石油技術協会誌
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45 巻, 5 号
選択された号の論文の10件中1~10を表示しています
  • 平川 誠一
    1980 年 45 巻 5 号 p. 255-261
    発行日: 1980年
    公開日: 2008/03/27
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  • 松澤 明
    1980 年 45 巻 5 号 p. 262-266
    発行日: 1980年
    公開日: 2008/03/27
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  • 高安 泰助
    1980 年 45 巻 5 号 p. 267-269
    発行日: 1980年
    公開日: 2008/03/27
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    一般にある地域の地質層序を組み立てる場合,岩相の特徴によって区分する岩相層序区分と,地層中に含まれる化石や化石群集の特徴を一括して地層を区分する化石層序区分あるいは生物層序区分とがあり,さらに地質年代を知るために年代層序区分という方法もとり入れられている。以上3者の層序区分の組み合せによって地域ごとの層序が広域に対比されるようになる。
    秋田県内では,すでに1920年代に男鹿半島の新第三系の層序がまとめられ(外山四郎,1925),秋田油田の標準層序として近年まで踏襲されてきた。それと相前後して県内各地の油田図幅が刊行され,地層対比に大型化石の貝類や植物化石の共通種が用いられるようになった。1940年頃には貝類化石動物群による新第三系の地質年代論の基本的検討が大塚弥之助ほかによってなされ,生物層序区分への道も開かれた。
    1950年頃から大型化石とともに底生有孔虫化石層序が油田開発に登場し,油田堆積盆内の対比や堆積環境の解明に有効に利用されるようになった。1960年代後半からわが国の新生代の浮遊性有孔虫による化石層序の研究が急速に進展し,1970年代には浮遊性有孔虫とともに他の微化石,珪藻•放散虫•石灰質ナンノプランクトンや花粉•胞子などによる層序との組み合せによる綜合的な微化石層序が設定され,国際的な対比にまで作業が進められてきている。
    微化石は地層中に広く分布しており,個体数も多く,垂直的にも連続して取出せるという利点があるので,地層の区分にはきわめて精密な分帯も可能である。大型化石は微化石と違って世界的な共通種が少ないことと,堆積環境の差によって同一時代でも含まれる種類に差が現われることから,広域の対比には適用されていない現状である。しかし微化石の場合でも,標準層序の設定されている地中海沿岸と,わが国のような高緯度地域の北方型群集との連続的対比を行なうことに問題のあることは明らかである。とくに中新世中期以降では日本海の生成発達史と関連して,暖流系群集の優勢な表日本と寒流系群集の卓越する裏日本という地理的な群集の対立が認められるところでは,化石層序の適用もそれぞれ別個の基準を設ける必要があろう。
  • 三木 孝
    1980 年 45 巻 5 号 p. 270-275
    発行日: 1980年
    公開日: 2008/03/27
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    天草諸島のうちで特に下島の古第三紀層の続成変質の程度を,再整理した既存資料および新たに得られた資料に基づいて有機,無機の両面から検討し,合わせて堆積機構との関連性を考察した。
    本地域では上部白亜紀層堆積後,古第三紀層堆積前に著しい造構造運動があり,この運動によって形成された凹地が古第三紀層堆積盆地へと発展して行ったことが従来の研究で明らかにされている(MIKI, 1975)。しかもこの時期に生じた構造要素はその後古第三紀層の堆積中から堆積後にかけて断続的に活動したとみなされる(三木•鈴川,1980)。
    古第三紀層の岩石物性,有機熟成度,自生鉱物の続成度はいずれも,下島地域が地表に火成岩が露出していない地区においてさえ,きわめて著しい続成作用を蒙ったことを示しており,このような高続成変質は一義的には,下島地域が周辺地域に比べて埋没深度が大きかったことに起因するものと考えられる。既述のように,古第三紀層堆積中に断層運動があったと考えると,天草下島という一定範囲の地域がそのためにより深部へ埋没したということも容易に推察できる。
    下島北部への火成岩の貫入,北方への傾動に伴う南部地域での被覆層の薄化なども,続成変質度の上昇やその地域的変化に対して少なからぬ影響を与えたであろう。
  • 藤井 健
    1980 年 45 巻 5 号 p. 276-283
    発行日: 1980年
    公開日: 2008/03/27
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  • 林 輝巳
    1980 年 45 巻 5 号 p. 284-285
    発行日: 1980年
    公開日: 2008/03/27
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  • 山本 亮一
    1980 年 45 巻 5 号 p. 286-289
    発行日: 1980年
    公開日: 2008/03/27
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  • 中島 洋二
    1980 年 45 巻 5 号 p. 290-292
    発行日: 1980年
    公開日: 2008/03/27
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  • 鈴木 啓之, 中林 健一
    1980 年 45 巻 5 号 p. 293-301
    発行日: 1980年
    公開日: 2008/03/27
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    阿賀沖プラットフォームでは昭和54年5月より,坑井内の砂詰まりのため,またはワイヤーラインッールスが坑内に遺留されているため,採収できなくなった坑井に対してスナッビングユニットによる坑井サービスを実施しているので,その概要について述べる。
  • 鼠入 武夫
    1980 年 45 巻 5 号 p. 302-310
    発行日: 1980年
    公開日: 2008/03/27
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