コンクリート工学論文集
Online ISSN : 2186-2745
Print ISSN : 1340-4733
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21 巻 , 1 号
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  • 網野 貴彦, 大即 信明, 斎藤 豪, 羽渕 貴士
    21 巻 (2010) 1 号 p. 1_1-1_11
    公開日: 2011/12/22
    ジャーナル フリー
    建設後15年以上経過した桟橋上部工の塩化物イオン濃度の調査結果を用いて,構造形式の違い(前垂れ部や背面護岸の有無)および波の作用(外海からの卓越する波や船舶の停泊位置・頻度)が,桟橋上部工の各部材の表面塩化物イオン濃度に及ぼす影響を分析した。その結果,各部材の表面塩化物イオン濃度は海水面からの距離が大きいほど小さくなるが,桟橋の構造形式と桟橋に作用する波により影響されることがわかった。また,海水面からの距離に着目し構造形式等の影響を考慮することで,各部材の表面塩化物イオン濃度を推定できる可能性を示した。
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  • 中井 将博, 荒井 信章, 濵田 秀則
    21 巻 (2010) 1 号 p. 1_13-1_24
    公開日: 2011/12/22
    ジャーナル フリー
    本研究では,経済性・施工性を追求したH形断面のPCaPC部材に特殊な結合冶具を埋込み,冶具に鉄筋とPC鋼棒を接続し,結合面に緊張力を導入するPRC構造結合法の力学的特性の検討を行った。実物大供試体による静的繰返し載荷試験で,ひび割れの発生状況,結合部PCaPC部材の曲率,結合部底版のひずみ分布,結合部目地開き量,結合鉄筋とPC鋼棒のひずみおよび冶具のひずみを計測した結果,本結合法は一体施工のPRC構造と同様な設計手法が適用でき,復元性による高い耐震性能・遮水性能を有し,冶具が本設計概念に基づき適正に設計できることが,レベル1地震時および終局時において確認された。
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  • 片平 博, 渡辺 博志
    21 巻 (2010) 1 号 p. 1_25-1_33
    公開日: 2011/12/22
    ジャーナル フリー
    再生骨材コンクリートを普及するうえでの課題の一つとして耐凍害性の確保があげられる。再生骨材の耐凍害性を精度良く評価する手法が確立すれば,耐凍害性に優れた再生骨材のみを選別することが可能となり,再生骨材コンクリートの普及に貢献できる。この観点から,再生骨材の耐凍害性を比較的簡易に評価する試験法について検討を行った。方法としては,容器に再生骨材試料と水を入れ,それを冷凍庫と水槽に交互に入れることで試料に凍結融解作用を与え,所定の繰返し回数後に試料の劣化状態を測定するものである。再生粗骨材に対しては,再生骨材コンクリートの耐久性指数と良い対応を示した。再生細骨材に対しては適応可能範囲に制約があることが分かった。これらの結果を踏まえ,再生骨材の耐凍害性の評価方法を検討した。
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  • 長塩 靖祐, 鵜澤 正美, 山路 徹, 審良 善和
    21 巻 (2010) 1 号 p. 1_35-1_48
    公開日: 2011/12/22
    ジャーナル フリー
    エコセメントを用いたコンクリートを5年間海洋環境下に暴露し,エコセメントを用いたコンクリートの圧縮強度,塩化物イオン浸透量および細孔径分布について検討を行った。その結果,圧縮強度は,暴露5年では強度低下は見受けられなかった。塩化物イオンは内部まで浸透していることが認められた。全空隙量は材齢の経過に伴い減少している結果にあったが,塩化物イオン浸透などに影響すると考えられる空隙量は多い結果にあった。また,エコセメントに高炉スラグ微粉末を混合した場合には,圧縮強度の伸びが見受けられること,塩化物イオン浸透の抑制が確認された。
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  • 舟橋 政司, 鶴田 孝司, 佐々木 孝彦, 二羽 淳一郎
    21 巻 (2010) 1 号 p. 1_49-1_61
    公開日: 2011/12/22
    ジャーナル フリー
    黄河堆積土を原料とする高性能軽量骨材のアルカリシリカ反応性について検討した結果,骨材の表層部と内部で反応性に差が見られた。また,頁岩を原料とした従来の軽量骨材と高性能軽量骨材を使用したコンクリート試験体で,デンマーク法によるアルカリシリカ反応性判定試験を行った結果,いずれも有害な膨張は認められなかった。しかしながら,従来の軽量骨材ではモルタルと骨材の界面にアルカリシリカゲルの生成が認められたのに対し,高性能軽量骨材ではゲルの生成は認められなかった。本研究の結果,黄河堆積土を原料とした高性能軽量骨材のアルカリシリカ反応性は低く,実構造物へ十分適用可能であることが分かった。
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  • 中村 拓郎, 堀口 敬, 志村 和紀, 石井 剛
    21 巻 (2010) 1 号 p. 1_63-1_72
    公開日: 2011/12/22
    ジャーナル フリー
    ポーラスコンクリート(以下:PoC)の凍害劣化メカニズムを検討するために,一般的なJIS A 1148 A/B法とともにRILEM CIF/CDF法を実施し,スケーリングと凍結融解作用下での吸水挙動がPoCの耐凍害性に与える影響を詳しく検討した。PoCの吸水挙動は常温下と凍結融解作用下に分けて考えることができ,凍結融解作用下での吸水量が小さいほどスケーリング抵抗性が高いことが明らかとなった。また,普通コンクリートと同様にAE剤の使用がPoCのスケーリング抵抗性を向上させることが確認された。さらに,寒冷地で10年間供用されたPoCの劣化程度は,再現供試体におけるCDF法の凍結融解40サイクル程度の凍害損傷によく対応していた。本研究の範囲内では,スケーリング量が300g/m2を超えた場合に,相対動弾性係数および曲げ強度比の急激な低下が認められた。PoCのスケーリング抵抗性は耐凍害性に与える影響が大きく,PoCの耐凍害性評価の指標となり得ることが明らかとなった。
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