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日本文化人類学会研究大会発表要旨集
Online ISSN : 2189-7964
ISSN-L : 2189-7964
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日本文化人類学会研究大会発表要旨集
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分科会SG(Ⅰ)北海道におけるアイヌ文化教育について
地方博物館のアイヌ文化に関する教育普及活動の実態について
坂本 恵衣
p. SG04-
発行日: 2024年
公開日: 2024/08/02
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2024.0_SG04
会議録・要旨集
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学校における博物館利用は、学校主体の博物館見学・出張授業、博物館主体の講座等の教育普及活動が存在する。本発表では、北海道石狩市にあるいしかり砂丘の風資料館で実施された学校教育におけるアイヌ文化教育に関する、博物館の活用の実態について報告する。
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(151K)
個別発表(G会場)
絶滅危惧種の保全における種と個の関係についての考察
ツシマヤマネコの保全を事例として
田中 瑠莉
p. G05-
発行日: 2024年
公開日: 2024/08/02
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2024.0_G05
会議録・要旨集
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本発表では、絶滅危惧種ツシマヤマネコの保全における種と個体という単位間の関係について、域内保全の取り組みを事例に考察する。抽象的でありながら施策の基盤を形成する種という単位と、具体的な相互行為の対象としてイメージの基盤を形成する個という単位が、いかに結びつけられ種の保全の取り組みを形成しているのか、近年の種間の関係に着目する先行研究を足掛かりとして分析することを試みる。
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(153K)
恩情が生み出した森林破壊
負債論を手がかりに
鈴木 伸二
p. G06-
発行日: 2024年
公開日: 2024/08/02
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2024.0_G06
会議録・要旨集
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1980年代から90年代中頃ごろにかけベトナムのカマウ省では大規模なマングローブ林の破壊が生じた。同地では1984年以降、営林署が管理する土地を一般世帯に配分する事業が行われたが、この土地配分において温情という規範が働いていた。この温情に基づく土地配分が大規模な森林破壊を生じさせた。本発表では温情主義がもたらした森林破壊をデヴィッド・グレーバーの負債論を手がかりに考察する。
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(148K)
森林を持続可能にするのは苗木の植林か樹木の呪いか?
ケニア・キリシア森林からの強制退去の事例
湖中 真哉
p. G07-
発行日: 2024年
公開日: 2024/08/02
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2024.0_G07
会議録・要旨集
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本報告は、臨地調査成果に基づいて、ケニア中北部のキリシア森林において、2019年末以降に実施された森林居住民への退去関連政策を事例として、「持続可能な開発」の捉え方を再考することを目的とする。森林の持続性を維持してきたのは、開発援助団体が想定している苗木の植林のような方法とは異なる森林居住者による習慣的実践であったことを明らかにし、その観点から持続可能な開発の捉え直しが必要であることを示唆する。
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(189K)
自律の尊重か公衆衛生の平等か
アラスカ遠隔地におけるごみ問題対策と地域差から
石井 花織
p. G08-
発行日: 2024年
公開日: 2024/08/02
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2024.0_G08
会議録・要旨集
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アラスカ遠隔地集落のごみ問題を対象にその地域差と背景について考察する。同地域では地理的特徴ならびに先住民集落という社会的特徴から、画一的な環境ガバナンスが難しく、公衆衛生の達成に地域差が生じていると考えられる。調査の結果、ベーリング海沿い一帯の達成度が低い等の地域差が確認された。要因として、湿地の分布や永久凍土の融解といった地理的条件、経済状況や人口規模などの社会的条件との関係が示唆された。
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(267K)
水をめぐる諸存在の絡まりあい
徳島県の山村における地質・重力・国家
北野 真帆
p. G09-
発行日: 2024年
公開日: 2024/08/02
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2024.0_G09
会議録・要旨集
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本発表の目的は、水という流体をめぐる諸存在の意図的・非意図的な働きかけの絡まりあいが、ユニークな社会の創発に至る機序を明らかにすることにある。そのために本発表では、流体としての水の獲得や輸送および管理に焦点をあて、日本の山村における自然・物質・生活・国家・企業活動等のアクターによる働きかけの意図的・非意図的な絡まりあいの諸相に関する民族誌的記述をおこなう。
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(284K)
「フェラルなもの」としてのコケ
中国福建省武夷山における茶栽培の新たな野生
張 威
p. G10-
発行日: 2024年
公開日: 2024/08/02
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2024.0_G10
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本発表では、中国福建省武夷山周辺の茶栽培を事例として、「フェラルなもの」の実態を描き出しながら、新たに作り出される野生に焦点をあてる。具体的に、茶栽培やインフラを介して、そこに住み着いたり関わったりしながらはびこる、手に負えないコケという「フェラルなもの」に焦点を当てて、コケ、茶樹、人間が相互に関係を築き上げ、「樅味」という独特の香りを持つ「エコ茶」が産出される人間以上の世界の動態を考えてみたい。
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(215K)
植物のコントロールとケア
モン農民によるズッキーニ生産の事例
中川 理
p. G11-
発行日: 2024年
公開日: 2024/08/02
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2024.0_G11
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本発表は、ラオスから難民としてフランスに来て農民となったモンの人々と、彼らが育てるズッキーニのあいだの関係について検討する。事例の検討を通して、両者のあいだに資源化「にもかかわらず」ケアする関係が存在していることを明らかにする。その上で、近代的農業の文脈における人間と動植物の関係のあり方について考察を行う。
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(234K)
ゾウをケアする腸内細菌
健康を取り巻く複数種の関係と脆弱性
大石 友子
p. G12-
発行日: 2024年
公開日: 2024/08/02
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2024.0_G12
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本発表では、腸内細菌がゾウをケアする存在として可視化される事例から、人間がゾウという未知性の高い動物をケアしようとするとき、いかにゾウを生成する関係が立ち現れるのかを描き出す。そして、「微生物(生)政治(microbiopolitics)」の概念を参照し、腸内細菌を飼い慣らそうとする実践が、ゾウのケアを超えてゾウの生やゾウを取り巻く複数種の関係へと介入しようとする一面を考察することを試みる。
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(215K)
北米先住民オジブワと固有種馬の相互的ケア関係
脱植民地化を目指す人間と動物の関係性の研究に向けて
榎本 歩美
p. G13-
発行日: 2024年
公開日: 2024/08/02
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2024.0_G13
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本発表は、植民地支配の歴史的背景を共有する北米先住民オジブワと固有種馬「オジブワ・スピリット・ホース」の関係性についての研究に向けた視点を示すことを目的とする。現在の関係構築に影響を与えるオジブワの動物観の検討と合わせて、「あらゆる存在の相互作用」というモルのケアの視点を手掛かりとしながら、世話・医療・学習実践における双方向的なケア関係の実態を明らかにするための枠組みを提示する。
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(168K)
不確実性の享受とアクティブ・エイジング
マカオのカジノにおける高齢者ギャンブラーによるギャンブルの価値の再構築
劉 振業
p. G14-
発行日: 2024年
公開日: 2024/08/02
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2024.0_G14
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本発表では、マカオのカジノにおける高齢者ギャンブラーの日常的実践を事例に、不確実性を楽しむ生き方とアクティブ・エイジングの関係性を明らかにする。特に、グレーバーの価値論を援用し、高齢者ギャンブラーの行為に焦点を当て、ギャンブルの価値を再構築する。彼らはテーブル上のギャンブルに関わる様々な行為を通して、不確実性に満ちる生き方を享受するという、金銭的な側面と異なる「ギャンブルの価値」を生み出している。
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(171K)
ロシア-ウクライナ戦争と文化人類学
三つの言説からの視点
高倉 浩樹
p. G15-
発行日: 2024年
公開日: 2024/08/02
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2024.0_G15
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シベリア人類学に関わる言説から、ロシア・ウクライナ戦争がもたらす現代的課題を展望する。第一はプーチン大統領による2021年論文「ロシア人とウクライナ人の歴史的一体性について」、第二はフィンランド政府2022年報告書「北極におけるフィンランドの新しい役割」、第三は筆者らが収集した、戦争を拒否しモンゴルに避難したシベリア先住民の語りである。危機に瀕した脱植民地主義と多文化主義の特質が論じられる。
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(248K)
個別発表(H会場)
反学校文化の延長線上における反抗的生徒文化
中国X市の学習塾をフィールドとして
劉 夢真
p. H01-
発行日: 2024年
公開日: 2024/08/02
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2024.0_H01
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反学校文化に関する研究は通常的に学校という場で行われており、校外の場に着目する研究は稀である。そのため、本研究は中国 X 市の学習塾をフィールドに設定し、反学校文化の枠組みとレジスタンス理論を参照しつつ、反学校文化の延長線における反抗的生徒文化の実態を明らかにすることを主たる目的としている。
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(183K)
困難に直面した子どもたちによる大人たちへの交渉と社会的包摂
宮城県仙台市における子どもの貧困等支援の現場を事例に
渡邊 陽太
p. H02-
発行日: 2024年
公開日: 2024/08/02
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2024.0_H02
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本発表の目的は、困難に直面する子どもたちが、自身の問題を大人たちに伝える際の、一見「わかりにくい」交渉の仕方を記述することで、かれらを取り巻く社会的包摂と排除の様相を明らかにすることである。子どもたちは、多層的な要因の中で、支援の場を完全に乱さない程度に維持しながら、自身の問題を大人たちに気づかせようと交渉する。この社会的包摂の過程からは、逆説的にかれらが受けている社会的排除が明らかになる。
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(193K)
児童文学にみるケアの表象
福島 令佳
p. H03-
発行日: 2024年
公開日: 2024/08/02
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https://doi.org/10.14890/jasca.2024.0_H03
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児童文学では、子ども達の心情が実に詳細にリアリティを持って、豊かに描かれている。そこでは、従来の福祉的支援におけるケアの枠組みを超えた複数多様な視点、自己愛が生成される過程、自然からの愛を受け取る様や子ども達自らが自分を癒す営みが描かれている。本発表では、こうした児童文学における子ども達の表象を人類学のケア論で読み解くことで得られる示唆について論じる。
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(193K)
「石公」の子供になる
スイ族の村落における類縁関係の可能性に関して
周 頡
p. H04-
発行日: 2024年
公開日: 2024/08/02
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本発表は、中国貴州省南部の三都スイ族自治県における3つの村落の石崇拝に関する事例から、無機物としての石が、いかにしてスイ族社会の親族ネットワークの形成と存続に関わっているのか、という石と人間との間の類縁関係を明らかにしたい。
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(155K)
新家族主義における家族範囲の伸縮
中国浙江省北部の村落における日常と非日常
張 俊傑
p. H05-
発行日: 2024年
公開日: 2024/08/02
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https://doi.org/10.14890/jasca.2024.0_H05
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近年の中国の家族研究に関して、新家族主義という概念が提唱されているが、新家族主義における家族感情に関する議論は多くの場合、世帯という枠組みに限定されており、母系や分家のメンバーは家族から除外されがちである。しかし、現在の中国における家族は、母系や分家のメンバーは時折家族の範囲に入る。本発表では、中国の浙江省北部のある村落を事例として、日常生活と非日常生活の区分を用いて、家族範囲の伸縮を考察する。
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(310K)
家庭をする、家族になる、親族である
現代ルーマニアにおける家族関係の構築と親族関係の展開
浅田 直規
p. H06-
発行日: 2024年
公開日: 2024/08/02
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https://doi.org/10.14890/jasca.2024.0_H06
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本研究では、現代ルーマニア都市部における家族・親族関係を、関係論的・生成論的に描き出すことを通じて、ルーマニア社会において農村的な「ゴスポダリエ」の概念がどのように都市環境に翻訳・適用されているのかを議論・分析するとともに、人びとの間に家族・親族関係を形成する場としてのゴスポダリエを捉えることで、都市的ゴスポダリエが、現代親族関係論の中にある「対立」を解消しうる可能性を秘めていることを指摘したい。
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(235K)
進化する「共同体」
現代韓国における共同性と脱家族の想像と実践
本田 洋
p. H07-
発行日: 2024年
公開日: 2024/08/02
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2024.0_H07
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本発表では,現代韓国の「共同体」をめぐる想像と実践が国家・行政や家族・親密圏とどのような関係を切り結んでいるのかについて,ソウルを活動の一拠点とする2つの生活共同体の事例を中心に検討する。その脱家族的共同性の想像と実践から,一方で学び・対話・疎通と共同活動を通じた親密性の醸成と革新的な方法の開発,他方で韓国の近代家族が捨象したケアの諸関係の柔軟な編成を指摘する。
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(214K)
台湾原住民族のSNS利用とコミュニティの再構築
「実践としてのコミュニティ」をめぐる一試論
尤 驍
p. H08-
発行日: 2024年
公開日: 2024/08/02
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2024.0_H08
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本発表は、台湾原住民の日常生活におけるSNSの利用について、ルカイの事例を通して検討する。その上、伝統的な地域コミュニティでの社会組織の運営と人間関係の維持、アイデンティティの形成におけるSNSの影響に焦点を当てて考察する。結論として、SNS空間は、より広範囲の「実践としてのコミュニティ」の形成を促し、台湾原住民の人々にとって新たなコミュニティの観念を形作っていくのである。
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(159K)
環礁社会の「拡張」に関する予備的検討
クック諸島・プカプカ環礁の災害復興にみる移民コミュニティの機能
深山 直子
p. H09-
発行日: 2024年
公開日: 2024/08/02
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2024.0_H09
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環礁社会は従来、狭小性・遠隔性、気候・気象変動リスクから、脆弱性に特徴付けられてきた。だがクック諸島プカプカ環礁社会に注目すると、環礁内では州島ごとの環境機能分化を進めて管理しており、緻密に生存環境を確保してきたことがわかる。さらに2005年に自然災害が環礁を襲った時には、環礁外の移民コミュニティが金・物資の供給、避難者の受容等の機能を果たした。環礁社会の「拡張」を指摘しまなざしの転換を図る。
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(207K)
フランス・ジュラ農村社会における紛争解決法と政治経済システム
農村における法の意味とアナーキズムの起源
三浦 敦
p. H10-
発行日: 2024年
公開日: 2024/08/02
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2024.0_H10
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フランス東部のジュラ農村では、人々は法や行政に従って紛争を解決する法的解決を拒否し、人々は身近に起きた事例を参考にした範例的解決を重視する。この二つの解決法の対立は、ポリティカル・エコノミーとモラル・エコノミーの対立に対応し、範例的解決はアーレントのいう政治的反省力に対応する。そしてジュラ農民の範例的解決の根底には、この地方出身のアナーキズム理論家プルードンが正義の基礎とした「均衡」が存在する。
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(197K)
諸組織の役割と関係性にみるアラスカ先住民の自律のかたち
久保田 亮
p. H11-
発行日: 2024年
公開日: 2024/08/02
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2024.0_H11
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本発表では、アラスカ先住民が構成する/アラスカ先住民を代表する諸組織が、先住民の社会・経済・文化、政治的な自律にいかなる役割を果たしているのか検討する。取り上げる組織は、(1)連邦承認部族政府、(2)地方自治体、(3)営利法人、(4)広域組織の四種である。それぞれの成立背景や具体的な役割について整理し、連邦政府や州政府との関係性、および組織間の関係性について考察する。
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(204K)
個別発表(J会場)
「真実の愛」を求めて
モザンビーク・ロムウェから母系制社会における結婚観の変容を考える
田村 優
p. J01-
発行日: 2024年
公開日: 2024/08/02
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https://doi.org/10.14890/jasca.2024.0_J01
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本報告の目的は、モザンビークのロムウェ社会を対象に夫婦の愛をめぐる言説に着目することで、今日の母系制社会における結婚観の変容を検討することである。とりわけ、日常生活の他、初潮儀礼や離婚訴訟といった非日常的な場での世代間での交渉・対話を取り上げることで、これまで父系制との比較において女性が強いエージェンシーを発揮できる社会だと示唆されてきた母系制社会の姿とは相反するロムウェ社会の一面を提示する。
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(220K)
可視化されていた月経
パプアニューギニアにおける月経対処をめぐるモノと女性の身体
新本 万里子
p. J02-
発行日: 2024年
公開日: 2024/08/02
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2024.0_J02
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パプアニューギニアにおける月経対処をめぐるモノの変遷に従って、月経に対する知識の共有をみていく。生理用品や衣服、月経対処の場が関係性をもっていることを示す。発表では、この関係性を「モノの配置」と呼ぶ。月経小屋が存在した当時、具体的な人間関係のなかで月経に関する知識は共有されていたが、生理用ナプキンが普及した現在、月経に関する知識が個人化したことを明らかにする。
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(160K)
江戸時代前期遊廓における遊女と客の関係性に関する考察
良き理解者でライバルであること
杜 崢
p. J03-
発行日: 2024年
公開日: 2024/08/02
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https://doi.org/10.14890/jasca.2024.0_J03
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本発表は江戸時代前期の遊女評判記として藤本箕山によって書かれた『色道大鏡』を主な資料として、江戸時代の遊廓における遊女と客の関係性がセックスを伴う性愛関係である同時に、友情やライバル意識を伴うものでもあることを明らかにする。
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(528K)
オンライン空間から考えるロシアの先住民族の社会運動研究の展開
是澤 櫻子
p. J04-
発行日: 2024年
公開日: 2024/08/02
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https://doi.org/10.14890/jasca.2024.0_J04
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本発表は、ロシアの先住民族研究という枠組みにおいて、現代の地政学的な変化をふまえたときに、どのようなフィールド調査が可能なのかを論じるものである。特に、近年のロシアの先住民族と国家の関係の変化を背景に、ロシア国外への移動を余儀なくされた活動家たちが新たに情報のネットワークをつくり連帯する動きを取り上げ、そこからみえるフィールド調査の展開について研究史上の意義を示す。
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連帯から信頼へ?
制度化が進んだ社会で精神障害当事者運動は何を志向するのか
横山 紗亜耶
p. J05-
発行日: 2024年
公開日: 2024/08/02
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2024.0_J05
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他者との連帯は、マイノリティ運動の実践や、共生の理論での重要な問いであるが、精神障害当事者運動の現場では、連帯以上に、信頼の構築が切実な課題となっていた。狂気と結び付けられる精神障害者にとって、自己と他者への信頼の回復は、運動の目的にもなる重要な問題なのだ。本発表は、制度化が進んだ社会における精神障害当事者運動でのフィールドワークに基づき、障害を持ちながら暮らす人々が信頼を回復する過程を考察する。
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気候アクティビズムのエスノグラフィーに向けて
〈運動=摩擦〉の視点に基づく試論
芝宮 尚樹
p. J06-
発行日: 2024年
公開日: 2024/08/02
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2024.0_J06
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この発表の目的は、周囲を取り巻く物事との間に摩擦を生じさせながら環境のなかを人間が動くプロセスに着目する〈運動=摩擦〉の視角から、フィリピン・マニラ首都圏で活動する若者気候アクティビストたちのエスノグラフィーを描く可能性と意義について検討することである。
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神戸新聞における「阪神淡路大震災神話」の生成
表象および役割構築を中心に
永田 真子
p. J07-
発行日: 2024年
公開日: 2024/08/02
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2024.0_J07
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本発表の目的は、神戸新聞における阪神淡路大震災の表象、および阪神淡路大震災をめぐるアイデンティティが構築されたプロセスを解明することである。具体的には、これらの記事をディスコース分析と成員カテゴリー化分析を用いて①表象の構築②標準化された関係対に基づく役割構築という2つの枠組みから検討する。震災ディスコースが読み手を歴史的共同体実践に取り込むことでコミュニケーション領域を作り出す現象に着目する。
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異文化理解と「市民の日本語」
文化人類学的ファシリテーションの言語社会化研究ことはじめ
園田 浩司, 飯塚 宜子
p. J08-
発行日: 2024年
公開日: 2024/08/02
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2024.0_J08
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文化人類学研究者が、文化人類学の知を社会に開くことを通して、新たな市民社会の形成や、その醸成を目指すにあたって、どのような言語使用や、イデオロギーが求められるのか。発表者は、演劇的手法を用いた異文化体験ワークショップにおいて、ファシリテーターや、対象文化の生活者役として出演したりしている。その体験と観察記録から、文化人類学研究者が市民の日本語へと社会化される過程について考察する。
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ハリケーン・マリアがもたらした蟻表象
プエルトリコ人ラッパーたちの視点から
村本 茜
p. J09-
発行日: 2024年
公開日: 2024/08/02
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2024.0_J09
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本発表では、2017年のハリケーン・マリア被災に関する現地のラッパーらの楽曲、及びインタビューでの彼らの語りをもとに、プエルトリコの人々が災害とどのように向き合ってきたかを論じる。また、苦境に陥った際に生じる社会の現象が蟻世界に喩えられることに注目しながら、この島に生きる人々のレジリエンスについて検討する。
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生き残るための知慮
著作権侵害訴訟をめぐる東北タイ芸能集団間の倫理の醸成
平田 晶子
p. J10-
発行日: 2024年
公開日: 2024/08/02
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2024.0_J10
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本発表では、植民地経験の歴史をもち、経済的発展への希望と資本家による外部支配の増大から増殖する恐怖と心理的不安定さという感情の構造化を描きやすい、東南アジア大陸部ラオスと東北タイに生きる地域芸能者の身に降りかかる著作権侵害訴訟とそれを契機に芸能者たち自らが立ち上がって組織化してきた地域芸能連合はじめ師範が教え諭す倫理の醸成と恐怖や怒りの感情処理技術について報告する。
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宗教的儀礼への司法の介入とその影響
ジャイナ教の「断食死」公益訴訟を事例に
西坂 季恵
p. J11-
発行日: 2024年
公開日: 2024/08/02
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2024.0_J11
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本発表は、インドを発祥とするジャイナ教の終末期儀礼「断食死」に対する公益訴訟とその後の議論の展開を詳述することで、司法や憲法が当該儀礼の再定式化に与える影響を検討する。特に、公益訴訟において憲法で保障される「宗教」の枠組みや宗教的実践の「普遍性」に焦点が当てられた点に着目し、信徒らが儀礼の存続のために憲法を積極的に取り込み正当性を訴える様相を明らかにする。
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