7N01 高力 Al 合金の 3.5% NaCl 中における動 SCC, 繰返し SCC, 静 SCC 間の遷移におよぼす応力比・繰返し速度の影響について調べ,下限界値の支配力学要因について考察した.R=0.1, 0.5 の低 R 領域では,くさび効果と繰返し SCC の競合により K
max のみにより下限界値が定まる.動 SCC 領域の R=0.95 では,f≧30Hz では f 効果はみられないが,f<30Hz では f が小さいほど da/dt の減速,下限界値の上昇が生じ,静 SCC に遷移した.
抄録全体を表示