西日本畜産学会報
Online ISSN : 1884-6394
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最新号
選択された号の論文の16件中1~16を表示しています
  • 長友 邦夫
    2008 年 51 巻 p. 1-3
    発行日: 2008/07/31
    公開日: 2010/08/25
    ジャーナル フリー
  • 毛利 孝之, 金子 たかね
    2008 年 51 巻 p. 5-12
    発行日: 2008/07/31
    公開日: 2010/08/25
    ジャーナル フリー
  • 岡野 香
    2008 年 51 巻 p. 13-16
    発行日: 2008/07/31
    公開日: 2010/08/25
    ジャーナル フリー
  • 金子 国雄
    2008 年 51 巻 p. 17-23
    発行日: 2008/07/31
    公開日: 2010/08/25
    ジャーナル フリー
  • 横山 学
    2008 年 51 巻 p. 25-31
    発行日: 2008/07/31
    公開日: 2010/08/25
    ジャーナル フリー
  • 高山 耕二, 内山 雄紀, 赤井 克己, 廣瀬 潤, 片平 清美, 伊村 嘉美, 中西 良孝
    2008 年 51 巻 p. 33-37
    発行日: 2008/07/31
    公開日: 2010/08/25
    ジャーナル フリー
    牧場採草地における省力かつ効果的なシカ侵入防止法を開発することを目的とし, 電気柵 (非通電) に対する飼育シカの行動反応を明らかにするとともに, シカの体表における電気 (嫌悪) 刺激の感受部位を検討し, 採草地での電気柵 (通電) の設置が野生シカの侵入に及ぼす影響を検討した.1) 高さ140cmの非通電電気柵 (地上高30, 60, 100および140cmの4段張り) に対し, 飼育シカは強い警戒を示した.電線に触れた個体は7頭中1頭のみであり, その個体は口唇で23回 (日中7時間) 電線に触れた後, 1~2段目 (30~60cm) を通り抜けた.口唇による探索行動は2段目 (60cm) で最も多く, 次いで1段目 (30cm) , 3段目 (100cm) の順であり, 4段目 (140cm) では観察されなかった.2) シカの体表における電気抵抗値は口唇で30, 000Ωであり, 被毛で覆われた他の部位 (前頭部, 背部, 腹部および右前肢) におけるそれらよりも極端に低く, 1/6, 000~1/3, 000であった.3) 採草地周囲に張った高さ140cmの通電電気柵 (瞬間電圧約4, 000ボルトのパルス電流, 地上高30, 60, 100および140cmの4段張り) は金網・ネット併用柵 (高さ175cm) に比べ高いシカ侵入防止効果を示した.以上より, 電気柵の設置直後に高圧電流を確実に流すことで高いシカ侵入防止効果が得られることが示された.
  • 和田 康彦, 戸谷 温子, 岳 佳〓, ローシャン ジャーハン
    2008 年 51 巻 p. 39-42
    発行日: 2008/07/31
    公開日: 2010/08/25
    ジャーナル フリー
    烏骨鶏の就巣性を除去し, 産卵率を向上させるための基礎的知見を得ることを目的として, 国内の烏骨鶏集団や他の鶏品種におけるプロラクチン遺伝子のプロモーター領域に認められる24-bpの挿入について調査した.その結果, 烏骨鶏では, 24-bpの挿入が存在しない遺伝子 (以下Del) のホモ (Del/Del) 型が46羽 (87%) , 24-bpの挿入が存在する遺伝子 (以下In) とDelのヘテロ (In/Del) 型が7羽 (13%) 認められた.しかしながら, Inのホモ (In/In) 型は1羽も認められなかった.他方, 他の鶏品種では, Del/Del型が11羽 (44%) , In/Del型が8羽 (32%) およびIn/In型が6羽 (24%) 認められた.
    また, 烏骨鶏と他の品種における遺伝子型別の期待数と観測数を比較するために, 2x3分割表を用いたカイ自乗検定を行ったところ, カイ自乗値は20.1となり, 1%水準で有意となった.すなわち, プロラクチン遺伝子のプロモーター領域における24-bpの挿入に関する遺伝子型頻度は, 烏骨鶏と他の鶏品種間において有意な差異があることが明らかとなった.
  • 伊村 嘉美, 池山 優樹, 片平 清美, 高山 耕二, 中西 良孝
    2008 年 51 巻 p. 43-48
    発行日: 2008/07/31
    公開日: 2010/08/25
    ジャーナル フリー
    黒毛和種雌牛3頭を生後8ヵ月齢から38ヵ月間, 自給粗飼料のみで放牧主体の肥育を行い, その産肉性について検討した.供試牛はイタリアンライグラス草地あるいはチカラシバ主体の野草地計11牧区に周年放牧し, 放牧地の草量が不足する時期には牧草サイレージを給与した.試験終了時の体重は450.7±25.4kg, 試験期間中の日増体量は0.27±0.02kgであり, 格付等級は3頭全てC-1であった.放牧肥育牛肉の成分については, 日本食品成分表の濃厚飼料多給型の慣行肥育牛肉で示されている成分と比べ脂質 (14.2±3.5%) およびエネルギー含量 (2.12±0.24kcal/g) が低く, CLA含量 (4.8~9.0mg/g脂質) が高い値を示した.市販牛肉と放牧肥育牛肉で官能評価を比較した結果, 前者と比べ後者でほとんどの項目 (香り, 多汁性および風味) の評価が低かった.以上のように, 自給粗飼料のみを給与した肥育牛の日増体量は慣行肥育牛と比べ低く, 牛肉の官能評価も低いものの, 38ヵ月の肥育期間で約450kgまでの増体が可能であり, 生産された牛肉は生理活性物質としてのCLAを多く含むことが示された.
  • 梅木 英伸, 木下 正徳
    2008 年 51 巻 p. 49-54
    発行日: 2008/07/31
    公開日: 2010/08/25
    ジャーナル フリー
    黒毛和種体細胞クローン雄牛と一般雄牛の精液を, 当場内の黒毛和種経産牛に人工授精を施し, 生産した体細胞クローン後代牛の雄牛4頭および対照牛の雄牛3頭を26カ月齢まで飼養し, 体細胞クローン後代牛の健全性について検討した.その結果, 分娩状況は, 在胎日数, 生時体重ともに後代牛と対照牛間に有意な差は認められなかった (P>0.05) .また, 受胎した後代牛・対照牛母牛の全ては自然分娩で正常に産子を分娩し, 後代牛母牛の分娩時の異常は認められなかった.飼料摂取量は, 後代牛と対照牛間においてDM, TDN, CPの摂取量は肥育期間内において有意な差は認められなかった (P>0.05) .発育は, 後代牛と対照牛問において体重, 体高, 胸囲に有意な差は認められず (P>0.05) , 牛発育推定値の範囲内で推移した.産肉性は, 枝肉成績の全ての項目において後代牛と対照牛間に有意な差は認められなかった (P>0.05) .血液性状は, 一般血液検査7項目, 血液生化学的検査23項目について測定を行った結果, 殆どが正常範囲内で推移しており, 後代牛の血液性状には異常は認められなかった.これらのことから, 体細胞クローン後代牛の健全性は, 対照牛と比較して大きな違いは認められず, 健全な牛であると考えられた.
  • 佐伯 祐里佳, 山下 裕昭, 家入 誠二
    2008 年 51 巻 p. 55-59
    発行日: 2008/07/31
    公開日: 2010/08/25
    ジャーナル フリー
    本試験は, 徹底した消毒や衛生管理下での疾病予防によって, 抗菌剤を含まない飼料による肉用鶏の健全な飼育の可能性を追求するため行ったものである.試験区として市販のブロイラー用飼料に抗菌剤を添加する有抗菌剤区, 添加しない無抗菌剤区の2区を設定した.各々の飼料を熊本県で開発された肉用鶏天草大王の雄, 雌に給与して, 育成率, 増体量, 飼料要求率および主な可食部の重量を調査した.試験は, 毎日の逆性石鹸系消毒薬による消毒に加え, オルソ剤, 塩素剤消毒および過酢酸系煙霧消毒を行った飼養環境のもとで実施した.その結果, 有抗菌剤区, 無抗菌剤区の全平均値でそれぞれ, 育成率が有抗菌剤区で97.0%, 無抗菌剤区で97.5%, 体重は有抗菌剤区で3, 612g, 無抗菌剤区で3, 582g, 飼料摂取量は有抗菌剤区で12, 677g, 無抗菌剤区で12, 309g, および飼料要求率は有抗菌剤区で3.5, 無抗菌剤区で3.5を示し, 抗菌剤の有無に有意な差は認められなかった.また, モモ肉, ムネ肉, 手羽, 可食内臓の重量, および腹腔内脂肪の割合についても抗菌剤の添加, 無添加にかかわらず, 同様の値が示された.
    以上の結果より, 肉用鶏の生産において, 徹底的な鶏舎の消毒および衛生管理を組み合わせた疾病予防策の強化により, 育成率, 生産性が低下することはなく, 餌付けから出荷まで抗菌剤無添加飼料で飼育することが可能であると推察された.
  • 垂水 優, 江原 イグナシオ, 佐藤 水咲, 渡邉 正良, 石田 孝史, 原田 宏
    2008 年 51 巻 p. 61-65
    発行日: 2008/07/31
    公開日: 2010/08/25
    ジャーナル フリー
    本研究では, バークシャー種母豚3, 349頭を用い, 繁殖形質である総産子数, 生存産子数, 生存率, 死亡産子数, 死亡率, ミイラ数, ミイラ率および離乳子数と妊娠期間とを分析対象形質, 母豚の母を変量効果として最小自乗分散分析を行った結果, 母豚の母の効果はすべての形質に対して1%水準で有意であり, 推定遺伝率は0.24 (総産子数) , 0.21 (生存産子数) , 0.11 (生存率) , 0.11 (死亡産子数) , 0.09 (死亡率) , 0.06 (ミイラ数) , 0.05 (ミイラ率) , 0.21 (離乳子数) および0.38 (妊娠期間) であった.このことは母豚の母の総産子数, 生存産子数および妊娠期間に対する遺伝的影響が他の形質よりも高かったことを示した.これらの形質の遺伝率は選抜の効果を高めたと考えられた.また, 総産子数と生存産子数の遺伝相関の係数は0.93を示し, 総産子数による選抜は生存産子数を増加させると考えられた.さらに, 産次はすべての形質に対して1%水準で有意であり, 分娩は5産から6産までが望ましいと考えられた.以上より, これまで注目されていなかったバークシャー種母豚の繁殖形質, 特に産次の遺伝的改良は雌豚の能力を向上させうることを示した.
  • 坂東島 直人, 日高 通裕, 工藤 幸弘, 矢野 秀雄, 松井 徹, 沖永 紀子, 石田 孝史, 原田 宏
    2008 年 51 巻 p. 67-73
    発行日: 2008/07/31
    公開日: 2010/08/25
    ジャーナル フリー
    肥育牛に対するビタミンC (V.C) あるいは補助飼料の給与が, 枝肉形質の発育や血漿成分に及ぼす影響について検討した.供試牛には黒毛和種去勢牛43頭を用い, V.Cを一日量30g給与した区 (VC区) , V.C30gと炒り大豆470gを給与した区 (VC大豆区) および対照区とした.V.Cは16.1~24.5ヵ月齢まで給与し, 約29ヵ月齢で屠畜した.試験期間中の増体量は, V.Cを添加した2つの区が対照区よりも大きく, また, 両区の血漿中ビタミンA濃度はV.C添加時期において対照区よりも低くなる傾向がみられた.試験期間中の枝肉形質の相対的発育は, 胸最長筋横断面積 (uMLTA) および脂肪交雑 (uBMS) についてV.Cを添加した2区の超音波測定による増加量が対照区より優れており, uBMSの相対的増加量についてはVC区がVC大豆区よりも大きかった.枝肉格付成績および脂肪酸組成については, 脂肪交雑 (cBMS) およびα-リノレン酸 (C18: 3) 割合においてのみ有意な影響 (P<0.05) が認められ, cBMSは対照区, VC区およびVC大豆区でそれぞれ5.8, 6.8および7.4となり, α-リノレン酸割合はそれぞれ0.14%, 0.15%および0.20%となった.本試験の結果から, 飼料へのV.C添加は体重を増加させ, uMLTAおよびuBMSの成長を向上させる可能性が示唆された.
  • 高山 耕二, 伊方 萌, 剥岩 裕, 萬田 正治, 中西 良孝
    2008 年 51 巻 p. 75-77
    発行日: 2008/07/31
    公開日: 2010/08/25
    ジャーナル フリー
  • 常石 英作, 丸山 新, 松橋 珠子, 小林 直彦, 坂口 慎一, 神谷 充
    2008 年 51 巻 p. 79-81
    発行日: 2008/07/31
    公開日: 2010/08/25
    ジャーナル フリー
  • 高山 耕二, 中村 真紀子, 内山 雄紀, 福永 大悟, 赤井 克己, 中西 良孝
    2008 年 51 巻 p. 83-87
    発行日: 2008/07/31
    公開日: 2010/08/25
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  • 磯崎 良寛, 稲田 淳, 浅岡 壮平, 浅田 研一
    2008 年 51 巻 p. 89-91
    発行日: 2008/07/31
    公開日: 2010/08/25
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