日大医学雑誌

画像診断シリーズ

ロコモシリーズ6　腰椎変性後側弯症

間世田優文, 上井浩, 徳橋泰明

2014 年 73 巻 1 号 p. 3-4
発行日: 2014/02/01
公開日: 2015/05/22

DOIhttps://doi.org/10.4264/numa.73.3

ジャーナルフリー

PDF形式でダウンロード (587K)

特集　循環器系薬剤のトレンド２

「循環器系薬剤のトレンド2」

瀬在明

2014 年 73 巻 1 号 p. 5
発行日: 2014/02/01
公開日: 2015/05/22

DOIhttps://doi.org/10.4264/numa.73.5

ジャーナルフリー

PDF形式でダウンロード (343K)
ACE 阻害薬

大矢俊之

2014 年 73 巻 1 号 p. 6-7
発行日: 2014/02/01
公開日: 2015/05/22

DOIhttps://doi.org/10.4264/numa.73.6

ジャーナルフリー

抄録を表示する抄録を非表示にする

ACE 阻害薬はアンジオテンシン変換酵素を阻害することにより，高血圧の原因の一つであるレニン・アンジオテンシン系を抑制することで血圧を低下させる降圧薬である．近年の研究により，降圧効果を超えた心血管系のイベントの抑制効果も指摘され，虚血性心疾患，心不全，心房細動に有効な降圧薬とされている．

抄録全体を表示

PDF形式でダウンロード (889K)
アンジオテンシンII 受容体拮抗薬

吉武勇, 瀬在明, 塩野元美

2014 年 73 巻 1 号 p. 8-11
発行日: 2014/02/01
公開日: 2015/05/22

DOIhttps://doi.org/10.4264/numa.73.8

ジャーナルフリー

抄録を表示する抄録を非表示にする

Angiotensin II receptor blockers (ARB) represent a class of drugs that inhibit the renin angiotensin system in the treatment of hypertension. However, the efficacy of ARB is not only due to their hypotensive effects but also to their organ protective effects. In this paper, we clarify the characteristics and the latest knowledge to explain the recent trends in the use of angiotensin II receptor blockers.

抄録全体を表示

PDF形式でダウンロード (1725K)
カルシウム拮抗薬

阿部雅紀

2014 年 73 巻 1 号 p. 12-13
発行日: 2014/02/01
公開日: 2015/05/22

DOIhttps://doi.org/10.4264/numa.73.12

ジャーナルフリー

抄録を表示する抄録を非表示にする

Voltage-dependent calcium channels are divided into L-, T- and N-types. Calcium channel blockers (CCBs) are widely used to treat hypertension and generally act on L-type calcium channels. Recent studies have suggested that L-type calcium channel blockade combined with T- or N-type calcium channel blockade may provide additive benefits in preventing cardiovascular and renal diseases.

抄録全体を表示

PDF形式でダウンロード (876K)
レニン阻害剤

笠巻祐二

2014 年 73 巻 1 号 p. 14-16
発行日: 2014/02/01
公開日: 2015/05/22

DOIhttps://doi.org/10.4264/numa.73.14

ジャーナルフリー

抄録を表示する抄録を非表示にする

レニン－アンジオテンシン－アルドステロン系(renin-angiotensin-aldosterone system: RAAS) は，生体において血圧調節や体液・電解質の恒常性維持に極めて重要な役割を果たしている．RAAS の起点に位置する酵素であるレニンを阻害する直接的レニン阻害薬(DRI) は，アンジオテンシノーゲンからAng I への変換を触媒するレニンの活性を阻害するため，PRA を低下させAngI およびAng II などのすべてのアンジオテンシンペプチドの生成を抑制し，RAAS 全体を抑制する．本稿では臨床で用いられる唯一のDRI であるアリスキレンの特徴，降圧薬としての有効性，臓器保護効果についてのエビデンスについて概説する．

抄録全体を表示

PDF形式でダウンロード (1408K)
β 遮断薬（注射薬）

瀬在明, 塩野元美

2014 年 73 巻 1 号 p. 17-19
発行日: 2014/02/01
公開日: 2015/05/22

DOIhttps://doi.org/10.4264/numa.73.17

ジャーナルフリー

抄録を表示する抄録を非表示にする

β 遮断薬は交感神経抑制効果，心保護作用，抗酸化作用などがあり，生命予後改善効果のある薬剤の1つとして，多くの大規模研究で証明されている．しかし，その多くが経口薬についての報告であり，注射薬についての検討は未だ不十分である．外科手術などの侵襲的治療後は交感神経が亢進している病態であることが多く，緊急時の頻脈性不整脈にはβ 遮断薬の注射薬は有効とされている．本論文で注射薬のβ 遮断薬の現状について報告する．

抄録全体を表示

PDF形式でダウンロード (1310K)
β 遮断薬（経口薬）

樋口義治

2014 年 73 巻 1 号 p. 20-21
発行日: 2014/02/01
公開日: 2015/05/22

DOIhttps://doi.org/10.4264/numa.73.20

ジャーナルフリー

抄録を表示する抄録を非表示にする

The effectiveness of β-blockers in the management of chronic heart failure has been widely validated. Patients with simple hypertension are not good candidates for β-blockers. β-blockers should be used for complicated cardiovascular diseases, including coronary artery disease, heart failure, and arrhythmia.

抄録全体を表示

PDF形式でダウンロード (965K)

原著

小児血液疾患患児に対する脾摘出後の感染症予防についての後方視的検討

七野浩之, 大熊啓嗣, 西川英里, 下澤克宜, 平井麻衣子, 加藤麻衣子, 谷ヶ崎博, 陳基明

2014 年 73 巻 1 号 p. 22-25
発行日: 2014/02/01
公開日: 2015/05/22

DOIhttps://doi.org/10.4264/numa.73.22

ジャーナルフリー

抄録を表示する抄録を非表示にする

当院の小児脾摘出後状態の患者12 例における脾摘出後の重篤な感染症(Overwhelming postsplenectomy infection: OPSI) 対策につき後方視的に検討した．対象は1999 年から2011 年に当院で脾摘出術を行った12 例で，男4 例・女8 例，遺伝性球状赤血球症7 例・慢性型免疫性血小板減少性紫斑病5 例である．脾摘出時年齢は4～21 歳（中央値8 歳）で，脾摘出後の経過年数は2 年4 か月から14 年4 か月である．全例に23 価肺炎球菌ワクチンを，2 例にインフルエンザ菌b 型ワクチンの接種を術前に行った．脾摘出後抗菌薬内服は全例でペニシリンG の投与が行われたが，7 例で中断し，継続は5 例（2 年4 か月～11 年1 か月，中央値5年0 か月）である．OPSI 様の重症感染症を1 例で認めた．OPSI 予防には，術前に行う肺炎球菌とインフルエンザ菌b 型に対する予防接種に加え発熱時の速やかな対応についての患者教育が重要である．

抄録全体を表示

PDF形式でダウンロード (806K)

研究会報告

日本大学医学部・歯学部と芸術学部演劇学科との学部間協力による標準模擬患者養成

藤田之彦, 橋本修, 神山浩, 住友直方, 上原任, 中島一郎, 加納達也, 熊谷保宏, 片山容一

2014 年 73 巻 1 号 p. 26-30
発行日: 2014/02/01
公開日: 2015/05/22

DOIhttps://doi.org/10.4264/numa.73.26

ジャーナルフリー

抄録を表示する抄録を非表示にする

平成24 年度に日本大学芸術学部演劇学科の（標準）模擬患者(SP) 養成を，芸術学部・医学部・歯学部の3 学部での学部間協力で実施したので報告する．医学部への芸術学部学生SP の参加者は63 名で，医学部4・5 年次の医療面接にSP として参加した延べ人数は162 名であった．歯学部へは12 名で，歯学部4 年次実習への延べ参加数は35 名であった．日本大学医学部標準模擬患者認定では， 10 名（男3 :女7）を認定した．日本大学からの標準模擬患者認定証書の発行，社会人SP に対する報酬についてなど今後検討すべき課題が明らかとなった．

抄録全体を表示

PDF形式でダウンロード (1362K)

症例報告

子宮全摘術後も腟断端部より異形成細胞を認めた子宮頸部上皮内がんの一例

幾石尚美, 塚原裕, 福田直子, 鈴木絢子, 神田理恵子, 川村良, 橋村尚彦, 中村亜矢子, 土子綾

2014 年 73 巻 1 号 p. 31-35
発行日: 2014/02/01
公開日: 2015/05/22

DOIhttps://doi.org/10.4264/numa.73.31

ジャーナルフリー

抄録を表示する抄録を非表示にする

本症例は子宮頸部高度異形成の術前診断であったが，年齢と根治性を考え子宮全摘術を行った．病理診断は子宮頸部上皮内がんで切除断端は陰性であった．しかし術後4 か月目に腟断端部に異型細胞を認めた．その原因には術前から長期間認めていたハイリスク型ヒトパピローマウィルス human papillomavirus (HPV) 感染が強く考えられ，術後の定期的なエストリオール錠の腟内投与にて異型細胞が著明に減少した．

抄録全体を表示

PDF形式でダウンロード (2590K)

講演

アレルギーにおけるマスト細胞の活性化とその制御

羅智靖

2014 年 73 巻 1 号 p. 36-40
発行日: 2014/02/01
公開日: 2015/05/22

DOIhttps://doi.org/10.4264/numa.73.36

ジャーナルフリー

抄録を表示する抄録を非表示にする

マスト細胞は骨髄の多能性血液幹細胞由来の細胞で，末梢組織において成熟分化する．全身のほとんどあらゆる臓器に亘って分布し，その数はリンパ球の総数にも匹敵するとされており，特に皮膚や気道，消化管粘膜などの外界に直接する臓器の血管周囲に多数存在することが知られている．この位置取りは，マスト細胞が外界からの抗原（アレルゲン）に曝されアレルギーのエフェクター細胞として働くばかりではなく，感染防御や免疫系の基礎的な領域においても重要な役割を演じていることを示唆するものである．本記念講演では，最近明らかになってきたマスト細胞の多彩な役割の中で，IgE受容体(FcεRI) を中心に我々が解明してきたその活性化と制御の分子的な仕組みについて紹介し，アレルギーの新しい分子標的薬の開発に向けた取り組みについても言及する．

抄録全体を表示

PDF形式でダウンロード (2777K)
心停止患者に対する救命処置

～心停止後症候群の転帰改善に関わる因子の検討～

木下浩作

2014 年 73 巻 1 号 p. 41-44
発行日: 2014/02/01
公開日: 2015/05/22

DOIhttps://doi.org/10.4264/numa.73.41

ジャーナルフリー

PDF形式でダウンロード (1574K)
関節リウマチの原因としてのEpstein-Barr ウイルス

武井正美

2014 年 73 巻 1 号 p. 45-49
発行日: 2014/02/01
公開日: 2015/05/22

DOIhttps://doi.org/10.4264/numa.73.45

ジャーナルフリー

PDF形式でダウンロード (1390K)
2-13C-Uracil 呼気テストによるS-1 感受性予測

石井敬基

2014 年 73 巻 1 号 p. 50-55
発行日: 2014/02/01
公開日: 2015/05/22

DOIhttps://doi.org/10.4264/numa.73.50

ジャーナルフリー

PDF形式でダウンロード (1446K)
がん治療におけるIVR (Interventional Radiology)

新槇剛

2014 年 73 巻 1 号 p. 56-59
発行日: 2014/02/01
公開日: 2015/05/22

DOIhttps://doi.org/10.4264/numa.73.56

ジャーナルフリー

PDF形式でダウンロード (1264K)
薬剤起因性消化管傷害の実態

滋章水野

2014 年 73 巻 1 号 p. 60-63
発行日: 2014/02/01
公開日: 2015/05/22

DOIhttps://doi.org/10.4264/numa.73.60

ジャーナルフリー

PDF形式でダウンロード (817K)
高齢化社会到来における多リスク時代の新たな心血管疾患の治療戦略

谷樹昌

2014 年 73 巻 1 号 p. 64-67
発行日: 2014/02/01
公開日: 2015/05/22

DOIhttps://doi.org/10.4264/numa.73.64

ジャーナルフリー

PDF形式でダウンロード (1698K)

J-STAGEへの登録はこちら（無料）