形態・機能
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1 巻, 2 号
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  • 渡辺 皓
    2003 年1 巻2 号 p. 1
    発行日: 2003/03/15
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
  • 加藤 好光, 岸 千絵子, 高野 洋人, 山田 敬喜, 磯村 源蔵
    2003 年1 巻2 号 p. 3-11
    発行日: 2003/03/15
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
    各種哺乳動物の中枢神経系において、核小体様封入体 (封入体) の存在が電顕により報告されているが、その脳内分布の系統的研究は行われていない。ddYマウス青斑核では、パラフィン切片をHolmes変法で染色する事により光顕レベルで封入体の存在を明らかにすることが出来る。
    本研究では、11種の近交系マウスにおいても、ddYマウスと同様に核小体様封入体が観察されるか否かを検索し、両マウス脳の連続切片標本内でその分布を調べた。
    ddY雄マウス (20匹) と近交系マウス (21匹) のすべてをエーテル麻酔下で、左心室より2%パラホルムアルデハイドと2.5%グルタールアルデハイドの混合溶液で灌流固定し、脳をパラフィンに包埋した。マウス全脳の前頭断連続切片を作製し、Holmes変法により染色し詳細に光顕で観察した。
    ddYマウス雄青斑核の神経細胞質内に封入体 (1-3μm) を見出し、その封入体の数を数えたところ核内で、その数に左右差は無く、一側で1, 552±136個 (n=20) であった。比較する上で更に、近交系マウス11種の青斑核に観察された封入体の数を数えたところ、ddYマウスの場合とほぼ同様に、ほとんどの青斑核細胞に1~2個の封入体が両側性に細胞体毎に認められた。ddYマウスの全脳における封入体の脳内分布を見ると、扁桃体・中隔核・側坐核・視索前野、視床下部・孤束核・脊髄の中間質外側部、青斑核 (A6) ・縫; 線核群 (B1~9) 、および終板血管器・脳弓下器官・最後野などの諸領域に観察された。
    以上の事から、核小体様封入体は主として大脳辺縁系、自律神経系、モノアミン系と脳室周囲器官内ニューロンに出現する構造物として推測された。
  • 肝臓および腎臓
    加藤 洋, 佐藤 武雄, 山本 好男, 後藤 保正, 山本 恵三
    2003 年1 巻2 号 p. 13-17
    発行日: 2003/03/15
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
    健康日本人男性71名から得られた腎臓および肝臓中の21元素の濃度を機器的放射化分析法を用いて決定し、乾燥および湿重量換算で表した。以下の結果が得られた。1) 多くの元素が腎臓および肝臓で検出された。その濃度は健康人の臓器の選択および採取部位を一定化したことにより、先の文献値と異なり、その幅は狭いものとなった。2) Cdは先の文献値より高く、日本人はいまだ増加傾向にあるといえる。3) As, Cd, Cs, La, Mo, Sb, Scなどの夾雑性元素は外部環境要因に影響され対数正規分布となり、Br, Ca, Cl, Fe, K, Mn, Na, Rb, Se, Znなどの必須元素は外部環境要因に左右されず正規分布となった。4) 年齢と元素および元素間において、有意で強い相関関係は腎臓より肝臓に多く示された。
  • 第22回日本看護科学学会・学術集会
    絹谷 政江
    2003 年1 巻2 号 p. 19
    発行日: 2003/03/15
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
  • 第7回理学療法の医学的基礎研究会・学術集会
    絹谷 政江
    2003 年1 巻2 号 p. 20
    発行日: 2003/03/15
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
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