湿熱処理による米の品質への影響をその表色評価の面から考察した。概括的に把握すべく実験区を組み込んだが, Yxy表色系を用いた色相と彩度の捉え方, LabやL*a*b*表色系による色差表現や三次元図解手法で評価できる見通しが得られた。気熱水時の組み合わせが最適色を決めるので, 湿熱加工条件を一定として精米歩留まりを変化させた区, 歩留まりを定として湿熱条件を変化させた実験及び両者を組み合わせた総合考察をする必要がある。

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