日本リモートセンシング学会誌
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18 巻 , 2 号
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  • ダークァ サミュエル オゼイ, 出口 近士, 杉尾 哲, 國武 昌人
    1998 年 18 巻 2 号 p. 111-125
    発行日: 1998/06/30
    公開日: 2009/05/22
    ジャーナル フリー
    浅海域の水深を頻繁に調査することは財政的な問題やマンパワーなどの面から困難なことが多い。しかしこれらの水深データは海浜形状変化の評価,海浜の発展過程のモデル化や漂砂機構の解析などの海岸工学の上で重要である。本論文では,衛星データを利用して浅海域の水深を推定する簡便な手法を提案している。手法の特徴は,キャリブレーションで推定モデル式のパラメータを一度求めれば,海水の水質や状態に差異がない範囲で,このパラメータを観測日が異なる衛星データに適用できる点にある。
    推定モデル式はJerlovのモデルから導出した。導出においては,底質は観測シーン全域で均質であり,海底の反射率は水深ゼロメートルの地点(汀線)の衛星ディジタル値,つまり水陸分離のためのいき値から捕捉できると仮定した。しかし,いき値の決定には波の遡上に起因して生じる誤差やその他の要因が影響する。そこでこれらの誤差や影響を考慮するための補正パラメータφiを導入した。すなわち補正済みのいき値の自然対数値と,汀線のディジタル値に対応する値Aiの回帰推定値の問に補正パラメータφiを導入し,これを用いて観測日が異なる衛星データから水深が推定できるようにした。海水の消散係数kiとAiは,実測水深データと前処理したディジタル値の自然対数値から回帰推定した。補正パラメータは衛星データと水深データから求めた。水深は,観測シーン毎の海域のディジタル値,いき値,およびφiとkiを推定モデル式に代入して求めることになる。
    提案手法を宮崎市の大淀川河口付近のSPOT HRVに適用した。ついで,得られたパラメータと他の日に観測されたSPOTHRVから水深を推定し,これを実測水深データと比較した。その結果,海底地質,懸濁物や波による海面高などの要因間の複雑な光学的な相互作用がある浅海域において,約5mまでの水深を概ね良好に推定できた。
  • Ayami HAYASHI, Kanako MURAMATSU, Shinobu FURUMI, Yumiko SHIONO, Noboru ...
    1998 年 18 巻 2 号 p. 126-148
    発行日: 1998/06/30
    公開日: 2009/05/22
    ジャーナル フリー
    Global Imager(GLI)は,2000年に打ち上げ予定の環境観測技術衛星ADEOS-IIに搭載される可視・赤外超多チャンネルセンサーである。本研究では,この超多チャンネルデータによる陸域植生の解析に有効なアルゴリズムと新しい植生指標をパターン展開法に基づいて研究した。まず,GLIによって得られるスペクトルパターンをシミュレートするため,GLIの熱赤外を除く波長帯をカバーする分光放射計を用いて,代表的な土地被覆物約450サンプルを測定した。その分光反射係数から,GLIの19の波長帯の値を抽出しパターン展開したところ,19チャンネルによって得られる情報の約96%は,水,植生,土壌の3つのパターン展開係数に集約されることが明らかになった。次に,衛星データの1画素内に含まれる,水,植生,土壌の土地被覆面積比率は,パターン展開係数と線形関係にあることが,分光放射計を用いた実験により確認された。また,GLIの6つのチャンネルはLANDSAT/TMと波長特性が似ていることより,LANDSAT/TMデータを用いて疑似GLIデータを作成し,GLIとTMデータ間での土地被覆に対する推定面積比率の関係を調べた。その結果,これらのデータ間でほぼ1:1の対応関係が成り立つことが明らかになった。さらに,最近我々が開発した植生指標VIPD(Vegetation Index basedon Pattern Decomposition)は,土壌や,水など植生以外の被覆物に対して0の値を示し,植生の面積比率の増加に伴って線形的に増加する。また,VIPDはNDVIに比べ垂直方向の植生量や,広葉と針葉といった植生の違いに敏感であることが分光放射計を用いた実験によって明らふにされた。
    以上より,パターン展開法は,ADEOS-II/GLIの超多チャンネルスペクトルデータを有効に活用する解析アルゴリズムであり,また,パターン展開法に基づいて導出された新しい植生指標(VIPD)は,グローバルな植生状況の詳細な把握に有効であることが示された。
  • 雷 莉萍, 小出 光雄, 飯倉 善和, 横山 隆三
    1998 年 18 巻 2 号 p. 149-162
    発行日: 1998/06/30
    公開日: 2009/05/22
    ジャーナル フリー
    By using 6S code, atmospheric effects on the channels 1 and 2 data of NOAA/AVHRR imagery for observing NDVI in the midlatitude and subarctic regions are evaluated. It is found that the amount of disturbance highly depends upon sun-target-sensor geometry and terrain elevation at the ground point of object as well as atmospheric conditions. A new atmospheric correction algorithm by applying a look-up table (LUT) method to 6S code is proposed to reduce processing time for the huge volume of AVHRR data in the operational mode. Finally, the algorithm is applied to the five AVHRR images of Inner Mongolia, and is confirmed its accuracy and efficiency.
  • 新井 康平, 渡辺 英樹, 寺山 康教
    1998 年 18 巻 2 号 p. 163-171
    発行日: 1998/06/30
    公開日: 2009/05/22
    ジャーナル フリー
    New methods for ice concentration estimation from satellite based passive microwave data based on inversion are proposed. The proposed methods are superior to the existing methods, the NASA Team algorithm and the Comiso's Bootstrap algorithm with up to 45% of improvement on ice concentration estimation accuracy based on the simulation study. Also 1.5 to 2.1% of improvement was achieved for the proposed method compared to the NASA Team and Comiso's Bootstrap algorithms for the actual SSM/I data of Okhotsk uisng JERS-1/SAR data as a truth data for estimating ice concentration.
  • 祖父江 真一, 新井 康平
    1998 年 18 巻 2 号 p. 172-177
    発行日: 1998/06/30
    公開日: 2009/05/22
    ジャーナル フリー
  • 椿 広計
    1998 年 18 巻 2 号 p. 178-182
    発行日: 1998/06/30
    公開日: 2009/05/22
    ジャーナル フリー
  • 為石 日出生
    1998 年 18 巻 2 号 p. 183-186
    発行日: 1998/06/30
    公開日: 2009/05/22
    ジャーナル フリー
  • 1998 年 18 巻 2 号 p. 189-190
    発行日: 1998/06/30
    公開日: 2009/05/22
    ジャーナル フリー
  • 佐竹 誠
    1998 年 18 巻 2 号 p. 195-196
    発行日: 1998/06/30
    公開日: 2009/05/22
    ジャーナル フリー
  • 1998 年 18 巻 2 号 p. 197-200
    発行日: 1998/06/30
    公開日: 2009/05/22
    ジャーナル フリー
  • 1998 年 18 巻 2 号 p. 213-215
    発行日: 1998/06/30
    公開日: 2009/05/22
    ジャーナル フリー
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