巻号一覧
43 巻 (1994)
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43 巻, 2 号
選択された号の論文の13件中1～13を表示しています
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BOZIDAR P. M. CURCIC, RAJKO N. DIMITRIJEVIC1994 年 43 巻 2 号 p. 123-130
発行日: 1994年
公開日: 2007/03/29
ジャーナル フリーA new species, Roncus satoi CURCIC et DIMITRIJEVIC (Arachnida: Pseudoscorpiones: Neobisiidae), is described from southwestern Serbia, Yugoslavia. It is illustrated and compared with its nearest known congener, R. strahor CURCIC, from southeastern Serbia (Yugoslavia). Notes are given on habitats, distributions, characters, and future studies of Roncus species.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (702K) -
田副 幸子1994 年 43 巻 2 号 p. 131-133
発行日: 1994年
公開日: 2007/03/29
ジャーナル フリー西表島から採集された標本に基づき Gongylidioides (ズキンヌカグモ属) の1新種を Gongylidioides onoi オノヌカグモ (新称) と命名して記載した.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (287K) -
加村 隆英1994 年 43 巻 2 号 p. 135-137
発行日: 1994年
公開日: 2007/03/29
ジャーナル フリー北海道から採集された標本に基づいて, コブシケムリグモ Zeloes hayashii KAMUEA, 1987の雌を初めて記載した.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (220K) -
吉田 哉1994 年 43 巻 2 号 p. 139-144
発行日: 1994年
公開日: 2007/03/29
ジャーナル フリーイソドネシアクラカタウ諸島産のヒメグモ科のクモ11種を記録した. そのうち1種は新種で, Thymoites nentwigi sp. nov. として記載し, あわせて Thymoites 属の特徴を記載した.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (512K) -
Bozidar P. M. CURCIC, Nina B. CURCIC, Slobodan E. MAKAROV, Rajko N. DI ...1994 年 43 巻 2 号 p. 145-154
発行日: 1994年
公開日: 2007/03/29
ジャーナル フリーAnomalies in the pedal segmentation patterns were studied in Neobisium carpaticum BEIER and Roncus pannonius CURCIC, DIMITRIJEVIC et KARAMATA (Neobisiidae), inhabiting Yugoslavia. A total of 10 abnormal examples were found out of 7, 280 specimens examined. The frequency of the aberrant specimens was variable, depending on the growth stage, sex, and species. In N. carpaticum, the following malformations were noted: partial atrophy, atrophy, and symphysopody; and combinations of different deficiencies [combined atrophy and symphysopody; combined partial division and partial symphysopody; and combined partial atrophy, symphysopody, and schistomely (or heteromorphosis)]. In R. pannonius, however, only symphysopody as well as two combined anomalies (multiple atrophy; and combined atrophy and symphysopody) were found. Teratological variation of the pedal podomeres has been confined only to adults. Additionally, some specific features of the relative distribution of various pedal anomalies are considered. Finally, the probable causes of the origin and development of pedal anomalies in the pseudoscorpions studied have been also discussed.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (984K) -
林 俊夫1994 年 43 巻 2 号 p. 155-158
発行日: 1994年
公開日: 2007/03/29
ジャーナル フリー群馬県赤城山より Gnaphosa potanini SIMON, 1895 (モリメキリグモ), G. kamurai OVTSHARENKO, PLATNICK et SONG, 1992 (カワラメキリグモ), G. kompirensis BÖSENBRG et STRAND, 1906 (メキリグモ) および G. akagiensis sp. nov. (アカギメキリグモ -新称-) の4種を報告した.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (391K) -
加村 隆英1994 年 43 巻 2 号 p. 159-162
発行日: 1994年
公開日: 2007/03/29
ジャーナル フリー沖縄県西表島産のワシグモ科ケムリグモ属の1新種を Zelotes iriomotensis sp. nov. イリオモテケムリグモ (新称) と命名して記載した.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (359K) -
加村 隆英1994 年 43 巻 2 号 p. 163-168
発行日: 1994年
公開日: 2007/03/29
ジャーナル フリー沖縄県西表島産のウラシマグモ属の2新種を Phrurolithus luna sp. nov. ツキミノウラシマグモ (新称) 及び Phrurolithus lynx sp. nov. ヤマネコウラシマグモ (新称) と命名して記載した.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (571K) -
安倍 弘, Jim GREEN1994 年 43 巻 2 号 p. 169-178
発行日: 1994年
公開日: 2007/03/29
ジャーナル フリータスマニアのバス海峡から得られたスナホリダニ属の1新種を Scaptognathus bassianus と命名して記載した. 本種は脚の末腿節と脛節に存在する羽状毛の数によって同属の他種と容易に区別できる. また, 本種を含めこれまで記載されたスナホリダニ属22種の地理分布ならびに生息域を記した.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (811K) -
谷川 明男1994 年 43 巻 2 号 p. 179-182
発行日: 1994年
公開日: 2007/03/29
ジャーナル フリー北海道鹿追町東ヌプカウシヌプリの岩塊地から得られた標本に基づいて, Aculepeira タカネオニグモ属 (新称) の1新種を Aculepeira matsudae マツダタカネオニグモ (新称) と命名して記載した. 本種は Aculepeira carbonarioides (KEYSERLING, 1892) に似ているが, 雄の触肢の形態によって見分けることができる. 本属のクモ類はこれまで日本からは未記録であった. 本種の基準産地は岩塊流に相当し, 溶岩岩塊からなる累石風穴が見られる. このため, 亜高山帯にもかかわらず高山帯の植物群落が混在する風穴植生が成立しており, 極めて特異的な環境である.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (360K) -
小野 展嗣1994 年 43 巻 2 号 p. 183-191
発行日: 1994年
公開日: 2007/03/29
ジャーナル フリーおもに大雪山からベートトラップ法により得られた北海道のワシグモ科クモ類10種を記録した. このうち Drassyllus shaanxiensis PLATNICK et SONG, 1986チクニヨリメケムリグモおよび D. sasakawai KAMURA, 1987ヤマヨリメケムリグモを北海道から新たに記録した. また Micaria alpina L. KOCH, 1872タカネツヤグモ (新称) と Gnaphosa sticta KULCZYNSKI, 1908シベリアメキリグモ (新称) の2種を日本から初めて記録した. 前種は全北区の北部に広く分布し, 後種はシベリアの東北部と北海道からのみ知られる.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (985K) -
菊屋 奈良義1994 年 43 巻 2 号 p. 193-208
発行日: 1994年
公開日: 2007/03/29
ジャーナル フリー河川の両岸に分布するキムラグモ (Heptathela kimurai) の個体群に着目し, このクモがどのような方法で河川を横切って分布を拡げたのか, その渡河方法や水との関係を知るために野外実験を行った. 実験は, キムラグモの住居巣のトラップドアと雨水との関係, 及び, 個体の耐水性, の2種類にわけて実施された. 人工降雨実験の結果, トラップドアは, 逆流防止弁と同じ防水機能を備えていて, 雨水が住居巣を浸水することは, 自然条件では否定的であることが判明した. また静水や流動水中に落としたクモの行動を観察したところ, このクモは水中では, 浮遊, 休止, 泳動の3種類の動作を使いわけて, 水没死しないことがたしかめられた. 以上の研究結果からキムラグモが豪雨による崖崩れなどを原因として, 濁流の河川に流入し, 河川曲折部の乱流などを利用して, 対岸に渡ったり, 下流域に流されたりしながら分布を拡大してきた可能性を認めた.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (3626K) -
畑守 有紀1994 年 43 巻 2 号 p. 209-215
発行日: 1994年
公開日: 2007/03/29
ジャーナル フリーイソコモリグモ Lycosa ishikariana の配偶行動を飼育条件下で観察した. オスはメスの受信糸をたどってメスの巣穴に接近した. そして左の第I脚を巣穴に差し込んだ. 交尾は巣穴の外で行なわれた. 交尾体位はオスがメスの上に正面から馬乗りになるもので, これは典型的な Lycosa 属の交尾体位であった.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1371K)
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