-
吉田 真, 藤居 誠, 佐々木 憲二, 本村 陽一
セッションID: 1L3-OS-17b-2
発行日: 2014年
公開日: 2018/07/30
会議録・要旨集
フリー
人の嗜好は,そのときの状況(context)によって変動する.そこで、消費者の異質性に加えて,状況に依存する嗜好も合わせた消費者行動モデルを提案する.本研究では,スーパーマーケットのID付きPOSデータ数年分から,季節,気温,天候に基づく消費行動に関するcontext を抽出する.さらに,contextの変化に応じた顧客行動を予測するモデルを構築し,状況依存性の分析とサービスへの応用を議論する.
抄録全体を表示
-
服部 俊一, 清水 涼人, 三澤 遼理, 高間 康史
セッションID: 1L3-OS-17b-3
発行日: 2014年
公開日: 2018/07/30
会議録・要旨集
フリー
本稿では,価値観に基づくユーザモデルを用いて最適な推薦戦略を実現する手法について検討する.価値観に基づくユーザモデリング手法では,アイテムの属性に対する価値判断を分析しモデル化する.価値判断の傾向をいくつかのユーザタイプとして分類し,それぞれのタイプにおいてどのような特徴を持つアイテムが好まれているかを分析することで,情報推薦システムにおける推薦戦略への適用可能性とその有用性について考察する.
抄録全体を表示
-
西村 拓一, 渡辺 健太郎, 福田 賢一郎, 本村 陽一
セッションID: 1L4-NFC-05a-1
発行日: 2014年
公開日: 2018/07/30
会議録・要旨集
フリー
-
古川 慈之, 澤田 浩之, 徳永 仁史
セッションID: 1L4-NFC-05a-3in
発行日: 2014年
公開日: 2018/07/30
会議録・要旨集
フリー
著者らは,ソースコードを書かずにソフトウェアを構築できる開発環境"MZ Platform"を作成して配布している.これは主に製造業を中心に中小企業が自社で用いる業務システムを自ら作成すること(エンドユーザ開発)を支援するツールである.この取り組みは現場参加型開発と関わりが深いと考えられるため,これまでの開発事例とその支援を通じて得られた知見および課題について述べ,今後の方向性について展望を述べる.
抄録全体を表示
-
福田 賢一郎, 濱崎 雅弘, 福原 知宏, 堀田 美晴, 西村 拓一
セッションID: 1L4-NFC-05a-4
発行日: 2014年
公開日: 2018/07/30
会議録・要旨集
フリー
筆者らは情報推薦を用いた高齢者介護施設向け申し送り業務支援システムを開発している。 本システムは現場コミュニティが主体的に参加し開発しており、集合知に基づく推薦により数タップで申し送りを作成、確認できる。本論文では、本システムを介護施設で実運用し利用状況を分析する。また、従来のノートブックによる申し送りと比較しシステム活用時の可能性を考察する。
抄録全体を表示
-
渡辺 健太郎, 西村 拓一, 本村 陽一
セッションID: 1L4-NFC-05a-5
発行日: 2014年
公開日: 2018/07/30
会議録・要旨集
フリー
人起点のサービス現場において、サービス現場の主体的な業務・システムデザインを促進していく上では、現場のモチベーション構築やチーム形成に加え、多忙な現場従業員に負担にならない形で現場の状況や業務に関する情報(コト情報)を収集し、デザインに活用するための支援システムが必要となる。本稿では、サービス現場のモノ・コトづくりを支援するためのシステム「UPAD toolkit」のコンセプトと要件を提案する。
抄録全体を表示
-
森 幹彦, 元木 環
セッションID: 1L5-NFC-05b-1
発行日: 2014年
公開日: 2018/07/30
会議録・要旨集
フリー
我々がこれまで8回にわたって実践されている「ものづくりワークショップ」について,各回のデザイン過程を関与者の要求の観点で分析した結果を報告する.関与のレベルが多層化し,「もの」から「ひと」や「使う場面」へのシフトが見られた.同時に,各レベルの関与者のそれぞれの要求が変化する一方で周辺的であった関与者の潜在的な要求に近づき,ワークショップに対する新たな関与の様式が形作られたことがわかった.
抄録全体を表示
-
杉原 太郎, 藤波 努, 森山 千賀子, 曽我 千春, 森山 治
セッションID: 1L5-NFC-05b-2
発行日: 2014年
公開日: 2018/07/30
会議録・要旨集
フリー
文脈依存的な作業が同時多発する介護において,現場でリフレクションなどのコトづくりを進めるために,効果あるモノとなる支援システムを開発・導入することが,本邦では重要な課題となりつつある.AI分野では,支援システムの開発や高齢者・介護職員の活動や認知機能について議論が重ねられているものの,現場での利用を考える上では社会制度との関係も重要となる.本稿では,この関係を整理するための萌芽的検討を行う.
抄録全体を表示
-
内平 直志
セッションID: 1L5-NFC-05b-3
発行日: 2014年
公開日: 2018/07/30
会議録・要旨集
フリー
「気づき」は,状況適応型のサービスの質の向上に極めて重要な要素である.「音声つぶやき」により,サービス現場における様々な「気づき」を手軽に収集し.それを業務で活用するための支援システムについて報告する.
抄録全体を表示
-
善甫 啓一, 岡田 みずほ, 松本 武浩, 本村 陽一, 佐藤 洋
セッションID: 1L5-NFC-05b-4
発行日: 2014年
公開日: 2018/07/30
会議録・要旨集
フリー
入院患者や非介護者が夜間にベッドから転落する事故が絶えないことから,ベッド上の人の姿勢・位置推定,寝返りを検出し,転倒原因となる姿勢時の感知技術が望まれる。また,プライバシーにも配慮するために,本研究では熱画像を用いた見守り技術を目指す。ベッド上で正常に眠っている状態を定義し,熱画像上で逸脱した特徴量を持つ状態の検出により,寝返りや起き上がりなど転落へ繋がるイベントの検出を行った。
抄録全体を表示
-
倉田 涼史, 後藤 誠大, 橋本 直幸, 岩崎 敦, 川崎 雄二郎, 上田 俊, 横尾 真
セッションID: 1M2-1
発行日: 2014年
公開日: 2018/07/30
会議録・要旨集
フリー
学校選択問題とは,学生を学校に割り当てる問題であり,マッチング理論における代表的な問題の1つである.本論文では,各学校の学生の受入れ人数に関する従来の上下限制約に加えて,地域(学校の集合)に上下限制約が存在し,地域が木構造を構成している学校選択問題を扱う.既存のメカニズムをこの地域上下限制約を適切に扱えるように拡張し,理論的性質の分析を行う.また,計算機実験により,その性能を評価する.
抄録全体を表示
-
山本 駿, 岩崎 敦, 横尾 真, 趙 登吉
セッションID: 1M2-2
発行日: 2014年
公開日: 2018/07/30
会議録・要旨集
フリー
不完全私的観測付き繰り返しゲームでは,同じゲームが繰り返しプレイされ,プレイヤは相手の行動を直接観測できず,ノイズを含むシグナルを観測する.本論文では,我々のグループが開発した,均衡判定プログラムをベースに,進化的アルゴリズムを用いて均衡となる戦略を発見するプログラムを提案する.繰り返し囚人のジレンマゲーム等の代表的なゲームに関して,このプログラムによって発見されたいくつかの新しい均衡を示す.
抄録全体を表示
-
不動 顕, 岡 雅晃, 東藤 大樹, 櫻井 祐子, 横尾 真
セッションID: 1M2-3
発行日: 2014年
公開日: 2018/07/30
会議録・要旨集
フリー
本論文では,電力などの有限資源の効率的活用に対して,ユーザに予め利用時間に関する確率を申告させると共に,申告通りに利用するための誘因(報酬)の与え方について検討を行う.具体的には,報酬メカニズムとして予測確率を真実申告することで報酬の期待値の最大化を保証するproper scoring ruleと呼ばれる既存メカニズムを適用し,理論解析および計算機実験解析の結果を示す.
抄録全体を表示
-
石井 将文, 高野 諒, 山崎 大地, 髙玉 圭樹
セッションID: 1M2-4
発行日: 2014年
公開日: 2018/07/30
会議録・要旨集
フリー
本研究では,局所的な通信のみを用いた大規模なエージェント集団における情報共有に着目し,ネットワークのトポロジーと規模に依存しないエージェント間情報共有法を探究する.具体的には,エージェントの状態に制限を設け過学習を防ぐことによって,エージェントの誤認識による不正確な情報の伝播を含む状況において,一度誤った判断をしても訂正し最終的に正しい判断を下すことができる機構を提案する.
抄録全体を表示
-
佐野 義仁, 福田 直樹
セッションID: 1M2-5in
発行日: 2014年
公開日: 2018/07/30
会議録・要旨集
フリー
詳細度を高めたマルチエージェントシミュレーションでは,多くの演算処理が必要となるため,シミュレーションの大規模化実現に向けて処理の効率化が課題となる.本論文では,GPUなどの計算資源を利用するエージェントのプログラムコードの最適化を補助するためのフレームワークを提案する.
抄録全体を表示
-
林 佑樹, 森田 遥, 中野 有紀子
セッションID: 1M3-1
発行日: 2014年
公開日: 2018/07/30
会議録・要旨集
フリー
協調学習では,発言に加えて,様々な非言語的な動作を伴いながら他者と学習を進める.我々は,協調学習の議論状況を認識することを目的に,視線対象や筆記動作情報を含む対話コーパスを作成し,参加者の学習態度を推定する課題に取り組んでいる.本研究では,グループの協調性を評価したデータを作成し,学習課題に対する知識の有無や非言語的情報を用いて,参加者の協調性を推定するために有用な特性を明らかにする.
抄録全体を表示
-
小堀 聡
セッションID: 1M3-2
発行日: 2014年
公開日: 2018/07/30
会議録・要旨集
フリー
本研究では,カルキュレーションという一人遊びのトランプゲームを題材として,認知技能が熟達してく過程を検討する.このゲームの初心者1名を対象に,1ヶ月に20試行の練習と2回(4試行)の実験を,15ヶ月という長期間にわたって実施し,実験データとして操作データ,視線データ,発話データを記録し,熟達過程を分析した.その結果,視線データの示す着目点が,成功率の上昇とともに変化していくことなどを明らかにした.
抄録全体を表示
-
松浦 慶総, 高田 一
セッションID: 1M3-3
発行日: 2014年
公開日: 2018/07/30
会議録・要旨集
フリー
近年の熟練技能の継承問題において,技能教育支援システムの重要性が高まっている.本研究ではアーク溶接を対象とした技能教育支援システムの開発を目指す.そのための基礎技術として技能動作の熟達度を熟達者の判定基準から熟達度を定量的に評価する手法,および熟達者が習得した技能に関する身体感覚情報を学習者が共有するための手法を提案する.
抄録全体を表示
-
佐藤 優太, 廣田 一樹, 曽我 真人, 瀧 寛和
セッションID: 1M3-4in
発行日: 2014年
公開日: 2018/07/30
会議録・要旨集
フリー
過去に我々は学習者が熟練者視点で熟練者の動きを観察、追随可能なシステム「モーションナビゲータ」を開発した。しかし、これは手指動作なしの全身動作のみの提示で、完全なシステムとは言い難い。本研究の目的は過去のシステムに手指動作の提示を追加することである。身体と手指の動作データを統合し、新たに動作データを生成した。また、新たに生成した動作データの読込を可能にするためシステムの改良も行った。
抄録全体を表示
-
西山 武繁, 諏訪 正樹
セッションID: 1M3-5
発行日: 2014年
公開日: 2018/07/30
会議録・要旨集
フリー
空手において「間を読むこと」「間をつくること」は競技を遂行する上で重要なスキルである。間とは、競技者を取り巻く環境に偏在するモノやモノ同士の関係性の総体を指す。競技者には、間を解釈し、身体を使い環境に働きかけて新たな間をつくり出すことが求められる。本研究は高校空手部の練習における組手の試合を継続的にビデオで撮影し、試合における観測可能な振舞いの変遷から、部員が組手の間を学ぶプロセスについて論じる。
抄録全体を表示
-
佐久間 雄輝, 香山 瑞恵, 池田 京子, 大谷 真, 橋本 昌巳, 伊東 一典
セッションID: 1M4-OS-05a-1
発行日: 2014年
公開日: 2018/07/30
会議録・要旨集
フリー
本研究の目的は,歌声の音響分析に基づく声楽初学者に対する発声指導法の探究である.ここでは,独唱での歌声を対象に,高音域(2-4 kHz)に存在するSinger's Formantに関係する特徴等から音響特徴量を検討する.スペクトル包絡における高音域帯の鋭さ(Q値),振幅スペクトル特性における高音域帯の含有率に着目し,初学者の成長過程での音響特徴量の差を比較した.
抄録全体を表示
-
高橋 佑, 香山 瑞恵, 橋本 昌巳, 大谷 真
セッションID: 1M4-OS-05a-4
発行日: 2014年
公開日: 2018/07/30
会議録・要旨集
フリー
本研究の目的は、スピードスケート動作の可視化による滑走支援環境の探究にある。ここでは、滑走軌跡、速度、位置、加速度、腰部内傾角に着目する。これらのデータの時系列変化を可視化し、選手にフォードバックすることで、自らの滑走に対する内省支援を試みる。本稿では、可視化されたデータから読み取れる滑走特徴を考察し、さらに複数の滑走データの比較に基づくコーティング情報としての整理の可能性を検討する。
抄録全体を表示
-
浦上 咲恵, 諏訪 正樹
セッションID: 1M4-OS-05a-5in
発行日: 2014年
公開日: 2018/07/30
会議録・要旨集
フリー
我々が日々鳴らす音には、各々のライフスタイルが現れている。足音には所持品の特徴やその日の体調が、声の出し方にはコミュニケーションの取り方が反映される。しかしながら、我々が生活音から認識している生活者の情報を明らかにする取り組みは未だない。本研究では、筆者の身近な知人を対象に、彼らの鳴らす音及び発音体を観察し、それらから認識される人物像を記述した。生活音とその人らしさを紐づける筆者の身体知を解く。
抄録全体を表示
-
北條 宏季, 磯谷 順司, 戸本 裕太郎, 中村 剛士, 加納 政芳, 山田 晃嗣
セッションID: 1M5-OS-05b-1
発行日: 2014年
公開日: 2018/07/30
会議録・要旨集
フリー
スポーツやダンス,楽器演奏等における熟練者の高度なスキルは,身体知として知られる.そこで我々は,身体知のような暗黙知をオノマトペによって言語化し,形式知に変換することで高度なスキルを知識として他者と共有することを実現できると仮定し,“身体知の言語化”を“パターン認識の課題”として捉え直し,筆記スキルを例として認識系の特徴抽出,分類に関する調査・検討を試みた.
抄録全体を表示
-
古川 康一, 升田 俊樹, 西山 武繁
セッションID: 1M5-OS-05b-2
発行日: 2014年
公開日: 2018/07/30
会議録・要旨集
フリー
オーケストラなどの合奏を指導する際に、トレーナーのタスクは、音程、リズム、強弱、和音などの音楽の構成要素ごとの指摘が基本となる。その折にそれらの指摘を直接的に行う場合と、比喩表現を使って間接的に行う場合を比較すると、比喩表現の方が効果が認められることが多い。本稿では、比喩表現の分類を行うとともに、その効果を生む背景について考察する。
抄録全体を表示
-
清水 大地, 岡田 猛
セッションID: 1M5-OS-05b-3in
発行日: 2014年
公開日: 2018/07/30
会議録・要旨集
フリー
本研究ではブレイクダンスにおけるバトルというパフォーマンス場面を対象とし,ダンサーが交代して披露し合うことによって踊りに生じる変化を検討した.エキスパートのバトル映像を対象とし,領域で重要とされる「踊りの4要素」といった観点から,クラスター分析等による検討を行った.結果として,踊り方に数種類のスタイルが見られ,同一のダンサーでも踊り合いを通して踊りのスタイルが変化していったことが示された.
抄録全体を表示
-
糸田 孝太, 渡邊 紀文, 武藤 佳恭
セッションID: 1M5-OS-05b-4
発行日: 2014年
公開日: 2018/07/30
会議録・要旨集
フリー
本研究では実試合データの映像及びトラッキングデータから,パスが行われているシーンを各フレーム毎に分析し,ロジスティック回帰によりモデルを構築した.さらに本モデルをRobocup2Dシミュレーションエージェントに実装することで,パス行動の予測を行った.
抄録全体を表示
-
日高 昇平, Kashyap Neeraj, 藤波 努
セッションID: 1M5-OS-05b-5
発行日: 2014年
公開日: 2018/07/30
会議録・要旨集
フリー
本研究では、身体運動をある力学系の反映と考え、その不変的構造の重要視する立場から、人の複雑なリズム運動の解析を行った。力学系の不変量の一つであるアトラクターの点次元分布を推定し分析した結果、複数の演奏者や運動速度条件に関わらず、リズム運動を行う手先などに特徴的な次元が推定された。さらに、次元分析から、リズム運動が複数の部位の協調によって摂動を補償し高い自由度を維持していることが示唆された。
抄録全体を表示
-
那須川 哲哉, 吉川 克正, 鈴木 祥子, 森田 千明
セッションID: 2A1-1
発行日: 2014年
公開日: 2018/07/30
会議録・要旨集
フリー
自然言語処理においては同義性の判定が重要な役割を果たす。単一言語内であれば、表現の多様性を吸収することでテキストマイニングなどに応用することができ、複数言語における同義表現は翻訳を可能にする。 近年、画像とテキストの融合が進み、言語表現と画像の紐付けが実用レベルで実現したことから、本稿では、言語表現同士の同義性を各表現に紐付いた画像の類似性を用いて判別する手法を示す。
抄録全体を表示
-
星野 寛登, 杉村 博, 松本 一教
セッションID: 2A1-2
発行日: 2014年
公開日: 2018/07/30
会議録・要旨集
フリー
視線移動データの獲得は以前から可能であったが,その応用については未だに十分とはいえない.本研究では,ソフトウェア等で利用される工学的な仕様記述文書について,文書に含まれる曖昧さや難解さを発見する手段として視線データの利用を試みる.従来手法では,文書の文法的な曖昧さの発見が主であったが,本研究では人間の利用者からの観点で判定する点が異なっている.
抄録全体を表示
-
平岡 美那子, 大澤 幸生
セッションID: 2A1-3
発行日: 2014年
公開日: 2018/07/30
会議録・要旨集
フリー
過去になされた議論の内容を把握するためには、議論構造が可視化されていると分かりやすい。そこで我々は、個々の発言がなされた時間情報を利用して、議事録から議論構造を自動的に可視化する手法を提案する。提案手法では、発言に含まれる単語の登場箇所のばらつきや頻度から、トピックやキーワードを段階的に抽出することができる。
抄録全体を表示
-
田 然, 宮尾 祐介
セッションID: 2A1-4
発行日: 2014年
公開日: 2018/07/30
会議録・要旨集
フリー
センター試験の歴史科目(世界史・日本史)では、割合は例年変動するものの、文の正誤判定問題は大半を占める。この種の問題をテキスト推論のタスクとして解くことは、自然言語処理においても興味深い研究課題である。本稿は、深い言語理解に基づくテキスト推論のフレームワークと、それを試験問題に適用した際に生じた問題、結果分析と将来の展望について説明する。
抄録全体を表示
-
加藤 亮, 吉川 大弘, 古橋 武
セッションID: 2A1-5
発行日: 2014年
公開日: 2018/07/30
会議録・要旨集
フリー
Web上の膨大な文書情報に対して分類・検索を行う場合,情報に対して適切なタグを付与することは有用である.しかし,膨大な情報すべてに対して,人手によりタグ付与を行うことは,労力や時間の点で非現実的である.そこで本稿では,潜在的ディリクレ配分法により得られたトピック情報を用いて,文書にタグを自動付与するシステムを提案する.実験により,提案システムの妥当性を検証する.
抄録全体を表示
-
成田 雅彦, 加藤 由花, 土屋 陽介, 中川 幸子
セッションID: 2B1-NFC-03-1
発行日: 2014年
公開日: 2018/07/30
会議録・要旨集
フリー
-
鈴木 昭二
セッションID: 2B1-NFC-03-2
発行日: 2014年
公開日: 2018/07/30
会議録・要旨集
フリー
本研究では,ネットワークを活用したロボットによるサービスとして防災情報の提供に注目し,ネットワークを利用した情報収集とRSNPを活用してロボットを動かす枠組みについて述べる.特に,ショッピングセンターなどの不特定多数の人が集まる大型の施設を対象とし,施設特有の課題の分析とロボットによる解決の可能性について議論し,現実的なシステムの実現形態について述べる.
抄録全体を表示
-
土屋 陽介, 加藤 由花, 成田 雅彦
セッションID: 2B1-NFC-03-3
発行日: 2014年
公開日: 2018/07/30
会議録・要旨集
フリー
-
今津 篤志
セッションID: 2B1-NFC-03-4
発行日: 2014年
公開日: 2018/07/30
会議録・要旨集
フリー
視覚障がい者がセンサとインターフェースを持ち、クラウドサーバがデータベースとアルゴリズムを用いて歩行を補助するシステムを提案する。クラウド化のメリットと、ヘルパーの支援を組み入れる手法を紹介する。
抄録全体を表示
-
村川 賀彦
セッションID: 2B1-NFC-03-5
発行日: 2014年
公開日: 2018/07/30
会議録・要旨集
フリー
これまでのRSiでの取り組みは,サービスロボットを対象として,ロボットでサービスを提供するプロバイダを対象としてロボットとプロバイダ間の通信仕様を作成してきていた.しかし,サービスロボットの市場が立ち上がらないため,対象を拡大し,ロボットでの取り組みの強みを活かし,対象を携帯端末に広げる取り組みとすることを検討し,RSiの新たな方向性として提案する.
抄録全体を表示
-
杉本 雄太郎, 佐藤 有理
セッションID: 2B3-1
発行日: 2014年
公開日: 2018/07/30
会議録・要旨集
フリー
メンタルモデル理論はJohnson-Lairdらにより提案された、推論の非言語表現に基づく認知システムである。一方で、この理論は数理論理学的概念を用いた応用理論でもあるため、経験的な妥当性だけでなく形式理論的側面についても議論されてきた。本研究は、最近のメンタルモデル推論のプログラム実装や図的推論研究を基に、量化文から成る三段論法推論の範囲におけるメンタルモデル推論について形式化を行う。
抄録全体を表示
-
並木 尚也, 大用 庫智, 高橋 達二
セッションID: 2B3-2
発行日: 2014年
公開日: 2018/07/30
会議録・要旨集
フリー
不確実な環境下における意思決定には,新たな知識の探索と既知の知識の利用という相反する2つの行動が要求され,ジレンマが起こる.先行研究では相対評価を行う緩対称性推論モデルがジレンマを緩和して優れた成績を有しており,人間の因果的直感との相関も高いことが明らかになっている.本研究では,人間の意思決定に対する詳細な形式化を行うため,人間の意思決定課題における実際の系列データと既存モデルとの比較を行った.
抄録全体を表示
-
寺田 和憲, 川合 直裕, 山田 誠二, 伊藤 昭
セッションID: 2B3-3
発行日: 2014年
公開日: 2018/07/30
会議録・要旨集
フリー
縁起担ぎとは,真の因果が存在しないにもかかわらず,特定の行為を行うことで良い結果を期待することである.本研究では,縁起担ぎを探索と搾取のトレードオフの観点からモデル化し,心理実験によって,以前に行われたタスクの成功率が高い場合には,たとえ明らかにタスクの成否に関係なくても無意識に同一の行動を選択し,成功率が低い場合には,異なる行動を選択する傾向があることを検証した.
抄録全体を表示
-
赤池 早紀, 我妻 広明
セッションID: 2B3-4
発行日: 2014年
公開日: 2018/07/30
会議録・要旨集
フリー
AIで数独を解くバックトラッキング法は,木構造を持つ解空間を一つ一つ枝葉の終端に至るまで辿るような方法であるが,数独も含め人が好むパズルは,未定箇所に仮の答えを入れ,解空間を限定化し,部分解を得ながら最終的な解に辿り着く形になっている.人は仮の答えの入れ方に個人差があり,それが効率的な方法とは限らない.本研究では,人がパズルを解く過程のバイオロギングで解法規則間の遷移と運用の個人差を明らかにする.
抄録全体を表示
-
中小路 久美代, 山本 恭裕, 川嶋 稔夫, 木村 健一, 岡田 猛, 新藤 浩伸, 影浦 峡
セッションID: 2B3-5
発行日: 2014年
公開日: 2018/07/30
会議録・要旨集
フリー
我々は,持続的・双方向的,かつ,触発型のコミュニケーションが生じて然るべきものとして,ミュージアムにおける触発型サービスに着目している.本論では、これまでに取り組んでいる触発型コミュニケーションを目指した取り組みへの事例調査の中から,自然史博物館(ベルン)およびエクスプラトリアム(サンフランシスコ)において実施したヒアリング調査の内容を取り上げ,触発する体験につながると考えられる特徴を列挙する.
抄録全体を表示
-
橋田 浩一
セッションID: 2B4-OS-15a-1
発行日: 2014年
公開日: 2018/07/30
会議録・要旨集
フリー
PDSとは、個人が本人のデータを蓄積・管理し、他者と安全に共有して活用する仕組みであり、PLRは分散型(個人が自らパブリッククラウド等を用いて運用する)PDSである。トラストフレームワーク等の集中管理システムで全個人データを連携させるのは無理だが、それらを分散PDSでまとめて全個人データを連携させることができる。本講演では、PLRはヘルスケアや金融やエネルギー管理に活用できる。
抄録全体を表示
-
小松 孝徳, 菊池 浩明
セッションID: 2B4-OS-15a-2
発行日: 2014年
公開日: 2018/07/30
会議録・要旨集
フリー
個人情報に関するプライバシ侵害の度合いには不確実性や感じ方の主観の違いがあり,一様に評価するのが困難である.例えば,各種会員カードに登録して日常の購入履歴を取られることに対しては肯定的な人も,鉄道乗降履歴が無断で売買されたことに立腹していることがある.そこで本研究では,ユーザがどのような事象に対してプライバシ侵害を感じるのかを質問紙によって調査した.
抄録全体を表示
-
森田 瑞樹, 荒井 ひろみ
セッションID: 2B4-OS-15a-3
発行日: 2014年
公開日: 2018/07/30
会議録・要旨集
フリー
診療の際などに蓄積される医療データは,機微性の高い情報を含むため取り扱いには慎重さが求められる。その一方で,現在および将来の医療や健康増進に役立つ公益性の高いデータであり,その利活用が期待される。医療データの機微性に配慮した利活用のための課題解決に向けて,医療データ利用の事例を目的や現状の課題を中心に整理し,解決策を提案する。
抄録全体を表示
-
中川 裕志
セッションID: 2B4-OS-15a-4
発行日: 2014年
公開日: 2018/07/30
会議録・要旨集
フリー
ビッグデータとりわけパーソナルデータの活用が2013年6月に政府指針として打ち出されたが、前後してJR東のSuicaデータの扱いを巡る騒動が起こった。この状況を踏まえて、政府のパーソナルデータに関する検討会の技術検討ワーキンググループ報告が12月10日に公表された。この報告から明らかになった匿名化を現実社会で使うにあたっての制度設計提言に基づく技術課題について述べる。
抄録全体を表示
-
角野 為耶, 中川 裕志
セッションID: 2B5-OS-15b-1
発行日: 2014年
公開日: 2018/07/30
会議録・要旨集
フリー
位置情報のプライバシー保護手法として空間的k匿名化が提案されているが、この方法では自らが直接に出入りしていない場所への滞在を疑われる濡れ衣が発生する可能性がある。こうした濡れ衣は消費者金融などの問題となる場所に滞在した人を複数の領域に分割して割り当てれば軽減することが出来る。本研究では、分割割当によって濡れ衣の被疑を軽減するk-匿名化領域分割アルゴリズムを提案する。
抄録全体を表示
-
小林 星平, 佐久間 淳
セッションID: 2B5-OS-15b-2
発行日: 2014年
公開日: 2018/07/30
会議録・要旨集
フリー
匿名化のためのデータ変化をロバスト最適化における摂動と解釈し,この摂動について頑健な学習をロバスト最適化により行ったときの期待損失を評価する.これにより我々は線形回帰に対し匿名性とデータ解析の有用性の関係について理論的な解釈を与え,その関係が単純なトレードオフとはならないことを示した.本稿では分類に対しても解析を行い,より表現力の高いモデルでは匿名化データでの学習が有利となる場合があることを示す.
抄録全体を表示
-
川崎 将平, 呉 双, 佐久間 淳
セッションID: 2B5-OS-15b-3
発行日: 2014年
公開日: 2018/07/30
会議録・要旨集
フリー
高次元データから統計的な予測モデルを生成する際には特徴選択が必要である。利用するデータが秘密データである場合、データの秘密性を保持しつつ特徴選択を行う必要がある。我々はプライバシを保護したカイ二乗分布による尤度比検定を提案する.さらに、これを予測モデル構築における特徴選択に応用する。
抄録全体を表示