日本原子力学会 年会・大会予稿集
2009年春の年会
選択された号の論文の705件中501~550を表示しています
FBR移行期の燃料サイクル
回収ウラン
  • 村上 学, 山中 淳至, 内田 豊実, 白土 陽治, 中澤 豊
    セッションID: C14
    発行日: 2009年
    公開日: 2009/04/15
    会議録・要旨集 フリー
    使用済燃料から回収したウラン製品には、ごく微量のU-232が含まれており、このU-232の娘核種であるBi-212、Tl-208がγ線源となり、貯蔵容器表面の線量率を上昇させる。また、ウラン粉末は吸水性を持っており、臨界安全上、含水率を基準値以下に保つ課題もある。 本件は、貯蔵期間の異なる12基のウラン製品貯蔵容器から回収ウランを採取し、Bi-212、Tl-208の含有量を把握すると共に、ウラン製品貯蔵容器の線量率測定しBi-212、Tl-208の含有量と線量率との関係について報告する。 また、長期貯蔵中のウラン製品の含水率の変化についても報告する。
  • (5)ウラン酸化物粉末の吸湿特性試験 その2
    河野 瑞穂, 三浦 進, 牧 隆, 市毛 浩次, 久保田 浩
    セッションID: C15
    発行日: 2009年
    公開日: 2009/04/15
    会議録・要旨集 フリー
    ウラン酸化物貯蔵施設の増設にあたり、臨界安全管理方法として減速度管理を導入することを踏まえて、その安全性を評価・確証するために、加速試験によりUO3充てん層の含水率分布を模擬し、貯蔵期間中における製品UO3 粉末の吸湿特性について評価した。
  • (6)ウラン酸化物粉末の吸湿特性解析
    辻本 恵一, 田中 秀樹, 三浦 進, 久保田 浩, 牧 隆, 市毛 浩次
    セッションID: C16
    発行日: 2009年
    公開日: 2009/04/15
    会議録・要旨集 フリー
    ウラン酸化物貯蔵施設の増設にあたり、臨界安全管理として減速度管理を導入することを踏まえて、ウラン酸化物貯蔵容器の密封性能の評価試験を基にUO3粉末への吸湿モデルを構築し、長期貯蔵時におけるUO3粉末の吸湿量を解析した。その結果、UO3粉末の含水率が核的制限値を越えることはないことが示され、安全性評価の妥当性を確認した。
抽出器,Noxリサイクル
  • 竹下 健二, 六角 仁
    セッションID: C17
    発行日: 2009年
    公開日: 2009/04/15
    会議録・要旨集 フリー
    再処理工場の分析技術の簡素化・向上、核種分離用の抽出装置の開発を目的とし液々向流遠心抽出装置の開発を行っている。二重円筒の円環部に水相(連続相),有機相(分散相)を向流で流し,内筒回転によって連続相にTaylor-Couette 渦列を発生させることで安定した油水向流が形成できた。D2EHPAによるZnの抽出試験の結果、18cmの液々接触部に対してTaylor-Couette流れでも3~5段の抽出理論段数が得られたが、更に少量の安定剤を伴うエマルジョン流れの形成によって10段以上の高度分離に成功した。
  • (7) 溶媒フラッシュアウト運転条件の検討
    荒井 陽一, 荻野 英樹, 小野瀬 努, 加瀬 健, 中島 靖雄
    セッションID: C18
    発行日: 2009年
    公開日: 2009/04/15
    会議録・要旨集 フリー
    放射能等による溶媒劣化を避けるため、シャットダウン時において溶媒を工程内から排除する必要がある。フラッシュアウトの運転の操作性の観点からは、ドレインライン等の液抜き構造の採用が考えられるが、閉じ込め性の観点等から遠心抽出器には採用していない。したがって、液抜き構造に頼らず、抽出器の運転により溶媒を押し出す操作(溶媒フラッシュアウト運転)について確立する必要がある。本報告では、ホット工学試験施設に適用を予定している工学規模の遠心抽出器を用い、溶媒フラッシュアウト運転に関する運転データの取得を行った。
  • (1)工場試験の結果
    荒井 宣之, 坂上 直哉, 姉川 弘明, 大和矢 秀成, 西 敏郎, 赤澤 逸生, 土山 佳彦
    セッションID: C19
    発行日: 2009年
    公開日: 2009/04/15
    会議録・要旨集 フリー
    核燃料再処理工程において,溶解溶液中ヨウ素追い出し工程及びプルトニウムイオンの酸化にNOxを用いる。従来は硝酸と亜硝酸ナトリウムの反応等でNOxを発生させていたが,硝酸廃棄物の処理が問題となっていた。本報告では,この問題を解決するために開発した圧力スイング式吸着法(PSA法)により,脱硝塔オフガスからNOxをリサイクルさせる設備に関する工場試験(出荷前確認試験)の結果について報告する。
  • (2)実証試験の結果
    荒井 宣之, 坂上 直哉, 姉川 弘明, 大和矢 秀成, 西 敏郎, 赤澤 逸生, 土山 佳彦
    セッションID: C20
    発行日: 2009年
    公開日: 2009/04/15
    会議録・要旨集 フリー
    核燃料再処理工程において,従来法に変わる圧力スイング式吸着法を用いたNOxリサイクルシステムの開発を行った。本報告では,六ヶ所再処理工場における厳しい環境下にある原料排ガスからの水分高濃度除去及びNOxガスの高効率分離が可能である事の実証試験結果について報告する。
高度化沈澱法・晶析法
再処理・核種分離-溶媒抽出法
核種分離-クロマト法
せん断・溶解・スラッジ
材料・臨界安全
放射線廃棄物処理
核種分離
高温処理
放射性廃棄物処理
放射性廃棄物処分と環境
アルカリ・硝酸塩影響
feedback
Top