消費者行動研究
Online ISSN : 1883-9576
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24 巻 , 1 号
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論文
  • 接触欲求と視覚的表現による調整効果の検討
    石井 裕明, 朴 宰佑, 外川 拓
    原稿種別: 論文
    2017 年 24 巻 1 号 p. 1_1-1_26
    発行日: 2017年
    公開日: 2021/05/01
    ジャーナル フリー

    近年、消費者の感覚への訴求を重視したセンサリー・マーケティングに注目が集まっている。その一方、消費者の感覚のうち、触覚を議論した研究はそれほど多くない。そこで本稿では、触覚の主要な属性の中でも重さを取り上げる。特に、消費者の個人特性や視覚的表現との組み合わせから、重さが製品や広告の評価に好ましい影響を及ぼす条件を明らかにしていく。調査対象の製品カテゴリーを変えながら実施された実験1から実験3では、日ごろから触覚による情報を重視する接触欲求の高い消費者において、重さが知覚品質を向上させることが明らかにされた。また、実験4からは、接触欲求の高い消費者において、重さと視覚的表現が一致した意味を提供する場合に評価が向上する可能性が示唆された。

  • パッケージの非凡な形状と感情の覚醒水準が及ぼす影響
    河塚 悠
    原稿種別: 論文
    2017 年 24 巻 1 号 p. 1_27-1_52
    発行日: 2017年
    公開日: 2021/05/01
    ジャーナル フリー

    本研究の目的は、製品のパッケージ・デザインと消費者の感情が製品選択行動に及ぼす影響を明らかにすることである。そのために飲料水のボトルを用いた実証実験を行い、パッケージ形状の非凡性と消費者の感情の覚醒水準が、購買時の容量判断、製品選択に及ぼす影響を検証した。本研究でも過去の研究と同様に、パッケージ形状の非凡性が高くなると、消費者はパッケージの容量を実際よりも大きく知覚し、その誤った容量判断のもとで、容量を大きく知覚した製品を選択することが確認された。さらに本研究では、消費者の感情の覚醒水準に着目し、覚醒水準が高い消費者は、パッケージ形状の非凡性に左右されず、パッケージの容量を正確に知覚し、その正確な容量判断のもとで、非凡性の高い形状の製品を選択することが明らかになった。

研究ノート
  • 時間日記データへのタイムスタイル指標適用による時間使用の特徴
    峯 淳子
    原稿種別: 研究ノート
    2017 年 24 巻 1 号 p. 1_53-1_66
    発行日: 2017年
    公開日: 2021/05/01
    ジャーナル フリー

    本研究では、タイムスタイル指標のポリクロニック時間使用と活動時間の相補について概念の整理と測定内容を検討し、2つの指標を未婚アラサーと未婚20代前半から収集された時間日記データに適用した。その結果、未婚アラサーの時間制約の大きさと未婚20代前半の時間的余裕や、各世代で共通して表れた労働による時間制約、未婚アラサーの日常的な食事をしながらのテレビ視聴傾向と未婚20代前半の身の回りの用事やベッドに入った状態で日常的な食事をする傾向など各世代のタイムスタイルが示された。

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