痛風と核酸代謝
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23 巻, 2 号
選択された号の論文の7件中1~7を表示しています
  • 村本 和世, 黒田 洋一郎
    1999 年 23 巻 2 号 p. 111-123
    発行日: 1999年
    公開日: 2012/11/27
    ジャーナル フリー
  • 山田 裕一, 野村 紀子, 鬼頭 浩史, 小笠原 信明
    1999 年 23 巻 2 号 p. 125-132
    発行日: 1999年
    公開日: 2012/11/27
    ジャーナル フリー
    ヒポキサンチングアニンホスホリボシルトランスフェラーゼ(HPRT)がほぼ完全欠損するとLesch-Nyhan症候群を発症し, 部分欠損では高尿酸血症から重症の痛風や腎不全を呈する. HPRT 欠損症における遺伝子解析を行ない, 表現型の異なる3家系で新たな遺伝子変異を発見した. 高尿酸血症のほか発語の遅れや小脳失調など軽い神経症状が見られる第1例では, 第6エクソンに単塩基置換によるミスセンス変異(L147P)が発見された. 精神運動発達の遅れ, 不随意運動が見られ, 精神発達の中等度遅滞があるが, 自傷行為を伴わない第2例では, 第7イントロンの5'末のgtがgc に変わる単塩基置換により, スプライシングに異常が起き, 正常のmRNAの発現が極端に減少し, わずかながら,2種類の異常mRNAが発現していた. 古典的なLesch-Nyhan症候群例と考えられる第3例では第8イントロンの5'末のgtが欠失しており, 第8エクソンをスキップした異常mRNA の発現が観察された.
  • 衣川 徹, 荻野 和秀, 富倉 陽子, 遠藤 昭博, 加藤 雅彦, 浜田 宏紀, 尾崎 就一, 太田 原顕, 井川 修, 久留 一郎, 重政 ...
    1999 年 23 巻 2 号 p. 133-143
    発行日: 1999年
    公開日: 2012/11/27
    ジャーナル フリー
    激しい筋運動時には骨格筋でのプリン分解が亢進する. adenosine monophosphate(AMP) が, inosine monophosphate(IMP)へ脱アミノ化される過程でアンモニアが生じ, さらにinosineを経てヒポキサンチンが生成される. 本研究では, 慢性心不全患者の運動時アンモニア, ヒポキサンチン濃度を心不全重症度毎に比較し, 乳酸値との関連を検討した. 慢性心不全患者59名 (NYHA classI-III)と健常者21名に症候限界性心肺運動負荷を行い, 安静時および運動後に採血して血中乳酸, アンモニア, ヒポキサンチン濃度の最高値を求めた. 最高仕事量(peak WR : 健常者, NYHA I,II,III : 163±11, 152±9, 94±5, 69±5ワット), 最高酸素摂取量は NYHA class が上がるに従って低値をとった. 安静時の乳酸, アンモニア, ヒポキサンチン濃度には差を認めなかった. 乳酸最高値(6.7±0.3, 5.5±0.4, 5.3±0.3, 3.7±0.3mmol/L), アンモニア最高値(182±13, 171±20, 133±14, 76±5μg/dl)およびヒポキサンチン最高値(37±4, 28±5, 24±3, 14±1μmol/L)は心不全重症度に従い低値となった. 対象全体で, 乳酸最高値とアンモニア最高値間には r=0.73の,乳酸最高値とヒポキサンチン最高値間には r=0.72の正相関を認めた. 各代謝産物の血中濃度増加分( △ ) を最高仕事量( peak WR ) により標準化すると, △ 乳酸/ peak WR は, 健常者に比し NYHA class II-III心不全群で有意に高値, △アンモニア/peak WRは, NYHA class III心不全群で有意に低値となった. 以上より, 最大運動時のアンモニア, ヒポキサンチン濃度は乳酸最高値と正相関し, 全体としてプリン分解反応は乳酸産生と共に亢進した. しかし運動負荷量で標準化すると, 重症心不全群では乳酸産生がより亢進しているのに対し, アンモニア反応は低値を示し, 運動時のAMPからIMPの経路の分解反応低下の存在が示唆された. Key Words:プリン分解, アンモニア, ヒポキサンチン, 慢性心不全, 心肺運動負荷.
  • 太田原 顕, 浜田 紀宏, 渡部 雅史, 井川 修, 久留 一郎, 重政 千秋
    1999 年 23 巻 2 号 p. 145-150
    発行日: 1999年
    公開日: 2012/11/27
    ジャーナル フリー
    これまで臨床的な観点からレニンーアンギオテンシン系が尿酸排泄に関与しているという報告はこれまでのところなされていない. そこで今回我々は腎障害を有しない本態性高血圧患者を対象に(利尿剤, ACE-I,β遮断剤使用患者は除外)安静時血漿レニン活性, アルドステロン値, 血清および尿中の尿酸, クレアチニン排泄量を測定し, 尿酸クレアチニンクリアランス比を算出した. 低レニン群と正レニン群間では尿酸クレアチニンクリアランス比に差は認められなかった. また年齢, 性差, BMIには有意な差を認めなかった. 高レニン群において尿酸クリアランス比は著名に低下し, 血清尿酸値は上昇傾向にあった. 尿酸排泄率から検討してみると尿酸排泄率が3%以下という著しい尿酸排泄障害患者群では有意にレニン活性が亢進していた. これらの事象は高レニンでの尿酸排泄率の低下に何らかの機序が存在し. 腎障害のない本態性高血圧患者において尿酸排泄率はレニンーアンギオテンシン系の影響を受け, 高レニン性高血圧患者では排泄低下型の高尿酸血症をきたしやすいことを示していると思われる.
  • 松本 美富士, 難波 大夫
    1999 年 23 巻 2 号 p. 151-159
    発行日: 1999年
    公開日: 2012/11/27
    ジャーナル フリー
    痛風,慢性関節リウマチ(RA)ともに比較的頻度の高いリウマチ性疾患であるにもかかわらず, 従来から両疾患の合併はむしろ稀であり, 相互にnegative associationの関係にあるとされていた. そこで, 自験症例から原発性痛風1,123例, RA597例のなかで両疾患の診断基準を満たす症例がそれぞれ4例, 1例の計5例存在した. これらは臨床的に両疾患合併, 併発と診断された. この5例は単純疫学的期待値(1-4人)以上に存在していた. 両疾患の合併は従来考えられていたより, 決して稀でないことを示しており, 両疾患の合併の確診に従来のような厳格さを必要とするはか疑問である. リウマチ性疾患に関する最近の進歩を背景に, 新しい視点から両疾患の合併についての検討が期待される.
  • 1999 年 23 巻 2 号 p. 161-179
    発行日: 1999年
    公開日: 2012/11/27
    ジャーナル フリー
  • 1999 年 23 巻 2 号 p. 181-223
    発行日: 1999年
    公開日: 2012/11/27
    ジャーナル フリー
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