日本原子力学会 年会・大会予稿集
2010年春の年会
選択された号の論文の665件中301~350を表示しています
原子力プラントの検査・診断
原子炉設計,原子力発電所の建設と検査,耐震性,原子力船
耐震性
  • 皆川 佳祐, 藤田 聡, 小平 武志
    セッションID: D17
    発行日: 2010年
    公開日: 2010/04/13
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    次世代原子炉や高速増殖炉の実現にあたり,免震構造は欠くことの出来ない技術として注目されている.本研究では,これまで提案されている免震装置について,発電所内部の機器・配管系の観点から,その特徴や性能をシミュレーション解析に基づき整理する.
  • 前川 晃
    セッションID: D18
    発行日: 2010年
    公開日: 2010/04/13
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    安全側の評価を行う通常の耐震設計評価では、実際の損傷状態を再現することは困難であることから、より実現象に近い3次元解析により現行の耐震解析において、各機器に対して設定された許容値や解析手法そのものに起因する保守性をより精密に把握することが今後の耐震評価において重要となってきている。本研究では、耐震Asクラスの代表的な大型機器として燃料取替用水タンクを取り上げ、内部水との連成を考慮した弾塑性大変形時刻歴解析による地震損傷数値シミュレーションを行い、実験と比較した結果を報告する。解析結果は、実験と同様に、地震時の振動挙動やスロッシング、象脚座屈を再現できた。座屈発生部位の残留変位量も一致した。
  • 丹羽 博志, 前田 祐治, 遠藤 敦司
    セッションID: D19
    発行日: 2010年
    公開日: 2010/04/13
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    板状の片持ち梁の先端に集中質量を設けた単純な試験体を用いて加振実験を行った。試験体が破壊するまで加振実験を続け、破壊までに必要とする総エネルギを求めた。一方、材料の最適疲労曲線から疲労破壊までに必要とする総エネルギを求めた。実験と疲労曲線から求めた破壊までに必要とされるエネルギを比較して両者が良く一致することを確認した。このことから、機器の破壊に要する総ネルギは材料の最適疲労曲線から求められることを明らかとした。
原子力安全工学(原子力施設・設備,PSAを含む)
軽水炉燃料
防災,再処理施設
高速炉,PSA
PWR,耐震
PWR,ソーステーム
高速炉,Na技術
計算科学技術
二相流と構造の連成
  • 45.配管減肉評価手法の評価精度および実機評価性の向上
    内藤 正則, 内田 俊介, 岡田 英俊, 越塚 誠一
    セッションID: G39
    発行日: 2010年
    公開日: 2010/04/13
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    これまでの流れ腐食型腐食(FAC)による減肉速度評価は、主として実験室系での実測値に基づいて解析精度の評価を行い、実機配管の減肉速度評価に当たっては、複雑な配管系での流動解析の精度向上、表面での質量移行係数の評価精度向上、減肉抑制限界酸素濃度、ECPなどの見直しを行ってきた。本発表では、3件の発表に先立って、更なる評価精度の向上と本法の実機への適用性改善のため、主として、減肉速度評価への水化学の影響評価精度改善の方策とその改善の主要成果を示す。特に、配管減肉緩和策としての、水化学制御法の有効性を示すとともに、水化学制御法の改善にともなう、アドバース効果を、トランジェント効果解析により、明らかにする。
  • 46. 水化学制御による減肉抑制策の有効性評価
    岡田 英俊, 内藤 正則, 内田 俊介, 越塚 誠一
    セッションID: G40
    発行日: 2010年
    公開日: 2010/04/13
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    FAC配管減肉速度は、腐食環境、流動、材料の3種のパラメータにより支配される。FACによる減肉速度を緩和する有効手段として、実機で最も簡単に採用可能である水化学制御法を取り上げ、高pH化、酸素注入などの単独効果と、それらの組み合わせ効果を定量的に評価する。本評価を通して、各種水化学制御法の組み合わせ法により、減肉速度抑制に裕度を持たせることが可能であるとともに、水化学制御の安定性、確実性の向上が可能であることを示す。
  • 47. 水科学制御適用時の減肉速度のトランジェント評価
    内田 俊介, 内藤 正則, 岡田 英俊, 越塚 誠一
    セッションID: G41
    発行日: 2010年
    公開日: 2010/04/13
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    FACによる配管で減肉を緩和する水化学制御を適用するためには、従来の水化学制御から新たな水化学制御への変更が必須となる。このための水化学制御では、従来の制御範囲から新たな制御範囲への遷移が不可避である。この遷移にあたり、新たな問題の現在化を未然に防止するため、水化学トランジェントの配管減肉への影響を予測し、しかるべき対応策を準備することが重要である。鉄イオンの溶解速度など、速度論に基づくトランジェント解析により、水化学制御の変更に伴う、配管への減肉のトランジェント解析について、示す。
  • 熊 進標, 越塚 誠一, 酒井 幹夫, 岡田 英俊, 内藤 正則, 内田 俊介
    セッションID: G42
    発行日: 2010年
    公開日: 2010/04/13
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    In this study, the MPS method has been applied to simulate a single droplet impacting onto a wet wall. In the analyzed cases, the thickness of liquid film on the wall is comparable with the droplet diameter. Based on the simulation result, the effect of liquid film on the mechanical load is analyzed by comparing with the previous dry-wall impact result.
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