西日本畜産学会報

和牛の放牧とその研究

加藤正信

1984 年 27 巻 p. 1-6
発行日: 1984/07/21
公開日: 2010/08/25

DOIhttps://doi.org/10.11461/jwaras1968.27.1

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沖縄県の畜産と試験研究

玉城賢三

1984 年 27 巻 p. 7-10
発行日: 1984/07/21
公開日: 2010/08/25

DOIhttps://doi.org/10.11461/jwaras1968.27.7

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アルコール不安定乳中の限外〓過性ミネラルについて

津留崎正信, 棟加登きみ子, 高椋久次郎

1984 年 27 巻 p. 11-13
発行日: 1984/07/21
公開日: 2010/08/25

DOIhttps://doi.org/10.11461/jwaras1968.27.11

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調査した「ア不安定乳」では, たん白質組成には変化は認められなかった。一方限外〓過性Ca, Mg含量は高い傾向を示し, この「ア不安定乳」ではイオン性のCa, Mgが増加したことによると考えられた。

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採卵鶏の育成期点灯処理による性成熟促進の効果

福田憲和, 徳満茂, 上野呈一, 草場寅雄

1984 年 27 巻 p. 14-16
発行日: 1984/07/21
公開日: 2010/08/25

DOIhttps://doi.org/10.11461/jwaras1968.27.14

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採卵鶏のウィンドウレス鶏舎における飼養期間短縮を目的とした性成熟促進のための育成期点灯処理方法の有効性を検討するために, 市販白レグ2銘柄を用いて1日の点灯時間が14時間30分に到達する時期を10週齢, 15週齢, 20週齢とする3漸増区と餌付後20週齢まで自然日長とする区の4区分を設定し, 20～60週齢間は全区とも自然日長十点灯時間を14時間30分一定とした結果, 性成熟は点灯漸増処理を早期に完了するほど促進し, 成熟後の生産卵量も維持されたので小型早熟の採卵鶏では成鶏飼養期間短縮の可能性が推察された。

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肥育前期粗飼料多給方式における肥育前期のDGとその後の発育及び仕上げ月齢の検討

住尾善彦, 吉村征弥, 松本道夫, 恒松正明, 磯川宗逸, 赤星達正

1984 年 27 巻 p. 17-19
発行日: 1984/07/21
公開日: 2010/08/25

DOIhttps://doi.org/10.11461/jwaras1968.27.17

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肥育前期粗飼料多給方式における肥育前期の栄養水準を0.4kg程度にした場合のその後の発育について, また, 仕上げを生後26か月齢時と遅らせ, 仕上げ月齢についても検討した。
肥育前期にDG0.4kg程度に抑制しても, 生後22～23か月齢時以降濃厚飼料多給区と同程度の体重の推移を示し, 飼料効率も良好で, 解体成績も大差がなく, このような肥育方法の実用化の可能性は高いものと考えられる。
生後24から26か月齢時の増体, 飼料及び養分摂取量は, 濃厚飼料多給区とあまり変わらず, また, この期間の飼料効率は著しく悪く, 仕上げ月齢としては, 生後24か月齢程度で適当であると思われる。

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仕上げ月齢の違いが肉質及び経営効率に及ぼす影響

伊東克久, 堤正廣, 一野俊彦, 大野人見, 橋爪義昭

1984 年 27 巻 p. 20-21
発行日: 1984/07/21
公開日: 2010/08/25

DOIhttps://doi.org/10.11461/jwaras1968.27.20

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1) 肉質向上をねらって, 肥育期間を延長し24か月齢以上飼養しても肉質改善効果は期待できないと推察された。
2) 経営的には, 肥育期間の長い方が売上げ高では高い反面, 期間での所得は減少し, 資本の回転等経済性を考えた場合, 個々の仕上げ状態を把握して出荷する事が生産費の軽減につながるものと思われる。

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種雄牛産肉能力間接検定から見た交配方式の検討

田之上悠石, 鹿島学, 山路正則, 湯ノ口幸一

1984 年 27 巻 p. 22-24
発行日: 1984/07/21
公開日: 2010/08/25

DOIhttps://doi.org/10.11461/jwaras1968.27.22

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鹿児島県黒毛和種の種雄牛35頭の産肉能力間接検定成績を用いて, 系統 (父系) および優良牛生産方式と去勢牛の産肉性との関係について検討して大要つぎの結果を得た。
1) 1日平均増体量, 脂肪交雑, ロース芯面積などの主要産肉形質には, 系統 (父系) の影響は認められず, 系統間に差がなかった。しかし, 系統内種雄牛の影響はすべての産肉形質で有意であった。
2) ロース芯面積および背脂肪厚は, 優良牛生産方式によって有意な影響を受け, ロース芯面積は第4方式>第3方式>第1方式>第2方式の順, 背脂肪厚は第1方式>第3方式>第4方式>第2方式の順であった。また, 優良牛生産方式の進展に伴い腕幅, 坐骨幅などの後躯幅が小さくなる傾向がうかがわれた。
3) 主要産肉形質である1日平均増体量, 脂肪交雑, ロース芯面積の遺伝率は, それぞれ0.70, 0.34, 1.55と推定された。また, これら3形質の相互間には正の遺伝相関が得られたが, 表型相関は低かった。

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