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教師学研究
Online ISSN : 2424-1598
Print ISSN : 1349-7391
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巻号一覧
26 巻 (2023)
2 号 p. 21-
1 号 p. 1-
25 巻 (2022)
2 号 p. 53-
1 号 p. 1-
24 巻 (2021)
2 号 p. 39-
1 号 p. 1-
23 巻 (2020)
2 号 p. 31-
1 号 p. 1-
22 巻 (2019 - 2021)
2 号 p. 47-
1 号 p. 1-
21 巻 (2018)
2 号 p. 13-
1 号 p. 3-
20 巻 (2017)
2 号 p. 27-
1 号 p. 1-
19 巻 (2016)
18 巻 (2016)
17 巻 (2015)
16 巻 (2015)
15 巻 (2014)
14 巻 (2014)
2013 巻 (2013)
Special 号 p. 1-
13 巻 (2013)
12 巻 (2013)
11 巻 (2012)
2011 巻 (2011)
Special 号 p. 1-
10 巻 (2011)
7 巻 (2007)
5.6 巻 (2004)
4 巻 (2002)
18 巻
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教師と児童の“授業ルール”認識におけるズレの特徴
―「重要度」「優先度」「目的」に着目して―
児玉 佳一, 笹屋 孝允, 川島 哲
2016 年 18 巻 p. 1-11
発行日: 2016年
公開日: 2017/02/28
DOI
https://doi.org/10.20590/jaehd.18.0_1
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本研究は,都内公立小学校5年生1学級を対象に,教師と児童の“授業ルール”認識におけるズレの特徴について,「重要度」「優先度」「目的」の3点から検討した。「重要度」については授業ルールの重要度認識を測定する尺度,「優先度」については授業ルールが葛藤する場面を記述した場面想定課題,および「目的」については授業ルールの目的を尋ねる自由記述課題をそれぞれ実施した。その結果,「重要度」では,教師および児童とも授業ルールの重要度を高く認識していることが示された。一方で「優先度」および「目的」では,主に“友人を尊重するためのルール”と“秩序を維持するためのルール”においてズレが示された。これらの結果から,教師と児童の授業ルールの認識におけるズレは,児童が授業ルールを重要と認識していないために起きるのではなく,両者の優先する授業ルールや授業ルールの目的の理解が異なっているために起きることが示唆された。
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(587K)
高校国語科教師の教科内容観の実践化プロセス
―離島・山間部高校における学習者が抱える課題に寄り添う授業実践事例から―
丸山 範高
2016 年 18 巻 p. 13-21
発行日: 2016年
公開日: 2017/02/28
DOI
https://doi.org/10.20590/jaehd.18.0_13
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本研究では、4名の国語科教師たちの教科内容観が授業実践されるプロセスについて、教師間での共通性と教師ごとの固有性とを解明した。その特色は、離島および山間部高校における、学習者の抱える課題解消を見通した実践事例を取り上げた点にある。ナラティヴ・アプローチを研究方法とし、教師たちの語りを分析した。その結果、国語科教材文のことばを尊重した読みを通して、学習者の世界観の偏狭性を解消しようと志す点に教師間の共通性が見出された。他方で、学習者が抱える課題のうち、どの側面を重視するかによって、認識内容を重視する教師、あるいは、思考様式を重視する教師というように、各教師らしさの象徴としての教科内容観に差異が生じていた。本研究は、学習者が抱える課題を起点とした授業づくりに励む教師たちの、実践的思考の軌跡を描いた点に特徴がある。
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(453K)
医療教育における臨床推論を促進する「考えるOSCE-R」の開発
平山 朋子, 松下 佳代, 西村 敦
2016 年 18 巻 p. 23-33
発行日: 2016年
公開日: 2017/02/28
DOI
https://doi.org/10.20590/jaehd.18.0_23
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藍野大学医療保健学部理学療法学科では,2007年度より理学療法版の客観的臨床能力試験(OSCE)を作成し,これに,映像によるグループリフレクションを組み込んだ「OSCEリフレクション法(OSCE–Reflection Method:OSCE-R)」を開発・実施してきた。本研究の目的は,臨床推論を求めるOSCE-R ver.2(「考えるOSCE-R」)が学生の学びに与える影響について検討することである。理学療法学科の3年生77名を対象に新しい課題でOSCE-Rを行い,グループリフレクション前後のOSCE評価得点の比較,リフレクションシート分析,アンケート調査およびインタビュー調査を行った。その結果,OSCE-R ver.2では,臨床現場に近い状況の臨床推論が促され,それによって理学療法過程をたどりながら,深く思考することが可能になるということが確認された。
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(1377K)
小学校理科教育に求められる指導力と専門性を高めるための教職専門科目「理科」講義方法に関する実践研究
大前 暁政
2016 年 18 巻 p. 35-44
発行日: 2016年
公開日: 2017/02/28
DOI
https://doi.org/10.20590/jaehd.18.0_35
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教員養成課程の学生に,理科指導に関する実践的指導力を身につけるには,理科教育に関する理論と方法に加え,科学の専門的な知識や実験技能を修得させる必要がある。初めて理科の授業づくりについて学ぶ2回生に,これらの内容を習得させるには,理論を講義形式で伝えるだけでは不十分である。理論を伝えることに加えて,実際に大学教員が模範授業を行うことで,理科教育に関する理論と方法を体験的に学ばせることができ,さらに模範授業の中で実験を行わせることで実験技能にも習熟させることができる。また,理科授業を行う上で必要となる背景にある科学的な知識を教授することで,理科教科内容に関する知識の習得を促すことにつながる。
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