことができる.また分岐点ではマウスによってコースを選択することができる.初期的な実験結果を示す.
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大木 眞琴, 高野 邦彦, 戸塚 真隆, 櫻井 治男, 佐藤 甲癸, 上崎 省吾
セッションID: R2-2
発行日: 2016年
公開日: 2022/01/10
会議録・要旨集
認証あり
角錐ホーンアンテナにおける電磁波の回折界が,フレネルの近似の成立する条件のもとで計算されている.その結果は複素ホログラムは回折界によってコンピューターでのシミュレーションとして得られる.これは計算機合成ホログラムのうちの1つであると考えられている.本報告では,解析解とスペクトル法によるフレネル近似解が式の表現のうえでも一致することを示した.
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大木 眞琴, 高野 邦彦, 戸塚 真隆, 櫻井 治男, 佐藤 甲癸, 上崎 省吾
セッションID: R2-3
発行日: 2016年
公開日: 2022/01/10
会議録・要旨集
認証あり
角錐ホーンアンテナにおける電磁波の回折界がスペクトル法によって得られている.本報告で得られた定式化は近傍領域を含めた広い範囲で適用できるものである.直接積分法による回折界のフレネル近似条件やフランホーファー近似条件について合わせて検討されている.
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張 玉龍, 張 英夏, 向井 信彦
セッションID: S4-1
発行日: 2016年
公開日: 2022/01/10
会議録・要旨集
認証あり
Haar-like特徴量を用いて猫顔候補領域を検出し、候補領域内に目や鼻口などのパーツがあるかどうかを調べることで猫顔の検出実験を行った。本稿では特に、各パーツの検出精度を向上するために、目や鼻口など各パーツの学習画像を回転することで学習画像を増やして識別器を構築した。実験の結果、回転した猫顔の検出も可能となり、適合率100%、再現率88%の検出精度を得ることができた。
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宮前 和博, 高木 大輔, 合志 清一
セッションID: S4-2
発行日: 2016年
公開日: 2022/01/10
会議録・要旨集
認証あり
本稿では,画像認識技術である SIFT(Scale Invariant Feature Transform) を用いてロゴの盗作判断を客観的に行う方法を提案する. SIFT は スケール 変化 に不変な特徴量であるが,画像の大きさによって特徴点が検出される位置が変わることが多い.提案手法ではロゴといった特徴点の検出が難しいシンプルな画像でも大きさを変えて複数個並べることで特徴点の検出を可能にした.
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-日本語文字列の歪み補正-
武澤 裕介, 石原 誠司, 古川 貴雄, 滝口 孝志, 長谷川 誠
セッションID: S4-3
発行日: 2016年
公開日: 2022/01/10
会議録・要旨集
認証あり
掲示板を斜めから撮影 する際に生じる日本語文字列の 射影歪みを補正する.射影歪みがある場合,日本語文字列に含まれる水平・垂直線分により 2つの消失点が現れる.ラドン変換を用いて消失点の位置を検出し,射影補正のためにホモグラフィ行列を算出する.原画像を射影変換して射影歪みを補正する.実証実験により補正できることを確認し,補正精度について考察する.従来方法と比較し,本方法の方が射影歪みの補正精度が高いことを明らかにする.
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高野 邦彦, 鈴木 哲生, 正信 健人, 喜種 慎, 大木 眞琴, 佐藤 甲癸, 浅井 紀久夫
セッションID: R3-1
発行日: 2016年
公開日: 2022/01/10
会議録・要旨集
認証あり
本稿ではマイクロバブルを用いたホログラフィ空間投影法について採り上げ,バブル発生機構の改善法によるスクリーンの光学特性やと表示像との関係を考察した.その結果,従来法に比べて時間的かつ空間的にバブル発生の均一性が改善され,表示像の揺らぎやチラツキが減少できることがわかった.さらに,再生波長による再生像特性にも大きな差異がないことから,カラ―再生に対しても可能性を示すことができた.
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高野 邦彦, 喜種 慎, 大木 眞琴, 佐藤 甲癸, 浅井 紀久夫
セッションID: R3-2
発行日: 2016年
公開日: 2022/01/10
会議録・要旨集
認証あり
本稿ではフルカラー立体像の投影を目的として,青色レーザ光を用いた場合におけるホログラム再生像の特性について検討した.得られた結果から,再生波長が短い場合ほど,表示可能な物体のサイズや総点数の限界条件が厳しくはなるが,限界条件の範囲内で物体条件や要素図形を適切に調整することにより,鮮明な物体の再生が可能となることがわかった.
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高野 邦彦, 安齋 純平, 山本 昇志, 浅井 紀久夫, 佐藤 甲癸
セッションID: R3-3
発行日: 2016年
公開日: 2022/01/10
会議録・要旨集
認証あり
本稿では,ホログラフィ投影用の空間スクリーンに対する評価法について基礎検討を行った.そのために,空間スクリーンで発生する散乱光の時間、空間的な光強度の測定を行い,それらの測定結果と実際に人が良いとする主観評価の関係を調べた.その結果,測定から得られた結果と主観評価の結果が一致し,相関がみられた.これにより,滝スクリーンの散乱光測定による客観的評価に可能性が示された.
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- 2015年以降の活動概要
小町 祐史
セッションID: T1-1
発行日: 2016年
公開日: 2022/01/10
会議録・要旨集
認証あり
AAL(積極生活支援)に関してIEC TC 100で2015年および2016年に行われた標準化活動の概要を紹介し,今後の課題を検討する。
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渡辺 昌洋
セッションID: T1-2
発行日: 2016年
公開日: 2022/01/10
会議録・要旨集
認証あり
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小出 啓介
セッションID: T1-3
発行日: 2016年
公開日: 2022/01/10
会議録・要旨集
認証あり
情報分野におけるアクセシビリティの標準の動向について説明する。
(1) JTC 1/SC 35で開発しているアクセシビリティ関連規格の紹介
(2) 映像字幕事業(ISO/IEC 20071-23)の取り組みの紹介
(3) JIS X 8341-3の改正について
(4) Web Accessibility, BSI Code of Practice規格の開発と国内対応について
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-HTML5+CSS 組版について-
村上 真雄
セッションID: T1-4
発行日: 2016年
公開日: 2022/01/10
会議録・要旨集
認証あり
HTML5+CSS がワンソースマルチユース出版の鍵である。
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深見 拓史
セッションID: T1-5
発行日: 2016年
公開日: 2022/01/10
会議録・要旨集
認証あり
音声読上げのための2次元コード―テクスチャ図形―に関する2つのIEC規格、IEC62665とIEC62875について、発行までの経緯と内容の解説を行う。IEC62665 Ed2.0ではテキストの文字コードから圧縮・誤り訂正付加・シンボル生成の手順、およびテクスチャ図形から画像読取り・復号・文字コード復元・音声合成エンジンによる読上げまでの手順。またIEC62875 Ed1.0では、テクスチャマップの印刷時における印刷品質保証に関する規格内容について解説し、合わせて今後についても触れる。
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-ユニバーサルシアターの設立に向けて-
平塚 千穂子
セッションID: T1-6
発行日: 2016年
公開日: 2022/01/10
会議録・要旨集
認証あり
「バリアフリー映画」とは、映画を鑑賞する上で様々なアクセスバリアをかかえた人たちと、共に映画を楽しむことができるよう環境を整える映画のこと。2001年より、視覚障害者の映画鑑賞をサポートしてきたシティライツの活動と、その活動を通じて構築していった「映画音声ガイド」のノウハウ・送出方法などの現状をお伝えして、常設のユニバーサルシアター設立への夢を語ります。
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成井 良久
セッションID: T2-1
発行日: 2016年
公開日: 2022/01/10
会議録・要旨集
認証あり
IEC TC100/TA10におけるE-Book関連の国際標準化活動の紹介
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徳弘 太郎
セッションID: T2-2
発行日: 2016年
公開日: 2022/01/10
会議録・要旨集
認証あり
デジタル楽譜の国際標準化に向け、市場特性、ユースケースの整理と、現時点で公開されている関連技術を IEC の Technical Report として出版したため、その背景、概要を説明する。
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永⽥ 健児, ⽊村 ⼀彦, 齋⿅ 尚史
セッションID: T2-3
発行日: 2016年
公開日: 2022/01/10
会議録・要旨集
認証あり
電子辞書の国際標準規格「IEC 62605」が2016年2月に改訂された。電子辞書ビジネスの普及と拡大、交換フォーマットの必要性、国際標準規格「IEC 62605」基本構造と改訂のポイントについて解説する。
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-仕様とその実証-
小高 みちる
セッションID: T2-4
発行日: 2016年
公開日: 2022/01/10
会議録・要旨集
認証あり
マンガ作品の制作において、デジタルがどのように導入されているか。マンガ家がどのようにデジタル化に取り組んでいるか。その利点と問題点など。
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柿下 正尋
セッションID: T2-5
発行日: 2016年
公開日: 2022/01/10
会議録・要旨集
認証あり
MIDIは1982年に策定された。MIDIは楽器と楽器をつなぐプロトコルである。各種標準化が進むことで、MIDIが利用できるプラットフォームが拡大した。また伝送路の種類を増やしてきた。近年ではWeb MIDI APIによりブラウザアプリケーションでMIDIを直接扱うことができる。さらに、ワールドワイドに利用できるように国際標準化を進めている。
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-アカデミック・エンターテイメントへの接近-
鈴木 卓治
セッションID: T3-1
発行日: 2016年
公開日: 2022/01/10
会議録・要旨集
認証あり
国立歴史民俗博物館におけるデジタル展示のいくつかの例について紹介し,「アカデミック・エンターテイメント」としての博物館展示ならびにそれを支えるデジタル技術について考える.
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森川 嘉一郎
セッションID: T3-2
発行日: 2016年
公開日: 2022/01/10
会議録・要旨集
認証あり
近年,それまで博物館や美術館等での扱いが薄かったマンガ・アニメ・ゲーム分野の企画展示やアーカイブ構築の試みが増えている。その動向を紹介する。
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岡本 秀樹
セッションID: T4-1
発行日: 2016年
公開日: 2022/01/10
会議録・要旨集
認証あり
多くの日本企業は,標準化を従来型製品の延長線上で考えている。IoTやICTの進展により求められるシステムや仕組みに対応できないというジレンマを抱えている。その原因の一つは,標準化戦略を事業戦略にうまく関連付けていないことが考えられる.標準化戦略の立案実態についてアンケートを実施し,このジレンマから抜け出すためのヒントを探った。
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中山 文博
セッションID: T4-2
発行日: 2016年
公開日: 2022/01/10
会議録・要旨集
認証あり
•企業経営においては、標準化すべき技術とそうでない技術(知財、ノウハウ)を峻別するオープン・クローズ戦略が重要。
•標準化戦略を考えるに当たっては、単なる共通化によるコストダウンやミニマムスタンダードの設定による品質確保という観点のみならず、標準化による市場創出や技術の差別化という観点も極めて重要。
•戦略的に標準化に取り組んできている欧米企業に加えて、近年は中国や韓国の企業も、国際標準化会合で要職を確保したり、会合に若手を数多く派遣するなど、国際標準化活動を強化。
•他方、日本においては、国際標準化活動を担う若手の標準化人材が不足。産官学が連携し、標準化教育を実施する必要。
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-IBMの取り組み-
辻 真樹⼦
セッションID: T4-3
発行日: 2016年
公開日: 2022/01/10
会議録・要旨集
認証あり
グローバルでビジネスを展開しているIBMにおいて、①リーダー人財の育成をどのような仕組みでいかに実践してきたか、②グローバル・リーダーに求められる要素とは、②リーダー人財育成の実践を通じて得られた学び・示唆、をご紹介します。
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藤田 和重
セッションID: T4-4
発行日: 2016年
公開日: 2022/01/10
会議録・要旨集
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情報通信分野における国際標準化活動に関して、IoT/M2M等の重点課題、関連する機関・団体の動向、政府の取組等の現状や、人材育成の方策について概説する。
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黒川 利明
セッションID: T4-5
発行日: 2016年
公開日: 2022/01/10
会議録・要旨集
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画像電子学会 国際標準化教育研究会の2007年設立以来の活動を振り返り,現在の国際標準化教育の現状と,それに対する研究会運営上の問題意識,そして研究会の今後の運営での検討すべきポイントを上げて,今後の活動についての議論の叩き台を提供する.
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~対流促進型国土の形成~
舘 逸志
セッションID: T5-1
発行日: 2016年
公開日: 2022/01/10
会議録・要旨集
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倉田 成人
セッションID: T5-2
発行日: 2016年
公開日: 2022/01/10
会議録・要旨集
認証あり
最先端の情報通信技術を応用したスマート建築の研究に関する取り組みから、軍艦島(長崎市端島)でのモニタリングプロジェクトと、チップスケール原子時計を応用した自律型時刻同期センシングシステムの事例を紹介する。
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斎藤 惠美子, 斎藤 アンジュ玉藻
セッションID: T5-3
発行日: 2016年
公開日: 2022/01/10
会議録・要旨集
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空間快適性について脳への影響並びに感性の観点からの検証及び音楽の役割の考察 その変遷、未来への提案
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