人間生活文化研究
Online ISSN : 2187-1930
ISSN-L : 2187-1930
2020 巻, 30 号
選択された号の論文の71件中51~71を表示しています
報告
  • ―教材植物ケナフを題材として―
    森近 利寿
    2020 年 2020 巻 30 号 p. 845-851
    発行日: 2020/01/01
    公開日: 2020/10/15
    ジャーナル フリー

     現在,レジ袋有料化など環境に関する注目度が高く,プラスティックゴミなどの生態系に及ぼす影響は大きい.温暖化や自然破壊など地球環境の悪化が深刻化し,環境問題への対応が人類の生存と繁栄にとって緊急かつ重要な課題となっている.環境をテーマとした単元で授業を行うことではなく様々な教科を利用し,合化授業を行うための教育課程編成を行い,アクティブラーニングに迫ることを目的とした.具体的には,ケナフという植物を環境の象徴と位置づけ環境教育による,各教科の合化授業として系統的な関りのある年間の教育課程編成を行った.その結果,ケナフという特別な植物を利用し,環境教育を行ったことで,生徒に環境に関することを印象付けることができた.また,生徒は年間の教育課程編成を行ったことにより環境を系統的な思考として捉えることができたと考えられる.

  • ―「第三の場」としての機能と可能性 ―
    相良 友哉
    2020 年 2020 巻 30 号 p. 852-859
    発行日: 2020/01/01
    公開日: 2020/10/15
    ジャーナル フリー

     社会構造の変化により,「社会的な居場所づくり」への関心が高まっている.とりわけ,家庭,職場・学校に次ぐ第三の場,いわゆるサードプレイスを持つことが重要視されているが,コロナ禍の外出自粛に代表されるように,様々な事情で,人々が直接集うことが出来ない場合がある.このような問題に対処するひとつの方策として,サイバー空間にサードプレイスを形成し,オンラインで交流する方法がある.そこで,本研究は,動画の生配信を行うコミュニティスタジオに注目し,サードプレイスとしての要件を持っているか検討した.

     首都圏にあるスタジオCのFacebookページの内容分析および,スタジオでの参与観察により,スタジオCが,サードプレイスとしての8つの特徴を備えていること,スタジオにおけるオフラインの直接的なコミュニケーションと生配信を通じたオンラインのコミュニケーションとが重層的に機能しており,配信者にとっても,視聴者にとっても心地よい居場所になっていることが示唆された.

  • 細谷 夏実
    2020 年 2020 巻 30 号 p. 952-957
    発行日: 2020/01/01
    公開日: 2020/11/14
    ジャーナル フリー

     本研究では,教育現場での海洋教育の取り組み事例として,新たに「生活体験」の重要な要素である「食」と関係づけた体験型の海洋教育,「海育」を提案することを目指し,「うみいくカード」を作成する取り組みを行った.

     今回は,石川県の穴水町立向洋小学校の協力を得て,「ふるさと学習」として行う「かき棚見学」を題材とした.かき棚見学で学んだ内容を,子どもたちが絵と感想文にし,それらを我々がポストカード(うみいくカード)にした.うみいくカードは穴水町の雪中ジャンボかきまつりで大妻ブースの来場者に配付した.ブースで行った来場者アンケートにうみいくカードの項目も加え感想を集めた.さらに,こうした活動の効果を検証するため,3 年生に対し,かき棚見学前と年度末にアンケート調査を行った.

  • -日本語補習授業校通学児の4年間の縦断的調査に基づいて-
    柴山 真琴, ビアルケ(當山) 千咲, 池上 摩希子, 高橋 登
    2020 年 2020 巻 30 号 p. 958-973
    発行日: 2020/01/01
    公開日: 2020/11/14
    ジャーナル フリー

     我々は,ドイツ語を優勢言語とし日本語を継承語として学習中のバイリンガル児に,小4,小6,中2の3時点で,同じ課題で2種類の作文を書いてもらう作文調査を実施した.同調査で得た作文のうち,小4➡小6の2年間の変化過程については,第1報として既に報告した(「人間生活文化研究」No.27に掲載).本稿では,第2報として,小4➡小6➡中2の4年間の変化を視野に入れつつ,特に小6➡中2の2年間の伸びに着目して分析を行った.分析の結果,次の3点が明らかになった.第一に,小4➡小6の2年間で見られた特徴とほぼ同じ特徴が今回も見られたことである.第二に,同時に小4➡小6の2年間では見られなかった新たな変化も確認されたことである.特に「説明文課題」作文では,知識の増加が内容に反映され,文章の構成力や記述力の伸びが見られた.第三に,3時点で作文を書いた生徒の日本語作文力の伸び方には,A) 母語児に近い伸び方をしている,B)母語児に比べると伸び方が緩やかで,不自然な表現や誤用が混じる,C)伸びが小さい,という3つのタイプが見られた.以上の結果を踏まえて,生徒のタイプに応じた作文指導上の工夫を提案した.

  • 赤松 美和子
    2020 年 2020 巻 30 号 p. 974-977
    発行日: 2020/01/01
    公開日: 2020/12/01
    ジャーナル フリー

     近年,修学旅行先を海外とする高校が増えている.台湾を修学旅行先に選ぶ高校は急増しており,2014年度以降,海外修学旅行先として台湾は連続1位となっている.2018年には,海外旅行全参加者数168,881人中,57,540人が台湾へ赴いた.だが,台湾を学ぶための教材は十分に用意されていない.本研究計画では,地域研究としての台湾研究が蓄積してきた学術的知見を,学校現場に活用し,修学旅行を各教科とも関連付けた学びとするために補完的な役割を果たすべく,台湾修学旅行の事前事後学習用の,有用性,利便性の高い教材を開発する.2019年度は,教材開発の準備のため,聞き取り調査,および「台湾地域研究と修学旅行」連続公開講座を行った.2020年度には,本研究の成果を基に,三つのオンライン教材を開発するなど,展開中である.

  • ―女子大学生の身体部位不満足感と食行動異常との関連性-
    山蔦 圭輔, 葦原 摩耶子
    2020 年 2020 巻 30 号 p. 997-1003
    発行日: 2020/01/01
    公開日: 2020/12/18
    ジャーナル フリー

     本研究では,身体部位の不満足感と食行動異常(極端なダイエット行動や,摂食障害の臨床的特徴と類似する食行動)との関連性について検討することを目的とした.まず,対象者のBMI(Body Mass Index)を算出した.痩せ体型および普通体型が大半を占めることが確認された.こうした中,痩せ体型の内50%,普通体型の内89.47%で痩せ願望を有することが確認された.また,「手や腕」に対する不満足感や「太もも・脚」に対する不満足感が,ダイエット行動に関連することが示された.加えて,「手・腕」に対する不満足感および「臀部」に対する不満足感が過食や肥満恐怖と関連することが示された.以上の結果から,「手や腕」の不満足感および「臀部」に対する不満足感が神経性過食症の特徴の発現・維持要因となる可能性が推測できる.

  • 手呂内 伸之, 田垣 奈緒, 細谷 夏実
    2020 年 2020 巻 30 号 p. 1004-1007
    発行日: 2020/01/01
    公開日: 2020/12/18
    ジャーナル フリー

     根粒菌は宿主マメ科植物が分泌するフラボノイドを受容するとNod(Nodlation;根粒形成)ファクターを合成し,分泌する.このNodファクターに宿主植物が応答してイオンの流入,カルシウムスパイキング,根毛の変形,感染糸形成などの現象と結びつく根粒形成シグナル伝達系モデルが提唱されている.本研究では,初期感染過程での根粒形成における関連遺伝子と考えられるSymRKの発現について,根粒菌の感染に伴う経時的変化を分析した.その結果,SymRKは感染後5分で発現のピークが見られた.この早い反応時間はNodファクターの初期応答においては, Nodファクターに反応して,数十秒で細胞内のアルカリ化が起こり,次いでサイトカイニン合成遺伝子の活性化が感染後1分程度でおこるので,この現象はその後,誘導されると考えられた.

資料
  • -キャリア教育に関する小・中学部教員の意識調査を通して-
    藤澤 憲
    2020 年 2020 巻 30 号 p. 103-121
    発行日: 2020/01/01
    公開日: 2020/03/14
    ジャーナル フリー

     本稿では,高等部設置がなく,「就労」に直接結びつく進路指導の機会が少ない小・中学部からなる知的障害特別支援学校教員を対象とし,キャリア教育における子どもに必要な能力と教員の学校組織・体制上の課題意識との関連等をアンケート調査(自由記述も含む)による統計結果から考察した.また,これらの統計結果を踏まえ,年間に渡り校内で取り組んだキャリア発達表を活用した授業づくり・授業改善の取組等の成果や課題を明らかにすることを目的とした.取組の当初には,多くの教員は就労に向けた指導の必要性を感じ,子どもの発達段階に応じて就労に結びつける具体的な学習内容が明確でなかった.しかし,年間の取組を通して,日々の授業において,教員が子どもに選択させたり,見通しをもたせて活動させたりする学習内容の機会が増えた.一方で,課題解決能力の育成の弱さが示唆され,教育課程上の明確化が課題にあげられた.

  • ―漫画作品における異郷訪問譚の事例―
    大喜多 紀明
    2020 年 2020 巻 30 号 p. 146-150
    発行日: 2020/01/01
    公開日: 2020/03/14
    ジャーナル フリー

     本稿において,漫画『チェンジ』(小山ゆう作品)の構造を,裏返し構造の特徴に基づいて分析したところ,当該作品が裏返し構造であることがわかった.従来,裏返し構造は,異郷訪問譚にみとめられてきた構造上の特徴であるとされ,異郷訪問譚形式の,口承由来を含む文字による物語やアニメーション作品にみいだされてきた.漫画作品にみいだされる裏返し構造を紹介したのは本稿が最初である.

  • 古市 孝義, 金 美辰
    原稿種別: 研究論文
    2020 年 2020 巻 30 号 p. 194-201
    発行日: 2020/01/01
    公開日: 2020/03/14
    ジャーナル フリー

    本研究では,先行研究より介護老人福祉施設における高齢者のレクリエーションの現状と課題を把握し,レクリエーションの満足度を把握することで,高齢者の生活の質を高めるレクリエーションのあり方について考察することを目的とした.調査結果より,介護老人福祉施設へのレクリエーションは施設外でのレクリエーション満足度が高いことから,地域資源の活用が求められることが推察できた.レクリエーションを提供するにあたって,介護職員はレクリエーションに関する知識を得ることや意義を理解したうえでレクリエーションに臨むことが求められることが推察できる.課題としてはレクリエーションを行うこと自体が目的になる傾向があり,レクリエーションを提供するための時間や人手不足が挙げられる.今後はレクリエーションへの利用者満足度の調査を行い,利用者の生活の質を高めるレクリエーションについて考察することが必要であると考える.

  • ―NHK高校講座家庭総合と関連する番組の分析を通して―
    三沢 徳枝
    2020 年 2020 巻 30 号 p. 283-290
    発行日: 2020/01/01
    公開日: 2020/04/09
    ジャーナル フリー

     本稿ではアーカイブ高校家庭総合と関連する内容の番組を,家族の関わりと生活設計に関する表現と番組構成の変化を社会的な背景との関連で分析し授業での活用を示した.番組では経済危機のあった2008年以前は,家族の多様性への受容と社会の一員としての子どもの権利意識が取り上げられた.2009年以降は,子育てや子どもの自立,ワークライフバランス,DVなど家族の問題を地域で支え合い支えられる生活の仕組みを住民が主となりつくる共生社会の方向が見られた.番組の構成は,講義中心からディスカッション,ロールプレイ,ドラマ,ライフストーリー等,視聴者が間接的に参加する構成に変化していた.映像と個人の具体的な経験を対象化させ,視聴者が経験と知識を基に判断し,批判的に視聴できるリテラシーを育てるために,社会的背景を理解し客観的なデータを読み込む指導が必要である.

  • ―裏返し構造をあてはめる観点からの分析―
    大喜多 紀明
    原稿種別: 研究論文
    2020 年 2020 巻 30 号 p. 308-311
    発行日: 2020/01/01
    公開日: 2020/04/09
    ジャーナル フリー

     裏返し構造は従来,異郷訪問譚にみいだされる構造的特徴であると考えられていたが,近年,聖書テキストやアイヌ民族によるテキストには,異郷訪問譚ではないテキストにも裏返し構造がみいだされることが確認された.本稿では,新約聖書に収納されたヨハネの第二の手紙をテキストとしての構造分析をおこなった.その結果,当該巻は,裏返し構造により構成されることがわかった.本稿の目的は,かかる構造的知見を資料として提示するところにある.

  • ―葛飾区・杉並区調査のデータから―
    牧野 智和
    2020 年 2020 巻 30 号 p. 343-348
    発行日: 2020/01/01
    公開日: 2020/05/02
    ジャーナル フリー

     治安や犯罪に対する人々の態度の調査分析は,未だその知見が蓄積途上にある.そこで本稿では,2019年度における大妻女子大学人間関係学部社会学専攻の2年次科目「社会調査及び演習」において行われた「東京のライフスタイルと社会意識に関する調査」に設けられた犯罪および犯罪報道に関する調査項目の分析結果を報告する.単純集計レベルにおいて興味深い点は,治安・犯罪情報の入手においてかつて圧倒的であったテレビ・ラジオと新聞の牙城が崩れ,インターネットが急激に台頭していることである.クロス集計および重回帰分析において興味深い点は,子どもの有無がマスメディアの犯罪報道に対する評価に一貫した効果を及ぼし,情報入手に利用するメディアにしたがってマスメディア報道の正当化あるいは相対化する傾向がみられるということであった.

  • 大喜多 紀明
    2020 年 2020 巻 30 号 p. 353-357
    発行日: 2020/01/01
    公開日: 2020/05/12
    ジャーナル フリー

     ユダの手紙は,新約聖書に収納された巻の一つである.本稿では,ユダの手紙の構造を,裏返し構造をあてはめる観点から分析した.本稿の分析により,ユダの手紙は,合計5対の対応を持つ裏返し構造であることがわかった.

  • -自己愛脆弱性からの検討-
    山蔦 圭輔, 葦原 摩耶子, 鍋谷 聡子
    2020 年 2020 巻 30 号 p. 368-373
    発行日: 2020/01/01
    公開日: 2020/05/12
    ジャーナル フリー

     本研究では,摂食障害予防や支援の基礎的研究と位置付け,自己愛脆弱性と食行動異常との関連性について検討することを目的とした.女子学生148名(平均18.95±1.35歳)を対象に調査を実施し,自己愛脆弱性の得点により,低群および高群に分類し,それぞれ,食行動異常(非機能的ダイエット,食物へのとらわれ,むちゃ食い)が摂食障害臨床症状にどのように影響するかを検討した.

     検討の結果,非機能的ダイエット行動は,自己顕示抑制を除き,各種自己愛脆弱性の低・高によらず,摂食障害臨床症状に影響することが示された.また,自己緩和不全ならびに潜在的特権意識では,低群と比較して,高群において食事へのとらわれが摂食障害臨床症状へ強く影響する可能性が示唆された.

     以上から,行動面の問題を持続する場合,自己愛脆弱性の程度によらず,摂食障害の臨床症状へ移行する可能性が推測される.一方,自己愛脆弱性が強い場合,食事へのとらわれが摂食障害臨床症状を重篤化させる可能性が推測される.

  • -自己愛脆弱性からの検討-
    山蔦 圭輔, 葦原 摩耶子, 鍋谷 聡子
    2020 年 2020 巻 30 号 p. 1019-
    発行日: 2020/01/01
    公開日: 2021/01/15
    ジャーナル フリー

     本研究では,摂食障害予防や支援の基礎的研究と位置付け,自己愛脆弱性と食行動異常との関連性 について検討することを目的とした.女子学生148名(平均18.95±1.35歳)を対象に調査を実施し,自 己愛脆弱性の得点により,低群および高群に分類し,それぞれ,食行動異常(非機能的ダイエット, 食物へのとらわれ,むちゃ食い)が摂食障害臨床症状にどのように影響するかを検討した.

     検討の結果,非機能的ダイエット行動は,自己顕示抑制を除き,各種自己愛脆弱性の低・高によら ず,摂食障害臨床症状に影響することが示された.また,自己緩和不全ならびに潜在的特権意識では, 低群と比較して,高群において食事へのとらわれが摂食障害臨床症状へ強く影響する可能性が示唆さ れた.

     以上から,行動面の問題を持続する場合,自己愛脆弱性の程度によらず,摂食障害の臨床症状へ移 行する可能性が推測される.一方,自己愛脆弱性が強い場合,食事へのとらわれが摂食障害臨床症状 を重篤化させる可能性が推測される.

  • 服部 孝彦
    原稿種別: 研究論文
    2020 年 2020 巻 30 号 p. 474-478
    発行日: 2020/01/01
    公開日: 2020/07/21
    ジャーナル フリー

     本研究の目的は,大妻女子大学英語教育研究所が2018年7月から導入した全学の学生が自由に利用できる英語 e-learning システムを活用し,全学的に学生の英語力を向上させるための効果的な方法を考察することである.正規の授業における英語指導だけでは学生の英語力を伸ばすことは困難である.絶対的な英語学習時間を増やす可能性の一つとして,授業外の e-learning を利用する方法が考えられる.英語力向上に必須とされる学習時間の確保を e-learning によって補えることは学生にとっては大きなメリットである.しかし e-learning には課題もある.教員や学生仲間とのかかわりが少なく,高い意欲や動機づけが養われていない限り e-learning の学習は継続が困難である.本研究では e-learning の問題点とその改善方法を検討し,大妻女子大学における英語教育発展の可能性を考察する.

  • 小治 健太郎
    2020 年 2020 巻 30 号 p. 570-574
    発行日: 2020/01/01
    公開日: 2020/10/10
    ジャーナル フリー

     これまでに女子大学生の身体的特徴,安静時代謝量,睡眠に関する実態調査は数多く行われているが,食習慣との関連性についての研究報告は多くない.本研究では内臓脂肪計を導入することで内臓脂肪面積を評価項目に入れた身体計測,また,呼気ガス分析装置を用いた精確な安静時代謝量の測定,ピッツバーグ睡眠調査票を用いた睡眠調査を実施し,食習慣との関連性について検討を行った.その結果,13種類の食品群の中で,「調味料類・香辛料類」が安静時代謝量と正の相関関係を示し,「豆類」が睡眠障害の指標のPSQI得点と負の相関関係を示した.今後,これら食品群をさらに詳細に分類し,どのような食品成分が効果を示しているかについて検討していく予定である.

  • ―自由の実践としてのヨガ―
    石川 千暁
    2020 年 2020 巻 30 号 p. 644-646
    発行日: 2020/01/01
    公開日: 2020/10/13
    ジャーナル フリー

     本稿は,学生の心身の双方に働きかけるようなフェミニスト教育の実践と理論構築を行うための予備的調査として,女子大学でのヨガ講座の開催とインドへの出張を行ったことを報告するものである.

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