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音楽知覚認知研究
Online ISSN : 2434-737X
Print ISSN : 1342-856X
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巻号一覧
25 巻 (2019 - 2020)
2 号 p. 75-
1 号 p. 3-
24 巻 (2018 - 2019)
2 号 p. 57-
1 号 p. 3-
23 巻 (2017 - 2018)
2 号 p. 111-
1 号 p. 3-
22 巻 (2016 - 2017)
2 号 p. 89-
1 号 p. 3-
21 巻 (2015)
2 号 p. 73-
1 号 p. 5-
20 巻 (2014)
2 号 p. 81-
1 号 p. 3-
19 巻 (2013)
2 号 p. 47-
1 号 p. 3-
18 巻 (2012)
1 号 p. 3-
17 巻 (2011)
1 号 p. 1-
16 巻 (2010)
15 巻 (2009)
1 号 p. 1-
14 巻 (2008 - 2010)
1 号 p. 1-
13 巻 (2007)
12 巻 (2006)
1 号 p. 1-
9 巻 (2003)
1 号 p. 1-
14 巻, 1 号
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モーツァルト作品の聴取から知覚される感情的性格の検討:ベートーヴェン, シューベルトの作品との比較
星野 悦子
2008 年 14 巻 1 号 p. 1-15
発行日: 2008年
公開日: 2023/04/04
DOI
https://doi.org/10.32199/jsmpc.14.1_1
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モーツァルトの作品から聴取者が知覚する感情的性格はどのようなものであろうか。本研究では,音楽専攻学生にモーツァルト,ベートーヴェン,シューベルトの弦楽四重奏曲とピアノ・ソナタの冒頭を提示し,知覚された感情的性格について評定を求めた。多変量解析の結果,弦楽四重奏曲ではベートーヴェン,シューベルトより力動性が低く,安定し単純で弛緩し,ベートーヴェンより優雅で美しく,シューベルトより重く暗い,というモーツァルトの特徴が示された。ピアノ・ソナタにおいては,他の二人の作品より明るく喜ばしく,安定し単純で,ベートーヴェンより軽く美しいとされた。モーツァルト作品には,ジャンルの違いを通して「低い力動性」,「高い安定性」,「美しさ」が共通に認められた。この性格が情動調節や一般的認知活動に影響する可能性が示唆された。
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(1561K)
熟達したマンドリントレモロ音に対する変動感の調査
安井 希子, 寄能 雅文, 三浦 雅展, 杉田 繁治
2008 年 14 巻 1 号 p. 17-27
発行日: 2008年
公開日: 2023/04/04
DOI
https://doi.org/10.32199/jsmpc.14.1_17
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マンドリン演奏におけるトレモロ音は減衰音の繰り返しによって得られる音であるため,のこぎり波のような時間包絡を持った変動的持続音と言える。このような遅い速度の変動音に対しては「変動感」が生じると過去の研究によって報告されているため,トレモロ音の知覚印象に変動感が含まれると쬠えられる。そこで本研究では,トレモロ音の知覚印象として,「変動感」と,その音を演奏している奏者の「熟達度」を取り上げ,これら2種類の知覚印象の間の関係を調べるとともに,これらと物理的要因,特に「plucking rate」との関係を明らかにしている。調査の結果,「上手に聞こえるトレモロ音」は,変動感が大きく感じられる領域を避けた頻度で撥弦を行なうことで実現されることが示唆された。
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(3137K)
回転による映像の場面転換と音高の変化パターンの調和
金 基弘, 岩宮 眞一郎, 北野 博之
2008 年 14 巻 1 号 p. 29-36
発行日: 2008年
公開日: 2023/04/04
DOI
https://doi.org/10.32199/jsmpc.14.1_29
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回転しながら場面転換する映像と音高が上昇,下降,上昇のち下降,下降のち上昇する音の調和感を印象評価実験によって検討した。場面転換が真上あるいは真下から開始する場合,場面転換の回転方向に関わらず,回転と音高変化の上下方向が一致する場合に音と映像の調和感が最も高くなった。回転の前半部の上下方向と音高変化の上下方向が一致する場合にも,同程度の高い調和感が得られた。映像の変化が左あるいは右から開始する場合,音高の変化パターンによって調和感は変化しなかった。映像の変化の左右方向は,調和する音高パターンに対して影響しないようである。音と映像の調和感と,視聴覚刺激の評価,嗜好度には直線的な対応関係があった。
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