痛風と核酸代謝

HIV-1感染症治療の現状と課題 - 薬剤耐性 HIV-1 変異株の出現

満屋裕明

1999 年 23 巻 1 号 p. 1-9
発行日: 1999年
公開日: 2012/11/27

DOIhttps://doi.org/10.6032/gnam1999.23.1_1

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心筋の発生分化とAmpd遺伝子群の発現

森崎隆幸, 森崎裕子

1999 年 23 巻 1 号 p. 11-15
発行日: 1999年
公開日: 2012/11/27

DOIhttps://doi.org/10.6032/gnam1999.23.1_11

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AMPデアミナーゼ(AMPD)はプリンヌクレオチドサイクルにおいて重要な役割を果たし, ことに骨格筋, 心筋など収縮性の細胞では収縮ユニットにおいて重要な役割を果たしている. 今回, 心筋の機能と Ampd 遺伝子群の関係を明らかにするために, 心筋の発生,分化とAMPD各遺伝子のRNA発現を検討した. 成熟マウス心筋において発現するAMPD遺伝子は主としてAMPD3であった. マウス心筋発達各段階においてAMPD1遺伝子は殆ど発現せず, AMPD2遺伝子は全ての段階で発現していた. 一方,AMPD3遺伝子は未分化細胞では発現が認められないが, 心筋への分化とともに発現が見られ,胎生後期以降, 発現は高値となっていた. また, ミニブタ各AMPD遺伝子を単離して心筋内各部位における発現を検討したところ, 部位により発現パターンの違いのあることとが明らかとなった. 以上のことより, AMPD遺伝子の発現の変化, ことにAmpd3の発現増加, Ampd1の発現が, 心筋の分化過程さらに部位特異的な機能発現と関連していると考えられる.

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Allopurinol投与により汎血球減少症をきたしたと思われる腎機能低下・高尿酸血症の1例

高木和貴, 中村徹, 田中経雄, 津谷寛, 李鍾大, 上田孝典

1999 年 23 巻 1 号 p. 17-22
発行日: 1999年
公開日: 2012/11/27

DOIhttps://doi.org/10.6032/gnam1999.23.1_17

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高尿酸血症症例に対するBenzbromarone投与時の, 尿中尿酸排泄量のピークと血清尿酸値の急激な低下を予防するため, 我々は予めAllopurinolを投与しこれまで高尿酸血症の良好なコントロールを行ってきた. しかし今回混合型高尿酸血症の症例にAllopurinolを投与後に汎血球減少症を来たし, 同薬を中止することにより骨髄機能の回復を認あた81歳の中等度腎機能障害を示す1例を経験した. Allopurinolによる骨髄抑制の報告は散見されるが, いずれも腎機能障害を示す症例に多く, 重篤な経過が懸念されたため本症例も少量からAllopurinolの投与を始めたが, 症例は高齢で貧血傾向にあり, 体重が34.5kgと小柄であった事とも相まって骨髄抑制を増強したと考えられ, 今後同薬の投与前には患者の腎機能・体重・骨髄機能にいっそう留意する必要があると考えられた.

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痛風患者におけるタイプA行動パターンの検討

山中寿, 都外川新, 仙道和子, 冨田真佐子, 水野正一, 山口百子, 谷口敦夫, 箱田雅之, 寺井千尋, 柏崎禎夫, ...

1999 年 23 巻 1 号 p. 23-33
発行日: 1999年
公開日: 2012/11/27

DOIhttps://doi.org/10.6032/gnam1999.23.1_23

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痛風患者の尿pHに関する研究(2)

酸性尿と尿酸排泄の関連

清水徹, 松繁洋, 西川美年子, 大矢和彦, 今西努

1999 年 23 巻 1 号 p. 35-41
発行日: 1999年
公開日: 2012/11/27

DOIhttps://doi.org/10.6032/gnam1999.23.1_35

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著者らは痛風患者に頻度の高い酸性尿と尿酸排泄低下の関連について臨床的な調査を行った. 痛風患者157例の尿pHの日内変動を調べ, その変動パターンに基づいて酸性尿者(61例)と非酸性尿者(38例)を選別し, 両群における尿酸排泄動態をクリアランス法を用いて比較した. 血清クレアチニン値,クレアチニン・クリアランス値は酸性尿群と非酸性尿群の間に有意差は見られなかったが, 血清尿酸値は酸性尿群の方が非酸性尿群より有意に高く(p＜0.01), 尿酸クリアランス値(p＜0.01), クリアランス比(p＜0.001), 尿中尿酸排泄量(p＜0.05)は有意に低かった. すなわち,痛風における酸性尿者の尿酸排泄能は非酸性尿者に比べて低下しており, 腎臓における尿酸転送機構と尿の酸性化機構には何らかの競合関係があることが示唆された. キーワード:痛風,尿pH,酸性尿,酸性尿者,尿酸排泄.

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第32回日本プリン・ピリミジン代謝学会記録その1 (一般演題)

1999 年 23 巻 1 号 p. 43-63
発行日: 1999年
公開日: 2012/11/27

DOIhttps://doi.org/10.6032/gnam1999.23.1_43

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第32回日本プリン・ピリミジン代謝学会記録その2 (一般演題)

1999 年 23 巻 1 号 p. 64-83
発行日: 1999年
公開日: 2012/11/27

DOIhttps://doi.org/10.6032/gnam1999.23.1_64

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