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教師学研究
Online ISSN : 2424-1598
Print ISSN : 1349-7391
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巻号一覧
26 巻 (2023)
2 号 p. 21-
1 号 p. 1-
25 巻 (2022)
2 号 p. 53-
1 号 p. 1-
24 巻 (2021)
2 号 p. 39-
1 号 p. 1-
23 巻 (2020)
2 号 p. 31-
1 号 p. 1-
22 巻 (2019 - 2021)
2 号 p. 47-
1 号 p. 1-
21 巻 (2018)
2 号 p. 13-
1 号 p. 3-
20 巻 (2017)
2 号 p. 27-
1 号 p. 1-
19 巻 (2016)
18 巻 (2016)
17 巻 (2015)
16 巻 (2015)
15 巻 (2014)
14 巻 (2014)
2013 巻 (2013)
Special 号 p. 1-
13 巻 (2013)
12 巻 (2013)
11 巻 (2012)
2011 巻 (2011)
Special 号 p. 1-
10 巻 (2011)
7 巻 (2007)
5.6 巻 (2004)
4 巻 (2002)
23 巻, 1 号
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通常学級における特別支援教育支援員の実践 ―エピソード記述法を用いて―
小田 郁予
2020 年 23 巻 1 号 p. 1-10
発行日: 2020年
公開日: 2020/09/24
DOI
https://doi.org/10.20590/jaehd.23.1_1
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本稿は通常学級でニーズを有する子どもの支援にあたる「特別支援教育支援員」の実践をエピソードで記述し,支援員の実践が対象児の自立や問題解決行動をいかに支援し,それが子どもたちの自立にどのような意味を持つのか,実践の特徴とその意義を明らかにすることを目的とする。公立小学校1年の通常学級に在籍する男児2名に対する支援を1年間観察し事例を描写し,エピソード記述によって分析した。その結果,学級の他児らとの関係や学級規範など通常学級の環境を活かし,子どもの特性や思いを尊重した支援により対象児らの主体的な問題解決を促していることを明らかにした。対象児-環境―支援員の相互作用を活かした支援は対象児が置かれた状況の中で自分の行為可能性を判断し行動する経験を促し,他者と共に生きる上での学びの経験を提供する支援であった。本稿は通常学級における支援実践の特徴と子どもの自立支援の意味について再考する視座を提供する。
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自律を促す授業における日本語教師の気づきとその契機 ―自律型クラスを初めて担当した教師Aの事例から―
鈴木 理子, 白頭 宏美, 杉原 由美
2020 年 23 巻 1 号 p. 11-20
発行日: 2020年
公開日: 2020/09/24
DOI
https://doi.org/10.20590/jaehd.23.1_11
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大学で行われている自律型日本語学習クラスを初めて担当した教師Aにインタビュー調査を行い,教師にどのような気づきがあったのか,その気づきはどのようなことを契機にして起こったのかについて分析した。自律型クラスでは,学生が自身の日本語の強み,弱みを認識した上で,将来のことも考え,自分にとって必要な日本語学習を主体的に計画,実行し,評価する。教師は,これらの過程に関わりながら学生を支援する立場にあり,教える項目が決まっている授業とは,教師がすべきことが大きく異なる。分析の結果,教師Aの気づきには,「学生に対する認識」「自律型クラスに対する認識」「学生にとっての自律型クラスの意義」「自律型クラス内で教師が学生に対してすべきこと」「教師に必要な知識」「同僚とのやりとりの重要性」の6つがあった。また,これらの気づきの契機は「学生との相互作用」「同僚とのやりとり」であった。
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(505K)
大学教育においてルーブリックを自己評価に活用した影響と課題
星 裕, 越川 茂樹
2020 年 23 巻 1 号 p. 21-31
発行日: 2020年
公開日: 2020/09/24
DOI
https://doi.org/10.20590/jaehd.23.1_21
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本研究は,大学教育における学生による自己評価へのルーブリックの活用に関する研究動向を概観し,その活用状況と活用した結果にみられた影響と課題について明らかにすることを目的とした。 その結果,ルーブリックを自己評価に用いた影響については,「授業の目標を理解する」,「学習へと動機づける」,「資質・能力の向上」,「教員が学生を理解する」の 4点,課題については,「ルーブリックの改善」,「ルーブリックの活用」,「対象の拡大」の 3点に整理することができた。また,それらを先行研究と比較して検討した結果,ルーブリックを評価の道具としてだけではなく,学習をより効果的なものとするための学習材として活用していく 必要性が示唆された。そのためには日々の授業においてルーブリックを活用し,それ自体とその用い方を検討していくことが,学習材としてのルーブリックの可能性を広げていくことにつながると考えられる。
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