名古屋文理短期大学紀要
Online ISSN : 2433-6548
Print ISSN : 0914-6474
17 巻
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  • 原稿種別: 表紙
    1992 年 17 巻 p. Cover1-
    発行日: 1992/04/01
    公開日: 2019/07/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
  • 原稿種別: 表紙
    1992 年 17 巻 p. Cover2-
    発行日: 1992/04/01
    公開日: 2019/07/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
  • 今井 正夫, 杉江 晶子
    原稿種別: 本文
    1992 年 17 巻 p. 1-8
    発行日: 1992/04/01
    公開日: 2019/07/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
  • 小俣 謙二
    原稿種別: 本文
    1992 年 17 巻 p. 9-16
    発行日: 1992/04/01
    公開日: 2019/07/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
    本調査ではCook(1970)によって報告された座席選択行動をもとに,日本人の学生のさまざまな状況での座席選択行動を質問紙法を用いて検討することで,日本人の空間行動の特徴を明らかにした.質問紙ではさまざまな心理的に異なる状況で,親しさの異なる相手(異性または同性の見知らぬ人,友人,極めて親しい友人)と同席する際の座席選択を尋ねた.その結果,Cook(1970)の結果とは異なり,横並びの席と離れた席が主として選択され,その使い分けは状況には関わりなくもっぱら相手の親密度に応じてなされていることが示された.この座席選択の傾向はできるだけ相手との視線を少なくしようとする日本人学生の心理特性を反映したものと解釈された.
  • 鈴木 真由子
    原稿種別: 本文
    1992 年 17 巻 p. 17-25
    発行日: 1992/04/01
    公開日: 2019/07/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
  • 田中 正
    原稿種別: 本文
    1992 年 17 巻 p. 27-31
    発行日: 1992/04/01
    公開日: 2019/07/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
    青年期後半に位置する若者が生活を展開する短大教育を「自我の完成」への助成としてとらえた時,われわれの短大教育に何が求められているのかを,少しでも明らかにしたいという目的意識をもち,短大生活2年間における自我の変容の過程を実証的な方法を用いて検討した.その結果として,短大生活2年間というものが,「自我の完成」の構成要素のうち,青年期の発達課題としての「同一性」の確立と成人初期の発達課題としての「親密さ」の達成に深く係わっている事実が判明し,それらを通して短大生活2年間という枠を越えた,より長期的な問題としての「自我の完成」へと通じていることがわかった.さらに,「同一性」の確立と「親密さ」の達成の相互の関係では「同一性」の確立が「親密さ」の達成の前提条件であることが,判明した.これらの事実を踏まえて短大教育を「自我の完成」への助成という観点からとらえなおす時,短大教育は青年期の発達課題としての「自我同一性」の確立(「私」の確立といってもよい)に寄与するために,その情報と場所を提供すること,また「同一性」の確立を通して成人初期の発達課題である「他者との親密な関係」の達成へ円滑に移行できるよう援助することが重要な課題としてかせられることになる.
  • 長谷川 昇, 松田 秀人
    原稿種別: 本文
    1992 年 17 巻 p. 33-38
    発行日: 1992/04/01
    公開日: 2019/07/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
    本研究はアスコルビン酸の生合成可能な動物の腸管吸収様式を明らかにするために行われた. Wister系雄性ラットを用い,反転腸管サック法によりアスコルビン酸の吸収量を測定した.外液のアスコルビン酸の濃度を変え,37℃で1時間インキュベーション後の腸内の濃度を測定すると,外液の濃度と腸内濃度との間に0.8のべき乗の回帰直線が得られた.外液の温度を20度にして同様の実験を行うと,ほぼ直線の関係が得られた.37℃と20℃の腸内濃度の差を外液濃度に対してプロットすると,一次反応とよく似た曲線が得られ,この結果をLineweaver-BurkプロットするとKmが約37mM,Vmaxは約12mMであった.以上の結果からラット小腸のアスコルビン酸の吸収様式はエネルギー依存的部分(促進拡散あるいは能動輸送)と単純拡散による部分の2つから成ることが示唆された.
  • 松田 秀人, 長谷川 昇
    原稿種別: 本文
    1992 年 17 巻 p. 39-41
    発行日: 1992/04/01
    公開日: 2019/07/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
    本研究は,アスコルビン酸の腸管吸収様式に対する蠕動運動の影響を明らかにすることを目的として行われた.今回は,蠕動運動の前段階として,高Kリンゲル下で持続的に脱分極収縮させた状態でのアスコルビン酸吸収量を反転腸管サック法を用いて測定した。外液のアスコルビン酸の濃度を変化させたときに吸収されるアスコルビン酸濃度を測定すると,外液のアスコルビン酸の濃度に対してほぼ直線の関係が得られた.さらに,正常リンゲルとの吸収量の差を外液のアスコルビン酸濃度をに対してプロットすると,外液のアスコルビン酸濃度が3mM以上で吸収量が増加しており,その関係はほぼ直線であった.これらの事実から,脱分極収縮状態でのアスコルビン酸の吸収様式は,エネルギーに無関係な吸収様式,すなわち単純拡散,であることがわかった.また,脱分極収縮状態では正常時と比べ吸収量が増加し,その増加した分の吸収様式も単純拡散であることが明らかになった.
  • 内田 初代, 小田 良子, 小倉 れい
    原稿種別: 本文
    1992 年 17 巻 p. 43-48
    発行日: 1992/04/01
    公開日: 2019/07/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
    湯豆腐にかける各種調理素材の色調が,湯豆腐の温度感覚に如何に影響するかを調べ,適温供食の基礎資料とする為次の調査を行った.湯豆腐に各種調理素材5種をかけた時のかけあんの色調を測色計で明度(L)色相(a・b)を測定し,彩度√a2+b2,色差△E√a2+b2+L2を求め,視覚による温度感覚及び官能テストによる温度感覚との関係を調べた.その結果は,1 基本である豆腐は明度L値が83.6,a・b値,彩度共低く色差は83.7と高い数値を示した.各因子では,L値の高いものに2・5因子,色差では2>5>1>3>4の順に低くなった.2 視覚による温度感覚は,1・2年生共5因子が高く次いで4>3>2>1因子の順に低くなり同じ様な傾向を示した.3 官能テストによる温度感覚は,1>3>5>2>4因子の順に好まれ,視覚温度感覚では明るい色の順であったが,官能テストでは濃度のある調理素材の因子順に好まれる傾向であった.
  • 長谷川 孝子, 沼沢 忠祐
    原稿種別: 本文
    1992 年 17 巻 p. 49-52
    発行日: 1992/04/01
    公開日: 2019/07/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
    パンの調製,保存時の水分挙動に関与する小麦粉成分因子を究明するため,小麦粉に小麦蛋白,小麦澱粉を添加しパンを調製,保存した.そのパン生地及びパンについてレオメーターによる弾性率,応力緩和率の物性と水分量またパンの水分活性を測定した.その結果次のことが明らかになった.1)パンの水分量は無添加に比べ,小麦蛋白を添加したパンは低く,小麦澱粉を添加したパンは高かった.また1日保存したパンも同様の傾向を示した.2)パンの水分活性は小麦澱粉を添加したものが水分量が高いのにかかわらずやや低い値を示した.1日保存したパンの水分活性はいずれのパンとも焙焼直後の値より上昇した.3)弾性率は小麦蛋白を添加したパン生地及びパンとも高かった.4)応力緩和率は小麦澱粉添加のパン生地がやや高く,くずれやすい生地であった.終りに本研究はエリザベス・アーノルド富士財団の研究費助成によった.また本研究に対し,ご好意下さいましたフジパン株式会社ならびに同財団及び小麦蛋白・小麦澱粉の試供を頂いたグリコ栄養食品株式会社に深く感謝の意を表します.
  • 濱田 義和, 大野 知子
    原稿種別: 本文
    1992 年 17 巻 p. 53-66
    発行日: 1992/04/01
    公開日: 2019/07/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
    ①コーヒーはどの年代でもよく摂取されていた.②喫煙者にはコーヒー党が多く,まんじゅう・ケーキ・くだもの・ジュース・ミルクなどは摂取しない傾向にある.また,健康愁訴との関わりがみられた.③飲酒量の多い者は,まんじゅう・ケーキ・くだものの摂取が少ない.④嗜好品の摂取時刻は,各年齢層とも15時および21時が多いが,15時頃とO時頃は低年齢層に,21時頃は高年齢層の摂取が高い.⑤嗜好飲料を「よく飲む」者は,全対象者の63.0%あり,各年齢層とも帰宅前およびO時頃以外の時刻での摂取が多い.0時頃では20代の14.8%が摂取しており,特に炭酸飲料やジュースであった.⑥嗜好品・飲料は,年齢層により異なる傾向が強く,高年齢層は,低年齢層に比して摂取率は低いが,まんじゅう・せんべい・くだもの・緑茶などの従来からの嗜好品・飲料を好み,50代のミルクの摂取率が高いのは,健康志向に基づくものだと思われる.⑦低年齢層は,摂取する嗜好品・飲料の種類が多く,摂取率も高い.ケーキ・スナック菓子・チョコレート・アイスクリーム・炭酸飲料・ジュース・スポーツドリンクなど,洋風的なものが多く摂取されていた.⑧嗜好品と嗜好飲料は同時に摂取されることが多いと思われる。また,これらの多くが糖質系,脂質系食品であるため,成人病予防の観点からも検討を要する課題だと考える.
  • 井村 美和子
    原稿種別: 本文
    1992 年 17 巻 p. 67-80
    発行日: 1992/04/01
    公開日: 2019/07/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
    被服を着装したときの着心地の快適さは,被服の具備すべき条件としては重要なことである.しかしながら着心地の良い悪いは着装者の年齢にも彫響があるのではなかろうかと考え,女子短大生について庄司らが着心地の良いための条件とした26項目についてアンケート調査を実施した.着心地の良い悪いの意識について,調査の結果から女子短大生の顕著な特徴を把握することはできなかった。しかし庄司らが着心地の良いための条件であるとした26項目中,人数的には1人であるが,10・11・12・13・16・17項目着心地が悪いと回答した結果は意外である.着装者の主観的感覚判断の側面要因因子(A〜E群)の分布結果の1・2位は,B群素材的側面「22」布地が薄い(156度数),E群風合的側面「25」柔らかく肌に密着する(137度数)でこの2項目を着心地が悪いための条件であると大半の者が意識していることが分かった.また,13項目着心地が悪いと回答した者はC群が,11項目着心地が悪いと回答した者はD群が皆無で意識に特異性がみられる.
  • 加藤 恵子
    原稿種別: 本文
    1992 年 17 巻 p. 81-92
    発行日: 1992/04/01
    公開日: 2019/07/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
    中年期(父親・母親)の形態について,青年期女子また中年期異性の形態意識を明らかにすることを目的として認識調査を実施した.その結果,次のことが明らかになった.1.被験者の体格は全国平均と比較し,学生は全国レベルであり,母親は小柄,父親は細身型であった.また体型の"太りすぎ""太りぎみ"は両親に多く,特に母親では42%が過体重者であった.2.父親の形態について①身長については自他共に"普通"と判断した者が多く,続いて"低いほう"としている.また願望は"このままでよい"と半数以上が答え,次に40%が"高いほうがよい"と考えている.そして被験者平均よりも少し高い数値を標準と考え,支持していることが明らかとなった.②体重については自他共に4割強が"普通",3割が"重いほう"と判断し,全国平均よりも軽いことを望んでいる.願望においても"このままでよい"が約半数以上を占めた.そして全国平均・被験者平均よりも軽い体重を支持していることが明らかになった.③理想とする身長は全国平均・被験者平均より5〜6cm高いことを父親・学生・母親は望んでいる.理想体重は被験者平均並の体重を理想としていることが明らかになった.具体的数値は理想身長171〜172cm,体重63〜64kgとしている.これらを総合すると現在の体型よりも細長体型を理想としているが,しかしこれは標準体型域を出ておらず適切な体型を望んでいることがわかった.3.母親の形態について①身長についての主観的評価では,母親・学生は"普通""低いほう"がそれぞれ40%であったが,父親では50%以上が"普通"であると判断していた.身長の願望については"このままでよい"と答えた者が母親・学生・父親共に60〜70%占めていた.そして母親・学生は被験者平均よりも高く全国平均(154.9cm)並の身長を,また父親は現在の身長に満足しているという結果が認められた.②体重についての主観的評価では,母親・学生・父親共に客観的評価とほぼ変わりない結果がみられ,母親の体格について正確に判断していると言える.体重の願望については母親は"軽いほうがよい"と60%が答えているのに対し,学生・父親では40%程度で,ここに意識の差が見られた.また母親・学生・父親共に"このままでよい"と答えた者は被験者平均・全国平均よりも軽い者であった.特に母親では"軽いほうがよい"と答えた者は全国平均レベルの者であった.③理想体型は母親・学生・父親共に現在よりも身長は高く,体重は軽い細長体型を好んでいることがわかった.しかし理想平均は標準体型域に位置しており,特に学生の母親理想体型は理想身長が高い者ほどやせぎみ傾向を理想身長が低い者ほど太りぎみ傾向を理想としている.
  • 原稿種別: 付録等
    1992 年 17 巻 p. App1-
    発行日: 1992/04/01
    公開日: 2019/07/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
  • 原稿種別: 付録等
    1992 年 17 巻 p. App2-
    発行日: 1992/04/01
    公開日: 2019/07/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
  • 原稿種別: 表紙
    1992 年 17 巻 p. Cover3-
    発行日: 1992/04/01
    公開日: 2019/07/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
  • 原稿種別: 表紙
    1992 年 17 巻 p. Cover4-
    発行日: 1992/04/01
    公開日: 2019/07/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
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