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教師学研究
Online ISSN : 2424-1598
Print ISSN : 1349-7391
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巻号一覧
26 巻 (2023)
2 号 p. 21-
1 号 p. 1-
25 巻 (2022)
2 号 p. 53-
1 号 p. 1-
24 巻 (2021)
2 号 p. 39-
1 号 p. 1-
23 巻 (2020)
2 号 p. 31-
1 号 p. 1-
22 巻 (2019 - 2021)
2 号 p. 47-
1 号 p. 1-
21 巻 (2018)
2 号 p. 13-
1 号 p. 3-
20 巻 (2017)
2 号 p. 27-
1 号 p. 1-
19 巻 (2016)
18 巻 (2016)
17 巻 (2015)
16 巻 (2015)
15 巻 (2014)
14 巻 (2014)
2013 巻 (2013)
Special 号 p. 1-
13 巻 (2013)
12 巻 (2013)
11 巻 (2012)
2011 巻 (2011)
Special 号 p. 1-
10 巻 (2011)
7 巻 (2007)
5.6 巻 (2004)
4 巻 (2002)
26 巻, 1 号
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ニューカマー生徒に対する組織的な支援の課題 ―教師が付与する表象の様式に着目して―
伊藤 莉央
2023 年 26 巻 1 号 p. 1-10
発行日: 2023/05/15
公開日: 2024/02/20
DOI
https://doi.org/10.20590/jaehd.26.1_1
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本稿の目的は,ニューカマー生徒支援を組織的に行う上で課題となる要因を明らかにすることである。特定のニューカマー生徒に付与される表象の様式が教師間で異なることに着目し,支援に関わる知識の共有が困難となる契機を見出した。その上でニューカマー生徒支援を組織的に行う課題の要因を明らかにした。分析の結果,生徒を捉える視点が教師間で異なり,同一のニューカマー生徒であっても付与される表象の様式に教師間で違いがみられた。表象の様式を付与する教師の視点は,組織内で担う役割や所属する校務分掌といった組織的要因によって状況依存的に獲得されていた。特に社会的差異への配慮は,教師集団全体で対処すべき課題となりづらく,社会的差異に配慮したニューカマー生徒支援の組織的な支援が困難になると推察された。支援を担う教師をフォローする分掌体制の構築が社会的差異に配慮した効果的なニューカマー生徒支援で重要となることを指摘した。
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我が国における保育者のズレの認知に関わる研究展望と課題
田中 修敬, 横松 友義, 西山 修
2023 年 26 巻 1 号 p. 11-20
発行日: 2023/05/15
公開日: 2024/02/20
DOI
https://doi.org/10.20590/jaehd.26.1_11
ジャーナル
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本研究は,保育者の自己変容や実践の改善に繋がる振り返りや省察の視点として,保育者の認識と子どもの実際との相違である「ズレ」に着目した。先ず,幼児理解と省察の重要性について整理し,保育者のズレの認知との関連を確認した。次に,対人援助に関わる近接領域も対象として,ズレに関する先行研究を象限に分けて整理,概観し,保育者のズレの認知に関わる研究の定位を試みた。その結果,保育者のズレは,大人-子ども(就学前)間の目に見えにくく,捉えることが困難な象限に位置付くこと,そのため,これまでほとんど研究の焦点が当たってこなかったことが明示された。また,象限毎に特徴的な研究方法が確認されたことから,今後の展開として,混合研究法を用いて保育者のズレを検証する可能性が示唆された。これらから,ズレという視点を導入した萌芽的な研究領域の展開可能性について論じた。
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