薬学図書館
Online ISSN : 2186-070X
Print ISSN : 0386-2062
ISSN-L : 0386-2062
63 巻, 1 号
選択された号の論文の16件中1~16を表示しています
連載
薬草園をめぐる⑯
「闘病記」という物語⑩
患者図書館訪問①
≪特集:平成29年度日本薬学図書館協議会 研究集会≫
≪特集:学術情報ソリューションセミナー≫
  • —電子配信サービスの最も新しい形—
    金原 俊
    2018 年 63 巻 1 号 p. 53-56
    発行日: 2018/01/31
    公開日: 2024/05/23
    ジャーナル フリー

    2016年6月にサービスが開始された電子配信サイト「医書.jp」について,その立上げから運用までに深く関与している者として,経緯,概要,特徴などについて詳しく述べ,さらに,現在のサービス内容,今後のサービス内容などについても述べる。

  • ~大学図書館とNIIの新たなチャレンジ~
    尾城 孝一
    2018 年 63 巻 1 号 p. 57-63
    発行日: 2018/01/31
    公開日: 2024/05/23
    ジャーナル フリー

    論文とその根拠となる研究データのオープン化を進めることにより,学術研究の営みを加速しようというオープンサイエンスが世界的な潮流となりつつある。オープンサイエンスを推進するためには,研究データの管理が不可欠である。本稿では,大学や研究機関がその構成員に提供する研究データ管理サービスについて,その概要を解説する。また,研究データ管理が求められる背景として,オープンサイエンスの潮流と研究公正への対応を挙げる。続いて,日本における研究データ管理の現状を俯瞰し,わが国では組織的な取り組みがほとんど行われていないことを指摘する。さらに,研究データ管理サービスの普及にとって欠かせない,システム,人,組織という3つの基盤について,その整備に向けた活動について紹介する。

  • 大槻 是代
    2018 年 63 巻 1 号 p. 64-67
    発行日: 2018/01/31
    公開日: 2024/05/23
    ジャーナル フリー

    一般社団法人 日本血液製剤機構(JB)は,2012年10月に事業を開始した製薬会社である。筆者は,図書・情報の管理者として,事業開始に伴い図書・情報に関わるシステムを選定,導入することになった。最初に,図書・情報に関わるシステム導入時の背景,システムの選定基準,利用環境などについて少し説明する。次に,実際に導入した文献複写依頼システムARROWについて,利用者の声をまとめるとともに,管理者として月締め利用データから作成する種々の利用統計とその活用方法について簡単に報告する。最後に,ARROWを導入したメリットとARROWに今後望む点とを利用者の立場,管理者の立場の双方から紹介する。

解説
図書館,図書館員の生き残り戦略を考える④
プロダクト・レビュー
  • 小林 真紀
    2018 年 63 巻 1 号 p. 75-79
    発行日: 2018/01/31
    公開日: 2024/05/23
    ジャーナル フリー

    研究者による発見とその進展を支援するためにグローバル出版社ができることは,出版を通して知識の成長を支え,またそれらのアイデアや情報へのアクセスを最大化することにある。その実現に向けて,シュプリンガー・ネイチャーは出版プロセスやスピードの向上はもちろんのこと,著者が発見した知見を共有し,また他の研究者の研究成果を見つけ,アクセスし,理解できるようにすること,図書館員や研究機関をテクノロジーやデータのイノベーションを通して支援すること,高品質な出版サポートにより学会を支援すること,研究コミュニティーにとっての重要課題のソリューションを構築することなどに真摯に取り組んでいる。本稿では,Advancing Discovery(発見の進展)と称して行われている,これら当社の研究支援より,主に2017年に導入されたサービスを紹介する。

 
feedback
Top