形態・機能
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4 巻, 2 号
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  • ―さらなる発展をめざして―
    野村 嶬
    2006 年 4 巻 2 号 p. 45
    発行日: 2006/03/01
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
  • 緒方 重光, 峰 和治, 今村 利香, 田松 裕一, 島田 和幸
    2006 年 4 巻 2 号 p. 47-52
    発行日: 2006/03/01
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
    ヒトの舌内の神経分布を再構築する作業の一環として、舌神経と舌下神経の走行と交通枝を観察した。剖出所見から、両神経の走行は以下のようにまとめられた。1) 舌下神経本幹は舌骨舌筋の前縁を回って鋭角的に内側に折れ、舌動脈と交差してオトガイ舌筋に進入する。正中に近づいた舌下神経は前上方に向きを変え、オトガイ舌筋の中を舌背へと向かう。上縦舌筋の層に到達すると、舌深動脈に近接する。舌下神経はここで放射状に水平分岐して、舌尖および舌縁の筋中に放散して終わる。この経過中に、各方向へ舌筋枝を分岐する。2) 舌神経舌枝は、舌下神経と舌外の交通を営む付近で舌縁中央部の粘膜に向かう枝を出す。さらに舌骨舌筋の前縁を回って深層に入る付近で、舌体の内側寄りに分布する枝を出す。舌神経本幹は、下縦舌筋とオトガイ舌筋の間隙を前上方に走り、舌前方部の粘膜に分布しながら舌尖に到達する。3) 舌神経と舌下神経の交通枝は舌外、舌体、舌尖の3ヵ所で見られる。
  • 鹿子木 和寛, 飯盛 光葉, 末田 加奈, 古賀 稔健, 塚本 裕二, 山邉 素子, 島田 達生
    2006 年 4 巻 2 号 p. 53-60
    発行日: 2006/03/01
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
    近年、ハイヒールやミュールの着用により外反母趾や扁平足などの足のトラブルが増えている。本研究はヒト足型の形態的特徴を明らかにするために、82名の女子看護大学生を対象に足型測定器「Foot Grapher」を用い、足型を調査した。その結果、足型からみた足の異常は、中等度5名 (6.1%) 、第5指の浮き指33名 (40.2%) 、鉤足6名 (7.3%) 、扁平足7名 (8.5%) に認められた。上記の4項目のいずれかに該当した女子看護大学生は44名 (53.7%) であり、約半数以上の足に何らかの問題がみられた。
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