溶接学会誌
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21 巻, 8 号
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  • 不活性ガス・アーク熔接の場合の直流分
    安藤 弘平
    1952 年 21 巻 8 号 p. 197-202
    発行日: 1952年
    公開日: 2009/06/12
    ジャーナル フリー
    不活性ガス気中の交流電源によるアルミニゥムのアーク熔接,あるいは炭素電極と軟鋼板との間の大気中の交流アーク熔接の場合に起るアーク電圧の極性効果による電流の直流分について考察を加え,回路の抵抗と直流分との関係を数値計算によって示している.
  • 熔接速度および板厚と熔込量,熔込率,オーステナイト熔接金属の硬度ならびに組織等との関係
    岡田 実, 井川 博
    1952 年 21 巻 8 号 p. 202-212
    発行日: 1952年
    公開日: 2009/06/12
    ジャーナル フリー
    熔接電源として直流逆極性を採用し,かつ熔接電流値(125Amp)を一定として,心線中にかねり多量のMnを含有せる18-8不銹鋼熔接棒を用い,板厚およびC含有量の異なる四種のα系鋼板上に熔接速度を種々に変えてシングルビードを熔着し,既報と同じ方法によリオーステナイト熔接金属中えの母材の熔込量,熔込率等のいわゆる熔込諸量,オーステナイト熔接金属平均硬度,母材熱影響部最高硬度,顯微鏡組織等について実驗し,これらの関係を求めて考察を行った.実驗の結果を綜括すれば次のごとくである.すなわち熔接電流値一定の場合
    (1)板厚のいかんにかかわらず,熔接速度の増加に従いオーステナイト熔接金属量,熔込量ともに激少する.同樣に母材C含有量のいかんにかかわらず熔接速度の増加に従いオーステナイト熔接金属量,熔込量ともに減少する.なお上記いずれの場合ともオーステナイト熔接金属量は熔接速度3.3mm/sec附近まで急激に減少する.
    (2)熔込率は熔接速度3.3mm/sec附近までは急激に増加し,以後増加は緩漫である.この場合の熔込率は,板厚および栂材C含有量によって異なるも,熔接速度1.1mm/sec,板厚20mmの場合の約10%から熔接速度8.3mm/sec,板厚5mmの場合の約45%の範囲に変化する.
    (3)板厚小なるものの方がその大ねるものよりオーステナイト熔接金属量,熔込量は僅かながら大なる傾向が認められる.また母材C含有量の低いものの方がその高いものよリオーステナイト熔接金属量,熔込量は僅かながら小なる傾向が認められる.
    (4)オーステナイト熔接金属硬度は熔込率30%附近からやや急激に上昇の傾向を示している.しかし母材C含有量の高いものほどその傾向は小である.
    (5)母材熱影響部最高硬度は母材C含有量,板厚,熔接速度それぞれの増加に従い増加する.
  • 熔着鉄の機械的性質の代表位について
    横田 清義
    1952 年 21 巻 8 号 p. 212-222
    発行日: 1952年
    公開日: 2009/06/12
    ジャーナル フリー
    After statistical treatment of test results on all the specimens, representative values of tensile strength, elongation and shock of commercial electrodes have been found. First, possible application of law of large numbers was examined by establishment of an equation for frequency probability curve. It was confirmed that, with a wide range of variance elongation values are delicately subject to the state of deposit metal ; and that among those tested. Class A core wire is found, to be highly sensitive to flux with a tendency to produce inferior results to Class B if the flux composition does not match.
  • (第2部 材質関係)
    岡田 実
    1952 年 21 巻 8 号 p. 222-227
    発行日: 1952年
    公開日: 2009/06/12
    ジャーナル フリー
  • 1952 年 21 巻 8 号 p. 233-234
    発行日: 1952年
    公開日: 2009/06/12
    ジャーナル フリー
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