名古屋文理短期大学紀要
Online ISSN : 2433-6548
Print ISSN : 0914-6474
26 巻
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  • 原稿種別: 表紙
    2001 年 26 巻 p. Cover1-
    発行日: 2001/03/31
    公開日: 2019/07/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
  • 原稿種別: 表紙
    2001 年 26 巻 p. Cover2-
    発行日: 2001/03/31
    公開日: 2019/07/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
  • 加藤 國太郎
    原稿種別: 本文
    2001 年 26 巻 p. 1-11
    発行日: 2001/03/31
    公開日: 2019/07/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
    生活科学科における基礎教育科目としての情報教育の在り方について試行を進めてきた.学生の実態を踏まえた本学の情報関連科目の現状について報告し, 短期大学における基礎的情報教育いわゆるコンピュータリテラシーについて考察することとする.高校段階までの情報教育は情報社会の伸展に対応して, 情報活用能力の育成を柱立てにして, 新学習指導要領が告示された.小学校から中学校, 高等学校を通じて, 体系的・系統的に実施されることになる.これにより全ての高校生が「情報」科目を履修してくるため, 大学における基礎的情報教育の在り方が今後の課題である.私立大学情報教育協会の提言によれば, 操作技能型の情報教育から, たとえ基礎教育であっても高等教育機関としての教育水準を維持し, 情報活用能力・課題探求能力の育成を目指すことを求めている.本事例研究ではこのことを受けて, 一例として「国民年金の仕組み」及び「地域型国民年金基金の仕組み」をテーマに取り上げた.アプリケーションソフトMS-Accessの活用により, 学生自らテーマを設定し具体的演習を通じて, 課題に対する知識や問題点及び情報技術を身に付けさせることを目標としている.
  • 松田 秀人
    原稿種別: 本文
    2001 年 26 巻 p. 13-17
    発行日: 2001/03/31
    公開日: 2019/07/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
    咀嚼筋(咬筋と側頭筋前部)の活動度と咀嚼能力の関係を調べた.女子大生(19〜20歳)126人を対象として, 咀嚼能力を咀嚼能力測定ガムで測定した結果, 咀嚼能力が強い群が18名, 咀嚼能力が標準の群が92名, 咀嚼能力が弱い群が16名であった.各群の咀嚼筋の活動度を皮膚温の上昇度として把握した.皮膚温はサーミスター温度計で測定した.皮膚温の測定部位は, 咬筋中央部(左右)と側頭筋前部(左右)の合計4ヶ所とした.皮膚温測定中の咀嚼は, 咀嚼ガムを用い, 各自の一定のリズムで10分間咀嚼させた.その結果咀嚼能力が強い群は, 普通群や弱い群に比べて皮膚温の上昇度が有意に高いことがわかった.したがって, 咀嚼能力が強い群ほど咀嚼筋の活動が高く, 咀嚼能力が低い群ほど咀嚼筋の活動が低いことが判明した.
  • 石井 貴子, 小山 吉人, 市川 和昭, 杉浦 美咲
    原稿種別: 本文
    2001 年 26 巻 p. 19-25
    発行日: 2001/03/31
    公開日: 2019/07/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
    近年栄養学特性から, 荏油などの高リノレン酸油脂の摂取が推奨されるようになった.しかし荏油は酸化安定性が悪く, 他の食用油に比べ保存性が良くない.さらに有効な抗酸化剤の報告もあまりない.そこで今回の実験で荏油について, 低温及び室温での保存性を荏油単独・他の食用油との混合・カテキンをはじめとする抗酸化剤の添加試験などを行い, 経日的に過酸化物価を測定して保存性の向上を検討した.低温保存試験では, 荏油に米油を混合したものに酸化遅延効果が, カテキンを添加したものに酸化防止効果が認められた.室温保存試験においては散光下, 遮光下, 容器の違い, いずれの場合でもカテキンが荏油に与える酸化防止効果が認められた.また, カテキンの添加量がある程度多い方が酸化防止効果も高いことも分かった.しかし散光下では低温保存試験と違い, 米油との混合油に酸化遅延効果が見られなかった.抗酸化剤添加効果については, ミックストコフェロール・ビタミンCパルミテートがハイオレイン型べに花油に対し顕著な効果を与えたにもかかわらず, 荏油に対してはカテキンおよびゲル化油程の効果は見られなかった.
  • 加藤 恵子, 池上 久子, 鶴原 香代子, 青山 昌二
    原稿種別: 本文
    2001 年 26 巻 p. 27-34
    発行日: 2001/03/31
    公開日: 2019/07/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
    人生80年時代を迎え, 国民の誰もが高齢化を無視することができなくなってきた.特に生産年齢後(65歳以上)の長い余暇時間をいかに過ごすかが今日的な大きな課題になっている.高齢期が健康で快適な時間でありたいと思うのは誰もが願うことであろう.「いかに長く生きるか」から「いかにうまく生きていけるか」であろう.我々は現代の高齢者の生活を探り高齢期の生活のあり方を把握しようと, 東京都東村山市の高齢者751名について質問紙を用いて調査を実施した.本研究はその中の特に社会的活動と個人的活動について分析, 検討した.社会的活動いわゆる仕事従事者およびボランティア活動参加者については女性より男性のほうがいずれも活発であったが, 男性のボランティア活動参加者以外は高齢になるに従いその数は顕著に減少傾向にあった.職種では男女ともに農業従事者が多かった.ボランティア活動の内容では男女ともに福祉関係を挙げていた.社会的活動(仕事, ボランティア活動)と個人的活動(旅行に行く, 友人関係, 外食は楽しみ)との関連では, 男性のボランティア活動参加者との間で有意差が見られ, 男性のボランティア活動参加者は個人的活動についても活発であることが明かになった.本調査の対象が老人クラブ所属の健常者であったためか, 全体的に見て個人的活動が活発な者が多かったことは確かであるがその中においても男性のボランティア活動と個人的活動の間に関係がみられたことは, 社会的活動が個人的活動に少なからず影響を及ぼしていると考えられる.社会的活動や個人的活動は快適な高齢生活を送るのには重要なことになってくる.「いかにうまく生きていけるか」の生き方がこのあたりから見えてくるようである.
  • 江上 いすず
    原稿種別: 本文
    2001 年 26 巻 p. 35-43
    発行日: 2001/03/31
    公開日: 2019/07/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
    わが国の高齢化の進行は世界一であり, それだけに高齢者対策は急務を要する.高齢社会においては, 第1に高齢者の疾病予防・健康増進対策, 第2には, 高齢者のライフスタイルとして, 自己の成長と子育てが終わり, 残りの人生をいかに楽しくすごすことができるかという余暇活動の充実があげられる.このような現在の高齢者が直面するさまざまな問題を踏まえ, 高齢者のQOL(生活の質)を高めるには, 高齢者にとってどんな要求課題が考えられるか, また, 必要課題は何なのか, これらを検討することを目的とする.第1章には高齢者の疾病予防, 第2章には高齢者の生きがいとして高齢者教室の事例報告などを記述し, これらを背景として第3章に高齢者における要求課題と必要課題を提言する.特に, 高齢者の要求課題としては, 地域社会での仲間作り, 老人会等の充実・活性化がある.また, 生涯教育の第一線となる各種高齢者対象の教室も, 現在の日本が直面するあらゆる問題について, 今後は世代を超えた教育の場が望まれる.高齢者の必要課題としては, 高齢者自身による疾病予防・健康増進の具体的な実践であろう.また, 余暇活動として中高年期からの早めの生涯教育を実施することで, 高齢期につなげた長期に及ぶ学習意欲の継続を図ることが必要である.21世紀のわが国は, 5人に1人が高齢者という超高齢社会をポジティブに受けとめ, 国, 地域, そして, 高齢者自身が一体となってQOLを高めることが重要であると考える.
  • 近藤 みゆき
    原稿種別: 本文
    2001 年 26 巻 p. 45-52
    発行日: 2001/03/31
    公開日: 2019/07/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
    マクロビオティックとは英語で, 日本語訳は「禅式長寿法, 自然食の食事法」とある.ベジタリアニズムの一種で, その食事内容は, 玄米・菜食中心で, 時として魚介類や卵を食べることもある.人々がベジタリアンを選ぶ理由は, 思想・信条的理由, エコロジーへの配慮のため, あるいは, 社会的倫理的信念からなど, いろいろある.最近, アメリカでは, 疾病の予防や健康の向上のためにベジタリアン食が選択されることが多くなってきた.1970,80年代からベジタリアンに関する学術論文も増えてきており, ベジタリアン食を摂取している人たちは, ある種のガン, 虚血性心疾患, 高血圧症, 糖尿病の罹患率が明らかに低いということが知られている.本報では, ベジタリアンの全体像をとらえ, この中でマクロビオティックについて, 起源・内容などを紹介する.また, マクロビオティックに関する学術論文から栄養的側面もとらえる.
  • 原稿種別: 付録等
    2001 年 26 巻 p. 53-61
    発行日: 2001/03/31
    公開日: 2019/07/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
  • 小林 あづみ
    原稿種別: 本文
    2001 年 26 巻 p. 74-63
    発行日: 2001/03/31
    公開日: 2019/07/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
    亭子院歌合とは,延喜一三年(九一三)三月一三日に宇多法皇によって催された,史上初の内容の整った晴儀歌合として注目される。主催者宇多法皇は,一旦源姓を賜った後に即位した異例の天皇であり,その後菅原道真等を重用し「寛平の治」と呼ばれる親政を行った人物である。譲位の後には仁和寺で出家し,初の法皇となるが,仏道修行とともに,朱雀院・亭子院・六条院・宇多院といった諸院にも住し,多くの風流行事を催した。本歌合はそのうちの一つであり,宇多退位後のもっとも大がかりな風流行事として知られている。本歌合については萩谷朴氏の「平安朝歌合大成 増補新訂 一」(平成七同朋舎出版)に詳細な本文研究がある他,峯岸義秋氏の「歌合の研究」(三省堂 昭和二九)をはじめとする歌合全体の研究のなかで,その行事次第・役柄,あるいは後世の歌合にない和気藹々とした雰囲気についてコメントされていることが多い。もちろん本歌合はそれだけではなく,歌合日記の存在・多様な参加者・服飾や装飾品・「古今集」以下多くの和歌集に入集したレヴェルの高い和歌表現など様々な角度からの考察が可能である。本稿では特に歌合の参加者たちについて細かく検討し,他の宇多主催の風流行事と比べての,本歌合の特色を探ったところ,その出自等において幅広い層の参加をみることが分かった。それゆえに歌合行事における役柄がきちんと規定され,また左右の方分けにおいても微妙なバランスを保っている事を述べた。
  • 原稿種別: 付録等
    2001 年 26 巻 p. App1-
    発行日: 2001/03/31
    公開日: 2019/07/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
  • 原稿種別: 表紙
    2001 年 26 巻 p. Cover3-
    発行日: 2001/03/31
    公開日: 2019/07/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
  • 原稿種別: 表紙
    2001 年 26 巻 p. Cover4-
    発行日: 2001/03/31
    公開日: 2019/07/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
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