日本原子力学会 年会・大会予稿集
2010年春の年会
選択された号の論文の665件中251~300を表示しています
高速炉熱流動
伝熱流動実験
数値解析
高速炉熱流動
  • (19) ショートエルボ配管における非定常渦流れのU-RANS解析
    田中 正暁, 大島 宏之, 山野 秀将, 相澤 康介, 藤崎 竜也
    セッションID: E42
    発行日: 2010年
    公開日: 2010/04/13
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    ナトリウム冷却高速炉の大口径エルボ配管を模擬した試験体系を対象に、CFDコードのレイノルズ応力モデル(RSM)を用いた非定常解析を行い、ショートエルボ配管で生じる非定常渦流れと圧力変動との関連性を調べた。
  • (20)ショート/ロングエルボ腹側壁面の圧力変動計測
    小野 綾子, 木村 暢之, 上出 英樹, 飛田 昭
    セッションID: E43
    発行日: 2010年
    公開日: 2010/04/13
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    アドバンストループ型高速炉は,ループ数削減に伴い,従来設計に比べて一次冷却系配管の口径が大型化し,管内流速も増加する設計となるため,エルボ曲がり部での流れの偏りに起因する流体励起振動の発生が懸念されている.そこで,本研究では,エルボの腹側4箇所に圧力センサを設置し,圧力変動の測定を行った.試験体は,実機ホットレグ配管の1/8縮尺の配管径で,曲率比の異なるショートエルボとロングエルボの2種類を用いた.試験流体は水である.ショートエルボ出口の腹側中心部では負の圧力スパイクが観測され,腹側中心から30°周方向外側における圧力変動パワースペクトル密度(PSD)は流速に依存する卓越周波数を持つ結果となった.一方,ロングエルボでは,エルボ腹側中心部における負の圧力スパイクの発生は,本試験条件の最大流速である3m/sの条件に限られ,圧力変動PSDには流速に依存する卓越周波数が見られない結果となった.
  • (21)1/7および1/15スケールシングルエルボの圧力変動計測
    青谷 雄太, 佐藤 司, 江原 真司, 橋爪 秀利, 結城 和久, 相澤 康介, 山野 秀将
    セッションID: E44
    発行日: 2010年
    公開日: 2010/04/13
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    日本原子力研究開発機構(JAEA)が現在開発を進められているナトリウム冷却高速炉JSFRではコールドレグで多段エルボが採用されている。エルボ内の大口径大流量の複雑な流れにより流力振動が発生することが考えられ、それによって配管に亀裂・破損が生じる恐れがある。
    本研究では、配管設計の成立性を確認するため、実機コールドレグ配管を1/7スケールで模擬した水流動試験装置において圧力測定試験を行った。多段エルボにおける実験の前段階としてシングルエルボを用いた実験を行い、配管エルボ部での流れの乱れに起因する流力振動特性を検証した。また、1/15スケールの装置においても同様の実験を行い、同レイノルズ数におけるスケールの違いによる影響を評価した。
  • ブランケットチャンネル周辺の温度変動緩和方策
    小林 順, 木村 暢之, 飛田 昭, 上出 英樹
    セッションID: E45
    発行日: 2010年
    公開日: 2010/04/13
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     JAEAで設計を進めているナトリウム冷却大型炉では、燃料交換機アーム用の切込みを有するコラム型UISが採用されている。このUISは制御棒案内管と水平多孔板から構成され、冷却材がUIS内部に入り込む構造となっており、燃料集合体からの高温流体と制御棒チャンネルやブランケットチャンネルからの低温流体が混合し、UIS下部において高サイクル熱疲労が発生する可能性がある。そこで、実機の上部プレナムを1/3スケール60°セクタでモデル化した試験体を用いた水流動試験を実施している。  今回の報告では、ブランケットチャンネル周辺におけるサーマルストライピング現象に着目し、温度変動を低減させるために、最外周燃料集合体直上のUIS形状を変化させ、その緩和方策の効果を確認した。
  • 成層界面挙動に対する炉心出口流速と温度差の影響
    木村 暢之, 宮越 博幸, 飛田 昭, 上出 英樹
    セッションID: E46
    発行日: 2010年
    公開日: 2010/04/13
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    ナトリウム冷却高速炉のスクラム過渡時温度成層化現象に関して、1/10縮尺炉上部プレナム水流動試験装置を用い、温度成層界面挙動に対する炉心出口流速とスクラム前後の温度差の影響を評価した。炉心出口流速の増加および温度差の低下により、温度成層界面の形成位置は高く、上昇速度は増加した。この結果、切込み付UISによりプレナム内流況が非対称になる場合において温度成層界面の挙動は、おおよそRichardson数で整理できることがわかった。
  • 鈴木 浩之, 小泉 安郎, 大島 宏之, 伊藤 啓
    セッションID: E47
    発行日: 2010年
    公開日: 2010/04/13
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    比較的単純な体系におけるガス巻込み現象の発生挙動について観察しメカニズムについて考察するとともに,ガス巻込み発生時の巻込み気相流量を計測した.
  • (10) 燃料バンドル圧力損失予測精度の改善
    大島 宏之, 今井 康友
    セッションID: E48
    発行日: 2010年
    公開日: 2010/04/13
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    高速炉燃料集合体内の詳細熱流動評価を目的として開発している有限要素法解析コードについて、低Re型/高Re型乱流モデルを組み合わせた計算手法を開発するとともに、その基本検証と燃料ピンバンドル体系への適用解析を実施し妥当性を確認した。
  • ポータブル型流動制御マグネットによる熱疲労の緩和(1)
    結城 和久, 山野 秀将
    セッションID: E49
    発行日: 2010年
    公開日: 2010/04/13
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    本研究は、導電性流体に対して作用する電磁力を、ナトリウム高速炉で懸念されている様々な熱流動問題の包括的な保全技術として活用するポータブル型の流動制御マグネット(AFCOM:Active Flow Controling Magnet)を提案し、その原理を実証するものである。本論文では、その第一報として、高サイクル熱疲労への適用性が評価される。まず、ナトリウムのシミュラントである液体ガリウムを作動流体とする流動ループの詳細が報告される。次いで、T字配管部における熱疲労の緩和技術としての適用性を検証するため、正方形ダクト管内に設置された発熱円柱まわりの流体温度変動と壁面温度変動が磁場無し/有り環境で計測される。磁場なし環境において、温度変動周期が既存の経験式に一致することが確認される。また、角柱に平行な磁場0.6Tを角柱後方の領域に印加し、温度変動強度の減衰と周波数の低周波化が確認される。
  • 中塚 亨, 劉 維, 吉田 啓之, 高瀬 和之
    セッションID: E50
    発行日: 2010年
    公開日: 2010/04/13
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    原子力機構では,システム解析コードTRAC―BF1をもとに,直管型蒸気発生器等の原子力機器の熱水力不安定性に関する予測手法を開発している。本報では,予測手法開発の一環として,直管型蒸気発生器の一次系を模擬するためのコードの改良を行った。
もんじゅ動特性
  • (6) もんじゅ性能試験動特性解析評価
    木村 浩一, 玉山 清志, 宮川 明
    セッションID: E51
    発行日: 2010年
    公開日: 2010/04/13
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    「もんじゅ」性能試験再開にむけて、「もんじゅ」の過渡応答を解析するプラント全系動特性解析コード:Super-COPDと水・蒸気系動特性解析コード:Fanpsyの整備を行っている。2009年春の原学会の発表に引き続き、今回は、動特性解析コードの整備の進捗状況及び整備の一環として実施している40%出力上昇時の解析評価の結果について報告する。
  • (7) 水・蒸気系動特性解析コードFanpsyの開発
    渡邉 久夫, 碓井 信彦, 丸山 富美, 木村 浩一
    セッションID: E52
    発行日: 2010年
    公開日: 2010/04/13
    会議録・要旨集 フリー
    もんじゅ水・蒸気系設備の制御応答を評価するために、東芝は動特性解析コードFanpsyの開発・整備を行ってきた。本報では、このFanpsyコードの概要を報告する。また、本コードを用いて行った主蒸気圧力制御系の解析結果を報告する。
  • (8)水・蒸気系解析コードFanpsyによる出力上昇操作解析
    光元 里香, 木村 浩一, 玉山 清志, 渡邉 久夫
    セッションID: E53
    発行日: 2010年
    公開日: 2010/04/13
    会議録・要旨集 フリー
     「もんじゅ」水・蒸気系動特性解析コードFanpsyを用いて、40%プラント出力に至るプラント起動過程の水・蒸気系の特性を決定する給水流量の応答特性の把握を目的として、出力上昇操作に追従して、水・蒸気系の給水流量を増大させる解析を実施した。その結果、当該操作に対する給水流量の追従は、良好で、安定した応答が得られることを確認した。更に、「もんじゅ」での水・蒸気系の設備改善内容の反映により、前回、性能試験と比較し当該運転操作に対するプラントの応答性に改善がみられることを確認した。
  • (9) 給水ポンプ切替時の制御系応答解析
    本多 慶, 木村 浩一, 玉山 清志, 光元 里香, 荒木 浩介
    セッションID: E54
    発行日: 2010年
    公開日: 2010/04/13
    会議録・要旨集 フリー
    高速増殖原型炉「もんじゅ」熱輸送系の全系を解析可能なプラント動特性解析コードSuper-COPDを用いて、プラント起動の一過程である給水ポンプ切替操作段階を解析した。解析の結果から、Super-COPDによる給水ポンプ切替の解析が実機の結果を再現することができ、制御安定性を評価可能であることを確認した。また、制御定数のパラメータサーベイにより制御安定性を評価したところ、蒸発器給水調節弁のヒステリシスにより、PI制御器の適用可能な比例ゲインの範囲が制限されることが明らかとなった。蒸発器給水調節弁のヒステリシスにより、制御系の出力に対し、蒸発器給水調節弁の応答が遅れ、オーバーシュートを起こすことで不安定になることがわかった。
  • (10)プラント起動時の給水流量ローカル制御系特性解析
    鈴木 悟志, 荒木 浩介, 光元 里香, 木村 浩一
    セッションID: E55
    発行日: 2010年
    公開日: 2010/04/13
    会議録・要旨集 フリー
    「もんじゅ」プラント動特性解析コードSuper-COPD及びFanpsyの解析精度確認のため、プラント起動時の給水流量制御系の応答解析を実施した。これらの解析結果と実機試験結果の比較により、両コードの給水流量制御系解析モデルの実機応答特性の再現性を明らかにした。
原子力システム設計,ヒューマンマシンシステム,高度情報処理
ヒューマンファクタとFBR実証炉概念
高速炉用高クロム鋼
  • (2)高速炉構造用高クロム鋼材料強度基準に関する検討
    鬼澤 高志, 若井 隆純, 永江 勇二, 小原 智史, 江沼 康弘, 浅山 泰
    セッションID: D27
    発行日: 2010年
    公開日: 2010/04/13
    会議録・要旨集 フリー
    高速増殖実証炉に向けた概念検討と関連技術開発に関するシリーズ発表の一つとして、(2)高速炉構造用高クロム鋼材料強度基準に関する検討と題して報告するものである。 高速増殖実証炉では、冷却系全般の構造材料に改良9Cr-1Mo鋼を採用予定である。そのため、改良9Cr-1Mo鋼の材料強度基準を整備し、規格化する必要がある。2016年までに日本機械学会 発電用原子力設備規格 設計・建設規格第_II_編 高速炉規格に規格化する方針としており、そのための課題抽出および各課題の検討状況を報告する。
  • (3)高速炉用高クロム鋼製SG主要構造の開発
    二神 敏, 早船 浩樹, 江沼 康弘, 小雲 信哉, 平山 智之, 村上 久友
    セッションID: D28
    発行日: 2010年
    公開日: 2010/04/13
    会議録・要旨集 フリー
    高クロム鋼をJSFR実証施設の冷却系構造材料に採用するため、蒸気発生器の主要構造として、密着2重伝熱管、CSEJ(Convoluted Shell Expansion Joint 熱膨張差による変位を吸収するための部材)及び管-管板継手の開発状況について報告する。
  • (4)高速炉構造用高クロム鋼の適用にむけた高温構造設計指針の整備
    安藤 勝訓, 江沼 康弘, 浦田 一宏, 伊達 新吾, 廣瀬 悠一, 川崎 信史
    セッションID: D29
    発行日: 2010年
    公開日: 2010/04/13
    会議録・要旨集 フリー
    これまで高速炉の設計に用いられる高温構造設計指針は、主としてオーステナイト系ステンレス鋼を対象として開発されてきた。一方、JSFRの冷却系機器・配管に採用が予定されている高速炉構造用高クロム鋼は、オーステナイト系ステンレス鋼に比べて、(1)高い降伏応力を持つ(2)延性が低い(3)繰り返し軟化する(4)低熱膨張・高熱伝導率を持つ、などといった特徴を持つ。このためこのような特性を持つ高速炉構造用高クロム鋼に対して高温構造設計指針の適用性の検証及びその特性に合わせた指針の整備を実施した。
耐震設計と機器検査技術
原子炉機器,輸送容器・貯蔵設備の設計と製造
輸送・貯蔵容器の健全性評価
  • 伊藤 千浩, 三枝 利有, 松田 昭博
    セッションID: D01
    発行日: 2010年
    公開日: 2010/04/13
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    加熱による劣化促進試験によりMOX新燃料輸送容器密封部ガスケットの長期健全性を明らかにした。
  • 松田 昭博, 伊藤 千浩, 三枝 利有
    セッションID: D02
    発行日: 2010年
    公開日: 2010/04/13
    会議録・要旨集 フリー
    燃料輸送物蓋部の密封境界として用いられるゴムガスケットを対象として、異なる温度環境下における応力緩和試験を実施し、輸送物蓋部ゴムガスケットの応力緩和と温度の関係を評価した。 また、輸送物ゴムガスケットの蓋部を模擬したFEM解析を行い、ゴムガスケットの密封力を予測した。
  • 福永 忠, 中安 文男, 梅原 敏弘, 野村 満幸, 齋藤 愛
    セッションID: D03
    発行日: 2010年
    公開日: 2010/04/13
    会議録・要旨集 フリー
    本研究では、構造物腐食と環境因子(環境汚染因子と気象因子)の普遍的相関を確立し、気象因子による構造物腐食量の推定を可能にしようとするものである。現在までのところある特定地域のある特定期間での構造物腐食と環境因子の間に強い相関がみられることが判明している。
  • 竹田 浩文, 白井 孝治
    セッションID: D04
    発行日: 2010年
    公開日: 2010/04/13
    会議録・要旨集 フリー
    多くの使用済燃料貯蔵施設では、除熱方式として、自然換気システムが採用されている。自然換気システムでは、キャスクの発熱量と施設内を冷却空気が流れる際の圧力損失のバランスで、給排気温度差および空気流量が決定される。一般に、施設の除熱設計における圧力損失は、施設流路を単純形状に分解し、それぞれの部位の圧力損失係数を既存の圧力損失ハンドブックから求めて、足し合わせることにより評価している。複雑形状の流路の圧力損失係数評価について、給気部および排気部の形状を模擬した1/15縮尺模型を用いてRe数相似条件下での試験を実施し、この手法の妥当性を検討した。
  • (1)縮尺模型を用いた耐震試験
    川口 昇平, 金澤 健司, 白井 孝治, 竹田 浩文
    セッションID: D05
    発行日: 2010年
    公開日: 2010/04/13
    会議録・要旨集 フリー
    搬送中の架台付き金属キャスクが地震力を受けた際の転倒安定性を評価するため、非固定状態のロッキング応答に影響を及ぼすパラメータ(重心位置や反発係数等)に関する相似則を適用した相似模型を用いた振動試験を実施した。相似模型は、ロッキング振動の基本特性として、加速度換算率、上下方向反発特性、着地時脚部応力に着目し、これらパラメータの相似性を考慮した2/5縮尺模型とした。さらに、3次元大型振動台を用いて、波形の種類(観測地震波および人工地震波)や上下動の有無、入力最大加速度(最大1600gal相当)をパラメータとして地震波応答試験を実施し、架台付き金属キャスクのロッキング応答特性を明らかにすると共に、その転倒安定性を確認した。
  • (2) ウインドーエネルギースペクトルによる応答予測手法の提案
    白井 孝治, 川口 昇平, 金澤 健司, 竹田 浩文
    セッションID: D06
    発行日: 2010年
    公開日: 2010/04/13
    会議録・要旨集 フリー
    搬送中の架台付き金属キャスクが地震力を受けた際の転倒安定性を評価する指標として、一定の評価時間内にキャスクに入力されるエネルギーをウインドーエネルギースペクトルと定義した。縮尺模型を用いた振動試験で得られたロッキング応答特性と、縮尺模型のロッキング応答において支配的な応答周波数領域のエネルギーを見込んだウインドーエネルギースペクトルを比較した結果、キャスクの浮上りに有効な入力エネルギーを精度良く推定できることが明らかとなり、ウインドーエネルギースペクトルが架台付き金属キャスクのロッキング応答予測手法として有用であることを確認した。
原子炉の運転管理と点検保守
高速炉の観察・補修
feedback
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