アンダ戸カツトの發生を防がんとするには先づアソダーカツトとは如何%なるものか、如伺にして生じるかを明にすることが必要である。各種條件の下に於ける電弧熔着並に其の断面検査を行ひ充る結果,アンダーカツ卜は電弧により母材面上の掻き取られた部分が熔融金属によわ充分埋められなカつた場合に残る窪みであり、この難みの發生
を助長する数種の條件が明らかとなつた。一定の熔接棒を使用する場合には熔接電流と熔接速度とが最大なる影響を及ぼすが、此の他にも等閑視得ざる種々の條件があり熔接棒自身も亦大なる成因をなす。とれ等を實験的に指摘し考察した。
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