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全文: "顆粒"
71,884件中 1-20の結果を表示しています
  • 竹松 英明, 加藤 泰三
    日本皮膚科学会雑誌
    1984年 94 巻 14 号 1599-
    発行日: 1984年
    公開日: 2014/08/20
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    組織学的色素失調状態におけるメラニン顆粒の真皮内での動態をとらえ,真皮内よりメラニン顆粒を除去するために,以下の2つの実験を試みた.まず,メラニン顆粒の真皮内動態は,放射性同位元素で標識したマウス・メラノーマ由来のメラノソームをモルモット真皮内に注入し,その部位の放射活性を測定し,真皮内での消失過程をみた.また,標識メラノソームの注入と同時に,マクロファージに対し毒性のあるカラゲナンをモルモット腹腔内に注入すると,真皮内からのメラノソームの除去が抑制された.一方,局所にマクロファージを集積させるため,標識メラノソーム注入後2週間目に,DNCBによる遅延型接触過敏反応をおこさせると,コントロールと比較し,メラニンの除去が促進されたが,7日目で約28%の減少をおこすのにとどまった.さらに,真皮メラノファージをより特異的に攻撃し,メラニン顆粒を細胞外に放出させ,リンパ管系にのせて運搬させるため,抗マクロファージ抗血清を作製し,メラノソーム注入2週間後の上記実験的組織学的色素失調部位に注入した.これにより強い炎症反応は誘導されたが,メラニン顆粒の真皮からの消失は.PBS注入部あるいは無処置部と比較しても有意な促進効果は認められなかった.
  • 清寺 真, 高木 靖信, 肥田 野信
    日本皮膚科学会雑誌
    1966年 76 巻 4 号 231-
    発行日: 1966年
    公開日: 2014/08/28
    ジャーナル 認証あり
    人真皮の結合織中に見られるmast cellは,heparin,histamine,serotonin等を分泌し,生理的あるいは病的刺激に対して形態学的,薬理学的変化を示すことはいろいろと知られている.Hibbs,Phillips,Bruchらは形態学的にmast cellには2つの型があるとし,また最近電顕的観察でOkunはmast cell顆粒とmelanin顆粒の相似性について報告している.そこでわれわれは健康人と太田母斑患者の皮膚に含まれているmast cell,特にmast cell顆粒の微細構造について電顕的観察を行なつた.mast cell顆粒は,その生成段階を思わせる,いろいろと異なつた内部構造を示すものが観察された.微細顆粒の集つた顆粒のものから,内部に棚状,或いは渦巻状構造を示す段階のもの,渦巻の数個の集つた状態のもの,などがあり,mast cell顆粒の立体構造としては,細長い膜が巻物状に巻かれた小桿棒数個が集り,それと微細顆粒とが一緒になつて1個の顆粒を造つているものかと推測される.mast cell顆粒はその大きさ,形,density等から見てmelanin顆粒との形態学的類似性は全く証明されない.
  • 石井 正光, 寺尾 祐一, 北島 淳一, 濱田 稔夫
    日本皮膚科学会雑誌
    1984年 94 巻 1 号 53-
    発行日: 1984年
    公開日: 2014/08/20
    ジャーナル 認証あり
    炎症性辺縁隆起性白斑の1症例を電顕的に検索し,Langerhans細胞におけるBirbeck顆粒の形成につき興味ある所見をみとめた.すなわち,細胞膜からのadsorptive pinocytosisを行なう大型のcoated vesideの形成に引き続いて膜の嵌入が管状におこり,その内腔にはBirbeck顆粒に特有のband patternをみとめるに至った.この現象はBirbeck顆粒が細胞膜のinfoldingによって形成されてくると言うHashimotoらの理論を裏付けたものと言える.CoatをもったBirbeck顆粒は細胞内方に移行しcoatは外れてvesicle部分がBirbeck顆粒の球部を構成するのではないかと考えられた.
  • 仲 弥, 原田 敬之, 西川 武二
    日本皮膚科学会雑誌
    1985年 95 巻 1 号 43-
    発行日: 1985年
    公開日: 2014/08/20
    ジャーナル 認証あり
    23歳,男性の左臀部に生じた局面型のchromoblastomycosisの1例を報告した.鱗屑および病変組織内に明らかなsclerotic cellsを認め,鱗屑および組織の培養にて炭粉状黒色集落および黒灰色絨毛状集落を認めた.slide culture,発育温度,走査電顕およびexoantigen test等の所見も合わせて原因菌をExophiala jeanselmeiと同定した.患部に発熱シートによる温熱療法を試みたところ,軽快するも完治には至らなかったため,切除した.なお,自験分離菌株は顆粒形を有するExophiala jeanselmeiで,かかる菌が分離されたという報告はいまだ認められない.自験分離菌株の性状および関連する黒色真菌との比較検討を試みた.
  • 本田 まりこ, 石地 尚興, 石田 卓, 新村 眞人
    日本皮膚科学会雑誌
    1985年 95 巻 11 号 1173-
    発行日: 1985年
    公開日: 2014/08/20
    ジャーナル 認証あり
    Myrmeciaの6例について,臨床的,組織学的,電顕的ならびに組織化学的に検索を行った.本症はヒト乳頭腫ウイルス1型の感染で発症し,臨床的に圧痛を伴う蟻塚様ないしは伝染性軟属腫様を呈し,多くは単発性の腫瘍で,手掌足蹠など外傷を受けやすい露出部に好発する.その組織像は特徴的で基底層直上の細胞から角層下層にいたるまで核内および細胞質内に好酸性の顆粒が著明に認められる.これらの顆粒は電顕的に電子密度のやや低い均一性無構造物質であり,Pauly反応はオレンジ色陽性に染色され,ケラトヒアリン顆粒にほぼ一致していた.DACM染色からも表皮細胞の分化異常が示唆され,ウイルス感染によるものと思われる.
  • 手塚 正
    日本皮膚科学会雑誌
    1981年 91 巻 11 号 1235-
    発行日: 1981年
    公開日: 2014/08/21
    ジャーナル 認証あり
    1) Hamster cheek pouch 上皮を電顕的および 7-(Ndimethylamino-4-methyl-couniarinyl)maleimide(DACM) 染色法と Paulv 反応を用いて倹素した. 2) HE 染色標本では角層下に2層の穎粒層がみとめられ,これらの穎粒の大きさは小さかった. 3)これらの穎粒は Pauly 反応陽性(綴赤色)を示し,且つ DACM 染色で SH 基および S-S 結合による蛍光を示したのでヒスチジンに富むばかりでなくシスチンにも富むことが明らかである.
  • 板倉 英子, 小川 秀興
    日本皮膚科学会雑誌
    1973年 83 巻 3 号 145-
    発行日: 1973年
    公開日: 2014/08/26
    ジャーナル 認証あり
    正常人の毛髪よりメラニン顆粒を分離精製し試験管内で各種物理化学的処理を加えその脱色・崩壊過程を各々分光光度計,電子顕微鏡を用いて観察した.生体内におけるメラノソームの脱色,崩壊には現在ライソゾームがその主役を果しているとされているが,本実験ではH2O2-peroxidaseの反応系において極めてドラマチックな変化を示した.異物の処理過程において本反応系の関与が生体内で強く想定されている今日,メラノソームの脱色・崩壊においてもperoxisomeがlysosomeと協同してこれを行うことの可能性を示唆した.メラニンの生成過程については,既にFitzpatrick,清寺らの研究によりその概略は明らかとなかったが,一旦生成されたメラニンの生体内での運命に関しては未だ不明の点が多い.メラニン自体は極めて安定した化合物で,試験管内においては通常の化学的乃至物理的操作では容易に破壊されないことで知られている.一方,皮膚においては,紫外線からの防禦を司るという機能面からも,従来メラニン顆粒は崩壊されないものとされてきた.しかし近年の電顕的研究によれば,その電顕的単位であるメラノソームはライソゾームにより若干の形態的な変化を受けることが知られてきた.今回我々は,正常人の毛髪よりメラニン顆粒を分離精製し,各種処理による本顆粒の試験管内での脱色・崩壊過程について検索し興味深い知見を得たのでここに報告し,併せて本顆粒の生体内での崩壊脱色過程の可能性について述べてみたい.
  • 小山 力
    原生動物学雑誌
    1975年 8 巻 1 号 4-7
    発行日: 1975年
    公開日: 2018/08/25
    ジャーナル フリー
  • 野原 正, 鈴木 啓之, 森岡 貞雄
    日本皮膚科学会雑誌
    1981年 91 巻 2 号 133-
    発行日: 1981年
    公開日: 2014/08/21
    ジャーナル 認証あり
    光顕的に汗管腫と診断した40例のうち33例(83%)にヘマトキシリン好性顆粒を認め,1例では大型のエオジン好性顆粒を認めた.3例を電顕的に検索したところ,全例に1重の膜につつまれ内部にミエリン様構造を有する穎粒(A顆粒)を認め,1例では膜のない均質高電子密度穎(B顆粒)を認めた.A顆粒には巨大顆粒も認めるところからエオジン好性顆粒に一致すると考えた.A顆粒はヒト胎児表皮内汗管の multivesicular densebody に類似し,ライソゾームと考えられる.B顆粒はケラトヒアリンと考えられ,光顕上のヘマトキシリン好性顆粒に一致すると思われる.B顆粒は胎児表皮内汗管の2種の電子密度滴からなる球状ケラトヒアリン顆粒に似たものが多い.これらの所見は汗管腫が表皮エクリン汗管から発生したか,表皮内エクリン汗管への分化を示している証拠と考えた.
  • 萩山 正治
    日本皮膚科学会雑誌
    1978年 88 巻 5 号 373-
    発行日: 1978年
    公開日: 2014/08/22
    ジャーナル 認証あり
  • 長島 正治, 松岡 滋美
    日本皮膚科学会雑誌
    1971年 81 巻 12 号 1082-
    発行日: 1971年
    公開日: 2014/08/26
    ジャーナル 認証あり
    いわゆる顆粒変性なる病理組織学的所見が,水疱型先天性魚鱗癬様紅皮症の特徴的所見であることはよく知られている.一方,かかる組織所見が列序性角化母斑,Vomer型先天性掌蹠角化腫またisolated epidermolytic acanthomaなどにもみとめられることも周知のことである.
  • 神部 隆之, 押味 和夫, 溝口 秀昭, 南 孝明, 溝口 昌子
    日本皮膚科学会雑誌
    1997年 107 巻 8 号 973-
    発行日: 1997年
    公開日: 2014/08/13
    ジャーナル 認証あり
    45歳男性,初診の約5ヵ月前より顔面に脱色素斑が出現.尋常性白斑と考え,自己免疫疾患合併の有無を検索した.その結果,CD8優位のリンパ球増加を認めたため,さらに精査を行いantibody dependent cellular cytotoxicity(ADCC)活性を有するT細胞型(CD3+4-8+)の顆粒リンパ球増多症と診断した.経過観察中さらに赤芽球癆を合併し,赤芽球癆と白斑の寛解増悪が一致していることに気付いた.顆粒リンパ球増多症に合併する赤芽球癆は,顆粒リンパ球の骨髄浸潤が原因と考えられていることより,尋常性白斑は顆粒リンパ球の皮膚浸潤が原因ではないかと考えた.そこで今回我々は,白斑の真皮に浸潤しているリンパ球の表面マーカーを免疫組織化学的手法により検索した.その結果,真皮に浸潤しているリンパ球はCD8優位であり,顆粒リンパ球の皮膚浸潤である可能性が示唆された.自験例は尋常性白斑を合併した顆粒リンパ球増多症の初めての症例である.
  • 尾口 基, 青島 敏行, 宗 義朗
    日本皮膚科学会雑誌
    1984年 94 巻 6 号 695-
    発行日: 1984年
    公開日: 2014/08/20
    ジャーナル 認証あり
    癜風における角質層,顆粒層の変化を電顕形態学的に観察した.角質層では幅0.4μ程度の扁平な,突起の少ない細長い細胞が30数層堆積し,電子密度は上層の方が高い.角質層に平担な堆積細胞間は一部開大しており,desmosomeは全般に少なく,小さい.細胞質の一部が膨化した細胞が認められ,同部は線維様構造がみられず空虚である.角質層と顆粒層の間に移行細胞(transitional cell)が観察された.本細胞には核の有無,核膜の明瞭さ,細胞質の電子密度,keratohyalin顆粒の量の差異により形態の異なる3種類が存在した.顆粒層には著変はみられなかった.移行細胞の存在は,菌要素の侵入による角化形式の何らかの異常を思わせる.菌要素は角質細胞の内外に観察され,その周囲に空隙が認められた.また,菌要素に隣接する細胞の細胞質の線維様構造は疎になり,細胞全体が膨化,膨出する像が観察された.これらの所見から菌要素のkeratinolyticな作用が推定された.
  • 鈴木 啓之, 飯田 利博, 山口 全一, 森岡 貞雄
    日本皮膚科学会雑誌
    1981年 91 巻 6 号 667-
    発行日: 1981年
    公開日: 2014/08/21
    ジャーナル 認証あり
    白色斑と疣状丘疹とが併発した列序性母斑の5歳男子例を報告した.白色斑部と疣状丘疹部のいずれにも願粒変性がみとめられた.電顕的にも両部位のケラチノサイトの変化は同一の所見を呈し,両皮疹とも同一の基盤に立つ疾患と思われる.主たる変化は細胞の浮腫性膨化,トノフィラメント東の凝塊形成,球形ならびに粗大ケラトヒアリン顆粒の出現である.メラノサイトにはメラニン産生能の存在が示唆された.両皮疹部の真皮にはメラニン貪食細胞がみられ,メラノソームの転送に障害があるように思われる.白色斑部ではケラチノサイト内メラノソームが豊富であるが,一方疣状丘疹部ではそれが殆んど認められなかった.これは両皮疹部におけるケラチノサイトの活動能の差によるのであろうと推論した.
  • 松崎 孝子, 馬場 俊一, 石田 洋子, 森岡 貞雄
    日本皮膚科学会雑誌
    1979年 89 巻 5 号 327-
    発行日: 1979年
    公開日: 2014/08/22
    ジャーナル 認証あり
    自験例は7歳,11歳,43歳の母娘の顔面に発症した trichoepithelioma papulosum multiplex. と15歳の女子の顔面に一生じた典型的なtrichoepithelioma papulosummultiplex の4例を報告した.光顕下では,真皮中に基底細胞様細胞よりなる腫瘍塊と角質嚢腫を見,腫瘍塊中では,核に接し粗大な円形ないし楕円形の PAS 陽性穎粒が存在した.電顕的に PAS 陽性穎粒は,膜様構造を持たず intracytoplasmic vacuole として認められ,グリコーゲンであることが判明した. 本症はグリコーゲン顆粒の観点より対照として行った basal cell epithelioma, 正常成熟毛包の外毛根鞘,胎児の毛包のグリコーゲン顆粒と比較検討したところ,形態学的に正常成熟毛包の外毛根鞘に一部類似する毛やはり,これら3者のいずれのグリコーゲン顆粒とも異る,本症に見られる特異的な顆粒ではかと思われる.
  • 沢田 雍子, 大橋 勝
    日本皮膚科学会雑誌
    1977年 87 巻 4 号 263-
    発行日: 1977年
    公開日: 2014/08/22
    ジャーナル 認証あり
    Systemic nevus verrucosus (以下S.N.V・と略す)の顆粒変性部の細胞質内,特に願粒層下部の細胞質内空隙内の物質について組織化学的ならびに電顕細胞化学的研究を行った.その結果,光学顕微鏡ではホルマリン固定の場合より,ルテニウムレッド(以下 R.R. と略す)固定,およびアリューシャソブルー(以下 Al. B. と略す) PH 7.2 で固定した場合の方が,細胞質内物質はよく残り空隙は縮小していた.電子顕微鏡では,2.5% グルタールアルデハイドとオスミウム酸の二重固定では顆粒細胞の細胞質内には空隙が存在し,その部に細線維様構造の物質が認められた.連続切片でのアルカリ性ビスーマス染色では,細線維上に穎粒状粒子 (150Å~300Å)がみられた. Periodate-lysin・paraformaldehyde (以下 P.L.P.と略す)固定および, R.R. による固定法では空隙内にはいずれも細線維上に穎粒状粒子の存在か観察された. 以上より,顆粒変性部の細胞質内空隙にはグリコーゲンではないある種の proteoglycan の存在が考えられた.
  • 森安 昌治郎
    日本皮膚科学会雑誌
    1969年 79 巻 5 号 380-
    発行日: 1969年
    公開日: 2014/08/27
    ジャーナル 認証あり
    人の皮膚結合織に存在するマスト細胞は,組織学的にはToluidine blueなどの塩基性色素によつてmetachromaticに染色される特殊顆粒の存在によつて同定される.近年,組織化学や酵素額の進展によりそれらの顆粒の性状がしだいに解明されるにいたり,この細胞の生理学的あるいは病理学的意義に関して多方面から注目がはらわれている.それとともにマスト細胞の電子顕微鏡レベルにおいても形態も明らかとなつてきた.さて,マスト細胞の細胞学において残された大きな問題の一つは顆粒形成の機転を解明することであろう.しかし,皮膚マスト細胞は特殊の例外をのぞけば分布がわずかで,また固定法上の難点などからこの方面の追求はほとんどなかつた.真皮結合織における多数のマスト細胞の浸潤を特徴とする色素性蕁麻疹において,その増殖は腫瘍性ではあるが,個々のマスト細胞は組織化学的にも微細構造上でも正常皮膚のそれとほとんど同一の性状を有している.
  • 福士 堯
    日本皮膚科学会雑誌
    1963年 73 巻 11 号 695-
    発行日: 1963年
    公開日: 2014/08/29
    ジャーナル 認証あり
    クロモプラストミコーシスの病原菌として通常知られているものは,Hormodendrum pedrosoi,Phialophora verrucosa,その他所謂mold-likeの黒色集落を形成するものがある.同じクロモブラストミコーシスの病原菌であつても,黒色酵母様の集落を形成するものがあり,それは1945年Berger et al.によつて始めて報ぜられた.彼等は従来の報告に見られなかつたこの菌株に遭遇して,その分類上の位置,かつ名称の決定に迷つてBlack Candida-like Speciesと仮称した,次いで1950年にCarrionがクロモブラストミコ―シスの症例より矢張り黒色酵母様の集落を形成する真菌を分離し,それをFonsecaea dermatitidisとしてBerger et al. の分離した菌株と同じものであるとした.これよりさき,1934年に加納がクロモブラストミコーシスの症例より,黒色顆粒状の集落を形成する真菌を分離しHormiscium dermatitidisなる名称を附した.この加納の分離菌を長期保存株について研究しConant et al. はHormodendrum dermatitidis,CarrionはFonsecaea dermatitidisと命名した.しかも彼等の記述によるとその保存株は加納が分離直後に記載した黒色顆粒状集落を示さず,黒色酵母様の集落を形成した.このことは加納が分離した菌株は長年月の間に黒色酵母様の集落を呈する菌株に変化したものと想像するほかはない.更に上記両氏は加納の分離に由来する菌株は,Berger et al. およびCarrionの分離した菌株と同一種であると述べている.その後黒色酵母様集落を形成する菌株は,福代等,Rajam et al.,溝上・山下によつて,黒色顆粒状集落を形成する真菌は森等,溝上・山下によつて分離されている.しかしその名称に関して, Rajam et al.,森等は明言をさけ,福代等はHormiscium dermati-tidisと呼び,山下は黒色顆粒状および黒色酵母様の集落を作る両菌株をTorula sp. なる属に編入している.黒色酵母様集落を形成する諸菌株に関して,それぞれの報告者の記載を比較するに.それらはかなり著しい共通の特徴を具えるものの如く見受けられる.それにも拘らず,その分類上の位置および名称に関して相違のみられるのは,本菌群の性状が充分に把握されていないと共に報告者の見解が異なることに因ると解される.このことは黒色顆粒状集落を形成する菌株の場合においても同様である.また黒色顆粒状集落と黒色酵母様集落との関係に関しては,福代等および山下は前者が後者に移行するとしている.このように黒色の顆粒状および酵母様集落を作る病原性真菌に関しては,形態学的に未だ充分に詳らかにされていないのみならず,生理学的には殆んど未知に属するといつてよい.著者は人体病原性を有し,黒色酵母様集落を形成する5菌株,同じく病原性を有する黒色顆粒状集落を形成する2菌株について,その形態学的検索ならびにアミノ酸同化能,ビタミン要求性の実験を行つていささかの知見を得,またこれらの異なつた二つの集落の関係に関しても知る所があつたので,その研究結果について発表する.
  • 鐵・竝ニ銅・耐酸性顆粒ニ就テ
    菅 幸雄
    岡山醫學會雜誌
    1939年 51 巻 11 号 2379-2398
    発行日: 1939/11/30
    公開日: 2009/07/09
    ジャーナル フリー
    Hamazaki hat bereits auf Grund seiner chemischen Unterschungen fest9estellt, daB Cr-säurefeste Granula hauptsächlich aus freier tierischer Nucleinsäure, Fe-säurefeste Granula hauptsächlich aus Purinmononcleotiden Cu-säurefeste Granula hauptsächlich aus Purinmononucleosiden und Hg-säurefeste Granula zum gröBten Teil aus Prinbasen entsanden sind. Verfasser hat bei gesunden weiBen Ratten die oben genannten säurefesten Granula in der Hauptsaehe vom histologisehen Gesichtipunkt aus untersuehb und berichtete schon in seiner Mitteilung über die Befunde an Gr-säurefesten Granula und in seiner Zweiten Mitteilung über die an Hg-säuresesten Granula.
    In der vorliegenden Mitteilung handelt es sich histologische Befunde an Hamazakischen Fe- und Cu-säurefesten Granula in verschiedenen Organen und Geweben von gesunden weiBen Ratten, worüber im folgenden kurz zusammenfassend berichtet sei:
    1) Fe- und Cu-säurefeste Granula haben im allgemeinen eine groBe morphologische Ahnlichkeit; jede dieser zwei Arten ist jedoch als selbständige Granula anzusehen, weil man in einem bestimmten Gewebe einen deutlichen morphologischen Unterschied zwischen ihnen finden kann.
    2) Im Vergleich zu den Fe-säurefesten Granula enthalten die Cu-säurefesten Granula eine gröBere Menge Lipoid. Sie sind meistens grob und rundlich.
    3) Cu-saurefeste Granula bzw. Substanzen, die von einem Harnkanälchen ausgesondert werden, sind ein Bestandteil des Harns.
    4) Auf Grund des oben Gesagten stimmt Verf. der Hamazakischen Ansicht zu, daB die Gu-säurefesten Granula den Hg-säurefesten Grannula am ähnlichsten sind und deshalb als eine dem Endprodukte des Stoffwechsels sehr nahe stehende Substanz anzusehen sind.
    5) Die Histiocyten in den Alveolarsepten der weiBen Ratten, anders als die in anderen Geweben, enthalten zahlreiche Cu-säurefeste Granula, sodaB sie beim Stoffwechsel der säurefesten Substanzen, eine spezifische Rolle spielen.
    6) Im geschiehteten Plattenepithel sind im allgemeinen nur wenige säurefeste Substanzen vorhanden, mit Ausnahme der Cu-säurefesten Substanzen, welche in der Schleimhaut des Vordermageas in einer bestimmten Lagebeziehung zu dem Histon stehen.
    Die Oben genanten 4 Arten von säurefesten Granula bzw. Substanzen Hamazakis zeigen bei weiBen Ratten je nach der Art des Schwermetalls, die zur Fixstion des Gewebs dient, einen deuulichen morphologischen Unterscheid; die säurefester Lipoidgranula weisen aber, unabhängig vom Fixations verfahren, ein fast gleiohes Gewebsbild auf. Es besteht kein Zweifel darüber, daB die säurefesten Granula in verschiedenen Geweben, sowohl bei weiBell Ratten wie bei KaninChen, die säurefesten Granula von Exogen sind und demgemaB die von Eudogen produzierten säurefesten Granula äuBerst selten sind. Wenn man aber die Herkunft der säaurefesten Granula überaupt und ihre biologische Bedeutung genauer untersuchen will, so ist die Forschung der endogenen säurefesten Granula durchaus nicht entbehrlich.
    Gr-säurefeste Granula werden an der Schleimhaut des untern Teils des Osophagus, an der Schleimhaut des Magens sowie des Dünndarms und an den Leberzellen im Zellkerne Naehgewiesen: Fe- sowie Cu-säurefeste Granula zeigen sich ebenfalls im Zellkerne der Lymphdrüse, der Vorderfiornzelle des Rückenmarks, der Basalzelle der Zumgenschleimhaut, der Epithelzelle des vorderen Magenteils und der Leberzelle. Was die säurefesten Granula, die um den Zellkern umschrieben sind, anbetteifft, so sind sie überall zu bemerken. Wie bereits in der 2. Mitteilung berichtet wurde, wiesen die Hg-säurefesten Granula in der Drüsenzelle einen beachtenswerten spezifischen Befund auf (Cf. 2. Mitt.).
  • 銅竝ニ汞固定ニ就テ
    高坂 英五郎
    岡山醫學會雜誌
    1943年 55 巻 8 号 1086-1100
    発行日: 1943/08/31
    公開日: 2009/05/26
    ジャーナル フリー
    Zum Schluss seiner Untersuchungen hat sich der Verf. in der vorliegenden Mitteilung der Erforschung der Ketoenolgranula des Carassiusa uratus durch Anwendung der Cu-und Hg-Gemischfixation zugewandt.
    Die Cu-Ketoenolgranula der Karausche besitzen eine lockere Grundsubstanz, sind nur undeutlich begrenzt und nehmen meistens eine ziemlich grobe und rundliche oder unregelmässig rundliche Form an. Sie zeigen aber auch die Tendenz, zu Schollen von unregelmässiger Gestalt miteinander zu verschmelzen. Diese Granula sind im Vergleich zu denen höherer Wirbeltiere beträchtlich ärmer an Gehalt von Lipoiden.
    Hg-Ketoenolgranula der Karausche sind in der Regel fein, neigen aber nicht so stark zu gegenseitiger Verschmelzung. Im Protoplasma des Schleimhautepithels von Magen und Darm und des Sammelrohrepithels von Mesonephros ist die Ketoenolsubstanz diffus vorhanden.
    Alle Ketoenolgranula zeigen, zu welcher Art sie auch gehören mögen, die Tendenz, sich im Sommer stärker als im Winter zu vermehren; das ist besonders bei den Cu-Ketoenolgranula der Fall.
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