日本原子力学会 年会・大会予稿集
2007年秋の大会
選択された号の論文の936件中151~200を表示しています
放射線発生と非破壊検査
ビーム利用
イオン・陽子ビーム利用
ビーム利用分析技術
中性子利用技術
医療用原子炉・加速器/中性子源,中性子工学
中性子ビームとその利用
中性子源,中性子工学
中性子源
中性子シミュレーション
第III区分 核分裂工学
炉物理,核データ,臨界安全
BWRのMOX炉心設計
次世代軽水炉の可燃性吸収体
  • (8) 加工施設臨界評価
    山崎 正俊, 杉浦 公二, 竹田 敏一, 山本 章夫, 宇根崎 博信, 森 正明
    セッションID: M24
    発行日: 2007年
    公開日: 2007/10/29
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    METI公募補助事業として、5機関との連携により、エルビア入り次世代高燃焼度燃料に関する研究開発を、平成17年度より4年計画にて開始した。ここでは、本事業の成果の一つである、加工施設臨界評価について報告する。加工施設臨界評価は、5wt%以下の現行規制下における加工施設に対して、5wt%超エルビアクレジット燃料を導入した場合の臨界安全評価を実施するものである。エルビアを添加し、反応度を5wt%燃料と同等以下とすることで、設備変更無く5wt%超燃料を取扱うことを想定している。本評価では、5wt%超のウラン燃料について、5wt%と等価な臨界安全性となる濃縮度とエルビア添加量の領域を示す図(これを未臨界判定図と呼ぶこととする)を検討した。対象としたのは、単純形状(球、無限円柱、無限平板)の均質、及び非均質の体系である。また、解析にはSCALE5コードシステムのKENO.V.aコードを使用した。各計算体系について未臨界判定図を作成した結果、均質系球体系での未臨界判定図を用いることで、他の評価条件も安全側に包絡されることがわかった。
  • (9) エルビア燃焼度クレジット
    杉村 直紀, 森 正明, 竹田 敏一, 山本 章夫, 宇根崎 博信, 山崎 正俊
    セッションID: M25
    発行日: 2007年
    公開日: 2007/10/29
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    エルビア入り次世代高燃焼度燃料の臨界安全評価におけるエルビア燃焼度クレジットの検討に関して報告する。
  • (10) 改良GB因子法の粉末調整工程への応用
    佐野 忠史, 竹田 敏一, 北田 孝典, 山崎 正俊
    セッションID: M26
    発行日: 2007年
    公開日: 2007/10/29
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    改良GB因子法を用いてエルビア入り次世代高燃焼度燃料製造プロセスの臨界性について予測精度の評価をおこなった。
  • (11) 臨界実験解析
    後藤 陽一, 山本 章夫, 宇根崎 博信, 竹田 敏一, 森 正明, 山崎 正俊
    セッションID: M27
    発行日: 2007年
    公開日: 2007/10/29
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    京都大学臨界集合体実験装置(KUCA)にて行った全炉心エルビア装荷臨界実験をMVPとSRACで解析することで、両者の解析精度の評価を行った。 解析には3種類の断面積ライブラリ(JENDL3.3、ENDF/B-6、JEF2.2)を用い、その比較検討についても報告する。
  • (1) ガドリニアクレジットを適用した燃料輸送・貯蔵体系の臨界安全
    菊池 司, 吉岡 研一, 植田 精, 三橋 偉司, 平岩 宏司
    セッションID: M28
    発行日: 2007年
    公開日: 2007/10/29
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    5wt%超燃料の導入による高経済性及び使用済燃料削減による環境負荷低減の実現には、軽水炉燃料サイクル各段階の燃料取扱いに対する臨界安全性に関し、合理化が必要であり、可燃性毒物の吸収効果を有効活用(可燃性毒物クレジット)する技術が有効である。本2件の発表では、新燃料加工や発電プラントでの新燃料の取扱い及び使用済燃料輸送・貯蔵のそれぞれの臨界安全性に対し、炉心反応度には影響を及ぼさない条件の下、可燃性毒物クレジットを適用し、臨界安全設計を合理化する方法を提案する。
    なお、報告する臨界実験は、所有する5wt%未満の燃料棒を用い、その概念を検討したものである。また、現状の5wt%未満の商用炉燃料に対してもバックフィット可能な技術である。
    (1) ウラン濃縮度5wt%を超える燃料集合体の輸送・貯蔵にガドリニアクレジット(Gdクレジット)を適用することは、臨界安全性を合理的に確保する上で有効であり、また、この概念は濃縮度5wt%未満の燃料集合体でも効果が大きい。ガドリクレジットでは、ガドリニアによる燃焼初期の反応度抑制効果を考慮し、全燃焼期間を通じての最大反応度を包絡する燃料棒配置(モデルバンドル)を臨界安全性評価の対象とする。また、輸送時は落下事故を勘案し、燃料棒ピッチも臨界安全を確認する上で重要である。東芝臨界実験装置(NCA)において、この有効性と計算コードの精度を検証するため、現有の濃縮度5wt%未満の燃料棒を用い、輸送・貯蔵体系のラック模擬材を装荷した臨界実験を実施した。
    発表では、取得したラック模擬材、燃料棒配置及び燃料棒ピッチをパラメータとした臨界実験、MCNPによる解析に基づく計算コードの精度検証を報告する。
  • (2) 新燃料加工及び新燃料の取扱における低濃度ガドリニアを含有させた二酸化ウランの臨界安全
    渡辺 庄一, 熊埜御堂 宏徳, 菅原 聡, 三橋 偉司
    セッションID: M29
    発行日: 2007年
    公開日: 2007/10/29
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    5wt%超燃料の導入による高経済性及び使用済燃料削減による環境負荷低減の実現には、軽水炉燃料サイクル各段階の燃料取扱いに対する臨界安全性に関し、合理化が必要であり、可燃性毒物の吸収効果を有効活用(可燃性毒物クレジット)する技術が有効である。本2件の発表では、新燃料加工や発電プラントでの新燃料の取扱い及び使用済燃料輸送・貯蔵のそれぞれの臨界安全性に対し、炉心反応度には影響を及ぼさない条件の下、可燃性毒物クレジットを適用し、臨界安全設計を合理化する方法を提案する。 なお、報告する臨界実験は、所有する5wt%未満の燃料棒を用い、その概念を検討したものである。また、現状の5wt%未満の商用炉燃料に対してもバックフィット可能な技術である。
    (2)ウラン濃縮度5wt%を超える燃料を取り扱うウラン加工施設において、ガドリニアによる反応度抑制効果(ガドリニアクレジット)を活用して臨界安全を確保することを目的として、二酸化ウランに炉心反応度には影響を及ぼさない程度の低濃度のガドリニアを含有させることを立案し、その臨界安全性に関する特徴を検討するとともに、NCAにおいて、現有の濃縮度5wt%未満の燃料棒を用い、低濃度のガドリニアを含有する模擬サンプルを装荷して臨界実験を行った。 発表では、この低濃度ガドリニアクレジットの概念と、実験と計算結果との比較及び将来計画について述べる。
モンテカルロ法の応用
MOX燃料の核設計
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