消費者行動研究
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15 巻, 1_2 号
選択された号の論文の5件中1~5を表示しています
論文
  • 一致度と精緻化を先行要因とした説明モデル
    松下 光司
    原稿種別: 論文
    2009 年 15 巻 1_2 号 p. 1_2_1-1_2_18
    発行日: 2009/03/31
    公開日: 2012/01/12
    ジャーナル フリー
    本研究の目的は、セールス・プロモーションによって、ブランド・エクイティ(ブランドに対する態度評価の確信度)が向上するプロセスを説明するモデルを提示することである。実験の結果、セールス・プロモーション・スキーマとブランド・スキーマとの一致度、およびセールス・プロモーションに関する精緻化が先行要因であることが明らかにされ、モデルの経験的妥当性が示された。最後に、ブランディングやセールス・プロモーションの意思決定に対する示唆が提示された。
  • 居酒屋メニューのポジショニング
    豊田 秀樹, 池原 一哉, 岩間 徳兼, 久保 沙織, 鈴川 由美, 竹下 惠
    原稿種別: 論文
    2009 年 15 巻 1_2 号 p. 1_2_19-1_2_36
    発行日: 2009/03/31
    公開日: 2012/01/12
    ジャーナル フリー
    本論文では、構造方程式モデリング多母集団解析を用いて、ポジショニング分析における“概念”と“尺度”の数を効率的に増やす方法を提案した。本手法の有用性を示すために、居酒屋メニューのイメージに関する調査を行い、本手法を適用した。その結果より、提案手法によって、被験者に負担をかけずに“概念”と“尺度”の数を増やすことができ、また、複数のプロダクト・マップの比較も可能となることが確認された。
  • 小野 晃典, 朴 汀根, リチャード ウィドウズ
    原稿種別: 論文
    2009 年 15 巻 1_2 号 p. 1_2_37-1_2_56
    発行日: 2009/03/31
    公開日: 2012/01/12
    ジャーナル フリー
    インターネットの発達によって情報探索は容易になったが、オンライン情報の品質は様々であり、その意味で情報探索には困難性が伴う。そこで、情報品質・情報価値・情報探索に対する期待満足・情報探索意図から構成される因果モデルを提唱する。SEMの結果、情報品質の「適合性」の側面は「効用的価値」に、「明瞭性」の側面は「認識的価値」に影響し、これらの価値がオンライン情報探索の「期待満足」および「意図」に影響することが示された。
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