エネルギー分野や電子材料分野に代表される各種製品の高機能化や省エネルギー化、小型化などに伴い、粉体処理技術分野においても、より細かい粒子や均一な粒子径分布、あるいは粉体自体の高機能化に対する要求が年々増してきている。本稿では、このような市場の要求に対応すべく、最近我々が開発した粉砕機や分級機などの新型装置の特徴や原理等について、粉体単位操作別に紹介する。
ホソカワ粉体工学振興財団の設立25周年記念特別事業の一環として、第2回国際ホソカワ粉体工学シンポジウムが2017年11月4日に米国ニュージャージー州サミットにあるホソカワミクロンパウダーシステムズ(HMPS)のテストセンターで開催されました。今回のシンポジウムは「粉粒体の特性評価とプロセッシングにおける挑戦と展開の可能性」をテーマとして4件の講演が行われ、100名近くの参加者がありました。