名古屋文理短期大学紀要
Online ISSN : 2433-6548
Print ISSN : 0914-6474
24 巻
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  • 原稿種別: 表紙
    1999 年 24 巻 p. Cover1-
    発行日: 1999/03/31
    公開日: 2019/07/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
  • 原稿種別: 表紙
    1999 年 24 巻 p. Cover2-
    発行日: 1999/03/31
    公開日: 2019/07/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
  • 山住 富也, 長谷川 聡
    原稿種別: 本文
    1999 年 24 巻 p. 1-5
    発行日: 1999/03/31
    公開日: 2019/07/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
    プログラミングにおいて, 個々の手続きや関数の文法規則の他に, 制御構造の流れを理解する必要がある.アルゴリズムをソースコードの形で記述するのに, 逐次, 選択, 反復といった基本的な制御構造を理解し, 組み合わせることになるが, 初心者にとってはこれが大きな壁となる場合が見受けられる.本研究は, 初心者に対しプログラム教育を行うとき, 制御構造を表す図を提示し, 処理の流れのイメージを形成することによって理解を支援する方法について検討したものである.調査の結果, イメージ図を用いることにより学習効果が得られることが示された.
  • 山田 ゆかり, 天野 寛
    原稿種別: 本文
    1999 年 24 巻 p. 7-15
    発行日: 1999/03/31
    公開日: 2019/07/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
    近年,職場におけるリスニングやメンタルヘルス対策といった活動の重要性が理解され始め, 産業精神保健サービスを提供するEAP(Employee Assistance Program)が注目されるようになってきた.EAPの重要な活動のひとつであるリスナー研修の目的は, 管理監督者自身が上司としての自分を振り返り, 部下の話を聴く態度を養い, コミュニケーションを円滑にすることで, 職場の快適化・生産性の向上を計ることにある.本研究では, リスナーとしての資質の修得過程をフィードバックするための「応答態度診断テスト」の作成を目指している。まず本稿では, 各種職場の管理・監督者を対象に調査を実施し, 日常の職務場面の中で職場の上司・同僚・部下とのコミュニケーションにおいて困難を感じると認知された場面についての基礎的資料を収集し分析を行なった.これによって, 「応答態度診断テスト」の刺激として提示するコミュニケーション場面を抽出するためである.分析の結果, 対応が困難とされた場面の多くは, 管理・監督者のリスナーとしての資質が向上すれば改善される可能性が大きいものであり, リスナー研修の有効性が示唆された.
  • 関川 靖
    原稿種別: 本文
    1999 年 24 巻 p. 17-24
    発行日: 1999/03/31
    公開日: 2019/07/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
    我が国の金融自由化は, 金融ビックバンを間近に控え終焉を迎えている.我が国の金融自由化は先進国の中でも後発であったが, この金融自由化は先進国ばかりでなく, 東南アジア諸国に於いても実施されている.このことは, 金融自由化により金融市場が整備され資金の効率的配分が可能となり, 経済成長を目標として金融自由化を各国で採用する事になったためである.一方, 金融自由化は流動性制約も解消することになり, このことが経済成長を鈍化させるという上述の金融自由化の効果に対する反論も出ている.本論文では, 金融自由化の効果を詳細に考察した後, 我が国に於いても流動性制約下の世帯が16.5%存在するという研究もあることから, この反論が成立するかどうかを日本経済に関して再考察する.
  • 林 慶雲
    原稿種別: 本文
    1999 年 24 巻 p. 25-36
    発行日: 1999/03/31
    公開日: 2019/07/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
    香港は, 1997年7月1日, 約150年にわたるイギリスの植民地の歴史を終え, 中国に返還された.返還後の香港は, 社会主義の国に戻ったが, 確立している資本主義的な経済体制, 自由主義的な社会体制をそのまま維持することになっており, いわゆる「一国二制度」が実施されている.イギリスの植民地時代, 香港の会計制度ならびに会計制度の一部である財務報告制度は, イギリスのそれを範としたものと思われる.しかし, 中国への返還が確実となった1980年ごろからは, 多くの香港企業が返還という現実を見こんだ企業行動をとり始めた.そのなかの1つは, さらなる経営国際化である.企業経営国際化の進展にともない, 資本市場の国際化が一層促進され, そのため, 財務報告制度の国際調和化問題も問わされるようになった.本研究は, 香港における財務報告制度を, 香港の特別な社会状況との関連から考察し, その制度の特殊性や国際会計基準との調和化などについて検討するものである.
  • 吉田 洋
    原稿種別: 本文
    1999 年 24 巻 p. 37-45
    発行日: 1999/03/31
    公開日: 2019/07/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
    本稿は, オーストラリアにおける財務報告制度の背景と特徴を明らかにしようとしたものである.オーストラリアの財務会計制度は「真実かつ公正な概観」という英国会計制度の流れを汲み法的規制にとらわれない慣習・判例を重視して成り立っていたが, 会計制度のフレームワークはグローバル化した経済環境の急速な発展にともないオーストラリアにおいても法制化への道を歩まざるを得なくなった.オーストラリアの財務報告は会社法の規定にしたがって作成され, 会計基準については会社のみに適用される認可会計基準であるAASB基準と広く公的部門を含むすべての報告実体に適用されるAAS基準がある.また, オーストラリアは国際会計基準委員会の加盟国であり, 国際会計基準に対応したオーストラリアの会計基準が公表されている.監査基準についてもいくつかの点で国際監査基準と相違するものの, その体系及び内容とも十分に取り込んでおり, ほぼ同様な内容となっている.アニュアルレポートは一般目的財務報告であって, 会社法, オーストラリア会計基準, 緊急問題グループの合意見解にしたがって作成されている.
  • 下田 隆信
    原稿種別: 本文
    1999 年 24 巻 p. 47-52
    発行日: 1999/03/31
    公開日: 2019/07/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
    プラスチックは成型加工が容易で, 美しく着色でき, 耐薬品性, 耐候性が優れているなどの性質を備えているため, 非常に便利な素材として多く生産されている.しかし, これを廃棄処分する場合には厄介な問題を引き起こす.そこでプラスチックを分解して自然の環境系に還元したり, 有効物質を回収する方法が要求されている.近年では再利用のためにプラスチックの液化およびガス化に重点がおかれ, 以前のようにただ燃やすということはせずに, 付加価値の高い石油化学資源として回収する方法を行っている.この分野での基礎研究, 実用化研究も内外共に多く行われているが, 主に熱分解法による液化利用が有力である.今回はプラスチックのうち汎用樹脂の一つであるポリエチレンを回転撹拌式オートクレーブを使用して, 水素存在下で接触分解を行い, 液状炭化水素を効率良く生成するための基礎的反応諸条件の影響について検討した.
  • 石井 貴子, 小山 吉人, 西岡 鑑, 前田 美代子
    原稿種別: 本文
    1999 年 24 巻 p. 53-60
    発行日: 1999/03/31
    公開日: 2019/07/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
    食用油の過酸化物価の測定に際して, 試料の酸化防止のためフラスコ内に通気する置換ガスとして都市ガスを使用すると, 試料油の過酸化物価が定法(窒素ガスまたは二酸化炭素ガス使用)で求めた数値よりも上昇する現象を見い出した.プロパンガスにも同様の傾向が見られる.すなわち魚油, 荏の油, サフラワー油, コーン油などから酸化程度の異なる試料油を調製して, 置換ガスが過酸化物価に与える影響を検討して上記事実を確かめた.このような現象についての報告は今までに見当たらないようである.次に過酸化物価の増加は都市ガスなどに危険防止のため添加された付臭剤(イオウ化合物)の影響と考え, 含硫アミノ酸, 農薬類を過酸化物価測定のときに添加したところ, 薬剤によっては値が変動することを認めた.このように不飽和酸を多量に含む酸化油脂を対象に, 油の過酸化物価の測定法を実験して, 興味ある結果を得たので報告する.
  • 加藤 治美, 徳留 裕子, 中塚 静江, 後藤 千穂, 徳留 信寛
    原稿種別: 本文
    1999 年 24 巻 p. 61-65
    発行日: 1999/03/31
    公開日: 2019/07/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
    愛知県栄養士会在籍の栄養士107名(男性21名, 女性86名)を対象に平成8年10月から平成9年8月にかけての4シーズン各連続7日間, 計28日間の秤量食事調査を実施した.各季の調査終了の後, 1〜2日以内に骨密度を含む健康調査を合わせて実施した.本報は平成9年1月の女性のデータ3日分について解析した.個人の食事の特徴がはっきり現れるのは朝食の主食の違いにあると考え, 朝食の主食のパターンをご飯とパンの出現状態でA〜Dのパターンに分類してミネラル摂取量との関連について検討した.各パターンの出現率はAパターン(3日間ともご飯)25%, Bパターン(2日間ご飯)17.5%, Cパターン(2日間パン)22.5%, Dパターン(3日間ともパン)25%, Eパターン(その他)10%であった.この集団についてはミネラルの摂取量と朝食パターンとの関連について有意の差はなかった.また, 年代別で比較すると, その結果, 年代が高いほどカルシウムの摂取量が有意に高い結果となった.また骨密度とミネラル摂取量を比較するとカルシウム摂取量の多い高年者が低い値を示した.閉経後の女性は特に骨粗鬆症に対する危険度が高いことから努めてカルシウムの摂取に心掛けていることが確認できた.
  • 村上 洋子, 内田 初代, 小倉 れい
    原稿種別: 本文
    1999 年 24 巻 p. 67-73
    発行日: 1999/03/31
    公開日: 2019/07/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
    近年, 食品産業は急速な発展をとげ食品の生産, 流通, 販売が多岐に渡っている.その中で特に, そう菜・冷凍食品などの調理済み食品は多くの種類が出回り, 多様化の傾向にある.こうした現状をふまえ, 前報に引き続き各種の冷凍食品のうち, 調理食品を調理形態ごとに分類し, その個々の利用頻度, 利用時, 料理担当者の職業別の利用状況等について調査を行った.その結果, 利用頻度はコロッケ, フライなどの揚げ物類やハンバーグ・ギョウザなどの焼き物類の頻度が高く, ポピュラーな調理冷凍食品が利用されていると考えられた.冷凍食品の利用度と生産数量の比較では, 本調査と日本冷凍食品協会の調査とで1・2位は揚げ物類, 焼き物類の同様の傾向を示したが, 3・4位は異なった傾向を示したことから, 本調査は女子学生の家庭で特定された対象のためと考えられた.利用時では, 揚げ物類は昼食用の弁当への利用が多く, ピザやお好み焼きなどは間食への利用が多いことなどから, 冷凍食品の調理形態の特徴に応じた利用がなされていると推察された.
  • 國友 宏渉, 江上 いすず, 長谷川 昇, 鈴木 真由子
    原稿種別: 本文
    1999 年 24 巻 p. 75-79
    発行日: 1999/03/31
    公開日: 2019/07/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
    日々の生活習慣が健康に与える影響は大きいといわれる.誤った生活習慣は年齢に関わらず, 生活習慣病と呼ばれる厄介な病気につながることがある.このことは大学生の学生生活, とりわけ不規則な生活スタイルに陥りやすい学生にとっては重大な問題である.そこで本研究は, 学生の生活習慣と健康状態との関係に着目し, どのような生活習慣が健康に対してどれだけの影響力をもつのか, また各生活習慣要因の相対的な影響力の位置関係がいかにあるのかについて明らかにしようとした.本調査によって得られたデータを分析した結果, 学生生活において日常的かつ基本的な生活習慣, 特に食生活に関わる習慣が健康状態を大きく左右する要因として浮かび上がった.中でも, 「食事の規則性」, 「睡眠時間」, 「欠食」などの要因が相対的に大きな規定力をもって現れた.また, 毎日の食品摂取の在り方においても, 「清涼飲料」, 「インスタント麺」, 「菓子類」等の過剰摂取が健康状態にマイナスの因子として働いていることが示唆された.
  • 後藤 千穂, 徳留 裕子
    原稿種別: 本文
    1999 年 24 巻 p. 81-86
    発行日: 1999/03/31
    公開日: 2019/07/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
    食物繊維は, 食物残渣の腸内通過時間を短縮させ, 排便を促し, 便秘を予防する.これにより, 腸へのがん物質の暴露が抑えられ, 最近増加している大腸がんや大腸憩室症などの発生を抑制する可能性がある.排便習慣・便秘に関する研究では, 便秘は女性, 特に, 若い女性に多くみられる.そこで女子短期大学生136名を対象に排便習慣について実態調査を行い, 生活習慣との関わりについて検討した.排便習慣の結果を実態調査より, 排便日数3日/週以下を「便秘」群, 6日/週以上を「快便」群, その中間である4〜5日/週を「便秘気味」群として分類した.対象者の排便頻度は「便秘」群が22.9%, 「便秘気味」群30.5%, 「快便」群46.6%であった.生活習慣との関連をみたところ, 朝食に欠食のあるものほど便秘・便秘気味であった(p<0.01).また, 食事時刻・排便時刻・生活リズムが不規則で, 運動習慣がないものほど便秘傾向にあった.
  • 滝川 桂子, 馬場 景子
    原稿種別: 本文
    1999 年 24 巻 p. 87-91
    発行日: 1999/03/31
    公開日: 2019/07/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
    本研究は, 先行研究からの流れを受けて, 文部省認定・工業英語検定試験(以下, 工業英検)から工業英語の専門性と英語教育との接点を見出す目的をもっている.さらに目的を包括するために, 高等教育機関におけるESP(English for Specific Purposes)教育の適応性を考察する.今回は, 四年制大学工学部に在籍する学生128名に工業英検4級と3級の試験問題を与え, その得点状況を比較分析した.結果, 4級及び3級の選択問題に関しては先行研究を裏付ける結果となったが, 3級の特徴である記述問題では被験者全体の得点率が極めて低調であり, 英語教育の見地から大きな課題を残す結果となった.つまり3級の記述問題では単に工業の知識だけでは克服できない, 英語の文章力の問題が大きく影響を与えていると考えられる.現段階ではtechnical termやjargonという語彙教育中心と思われているESP教育に次なる展開を見出すことが可能になってきた.
  • 内田 初代
    原稿種別: 本文
    1999 年 24 巻 p. 93-95
    発行日: 1999/03/31
    公開日: 2019/07/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
    調理操作の中で一般的には, 最も初歩的な段階である「材料を切る」という事について実態調査を実施した.料理の出発点とも考えられる「切り方」については, より意識的な包丁の使い方を考えて見る事が必要である.食べ物をおいしく食べるための切り方が, 実験的に研究されてきている事からみても, 調理と切砕との関係の重要さが分かる.今回は, なます大根にする際の切り方の違いによる影響と, キャベツの千切りの浸水時間の違いによる影響について実態調査を実施した.なます大根では4種類の切り方の内, なます切りが好まれた.キャベツの浸水時間別では, 水でサッと洗ったものと30分浸水したものでは差が殆ど見られなかった.
  • 原稿種別: 付録等
    1999 年 24 巻 p. 97-106
    発行日: 1999/03/31
    公開日: 2019/07/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
  • 原稿種別: 付録等
    1999 年 24 巻 p. App1-
    発行日: 1999/03/31
    公開日: 2019/07/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
  • 原稿種別: 表紙
    1999 年 24 巻 p. Cover3-
    発行日: 1999/03/31
    公開日: 2019/07/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
  • 原稿種別: 表紙
    1999 年 24 巻 p. Cover4-
    発行日: 1999/03/31
    公開日: 2019/07/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
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