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FU QIAOJUN, 姜 有宣
セッションID: S1-1
発行日: 2021年
公開日: 2022/03/31
会議録・要旨集
認証あり
コンピュータの計算能力の向上とデータスケールの増加に伴い 人工 知能は繁栄と発展の新しい時代を迎えた.しかし アニメーション業界では人工知能のアプリケーションが非常に少 な いため アニメーションカバーの自動生成やアニメーションのハイライト の インテリジェントな編集などまだ大きな余地がある.本論文では ターゲット検出に基づくアニメーションキャラクターのインテリ ジ ェント分析アルゴリズムを提案した.これは, SSD ターゲット検出アルゴリズムを多方向に改善した手法である 実験の初期段階にデータ数を増やして特徴表現能力の高いプレネ ッ トワーク構造を選択した.その後 アニメキャラクターの 注釈特性に応じた適切なデフォルトボック ス 形状を設定することで性能向上を図る 実験結果は既存のアルゴリズムの結果と比較し精度が10 くらい向上された
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田中 逸貴, 岩切 宗利, 田中 清
セッションID: S1-2
発行日: 2021年
公開日: 2022/03/31
会議録・要旨集
認証あり
本研究では,符号化動きベクトルとオプティカルフローを用いてフレーム間のオーバーラップ率を算出する手法を提案する.この方法では,検出した各ベクトルの変化量からフレームの移動量を求める.この時,設定値変化させた動画像を用いた実験により各ベクトルの精度を評価し, 3 次元モデル再構成のためのオーバーラップ率について検討した.
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藤林 勇哉, 床井 浩平
セッションID: S1-3
発行日: 2021年
公開日: 2022/03/31
会議録・要旨集
認証あり
本稿では,RGB-D画像を用いて現実環境の光源推定を行うことで,環境内に配置する仮想物体にできる陰影を表現する手法を提案する.手法はRGB-Dセンサで取得したカラー画像と深度画像を用いて色相と法線マップを基にK-means法によるクラスタリングを行い,アルベドを推定する.この値と拡散反射成分及び法線マップから環境の放射照度マップを作成することで,仮想物体に陰影表現を行う.これにより,観測対象付近に光源推定のための鏡面球などの物体や機器を用いず,拡張現実における仮想物体の光学的整合性の維持及び現実感の向上を目指す.
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大塚 和樹, 床井 浩平
セッションID: S1-4
発行日: 2021年
公開日: 2022/03/31
会議録・要旨集
認証あり
本研究では,実物体を同じカテゴリの仮想物体に置換して表示するシステムを開発した.ARに一般物体認識とInpaintingを組み合わせることで,実物体を視覚的に消去し,実物体と同じカテゴリの仮想物体のみを表示する.その結果,画面上では実物体が同じカテゴリの仮想物体で置換されたように見える.本システムは,一般物体認識で除去対象のカテゴリと領域を取得し,Inpaintingで対象を消去した画像をARの背景として設定し,認識したカテゴリと同じカテゴリの仮想物体を配置するというものである.シーンによっては実物体が仮想物体を配置する平面を遮っている場合があるため,隠れた平面を再生するように深度画像を修正し,修復した深度画像を利用して仮想物体を配置する.システムはRGBカメラ搭載を1台搭載したスマートフォン1台で動作する.
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桒嶋 翼, 𠮷田 大海
セッションID: S2-1
発行日: 2021年
公開日: 2022/03/31
会議録・要旨集
認証あり
本研究では、構造型のインペインティングの違和感を軽減させる手法について検討した。構造型は古典的な方式ながら、欠損が広範囲・高密度に分布している画像にも適用できるという汎用性に優れた面がある。しかしながら、構造型は補完精度が比較的低く、見た目に大きな違和感を生じる。本研究ではその違和感を低減させる手法を提案する。本手法の概要は、構造型で補完した画像を平滑化し、ソース領域から類似画素を探索・その画素を補完するという手順になる。実験では目視での評価と、RMSEによる定量的評価を行った。その結果、RMSEの悪化を抑えつつ、補完領域の違和感は大きく軽減させることができた。
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頼政 岬, 𠮷田 大海
セッションID: S2-2
発行日: 2021年
公開日: 2022/03/31
会議録・要旨集
認証あり
インペインティングとは、欠損部を周囲の情報をもとに補完する技術である。従来法では、細い欠損が広範囲に含まれ, かつ太い欠損が含まれる画像を不得意としていた。本研究では、事例型と構造型を組み合わせた手法で、解決を試みた。
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木浦 崚太, 𠮷田 大海
セッションID: S2-3
発行日: 2021年
公開日: 2022/03/31
会議録・要旨集
認証あり
近年、文書のペーパレス化や光学文字認識(OCR)の発展に伴い、デジタルデータ化された文書画像の2値化が重要である。しかし文書を2値化する際、シミや裏抜けなどの汚れが付着している場合や、文字の掠れや欠損が含まれる場合など文書が劣化している場合、過剰抽出や領域欠損が生じて良好な2値結果が得られない。本研究では、それら劣化文書画像において用いられるモルフォロジー演算の検証を主目的として、過剰抽出と領域欠損を改善する2値化法を提案と定量的な考察を行った。2値化実験では、DIBCOが提供する画像データセットに対して適合率・再現率から求めるF値、そしてRMSEによる評価から有効性を確認できた。そのほか、取り上げた手法で用いるケニーエッジの閾値が重要な要素となることを確認した。
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山田 武士
セッションID: Q1-1
発行日: 2021年
公開日: 2022/03/31
会議録・要旨集
認証あり
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岩切 宗利, 森本 大志, 冨沢 哲雄
セッションID: R1-1
発行日: 2021年
公開日: 2022/03/31
会議録・要旨集
認証あり
近年,自動運転に代表される自律移動ロボットが注目を集め,その実用化が期待されている.移動体周辺に存在する外界情報を収集する測域センサは,自律移動ロボットを安全かつ正確に制御するための最も重要な装置の一つである.本発表では,測域センサ部に生じた汚損領域を3次元点群処理により検出する基礎的な一手法を提案し,それを3次元レーザスキャン装置に適用した実証実験の結果について報告する.
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植西 一馬, サンドバル ハイメ, 岩切 宗利, 田中 清
セッションID: R1-2
発行日: 2021年
公開日: 2022/03/31
会議録・要旨集
認証あり
複数の3次元点群を正しく重ね合わせて1つに統合するレジストレーションは,3次元点群処理の根幹技術の1つである.特徴点マッチングで得られた点群間の対応から座標系変換パラメータを得る方式はよく用いられるが,特徴点の再現性の低さやマッチングエラーの影響を強く受けるため,高精度なレジストレーションは困難である.一方で,仮想的な位置に特徴点を見出すVKOP (Virtual Keypoint Of Polyhedron)は,平面を多く含む環境内で高い再現性を示すことが判明しているが,これを用いたレジストレーションは提案されていない.そこで本稿ではVKOPの性質を考慮し,ローカルリファレンスフレームを総当り的に試行することで適当な座標系変換パラメータを得る新たな方式を提案する.従来方式との比較実験により,提案方式が高精度かつ高速に処理可能であることを確認した.
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井上 大成, 吉田 典正, 石橋 基範
セッションID: R1-3
発行日: 2021年
公開日: 2022/03/31
会議録・要旨集
認証あり
本研究では,点群に基づく線の引き方のばらつき (一貫性) と模擬運転作業中の反応遅れRMSおよび反応時間のばらつきの関係性を検討した.この検討を行うために,23名の実験参加者を対象に,直線描画を3回,模擬運転作業を1回ずつ行い,相関関係を調べた.その結果,相関係数が0.7程度の点群において,線の引き方の一貫性のなさが反応遅れRMSおよび反応時間のばらつきと正の相関関係があることが示唆された.また,重回帰分析を行った結果,線の引き方の一貫性から反応遅れRMSおよび反応時間のばらつきを予測できた (決定係数: 0.50, 0.48).これらのことから,ある点群において線を引く基準が変わりやすい人は,模擬運転作業においてもばらつきが出やすいと考えることができる.
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Sanat Nagaraju, Fan Zhang, Seishi Takamura, David R Bull
セッションID: R1-4
発行日: 2021年
公開日: 2022/03/31
会議録・要旨集
認証あり
This paper presents a simple approach to encode video sequences by selecting an optimal Intra encoded frame (I-frame). I-frames in Versatile Video Coding (VVC) random access mode influence the bitrate required for the remaining frames in the group of pictures (GOP). Hence, we carry out a full search for the optimal frame in the first GOP and select an I-frame with significant spatiotemporal information. We apply this technique to encode JVET sequences using VVC random access mode. Results show that an average bit rate savings (based on Bjøntegaard Delta metric) of approximately 1.2% on the Y-channel.
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齊藤 陽平, 植西 一馬, 岩切 宗利, Aguirre Hernan, 田中 清
セッションID: S3-1
発行日: 2021年
公開日: 2022/03/31
会議録・要旨集
認証あり
キーポイントパッチ抽出法( は点群を大幅に削減することで 3 次元点群のレジストレーションを高速化する . しかし , 特徴点の検出位置に レジストレーションの成功や精度が依存してしまうという問題がある . この問題を解決するために , レジストレーションの過程の中で重ならない KPP の影響を避けるように参照するKPP を選ぶようなレジストレーション法が提案されている . 本稿はこの手法に対してレジストレーションが適用可能となる重なり率の調査についてまとめ , 選ばれる KPP に注目しこの手法について考察する
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岡村 光恭, 岩切 宗利, 田中 清
セッションID: S3-2
発行日: 2021年
公開日: 2022/03/31
会議録・要旨集
認証あり
3次元点群処理はコンピュータビジョンの一分野であり 近年様々な分野で応用されている動画像系列から三次元復元する際にフレーム内に移動物体が存在すると復元精度が低下する問題がある そこで本研究ではこれを解決する方法として移動物体を抽出してマスキングし 復元される三次元モデルの精度を向上させる方法を検討する
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Luis PERALTA, Munetoshi IWAKIRI, Kiyoshi TANAKA
セッションID: S3-3
発行日: 2021年
公開日: 2022/03/31
会議録・要旨集
認証あり
Voting-based methods are not a conventional approach for the registration of 3D point clouds. Nonetheless, recent proposals have achieved outstanding results in low overlapping scenarios around 40% and below. The quaternion is the rotation representation of choice to bin into the voting accumulator that determines the best transformation matrix within their pipeline. Compared to the unit quaternion, the Euler angles are a rotation representation formed by fewer arguments and are easier to interpret. However, the order in which these are applied plays a critical role in the final transformation. In this paper, we evaluate the significance of the order in which the Euler Angles are searched and applied within a voting-based registration framework.
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岩瀬 隆志, 岩切 宗利, 田中 清
セッションID: S3-4
発行日: 2021年
公開日: 2022/03/31
会議録・要旨集
認証あり
3次元点群は, レーザーや写真測量によって 3次元空間を多数の離散的な座標情報で表現したものである. 3次元点群を処理することによって 3次元空間内の特徴を直接解析することができるため , 様々な応用が期待されている. 本研究では, 実際の遺構から取得した3次元点群データを, 3種類の指標( DoN, 曲率 , ND-PCA )を用いて形状検出を行った.
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小川 勝久, 岩本 祐太郎, 陳 延偉
セッションID: S4-1
発行日: 2021年
公開日: 2022/03/31
会議録・要旨集
認証あり
本稿では 、画素ずらし連写カメラとフレーム選択型マルチフレーム超解像処理を用いた超高解像度画像の撮影 ・ 合成手法を提案する。 画素ずらし連写フレーム画像から撮影ブレや大気揺らぎの影響がないフレーム画像を選択して、マルチフレーム超解像により高解像度合成画像を再構築する。 監視カメラ応用を想定した実験で、撮影ブレや大気揺らぎを除去した鮮明な超高解像度ズーム画像が撮影できる事を確認した。
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渡邊 友花, 山崎 恭
セッションID: S4-2
発行日: 2021年
公開日: 2022/03/31
会議録・要旨集
認証あり
近年,スマートフォンの普及に伴い,利用者のプライバシーに関わる情報を扱う機会が増えており,ユーザ認証機能の実装が必要不可欠となっている. 従来のユーザ認証にはPINやパスワード,パターンロックなどが使用されているが,これらの認証機能の問題点として,他人にPINやパスワード,パターンなどを推測されてなりすましが行われる危険性のあることや,一度認証が行われた後の端末を他人により不正に利用される恐れのあることなどが挙げられる. そこで,本研究では,ユーザの利用環境を考慮したスマートフォンにおける新たな継続認証方式を提案し,その有効性を評価する.
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三島 雪野, 児玉 明
セッションID: S4-3
発行日: 2021年
公開日: 2022/03/31
会議録・要旨集
認証あり
近年,ネットワークを介して映像コンテンツを視聴するサービスが増えているが,コロナ禍の状況で,そのサービス加入者が急増し,また5Gサービスの普及により,更に加速する可能性がある.そこで,映像配信時のデータ伝送量の抑制技術の重要性が増しており,特に,キャッシュを利用したデータ配信の効率化や高効率映像配信方式が検討されている.従来手法ではアクセス数や品質利用変動等の実用的なモデルにおいて,映像管理方法がキャッシュ効率に影響を与えることが報告されている.また,一つのキャッシュサーバ内でのキャッシュ効果の評価に留まっており,利用者が行動しながら映像利用する場合等を十分考慮しておらず,実際の利用者の映像利用モデルにおいて課題を有する.そこで本研究では,実用的なキャッシュ型映像配信システムの性能向上を目指し,利用者が移動して映像を利用する場合,すなわち,利用するキャッシュサーバが複数存在し,移動により利用するサーバが変わる,キャッシュサーバ間で連携した新たな利用者の行動モデルを利用した映像管理方式を提案し,その有効性について考察する.
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秀島 裕基, 児玉 明
セッションID: S4-4
発行日: 2021年
公開日: 2022/03/31
会議録・要旨集
認証あり
ネット映像視聴の機会が増加しているなかで,視聴映像に画面揺れ情報が含まれている場合,映像酔いへの対策は重要な課題の一つである.これまで映像酔いの要因となる画面揺れに対して,動きヒストグラムを利用した画面揺れ抽出法を検討している.しかし,揺れ方向を把握する方法として量子化ヒストグラムを利用した方法を提案しているが,抽出精度限界の課題を有する.そこで,本稿では動きヒストグラム空間において,動き分布の全体の変動を解析することで,抽出精度を向上することに着目する.特に,主成分分析と平均動きベクトルの変動を利用した新たな画面揺れ抽出法を提案し,その有効性について考察する.
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根岸 將太, 高橋 時市郎
セッションID: S5-1
発行日: 2021年
公開日: 2022/03/31
会議録・要旨集
認証あり
サッカーペナルティキックのキッカーのための,ゴールキーパーに予測されにくいシュート練習支援システム構築のため,データ分析を行なった.その結果,キッカーの軸足の角度と開脚角度は,キッカーによってはシュート角度と相関関係があり,キッカー自身のシュート特徴把握に有益であることがわかった.OpenPoseによる軸足の角度の計測精度が不十分で,その改善は今後の課題である.
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梅本 雄史, 田中 賢一, 上薗 恒太郎
セッションID: S5-2
発行日: 2021年
公開日: 2022/03/31
会議録・要旨集
認証あり
これまで連想調査は紙媒体の連想調査票を用いて行われてきた。2019年12月に文部科学省は「GIGAスクール構想」を打ち出し、教育現場でのICTの導入が推進されている。そこで、連想調査をキーボード入力に対応させることを考えた。紙面での調査の場合、記入の時間は50秒を基本としていた。しかし、タイピングの速度は、紙面への記入の速度と異なる可能性があった。そこで、キーボードを用いて連想調査を行う場合に、どれほどの入力時間を確保すべきか検討した。
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髙橋 一稀, 亀田 昌志
セッションID: S5-3
発行日: 2021年
公開日: 2022/03/31
会議録・要旨集
認証あり
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-工学的基礎と建築・ロボット・航空宇宙・交通などへの応用-
新宮 清志
セッションID: T1-1
発行日: 2021年
公開日: 2022/03/31
会議録・要旨集
認証あり
「ソフトコンピューティング」とは,どういうものなのかをやや簡単に説明したうえで,工学分野の内でも特に,建築・ロボット・航空宇宙・交通の各分野への応用について具体的に詳細に説明している.さらに,他の工学分野(例えばドローンや通信分野など)に適用・応用されることを期待しているものである.
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-充填率及び充填構造による強度変化-
岩間 有利, 原田 昌彦, 金子 航輝, 入江 寿弘
セッションID: S6-1
発行日: 2021年
公開日: 2022/03/31
会議録・要旨集
認証あり
3Dプリンタでロボットの部品を作成する際に強度が足りない部分が見つかり、スライサーソフトのパラメータを変化させて強度変化の解析を行った。本研究では充填率、充填構造、壁の枚数を変更して解析を行った。
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大野 和喜, 入江 寿弘
セッションID: S6-2
発行日: 2021年
公開日: 2022/03/31
会議録・要旨集
認証あり
ロボットの移動制御を人間の脚部のみの操作で行えるペダル型のコントローラを製作し,その形状や使用感の検討 ・評価を行っています.人型ロボットの遠隔操作に注目しており,人間がなるべく本来の感覚で操作できる手段としてモーションキャプチャデバイスが用いられることがあり ます.しかし 現状の ものは,ロボットの移動の制御に 課題があると感じました. それは, 移動制御に人間の上半身の一部機能を使ってしまう為, 上半身の機能が他の作業に十分に活用できていないという点です.それを解決することができないかを検討する研究であり,ペダル型コントローラ単体の使用感の検討・評価や,今後はモーションキャプチャデバイスと組み合わせて使用した場合の使用感なども検討・評価していく予定です.
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塩崎 雄晴, 入江 寿弘, 小林 信明, 新宮 清志
セッションID: S6-3
発行日: 2021年
公開日: 2022/03/31
会議録・要旨集
認証あり
山岳地帯などにおいて,ドローンや監視カメラなどに適⽤する遠赤外線カメラを使用した害獣の検出システムについて検討を行った .本研究にて使用した物体検出器は YOLOv3である.山岳地帯にて人に危害を加える危険性の⾼い害獣としてクマを想定し,直接接触しての撮影は困難を極めるため, ,3Dモデル等を使⽤した仮想データセットにおいての有用性の検討を行った. F1スコアにおいて仮想データセットを使⽤したRGB画像での検出が再現率 61.3% となった.また,遠⾚外線画像データセットを使⽤した遠⾚外線カメラにおける検出では再現率 98.1%となった.
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-3D関節位置データの学習による⼈間の進⾏⽅向予測-
春田 隆佑, 入江 寿弘
セッションID: S6-4
発行日: 2021年
公開日: 2022/03/31
会議録・要旨集
認証あり
近年,自動運転や協調ロボットの活用に伴い人間の動作予測が注目されている.本研究では,人間の3D関節位置データの学習による人間の進行方向予測の実現を目指し,実際に移動するカメラも用いた動作データの収集と学習データによる予測結果の比較を行った.3D関節位置データの取得には深度センサ付きカメラとJetson Xavier NXを使用し,ドローンなどの自律移動ロボットへの利用可能性の検討も行った.
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入江 寿弘
セッションID: T2-1
発行日: 2021年
公開日: 2022/03/31
会議録・要旨集
認証あり
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長谷川 克也
セッションID: T2-2
発行日: 2021年
公開日: 2022/03/31
会議録・要旨集
認証あり
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-ひまわりプロジェクト活動報告-
長井 美紗希, 三橋 麻梨杏, 吉田 菜々, 上前泊 千翔, 黒沼 靖史, 亀川 かすみ
セッションID: HS-1
発行日: 2021年
公開日: 2022/03/31
会議録・要旨集
認証あり
高校生による休耕農地で栽培したひまわりの種からとったオイルを使った化粧品作りのプロジェクトの紹介。
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-質の高い創発的対話をオンラインで実現するために-
黒沼 靖史
セッションID: R2-1
発行日: 2021年
公開日: 2022/03/31
会議録・要旨集
認証あり
学びにおいての創発的対話を促進するためのテレビ会議システムZOOMの機能についての考察。非言語コミュニケーションおよび共話の有効な活用ができる仕組みについての試みの紹介を行った。
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田中 清
セッションID: R2-2
発行日: 2021年
公開日: 2022/03/31
会議録・要旨集
認証あり
COVID-19の感染拡大に伴って急速に普及した映像配信を伴うオンライン授業は今や日常的に実施されている.現在実施されている典型的なオンライン授業において授業実施方法が与える影響について,学生の受講モチベーションの観点から実験後のアンケート調査によって明らかにする.
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姜 有宣, 辛 徳
セッションID: R2-3
発行日: 2021年
公開日: 2022/03/31
会議録・要旨集
認証あり
昨今の教育分野ではコロナの影響によりインターネットを用いたオンライン講義が多くなっている.そこで問題点は,受講者が集中して講義を受けているかの判断が非常に難しいことである.そこで本研究では視線追跡装置を用いてオンライン講義中に受講者の視線を取得し,学習時の集中度を評価することを目的とする.
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小野 正人, 菊地 由美, 佐野 卓, 深津 真二
セッションID: R2-4
発行日: 2021年
公開日: 2022/03/31
会議録・要旨集
認証あり
本稿では,3D表現のためのデプスマップの精度向上手法と,その手法を用いて3D映像を生成するシステム,その映像を用いた実験結果について記載する.
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大野 邦夫
セッションID: T3-1
発行日: 2021年
公開日: 2022/03/31
会議録・要旨集
認証あり
Dublin Coreに代表される属性と値で管理される現状のメタデータに関しての歴史的経緯を踏まえ、最近の深層学習技術の成果である自然言語の分散表現、Word2Vec、BERTに関して述べ、メタデータとの関係を考察した。さらに上記の深層学習技術の成果が人文学分野に与える影響について考察すると共に、関連分野における人材育成の重要性を指摘した。
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鈴木 卓治
セッションID: T3-2
発行日: 2021年
公開日: 2022/03/31
会議録・要旨集
認証あり
歴史系博物館に務める情報系研究者の視点から,筆者が職場で経験したメタデータ技術の2つの応用事例である,1) 統合検索システムnihuINTにおけるメタデータの変遷,および2)転写資料記述のための概念モデル,について述べる.
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- アーティスト・イン・レジデンスが開く可能性-
小野 環
セッションID: T3-3
発行日: 2021年
公開日: 2022/03/31
会議録・要旨集
認証あり
場所と直接関わる創作活動を支援するアーティスト・イン・レジデンスの可能性を、実践者としての立場で具体的な事例を紹介しつつ、国際交流、地域研究の観点から考察する。
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曽我部 陽光, 宮田 将司, 小林 史英, 杉本 志織, 黒住 隆行, 橋本 俊和 , 日和崎 祐介
セッションID: R3-1
発行日: 2021年
公開日: 2022/03/31
会議録・要旨集
認証あり
波長依存PSFメタレンズを用いた圧縮スペクトルイメージングは,単純な装置構成で基づきスペクトル画像を効率的に取得する技術である.この方式は,圧縮センシングに基づくため再構成処理が必要であるが,この画像再構成には速度・精度両方の観点で課題がある.本研究では,凸最適化手法の一つであるADMMを元に、その繰り返し計算を多段構造のネットワークに展開した深層学習モデルを提案し,高速化と高精度化を実現した.
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高野 邦彦, 岩永 慎三郎, 境 健太郎, 佐藤 甲癸, 浅井 紀久夫
セッションID: R3-2
発行日: 2021年
公開日: 2022/03/31
会議録・要旨集
認証あり
本稿では,青紫色光によるホログラムの動画再生について検討したいくつかの結果を報告する.さらに,青紫色光を利用した三色多重再生により,コントラストが高い動画像が得られることが分かった.
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内田 理
セッションID: R3-3
発行日: 2021年
公開日: 2022/03/31
会議録・要旨集
認証あり
神奈川県平塚市と道路通報システム「みちれぽ」を共同開発し、2019年3月より平塚市の公式のシステムとして運用している。本稿では、みちれぽの最新版の概要とサービス開始から約2年間の運用状況等を報告する。
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― 読みにまつわる子どもたちの困りごと ―
高田 裕美
セッションID: T4-1
発行日: 2021年
公開日: 2022/03/31
会議録・要旨集
認証あり
Windows 10 に搭載された「UD デジタル教科書体」はどんな目的で開発されたのか? 教育現場
の子どもたちの読み書きの困りごとを交えて、そのデザインコンセプトや、字形による読み書きの
配慮などをお伝えします。また UD デジタル教科書体のエビデンス、ラインナップの欧文シリーズや
筆順フォントなども紹介します。
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中野 泰志
セッションID: T4-2
発行日: 2021年
公開日: 2022/03/31
会議録・要旨集
認証あり
教育においては,教科書,副教材(補助教材),学習参考書等を始めとする印刷物にアクセスすることが必要不可欠である.しかし,障害のある児童生徒の中には,教科書を始めとする印刷物へアクセスすることが困難な場合がある.本報告では,教科書や教材をアクセシブルにするための取り組みの経緯やアクセシブルな教科書・教材の現状について紹介する.また,教科書・教材をアクセシブルにするために開発したPDF版拡大図書とUDブラウザについて紹介する.
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-「Keirinkan マルチリンガル教科書」の開発-
坂本 陽一
セッションID: T4-3
発行日: 2021年
公開日: 2022/03/31
会議録・要旨集
認証あり
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甲藤 二郎
セッションID: Q2-1
発行日: 2021年
公開日: 2022/03/31
会議録・要旨集
認証あり
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浅井 光太郎
セッションID: OS-1
発行日: 2021年
公開日: 2022/03/31
会議録・要旨集
認証あり
ISO/IEC JTC 1/SC 29はJPEGやMPEGなどの国際標準を策定してきた委員会である.SC 29の設立に先立ち,JPEGに続いてMPEGが設立されたのが1988年であった.それから32年を経た2020年,SC 29は大きく再編された.SC 29の構成に関する主な変化はMPEGに対応するWG 11,そのサブグループをWGに昇格させたことである.ただしJPEGやMPEGとしての活動は今後も継続する.本稿では,SC 29の再編に至る簡単な歴史と再編の意図について紹介し,複数のWG/AGの集合体となったMPEGの最近の活動の一端を紹介して,SC 29 のこれからについて述べる.
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-JPEG AIを中心に-
渡邊 修
セッションID: OS-2
発行日: 2021年
公開日: 2022/03/31
会議録・要旨集
認証あり
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渡邊 修
セッションID: OS-3
発行日: 2021年
公開日: 2022/03/31
会議録・要旨集
認証あり
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小野 文孝
セッションID: OS-4
発行日: 2021年
公開日: 2022/03/31
会議録・要旨集
認証あり
多値情報源をそのまま多値算術符号化する場合に必要な基礎検討を行った.まず出現確率第N位のシンボルが第(N-1) 位のシンボルの出現確率のR倍(0<R≦1)という情報源モデルを採用し,シンボル数を256と想定して符号レジスタ長は14ビット以上とした.有効領域の変動(最大値の1/2~1倍)に応じて各シンボルの領域割り当てを行う方法については2位以下のシンボル群の領域を固定とし,それ以外の領域は第1位のシンボルに割り当てることとして簡易化を図った.有効領域の変動範囲において,シンボルのモデル確率を与える設計基準値(D1)についてはRと連動させて効率の最適化を行うと共に有効領域を2領域に分割する場合についても設計例を示し符号化効率を求めた.適応符号におけるRの学習については検討項目の指摘にとどめた.
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髙山 翼, 長谷川 まどか
セッションID: S7-1
発行日: 2021年
公開日: 2022/03/31
会議録・要旨集
認証あり
ミツバチ不足の原因の1つであるミツバチへギイタダニの寄生は,養蜂家を日々悩ませている.ダニは1-2㎜と非常に小さく,目視での計測は容易ではないため,ダニの寄生率計測にかかるコストの軽減が求められている.本研究では,駆除剤の投入によって巣箱の底に敷いた紙上に落下したダニの計数を目的とし,画像処理を用いた自動計数手法の開発を進めている.本稿では,提案法をスマートフォンアプリとして実装するとともに,実用上解決すべき課題の整理を行った.
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