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音楽知覚認知研究
Online ISSN : 2434-737X
Print ISSN : 1342-856X
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巻号一覧
25 巻 (2019 - 2020)
2 号 p. 75-
1 号 p. 3-
24 巻 (2018 - 2019)
2 号 p. 57-
1 号 p. 3-
23 巻 (2017 - 2018)
2 号 p. 111-
1 号 p. 3-
22 巻 (2016 - 2017)
2 号 p. 89-
1 号 p. 3-
21 巻 (2015)
2 号 p. 73-
1 号 p. 5-
20 巻 (2014)
2 号 p. 81-
1 号 p. 3-
19 巻 (2013)
2 号 p. 47-
1 号 p. 3-
18 巻 (2012)
1 号 p. 3-
17 巻 (2011)
1 号 p. 1-
16 巻 (2010)
15 巻 (2009)
1 号 p. 1-
14 巻 (2008 - 2010)
1 号 p. 1-
13 巻 (2007)
12 巻 (2006)
1 号 p. 1-
9 巻 (2003)
1 号 p. 1-
23 巻, 2 号
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量子化精度の異なるハイレゾ音源の弁別可能性およびその印象評価
勝呂 明央, 三浦 雅展
2018 年 23 巻 2 号 p. 111-120
発行日: 2018年
公開日: 2022/01/03
DOI
https://doi.org/10.32199/jsmpc.23.2_111
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ハイレゾリューションオーディオ(以後,ハイレゾ音源)と呼ばれる時間解像度およびダイナミクス解像度の高い記録フォーマットが近年普及しており,CD音源よりも音質が良いと評価される場合が多いが,その要因は明らかでない。ここではダイナミクス解像度を表す量子化精度の違いに着目し,量子化精度による音質の違いについて調査している。聴取者の印象を得るため,Watermanらが行なった実験方法を参考とした印象評価実験が行なわれている。実験の結果,全4曲中3曲に対してハイレゾ音源はCD音源を聴取した場合に比べ,印象の変化を感じた回数が多いことが確認されている。また,印象の自由記述の結果より,ハイレゾ音源を聴取した方が回答に曖昧な形容詞が多く,CD音源に比べてハイレゾ音源の方が,より複雑な印象をもたらす可能性が示唆されている。
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音のデザインに活かす音楽的表現のチカラ
岩宮 眞一郎
2018 年 23 巻 2 号 p. 121-131
発行日: 2018年
公開日: 2022/01/03
DOI
https://doi.org/10.32199/jsmpc.23.2_121
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今日,いい音の追求は音楽以外でも必要とされ,音のデザインが必要な対象が広がってきている。また,音楽においても,鑑賞のためではなく,その機能的な役割を期待して,音のデザインの一要素として利用されることが増えてきた。音のデザインは音楽芸術と音響工学の融合領域に位置づけられ,製品音,サイン音,環境音,映像メディアの音などを対象とする。サイン音や映像メディアにおける音のデザインにおいては,調,音程,テンポなどの音楽的表現も有効に活用できる。また,今日の音楽制作は,音のデザインに支えられている。音楽知覚認知学会においても,ユニークな視点から音のデザインへの適用を視野に入れた研究が出てくることを期待する。
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