産業教育学研究

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「面接技法」は保健・医療・福祉関係の専門職となる学生には、重要な教科である。そこで、学生が興味を持って問題を発見し、学生参加型で授業を展開する方法を工夫し実施した。その授業の効果と課題を知り、今後の授業改善に生かす目的で、看護学生を対象に授業したこの「面接技法」について、授業終了直後の1年生と1年前に授業を受けた2年生に授業評価を実施してもらった。その結果、「授業の理解や満足度」と「授業の構成や教材」については、1年生・2年生ともに高い評価であった。「将来、役立つと思いますか」という設問に対する評価のみ1年生が高く、2年生が低いという結果で有意差が認められた。これについては、本調査から明らかな要因は不明であり、今後検討が必要であることがわかった。

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Economical Globalization has been influencing the systems of vocational education and training all over the world. In the post-Fordist models the division between academic education and the vocational education and training will disappear and the roles of nation states will be reconsidered again from another perspectives.

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本論は、専門学校の教育内容を「資格教育」という視点からとらえ直し、その特徴を明らかにすることを目的とした。その結果、「資格教育」とそれ以外の分野では、養成施設指定制度による教育内容規定の有無によって、教育内容設定過程が異なること、労働市場や進学者層からの社会的評価が異なることなどが明らかになった。以上の検討により、専門学校の教育内容面でも、「資格教育」と非「資格教育」の分類が必要であることを提起できる。

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本稿は、上原六四郎、岡山秀吉、阿部七五三吉が執筆担当した師範学校手工科用検定教科書の内容を分析し、同検定教科書における手工科教育の実習の内容的な特徴を究明した。同検定教科書における手工科の実習では、「木工」や、「金工」、「竹細工」から「コンクリート工」等までの広範な分野にわたって、道具ばかりでなく機械を含む多面的な作業と知識の精通が図られるとともに、教授法の点で、製作過程の分析に基づき教えるべき作業と知識を合理的に選択・配列し、それらを総合して教材としての製作課題に構成することが図られていた。

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