目的:小児在宅医療を受けている家族が感じている在宅医の役割を検討する.
方法:6名の家族を対象に,半構造化面接を行った.質的記述的研究方法を用いて在宅医の役割を抽出しカテゴリー化を行った.
結果:在宅医の役割として,【不安の軽減】,【家族の負担の軽減】,【子どもの成長発達支援】,【医療的ケア児が暮らしやすい地域の創造】の4つのカテゴリー,10のサブカテゴリーが見出された.
考察:在宅医は医療対応のみではなく,生活面のサポートに役割と価値があることが考察された.その役割を果たすためにも多職種との協働や子育てをサポートしたいという心構えが必要である.
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